さて週末(2/17)のお話。
ナビの交換やら1ヶ月点検やらのメンテ期間が終わり、低燃費解禁です。
どこへ行こうかと考えていると、天気予報は日本海側各県は雨や雪。
これじゃあ面白くないので、目的地は南方面にすることに。
山梨や静岡は行っていたので、残るルートは岐阜方面。
となれば、各務原辺りが面白そうなところ。
まて、各務原というと、我らがエコから首謀者けだまさんの生息域に近い当たりだったはず。
となれば呼ぶしかない。
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trrr・・・
けだま「こちらエコから総本部・けだまおやじ」
sinano「エコから中部方面軍・スバル小隊のsinanoです」
けだま「おお、久しいな。して、イカな用件かな?」
sinano「今度岐阜総本部・各務原航空要塞にお邪魔する機会がありまして。日曜日なのですが、けだまさんもご一緒にいかがかな、と」
けだま「各務原か、おもしろそうだ。よろしい。うちのカミ様に許可を申請しておこう」
sinano「はっ、ありがとうございます」
けだま「そうだ、私にいい考えがある。岐阜総本部近辺には、他にも隊員が居住している。彼らに声を掛けてみみてはどうかな?」
sinano「そうだったのですか、それは知りませんでした。近場なら呼んでみても面白いかもしれませんね」
けだま「スカイラインやインサイト辺り来るやもしれんな。彼らはオフ会マイスターだ」
sinano「確かに。では情報の回覧をお願いできますか? 自分は他のメンバーの連絡先知らないもので・・・」
けだま「かまわん。それも総本部の仕事だ、任せたまえ」
sinano「お願いいたします。では、現地でお会いしましょう」
けだま「うむ。楽しみに待っているぞ」
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*実際のやり取りよりも、大幅に脚色・変更されています。
そんな訳で、行ってまいりました各務原。
深夜3時。
sinano「やぁ、玲」
玲「おはようございます、マスター。まだこんばんは、でしょうか」
sinano「仮眠してたからな。おはようございます、で合ってる」
玲「そうですか。それで、この時間に起きてきたということはお出かけですね」
sinano「ウッキウキじゃないか」
玲「それはそうですよ。メンテ期間が終わって、ナビやリモコンなど、走るための装備を追加していただきましたし、ようやく低燃費を解禁して記録を録りに行ってくれるのでしょう?」
sinano「ああ。その通りだ」
玲「今回はどこに連れて行ってくれるのですか?」
sinano「ホントは新潟方面行きたかったが、雪なんでな。目的地は岐阜だ」
玲「あら、では木曽路ですね。私はまだ走ったことないので楽しみです」
sinano「お楽しみはそれだけじゃないぞ。目的地はかかみがはら航空宇宙博物館。そしてスペシャルゲストにけだまさんだ」
玲「わ、首謀者。春のオフ会の前にお会いできるんですね。それに航空宇宙博物館ですか。私の遠縁の仲間たちにも会えるなんて、楽しみです」
sinano「各務原といえば、けだまさんの生息圏付近なんでな。声かけたら快く応じてくれたんだ」
玲「突然のお誘いなのに、感謝ですね」
sinano「それに、玲はスバル出生だもんな。航空機は遠い親戚なわけだ。一度合わせてやりたくてな」
玲「ですね。どんな機体に会えるんでしょうか」
sinano「それは行ってのお楽しみ。さて、そろそろ出発するぞ。エンジンスタンバイ」
玲「Roger that」
sinano「コンビニでひと休憩っと」
玲「お疲れ様でした、マスター」
sinano「玲は何飲む?」
玲「ハイオクガソリン!」
sinano「そういうメタい発言禁止」
玲「え~。・・・では、ミルクティーでお願いします」
sinano「りょーかい」
sinano「こんにちは、お久しぶりです」
玲「はじめまして、玲です」
けだま「これはどうも、はじめまして。エコから主催者のけだまおやじです」
ソリオ「私はソリオ。名前はまだ無い」
玲「あら、ソリオって名前じゃないのですか?」
ソリオ「それはダンゴムシやダルメシアンと言ってるようなもの。君の『玲』というパーソナルネームとは違うよ」
