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ＢＭＷ Ｘ５(E53)のエクスパンションタンクからの冷却水漏れですが、自分で修理しました。部品もＯＥＭ製品使ったし工賃もいらないし、けっこう経費削減できました。約１万円で修理完了です。ディーラーだったらどうかな?３・４万はかかりそうですね。
タンク内のクーラント(ＬＬＣ)を補給する必要があるので、その分を事前に準備してください。
まぁ、最悪水のみ補給でも行けますが・・・

壊れたエクスパンションタンクを外す必要があります。
タンクにはホースが３箇所、センサーが１箇所接続されているのでこれを外します。

上部の２箇所にクーラントが流れている細いホースが接続されています。


底部にはクーラントが流れている少し大きいホースが１箇所接続(黄色い部分)されているのと、タンク内の冷却水のレベルセンサーが１箇所(青いのがダミーセンサー)接続されています。


ホースには、針金のロックピンが付いているので、上に引っ張ってロックを外します。これがロックが外れている状態。


ロック解除したら、引っ張ってホースを外します。


ちなみに、これが引っ張ってロックが解除された状態。


これが、クリップを押し下げでロックされた状態。クリップが出てきて抜けなくなります。


タンク底部のホース。これも同じようにクリップを使ったロックがあるので同様に外します。この時に事前にタンク内のクーラントを抜いておかないと、タンクからクーラントが漏れてきます。私はもうそのまま下に流れてしまいました(^^ゞ。


タンク自体は上部のボルト２本で止まっているので、それを外して少しうえに持ち上げると、下のクーラントレベルセンサーの接続が見えるので、これを外します。
レベルセンサーはタンクに差し込んで右に回すと装着、左に回すと外すことが出来ます。


これがクーラントのレベルセンサーですね。


後はタンクを引っ張りだして、新しいタンクを入れて逆の作業でセンサー、ホース類を取り付けていけば装着完了です。


新しいタンクには、クーラントが入ってないので補充します。
Ｘ５のクーラントのレベルは゜、赤い棒の下の丸い部分が注ぎ口と同じ高さになるのようにします。


この前入れた、ワコーズのクーラントは全部使っていたので、近くのホームセンターで定番のホルツのクーラントを補充です。


クーラントを希釈するには軟水がいいので、バッテリーの補充に使う精製水を贅沢に使用しました。

エクスパンションタンク(サブタンク、リザーバータンク)交換は、意外と簡単にできます。
大事なことは、確実にホースやセンサーを接続し、そして試走して漏れがないか確認すること。
これが出来れば、非常に簡単で、３０分程度の作業で終わりです。定番の故障みたいなので、永く乗り続けたい方覚えておいて損はしませんよ。

エクスパンションタンクからの冷却水漏れですが、部品が届きました。ネットで探して、注文後約3日で来ました。便利ですね。

ＢＭＷ Ｘ５(E５３)の4.4後期型用で、送料込み約9千円です。純正パーツがいいのですが、値段が高いので社外部品にしました。
社外部品も幾つかメーカーが有るなか、ドイツのBEHR/Hella社製です。BEHR/Hella社は純正パーツを作っているので、性能は純正パーツに劣らないはずです。OEM部品と言うやつですね。
見た目は、BMWのマークと純正品番のシリアルが無い代わりに、BEHR/Hellaのシールが付いているのが明確に違うのですが、それ以外の違いは分かりません(^^ゞ。