エンジンのかかりが悪いというのをおっしゃってる方がいまして
気になり始めたらスッキリするまで止まらない男=ただの暇人とも言いますが・・・汗
最初の頃と比べてエンジンのかかりは改善気味ですが
やはり何度もキックしないとかからないし
チョークを引いたらもっとかからないという症状・・・
単純に考えるとキャブの詰まりや点火系が原因なんですが
大前提としてピストン、シリンダーが正常な状態であるという事なんですけど
抱き付き、軽い焼き付き程度だと普通にとは言わなくても
そこそこ走ってしまうので注意です。。
ピストン、シリンダーが正常だとして考えられるのは
まずキャブレターの状態です。
OHや掃除はされたとの事なので大丈夫だとは思いますが

赤丸で囲った部分がチョーク関係とアイドリング関係の穴なんですが
どちらの穴も貫通していてエンジンがかからないとなると・・・
キャブ自体は本来の正常な動きをしてると思うので
点火系があやしいとなるんですが
イグニッションコイル、プラグコード、プラグまで新調したとの事なので
火花はばっちり飛んでると思うんですが
火花の飛びも気になりますね。。。
きっちり飛んでいるのか弱々しいのか。。。
弱々しい場合はフライホイールの中にあるステータコイルの劣化によって
火花の飛びが弱くなってる可能性も。。。
純正部品は出ないので社外品か中古で対応する事になりますね。。
火花の飛びが正常なのであれば・・・
ピストン、シリンダーの異常が考えられます。
ピストン自体やピストンリングの摩耗で圧縮抜けが起こってる場合や
軽度の抱き付き、焼き付きの可能性
いずれかの理由によって軽度の圧縮抜けが起こっていると
冷間時は圧縮が抜けてるのでエンジンのかかりが悪くなっていくのに
エンジンが暖まると熱膨張で隙間が狭くなりかかりが改善してるという事も
無きにしも非ず・・・汗
考えられる原因と言えばそれくらいしか思いつかず・・・
あとはリードバルブを交換したらトルクが薄くなった感じがするという事
たぶん、古い方は使いこまれてリードバルブがほんの少しだけ柔らかくなって反応が良くて
新しいものはカチカチと言っていいのか・・・
古いものと比べるとリニアに反応できなくてそう感じたのかもしれません。
(憶測ですけどね・・・)
と色々考えてみた結果
答えは出ませんでした・・・涙
追記
チャンバーはノーマルで取り付けるとエンジンがかからない
外すとかかるという事で詰まりが原因で焼いて掃除して
取り付けたら大丈夫だったというお話でした。
NS-1を含めNS系のチャンバーは多段膨張室の作りで
仕切りに開いてる穴が1cmから1.5cmくらいので穴で
2㎝は開いてなかったと思いますが・・・
なぜわかるのかと言えば
自分のNS-1のチャンバーのサイレンサー部分をカットして
延長させた時に内部の仕切りが見えまして
その時にこんな細い穴で大丈夫なのか・・・と思ったからです。。汗
そして内部はパンチングメッシュ→消音材→外側の鉄板?と言う構造なので
もしかすると仕切りの穴が奇麗に貫通してない可能性も・・・
とは言えチャンバーは廃盤、中古も何とも言えない・・・
社外品に頼ると低速はスカスカ・・・
難しい問題です。。。
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Posted at
2020/06/15 17:00:54