sinano「おまえら例えww」
sinano「あれ、また来た」
玲「マスター、今日はけだまさんくらいしか居ないはずだったのでは?」
sinano「だよなぁ。そりゃ俺も知りたい」
玲「えっと、集まってくれたのは、けだまさん・くまとっどさん・SK3014さん、ブロ排おじさん、sorioRRさんですね」
sinano「俺達含めて6組。こりゃ驚いた」
けだま「( ̄ー ̄) ドヤッ!」
sinano「つーか思うんだけどさ」
玲「何ですか、マスター」
sinano「この並び順よ。おもしれー位段々と背が低くなるよな」
玲「確かにw」
sinano「到着が最高のタイミングだったわけだ。しかし、SKさんのスカイラインはやっぱ低いよなぁ」
玲「でもマスター、スカイラインは車高調入れているのでしょう。オリジナルより低いのでは?」
sinano「たぶん、そうだろうな。でも、そこまで低いといろいろ困る。玲はフロントオーバーハングが長い上にアンダースポイラーあるから、ただでさえアプローチアングル気を使わなきゃいけない。車高を落とす勇気はないよ」
玲「前がSUVだったことが拍車をかけていますよね」
sinano「まあ今の車高なら余程問題ない。見切りいいから運転もしやすいし、ホント良いクルマだよ玲は」
玲「えへへ///」
sinano「さて、中入るぞ」
玲「あの、マスター。私、車なんで中に行けないんですけど」
sinano「こういうお話に野暮なことは言わないの」
玲「そうですか」
sinano「特別展示だって」
玲「旧陸軍の三式戦闘機飛燕ですね。液冷エンジン搭載のおかげでスマートです」
sinano「当時の日本では、不慣れな液冷ゆえに、故障が頻発。有効活用できなかった機体だな」
玲「機体自体は悪くなかったそうですね。舵の効きが良く、降下速制限が高い。格闘戦で有利だったとか」
sinano「うん。でも、エンジンがどうしようもないから一般的な空冷エンジンに換装して再設計したのが五式戦闘機。基礎工業力の違いはいかんともしがたいなぁ。今でこそ、これだけの工業力を持つ国だけど」
玲「そうですね。そういう意味でも、その時代を物語る貴重な資料なんだと思います」
sinano「ヒャッハー、スリーサーフィス機! 垂直カナードhshs(*´Д`)=з」
玲「・・・マスターも好きですよね」
sinano「高機動型制空戦闘機大好きだからな!」
玲「いや、F-1(T-2)は支援戦闘機じゃないですか」
sinano「CCV実験機だからな。いかにも後付感のあるカナードが良いんだよ。本命は三次元TVCにカナード付きのフランカー(Su-37)だけど」
玲「そうですか」
玲「そういえば、隣に原型のT-2が置いてあるのが良い対比になっていますよね。こちらはブルーインパルス仕様の青塗装で、T-2CCVは飛行開発実験団の赤塗装」
sinano「それな。どちらもカッコイイ」
玲「私が白なので、
青白
赤!」
sinano「フランス国旗じゃねーかw」
sinano「腹減った」
玲「もうご飯の時間過ぎてますね。何食べますか?」
sinano「気になっちゃったんでこれ注文してみた」
玲「ラーメンと・・・ゼリー?」
sinano「『ふわふわ雲のソーダゼリー』だって」
玲「ふふっ、こういう色って、いかにも健康に悪そうですけど、なぜかおいしそうに見えるんですよねw」
*あんまり甘くなかったです
sinano「さて、そろそろ帰るぞ。明日朝までに帰りつけなくなる」
玲「明日朝って、どこ通って帰るつもりですか?」
sinano「静岡」
玲「へ?」
sinano「だから、静岡。小牧から高速乗って、新清水まで。そこからは富士川沿いのいつものルートだ」
玲「それ、本気で言ってます?」
sinano「もちろんだ」
玲「いやまあそれならお付き合いしますけど・・・どうなっても知りませんよ」
sinano「燃費を出すためだ。素直に木曽高速で帰ったら距離が足りない」
玲「そりゃそうですけど」
sinano「晩御飯」
玲「浜松餃子ですね」
sinano「宇都宮に並ぶ餃子消費地だからな」
玲「そういえば、ここの餃子にはなんでもやしが付いてるのですか?」
sinano「そういえばなんでだろ」
玲「教えて天の声~」
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浜松餃子に添えられるもやしは、実は石松が発祥。
