ラリーカーとか、SGTマシンのコックピットを見ていて、出来たらいいなぁ〜と妄想していたことを、具現化するべく挑戦してみました。
何を妄想していたか……

これなんです……パワーウインドスイッチです。
一見すると、使いやすいようにみえますが……

これが結構使いにくい……人差し指で操作しようとすると、写真の様に手のひらを上に返しての操作になり……

親指で操作しようとすると、写真の様にスイッチ全体に手を掛けないと操作できないので、どちらもとっさの時にブラインドタッチという訳にはいかず、23年間乗り続けていて唯一今だにしっくりこないでいました。
で……先日SGTレースを観戦に行って、GTマシンのコックピットを観察していたら……
ひらめきました。!(◎_◎;)
で、、倉庫のジャンクパーツをあさって使えそうなパーツを集めて、ノーマルパーツのジャンク扱いの安いのを、ヤフオクで560円でポチり、amazonでトグルスイッチをポチって、妄想の具現化を実行です。

パワーウインドスイッチパネルに箱を付けて、それにトグルスイッチを付けることにしました。
先ずは、トグルスイッチ用の箱の製作です。

以前使ったパーツに箱状の物があったので、それを利用します。
ただ、トグルスイッチを付けるにはスペースが足りない感じでしたので、箱の大型化から始めました。

元となる箱に、板を貼り付けて大きくしました。

スイッチパネルが。面取りした丸みを帯びた形なので、取り付けた時に違和感が出ないように製作した箱も面取りをしました。

スイッチパネルのスイッチ部分を切り取り、そこへ製作した箱を埋め込みます。

こんな感じに埋め込み固定です。
固定には、J•B WELDの4時間硬化型接着剤と10分で硬化する接着パテを使用して固定しました。

接着剤だけだと固定が弱いので、レジンを裏に流し込んで裏打ちをして固定を強固な物にしてます。

次にパネルと一体感を出すためにパテ盛りして、ひたすら削り出し!
ここまでは、休日だけでは出来ないと思い仕事から帰ってきてから、毎日1~2時間作業して休日に完成出来るように作業を進めてました。(;^_^A
下地処理の仕上げに、サフェーサーを吹いて完了!
こいつに、トグルスイッチの位置を決めて穴を開けて、仮固定してバランスの確認。

うん、イメージ通りにできてきました。
確認できたので、塗装です。

塗装には、塗膜の強さに期待してホイールカラーの艶消し黒にて塗装しました。
これで、スイッチパネルの準備は完了です。
次は、スイッチの配線です。
直接パワーウインドモーターを作動させる配線もあるかと思いましたが、スイッチ基盤に配線してパワーウインドモーター保護の制御が効くようにしました。

スイッチ基盤のスイッチ部分をバラして、その接点にハンダ付けにて配線していきました。

配線した線にトグルスイッチを取り付けです、因みに使用したトグルスイッチは、双極双投のno-off-onタイプを使用です。
慣れないハンダ付け作業で、かなりイライラしながらの作業になりました。
失敗を繰り返しながら、3時間かかってやっとできました。(^◇^;)
パネルの完了です。

配線を納めるスペースが足りませんでしたが、まぁ裏目で隠れるとこなので、これでヨシとしました。
因みに向かって左のミサイルスイッチは、運転席以外のスイッチのロック制御用のスイッチで、雰囲気出しの為にこのスイッチだけミサイルスイッチタイプにしてみました。
後は、取り付けるだけです。

ドアトリムを外して、トリムのスイッチパネルを入れ替えるだけ、この作業は至って簡単。
問題は、スイッチがちゃんと機能するか…
恐る恐るスイッチを操作してみると……
ウィーンと作動!成功です。\(^o^)/

ノーマルとの比較。

取り付け状態。
狙い通りに、スイッチの操作性が大幅に向上しました。
見た目もレーシーな感じに磨きがかかって大満足です。♪( ´▽`)
細かいとこを見れば、仕上がりの粗いとこが見えてしまいますが、そこは、、まぁヨシということで。

やっぱ、自分が思っていた物を具体化できた時の嬉しさは格別ですね。(⌒▽⌒)
これだから、DIYはやめられないっす。
(^ー^)ノ
Posted at 2016/04/16 17:50:54 | |
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