シャ乱Qの1996年のヒット曲で、フジテレビ系木曜劇場「Age35~恋しくて~」主題歌の「いいわけ」の歌詞ではないけど、そう考えさせられる事件が起きました。
先週、東京・西新宿のタワーマンションで、51歳の男が、25歳の女性をメッタ刺しにして殺害して逮捕された事件。
一部報道では、被害者の女性がガールズバーを経営していて、そこの客として来ていた容疑者となる51歳男性との間で金銭トラブルがあったとされ、その後容疑者が被害者に対するストーキング行為で過去に逮捕されたり、容疑者が中古車市場でプレミアものの価格が付くとも言われているホンダのスーパースポーツカー・NSX type Rとバブル期に限定生産されて高値で取引されて「国宝級の至宝」とも言われるオートバイのホンダ・NRを売却したり、消費者金融とかからも含めての多額の借金をして、女性のガールズバー経営資金を出したりするなどの報道もあり、そうした経緯の中で起きた事件だったそうです。
一部SNS(特にX)では、容疑者の男に対しての同情Postが多く出てて、某自動車関係の経営者がこの件に関して容疑者がNSXとNRを売却した件を引き合いに出して、容疑者を擁護すると捉えられかねない内容のPostしたところ大炎上するなど、色んなところで余波が出てます。
この報道を観て、感じたこと。
私も独身で、結婚とか若い女性には縁もゆかりもないし、クルマが好きなオッサンだけども、大切なクルマ、ましてや思い入れのあるモノ、これまで築き上げてきた生活とか仕事、ステータスを手放してまで、若い女性と結婚しようとか思わないし、この被害者と容疑者との間でどんなトラブルがあったかは判らないけど、仮に騙されたとしても、復讐のために殺人とかは絶対やっちゃダメだと思うんです。
フツーに考えて、自分の娘ほどの若い女の子が、冴えないオッサンに見向きするのかって話です。
余程の金持ち、それこそホリエモンのような起業家みたく地元のFM局の経営にも乗り出してるとか、地元の名士として県議会議員とか国会議員してて、家業で多角的に経営しててもの凄く儲けがあるとか、地元の大地主で不動産と株で飯を食ってるとか、どこぞの大企業の大株主とか、一部上場企業もしくは外資系企業に勤めてて役職待遇で年収も大谷くんほどではないにせよまあまあ高いとか、高級外車やスーパースポーツカーやレンジローバーを持ってるよとか、ある意味で「凡人にはない何か」がある人でない限り厳しいです。
被害者の女の子は、所謂「夜の世界」で生きてきた女性だそうで、「仕事」としてガールズバーで働いてた訳で、言葉はアレだけど如何に客にお酒を呑ませて夢観させて気持ちよくさせてお金を自分のお店に落として貰ってナンボの世界で働いてた訳です。何故ならこれが彼ら彼女らの「仕事」だから。そうした意味では、遊び慣れた客もその辺のところは織り込み済みな訳です。「暗黙の了解」とも言いましょうか。私の知り合いとか幼なじみも夜の店をやってる子が数人居るけど、中々凄いですよね。
個人的には、ある意味「割り切る事」も大事かなと。その上で遊んで、深入りしすぎないようにするか。そこに尽きると思います。
よく、キャバクラとか風俗とかギャンブルに入れあげて、身を持ち崩す人の話は聴くけど、のめり込みすぎてそれこそ身を持ち崩す結果にならないようにせねばと気を引き締めて、緊張感を持って頑張って生きていかねばと再確認しました。
そうした意味では、容疑者の男には仮に騙されたとしてもあまり同情することはできないし、経緯は兎も角として殺人を犯している以上擁護する余地は1ミクロンもないと思います。
それよりも仕事とか好きな事を大切にして生きていく手段は沢山あるのにとも言いたくなりました。
色んな事を考えさせられる事件でしたね。
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Posted at
2024/05/12 11:22:16