
国際月有人探査プロジェクト「アルテミス」の第2段階、宇宙船「オリオン」が月周回を終えて無事地球に帰還しました。アポロ17号以来50数年ぶりの有人ミッションで、過去一番地球から遠い距離(406,700㎞)に人類は到達したそうです。
NASAのCAPCOM席の後ろに「セーラームーン」のキャラクター白猫「アルテミス」の“ぬい”が鎮座しているのがネットで話題になりましたが、宇宙船の方には「ルナ」が乗って居るのかも知れませんね、二匹が再び逢う為には無事に帰って来ることが使命ですから。
「アルテミス」は、ギリシャ神話に出て来る狩猟を司る女神で、父親はゼウスともディオニューソスとも云われ、母親も諸説あるようですが、神話の中ではアテーナやヘスティアーと同じく伴侶を持たない処女神であり「貞潔の女神」とも呼ばれるそうです。
それがなぜ「月」に関わるのかというと、一説にアルテミスはゼウスとレートーの子供で、アポロンとは二卵性双生児という話があり、アポロンがヘリオスと同一視され「太陽神」となったように、アルテミスもセレーネやヘカテーと同一視され「月の女神」とされたようです。
先の有人月探査プロジェクトが「アポロ計画」ですので、今回は妹の「アルテミス」が計画名になったということでしょう。
一方、今回のミッションの宇宙船の名前は「オリオン」で、神話の中でオリオンとアルテミスは互いに恋心を抱きますが、それを快く思わない兄アポロンにより謀殺されてしまいます。その片棒を担ぐことになったアルテミスは悲しみ、大神ゼウスにオリオンを星座として空にあげてもらいます。アポロン(太陽)の妨害がない夜空で二人は会うことが出来るのでした、めでたしめでたし・・・違うか!?(©ものいい)。
(太陽嵐が影響したりして)想いが成就しないといけないので、実際の月面着陸船にはちょっと付けられない名前かも知れませんね。
ギリシャ神話に造詣が深い訳ではないので、この辺の知識は受け売りですが、そもそも人間の女性の生理は、太陽の動きよりも月の運動の周期に近く、女性を「月を神格化した神」に喩える話は世界中に沢山あり、ローマ神話ではディアーナやルナ、日本で云えば「月読尊(つくよみのみこと)」とか「輝夜姫(かぐやひめ)」でしょうか。(只、月読命(月読尊)は性別を断定する一次資料はないようですが)
タイトル画は「ダンまち」から、アルテミスに登場して貰いました。
2030年迄には、ムッタやヒビトのように、日本人が月面に居る景色を見ることが出来そうですね。
Posted at 2026/04/15 19:13:09 | |
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