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2023年04月23日 イイね!

中古純正オルタネーターの整備と取り付け

中古純正オルタネーターの整備と取り付けこんばんはHTです。


今回は、前回ブログの最後に書いたオルタの件です。超毎度ながら、くろやん氏のもとに向かいます!


こちらも毎度の道中の足柄SA。何ともない澄ました雰囲気で駐車していますが、

高速道路を走行中の車内の電圧計は、レットゾーンに入ったり戻ったり、怪しい数値をふらふら。

ちなみにチャージランプの球をLEDに変えてから、15Vを超えるとチャージランプも光るようになりました。警告してくれている…⁉︎

HT的には見慣れた針の振れ方なので気にして無かったのですが、問題だったんですね。。無知とは恐ろしい😑


さて今回の主役はこちらの430セドリックのオルタ。

この中古品を分解整備して、その辺のリビルトオルタを超える性能(信頼性)を目指していきます。

というわけで早速分解...

手際よくあっという間にバラバラになっていきます。

まずはこちらの回転する側の整備です。

ベアリングは交換のため外しましたが、外したベアリングのうち、小さい方の状態は良くなかったです。カラカラ言っていました。変えて正解。

スリップリングについては比較的状態が良かったので、軽く磨いて掃除するのみ。結構状態のよい、当たりオルタのようです。

あとは全般に絶縁の薬品を塗り塗り...細かいところまで抜かりなしです。

そしてプーリーのサビ掃除。

ワイヤーブラシ等で擦りました。見た目は汚いけど、触ってガサガサする感じは無くなったのでヨシ。

回転する側はとりあえずここで保留。


そして次は回転しない側の整備です。

子曰く、この辺↑の作りが古いオルタ独特なんだそうです。

こちらはブラシとレギュレータを交換するはずでしたが、ブラシが欠品中なので今回は見送り。レギュレータのみ新品交換していきます。

あちこちハンダを溶かして、レギュレータを取り外し、交換していきます。

左が純正新品、右が元々付いていたものです。

サクサクと交換〜。


そして再び回転する側に戻り、先程塗布した薬品が乾いた後に新品ベアリングを圧入して、

その他部品を元の状態に組み付けて、

ようやく完成!!!

…といっても組み立ててしまうとわからんですね。しかし中身はバッチリ(…!?)


それではようやく交換作業。元の怪しいオルタネーターとはこれでおさらばです。

ガサゴソ…

装着完了です。

くろやん氏手持ちの+端子キャップも付けてもらって、おしゃれになりました。

更にタコメーターのタコ踊り現象への対策として、オルタとコイルにコンデンサーも取り付けてもらいまして、ノイズ対策も抜かりなしです。

これにて処置完了。

今回は珍しく何のトラブルも無く作業を終えられたなと思ったのですが、そうはこのHT号がおろさない👿…


始動してみると…発電はするものの、チャージランプが点きっぱなしになる現象に見舞われました。

これは、車体側の配線と、今回取り付けたオルタの...何ていうのでしょうか、仕組みが異なるためであるそうでした。

オルタにも色々世代があり、同じL型用と言っても、必ずしもポン付けというわけにはいかないそうです。勉強になりますねぇ。

そんなたのしい話をお部屋で聞きつつ、今回の事象に対応するための回路を考案し、

これまた手持ち在庫部品を組み合わせて、

対策品が完成。チャージランプのリレー回路だそうです。

擬似的にこのオルタの搭載されていた車の回路を再現しているとのことです。

これを車体の余っていた穴に取り付けまして、元々そこにあったかのような佇まいになりました。いいですねぇ。



そして今度こそ大丈夫でしょう、ということでテストランに繰り出したところ…

チャージランプは無事消えたものの、今度は電圧が無限に上がる状態であることに気が付きました。

なにゆえ/(^o^)\…?

再度オルタネーターを取り外し、怪しいところを1つ1つ確認していきます。

色々勘繰った結局、交換したはずのレギュレータが最も怪しく、、苦渋の選択ながら、元々付いていた古いレギュレータ(右側)に戻すことにしました。

純正新品が壊れているのは考えにくいけど...と、半信半疑・しぶしぶバラしていきます。

とりあえず旧レギュレータに戻し、再度オルタを車体に組付けます。


オルタを組み付け完了後、最後の締めにバッテリー端子を繋いだところ、、今度は、バチッ!!と謎のショートが発生してしまいました。

今度は何/(^o^)\

やはりこの車には電気の悪魔が宿っているに違いない。悪魔のZならぬ悪魔のハコスカ👿


まぁ原因はオルタとしか考えられませんので、再度取り外して分解調査。

調査の結果、これはちょっとしたオルタ内部の組み付け不具合が原因でした。

原因がわかり対策をしたところで、再度車体に組付け、3度目の正直ということでトライへ…。


さーて結果は…今度こそ成功!!

素晴らしい…どんなにエンジンを回しても、ライトを点けても、電圧は14Vくらいでピタっと安定しています。そんなことがあるなんて…超すごいです。

その上、タコメーターのタコ踊りまで直っていました。指し示す数値の真偽はさておき、暴れないということ自体が素晴らしい。。

両サイドを最新鋭の車に挟まれて肩身が狭いながら、色々テストした結果okそうでした。

長い長い長い発電問題に、ようやく終止符を打つことができました。






…と思いきや、、帰路に着こうとエンジンをかけたところ、ベルト鳴きが発生。どうやらベルトの張りが足らなかったみたいです。

(今まで一度も鳴いたこと無かったのに…⁉︎)

最後まで手の掛かる車だな、と笑って解散したのですが、

その後一人での帰路、

耳を澄ますとエンジンルームから微妙な異音…聞いたことないタイプの音がします。

音の出る条件や原因など色々考えながら走っているうちに、高速インターに着いてしまったものの、どうにも怪しく…料金所入ってすぐの道路公団の敷地に緊急停車。

ボンネットを開けてみると、ゴムの焦げた様な香りが…

なんだなんだ??と携帯ライトを頼りに探ったところ、なんとベルトを掛ける位置を間違えていました/(^o^)\

ベルトがクーラー用のプーリーに掛かっていて、斜め掛け状態になっていました。

ここはHTが自分でやったところ!う~ん!

しかしこの日は何回もオルタ付け外しをやっていましたので、自分でその場で組み直すことが出来ました。万事休す!


とまぁ最初から最後までハプニング続きでしたが、その後は快調。気のせいかもしれないけど、エンジンも綺麗に回るようになった気もします。

これにて電圧問題はいったん解決です!
Posted at 2023/04/25 05:55:44 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマ

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