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これが無いとまともな視聴環境が整わない、そう思い
テレビの買い替えと同時に新規導入したサウンドバー

試聴できたのは一部の高額なもののみで良くて当然、
しかし、そこまでの予算は無い

無駄な知識と経験で仕様を読み解きそれを踏まえ、
最終的には直感でサンワサプライの400-SP084を入手

今回のブツの選定要件はその薄さ、それ故
ラッパの取り付けがなかなか面白い構成になっている
が、説明が面倒なのでそこは省略

ウーファーの口径から音圧は期待できないが
それを生かし立ち上がりが早い切れの良い低域、
量感の不足はパッシブラジエーターで補足

高域もそれに負けず無駄に上を欲張らず綺麗に鳴り、
価格から見てあまり期待していなかったが
誇張がなく上品な音質にまとめられていて、
無理にサラウンド機能を付けていないのにも好感を持った

ラッパの構成と取り付けの位置の関係から設置場所は目線以下
簡単に言うと画面手前下部に普通に置くのが適正と思われる、

画面上置きでは上下の位相ずれが激しく
物理リヴァーブがかかったような不自然な反響音が発生、
画面下奧では中低域が散り音にまとまりが無くなる


個人的な難点は電源が入る度に音量が初期値に戻る事と、
固定イコライザーが3種の設定があるものの
フラット（ソースダイレクト）にならない事

LDの終焉と共にアナログ高画質追及の意を失い
程なくほーむおーでぃおへの探求心が薄れ、
唯一の個人空間となったカーオーディヲも
ウッドコーンのラッパを数年前から放置、
PC用にイヤフォンを新調したのも既に3年も前の話

直近で、TVの買い替えに伴い情報を漁っていたところ
最近のTVはおしなべて音質が良くないとの評判が、
仕様を見ても良くないどころか悪いのは明白で
実際に何台か試聴しても聞くに堪えない物が殆どだった

そこで出てきたのがサウンドバーなる商品、
Ｖも含めＡ環境の情報にすっかり疎くなっていた
自分には初見の代物

昔ほどの拘りは無くなったとは言え、
現在のTVでまともな音を聞くには必須の装備

PCモニターとして使用してきたテレビ（LC-37GX2W）が
画面の明度むらが顕著になり使用に堪えず退役

HDMIが３系統以上でフルHD表示を最低条件にした結果
敢えて同社製を選んだのではないが2T-C42BE1を後釜に

明度むらから解放されることが買い替えの目的である為
色味が不自然で視野角が狭いがそこは妥協、
画質全般としては可もなく不可もなく

音質はもう素晴らしいの一言に尽きる…もちろん逆の意味でだが、
画面ふちが細いデザイン優先の現行品では
余程高価なモデルでもない限りその差異はどんぐりの背比べ、
一応音は出る程度に考えておくのが無難


価格が1/8の製品に多くを求めるべくもない