こんにちは。
ハコスカ氏、無事車検からは帰還しました。
地味に懸案であった光量ですが、以前
オルタを交換した影響か、
何の問題もなく、一発クリアとのことでした。
めでたしめでたしです。
ということで、修理に専念できるようになりましたので、
最初は逆さまに装着されている燃料ポンプから。
若干苦戦しつつ取り外し、、
上下ひっくり返し、正方向に戻せばいいのかなと考えていましたが、
元々のボルト山が死んでいて、
再取付不可能という "古い車あるある" な事態もあり、
結局こうなりました。横向き!
取り付けは、元々着いていた謎の後付けブラケットを活かしたのでした。
そして横は横でも、この向きであること(INとOUTの関係)が重要とのこと。
おまけですが、取り外したポンプを、現在のニスモポンプと比べてみました。
ニスモは(株)ユーシン製、HT号のは自動車機器(株)製
ただし見た目、刻印や使っているフォント等々含め殆ど同じです。
会社の統廃合や事業譲渡の紆余曲折を経て、今はユーシンなのでしょうが、
実際の製造元たるTier-2サプライヤーは変わらずという感じでしょうかね。
さてお次はキャブ。
今回はまず、前回3番だけ変えたアウターベンチュリを他も変えていきます。
しかしどれもこれも、外すこと自体に四苦八苦。
インナーベンチュリが歪んでいて? 引っかかっているのが原因でしたが、
頑張って5個とも作業を完了させました。
そして組みつけ、今度はエンジンのコンプレッションの確認
1番:800 2番:790 3番:660
4番:810 5番:860 6番:860
(単位:Kpa)
という数字だけ見てもHTはわからないのですが、、
全体的に低いっぽく、特に3番が異常値?
バルブに煤でも積もって噛んでいるんでしょうかね。
そう思ったのは、外したプラグを見てのこと。
6気筒とも、真っ黒ってレベルじゃねぇぞという黒さです。
買って以来ずっとこの感じなので、HT的には諦めの境地で最早何とも思わなかったわけですが、
初めて見た友人氏は大変驚いていました。
そしてその後は実走チェック
AF計を取り付けたのが、圧縮の低い3番であるのは気になるところですが、
まずはメイン系統
M/J:160→150 AF計 12.5~14.2
A/J:220→225 AF計 12.5~14.5
幅があるのは、全開で薄く、中開度で濃いため。
I/Vを、前回変えた4.5から3.5に戻して均すのはありかもしれません。
お次はアイドル系統
I/J:60-F8⇒50-F8 AF計17~19
これじゃ薄すぎるということで
I/J:50-F8⇒55-F8 AF計12.5~13.5
今度は少しだけ濃くなったので、
I/J:55-F8⇒55-F11 AF計15〜16
今度は少しだけ薄くなったので…
I/J:55-F11⇒60-F11 AF計13.5~14.9
まぁこんなもんかな? という感じです。
ようやくセッティングらしいことを出来て嬉しい限りです!
まとめると、現在の3番はこんな状態
[O/V] 38 (6気筒共)
[I/V] 4.5
[E/T] F2
[M/J] 160→150
[I/J] 60-F8→60-F11
[A/J] 220→225
3番のセッティングはもちろん良いのですが、
それ以上に、アウターベンチュリを6気筒とも大径化したことで、
どのアクセル開域でも、とりあえずエンジンが回ってくれるようになりました。
今までは、ある特定の開域でしか走れなかったのに、劇的な変化です。
終わった後はアイス。
うまい!
以上、季節外れに暖かい土曜日の出来事でしたとさ。
つづく。
Posted at 2019/11/17 09:08:37 | |
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