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夏本番を迎えてやはり80度を軽く超えていくラジエター・・・
色々対策をして100度を超えるような状態にはならないんですが
1度でも90度を超えて80度まで電動ファンで冷ましても
その後は短時間の信号待ちですら水温が上がりやすい状態になっていて
電動ファンが動く回数も多くなります。

それを解決するにはやはりラジエター交換しかない訳ですが
NSR50後期、NSRｍiniはラジエター本体にキャップが付いてないので
ホース途中でキャップを付けるのが手間＆ラジエター自体も高めの値段
ＴＺＲ５０は定番中の定番なんですが問題は横長の為に
NS-1のオイルタンク位置が心配（問題なく取り付けてる方もいます。）
TZM50は希少すぎて普通に値段が高い・・・

考えられる手段は現行モデルに近い１２５ｃｃ以上の単気筒モデルのラジエター
大昔に比べてラジエターが小型化されていて割と取り付けに苦労しないサイズなんです。
ヤフ〇ク、中古パーツ屋など検索しまくって手ごろなのを見つけた中で
ヤマハのＲＺ５０の2代目モデルのラジエターを発見
TＺＭ50と同じエンジンを積んでいてTＺＭよりは小さいラジエターだけど
ＮＳ－１よりは大きそう。。。

中古パーツ屋で水路と全体的に歪みアリのジャンク品で1000円だったので
それくらいなら最悪ダメでも勉強代も安いと思い購入
実際に届いてみると・・・
NＳ‐1のラジエターと変わらないサイズ。。。汗
変わらないなら交換しても意味がないんじゃないかと思いまして
一旦、部品箱の中へ保管・・・

違うラジエターを買おうと思ったんですが
NＳ‐1は上下にタンクがある上から下の方式
ＲＺは左右にタンクがある左から右へ流れる方式
この違いに意味はあるのだろうかと疑問に思いまして
ネットで調べてみると・・・

同じ容量のラジエターでも上から下へ流れるラジエターよりも
横へ流れるラジエターの方が冷えるという事が分かりました。。。

これは・・・NＳ‐1のラジエターよりも冷えるかもしれない。。
思い立ったら即行動です。

右がＲＺ、左がNＳ‐1です。
ほぼサイズは変わりません。
重ねてみると１ｃｍほどＲＺが大きいくらいでした。

肝心のコアの厚みもほぼ一緒か若干ＲＺが大きいくらいです。

これで本当に冷えるのか心配です。。。

ラジエターホースは１４ｍｍの物を手配してたのですが
ＲＺはTＺＲ50のと同様の１８ｍｍ
径が違い過ぎるので入らないと思ってたんですが
仮に入れてみたら割とすんなり入っちゃいまして。。。
継ぎ手などは使わなくて済んだのでクーラント漏れなどの心配は無くなりました。

サクッと交換して汎用のステーやタイラップなどで固定
電動ファンも万が一に備えて取り付けたままにしました。

取り付けた状態の画像を撮り忘れました。。。

丁度、片道20キロちょっとのお出かけがあったので
試し乗りをしてみたんですが・・・

途中まではサーモスタットが付いてるので上がり方は同じで
70度を超えたあたりから違いがでてきました。
街乗りで車が前にいる状態で80度を超える事が多々あったんですが
70度台をキープ
車が前に居て80度を超えても走り出すと75度あたりを行ったり来たり
交換前ではありえない状態です。

街中の大通りを通ったので少し混んでいたりしてストップ＆ゴーの繰り返しで
水温が上がりやすい状態でも90度を1度も超えませんでした。
日中の暑い時間帯でも電動ファンが動かなかったのが奇跡。。。

用事を終えて帰宅して各部チェックしましたが問題はなく
これだけ冷えれば十分ですね。
適温はもっと低い温度が良いみたいですけど
現状に不満はなく、ボアアップやレースをするわけではないので
ラジエターの損傷など何か問題がなければこのままいく予定です。

余談ですが
チャンバーを社外から純正に戻したんですけど
なぜか謎に燃費がリッター4キロほど落ちてしまいました。。。
何処かに不具合が出たのかもしれませんが
今日走り回っても不調を感じないんですよね。。。
エンジンは奇麗に回るし・・・
平均リッター２７ｋｍ時代よ戻っておいで～涙