外食が数少ない贅沢であった時代に、見た目も味のうちと、お客様のために初代店主が試行錯誤を繰り返して辿り着いたのが「もやし」でした。
石松のたれが、餃子にももやしにもよく合う秘密は、餃子とたれが先にあったから。元祖ならではの味わいをお楽しみ下さい。
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以上、石松HPより引用
sinano「要するに、少しでも安く見栄え良くってところかな」
玲「ですね。確かに、たれによく合っておいしいですmgmg」
玲「ITSスポット?」
sinano「ETC2.0というか、ナビの機能の一つだよ。このスポットに通信機器が置かれてて、ナビで情報検索したり、道路状況や写真とかのデータを受信したり、インターネットに接続したりできるって」
玲「なるほど。道の駅やサービスエリアと相性の良さそうな機能ですね。ちょうどここがそのスポットと」
sinano「まあ、飯食いに寄っただけだし、今回はその機能使うことないんだけどね。なんとなく空いてたから停めてみたw」
玲「ですか。渋滞や事故情報が無ければいいですね」
sinano「ねんむい」
玲「そりゃそうですよ。もう日付超えてしまったのですから」
sinano「失敗したかなぁ・・・」
玲「もうちょっとですから、頑張ってください。はい、イカ」
sinano「mgmg。これが一番眠気には効くな。でも、腹に溜まるからトイレ行きたくなる・・・」
sinano「着いたー」
玲「お疲れ様でした」
sinano「いやはや、調子良いとは思ったが、ここまで燃費伸びるとは思わなんだぞ、玲ちゃんや」
玲「はい、頑張っちゃいました♪」
sinano「やっぱハイギアードなんだろうな。70とか、ちょっと速度上げ気味で調子いい感じだったが」
玲「その分、加速に難ありですね。いや、走れますけど、極端に燃費が悪化しますから」
sinano「そうだな。その辺分かったのは良いテスト結果だった」
玲「どんなもんです!」
sinano「良くやってくれた、ありがとう。これでけだまさんに胸張って報告できるよ」
玲「いえいえ、マスターが運転してくれたからですよ。それはさておき、もう2時です。まずは寝ましょう。明日に響きますよ」
sinano「ああ。正直もう限界。それじゃ、お休み、玲」
玲「おやすみなさい、マスター」
燃費メモ
2/18 547.8km 42689km ENEOSハイオク @151円 32.71L
⇒16.75km/L
対カタログ燃費達成率:126.9%(13.2km/L)
翌日
sinano「よ」
玲「あ、おかえりなさいマスター。なんだか楽しそうですね」
sinano「いい記録出ると気分良いじゃん」
玲「それは分かります。昨日の記録は、私としても自慢の記録ですから」
sinano「つーわけで、こんなの作ってみた」
玲「JALのパクリですかw」
sinano「流用とか引用と言え」
玲「しかし、盛大に煽りますねw」
sinano「成績優良者の特権さ。けだまさんには強く出れるからな」
玲「確かに、成績には大きな壁がありますけど」
sinano「ホントはネコさんとかタヌキさんを煽ってみようかと思ったが、止めといた」
玲「あら、なぜですか?」
sinano「今の俺達じゃ、ハンデ無しのタヌキさんには勝てないからな。ネコさんとはいい勝負で来てるとは思うが、それで負けてみろ。めっちゃカッコ悪いだろ」
玲「www」
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《登場人物》
○sinano
エコから杯最年少参加者。平成っ子。
ターボ流低燃費マイスター(♂)
軍事知識に造詣が深い。
○玲
sinanoさんの愛車。スバル・レヴォーグ(♀)
ちょっと天然で、たまにネタに走る系クールビューティー。
○けだまおやじ
エコから杯総本部総司令官。
口癖は、「私にいい考えがある」
近年の参加車の暴走ぶりに頭を悩める苦労人。
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という訳で、思い付きから始まったプチオフは、大いに濃い内容で終わったのであった。
続く(?)