
まだ継続中のタイトル戦やリーグ戦もありますが、先日2025年度の順位戦が終わり、棋士の皆様はひと区切りついたところで、これまでの振り返りや来期の準備に取り掛かっているところでしょうか。
A級はプレイオフ(PO)の末、愛称「ダニー」こと糸谷哲郎八段が藤井名人への挑戦権を獲得、現役将棋連盟常任理事のタイトル戦挑戦は1986年の大山康晴十五世名人以来、40年ぶりの偉業とのこと。
糸谷八段は、大阪大学卒業で同大学院修士課程修了、白鳥士郎先生の「りゅうおうのおしごと!」の監修をされたりと、本当に多才で凄い棋士です。タイトル画はその「りゅうおうのおしごと!」のアニメ版最終回の画像をお借りしました。
名人位獲得で九段昇段なるか、楽しみにしています。
B級1組からは、実力者広瀬九段と共に伊藤匠二冠が昇級して来ました。
来季のA級は、タイトル経験者やタイトル挑戦経験ありの実力者ばかりで、誰が降級となるのか全く予想がつかない状態です。
B級2組から1組への昇級者は、ベテラン久保九段、山崎九段に、新鋭藤本渚七段です。藤本七段は3年連続昇級という44年ぶり、歴史上5人しか達成していない記録を持って、来期最短記録でのA級入りを目指しB1を戦います。
羽生九段は残念ながら昇級ならずでしたが、来期はA級2組と云っても良い「鬼の住処」で消耗戦を戦うのではなく、先ずは100期目のタイトル奪取を目指して欲しいです。そして大山康晴十五世名人のように60歳でのA級在籍を達成して下さい。
谷川十七世名人も、来期昇級すれば全クラス通じて最高齢での昇級となりますので頑張って欲しいです。
C級1組からB級2組への昇級者には、都成七段、西田六段、C級2組からは佐々木大地七段、高野六段、黒沢六段が昇級されました。
佐々木七段はフリークラス編入でプロ棋士になった方ですが、史上初めて1年以内にフリークラスからC級2組に昇級、そしてこれまたフリークラスデビュー棋士として史上初のタイトル戦挑戦者となった方で、C級2組に9期も居たのが逆に意外なほどの実力者です。殻を破って今後はどんどん上に行かれることでしょう。
Posted at 2026/03/12 19:21:12 | |
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