日本の憲法では"公共の福祉"に反しない限り、私権や自由を制限・禁止する事は許されません。仮にそのような法律作ったとしても、憲法違反で無効になります。
だから政府も政治家も、〇〇業は新型コロナ感染防止のため営業禁止と言えません。"強く自粛を要請"としか言えないのです。ちなみに、"公共の福祉に反する"を使った場合、補償を要するのは"施設の接収"だけで、営業禁止に対する補償はありません。
"新型コロナクラスター対策専門家"さんのツイッターからパワポイメージを勝手に拝借いたしました。イメージ以外は私が勝手に書いてます。
新型コロナウイルス(武漢肺炎)の感染者は、軽症どころか自覚症状も発熱も無い段階でもスプレッダー(他人に感染させる人)になりえます。それは今の貴方かもしれませんし、貴方が最も信頼したい人かもしれませんが、ウイルスは人を選びません。
【会食・宴会自粛】

相手がだれであろうと、短時間であろうと、飲んでるだけであろうと不可です。
マスクしてメシ食えませんから、極めて危険です。ですから、二人以上で飲食店に行くこと自体、暴挙であり愚行です。一人でカウンターに座ったとしても、前に店員が居たら同じ事です。
【スポーツ施設利用自粛】

着替えないで出来るスポーツって思いつきません。大人はモチロン、子供でも今時表で着替えませんから、いかなるスポーツ施設も利用出来ません。マスクしたまま着替えられる器用な人か、着替えの間は息止めていられる超人なら、可能カモしれませんが。
スーパー銭湯や温泉の脱衣室も、似たようなものです。
【接近する人数*時間の最少化】

目安ってのは、"それで感染したとする証拠がある"事例です。接触は物理的にタッチではなく接近です。8割は必達目標ですが、達成できない職務であっても、一人でも少なく、少しでも遠く、少しでも短くしなければなりません。双方がマスクをし、可能な限り小さな声で、簡潔な会話にする努力も重要です。
【人との接近回避】

2mってのは無風ならこの距離で飛沫の大部分が落ちるからです。相手が咳したらもっと飛びますし、本質は距離ではなく落下時間なので、風向きや相対速度(走ってるとかチャリ)によって、飛沫が落ちるのに必要な距離は伸びます。
だから2mは"少なくとも"です。
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誰でも簡単にできる事です。今一般人が出来ることは、これらに加え手洗いや消毒の励行、そしてマスク等の着用ぐらいです。
「〇〇だからしょうがない」なんで言い訳、ウイルスは聞きません。自然災害であり前代未聞の緊急事態に、必死の対応している政府・政治家・自治体を批判しても何一つ事態は改善しません。文句言う前に全員が行動変えない限り、何年も緊急事態が解除出来ません。
片付かない場合、"公共の福祉に反する"という憲法に最終手段として用意されている文言、これを根拠とした厳しい法律作らざるを得なくなります。
でわ。
Posted at 2020/04/18 23:47:49 | |
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