
ブタの将棋の参考書「りゅうおうのおしごと!」
第16巻、読了しました・・・名局です。
最初売れなくて、5巻でやめようと考えていたそうで、5巻までもひとつの「名局」として素晴らしい作品でした。
その後話が膨らみ長編作品となりましたが、この16巻では今迄の伏線の回収もかなりされて(神鍋歩夢と釈迦堂里奈のコイバナに絡む「歩む」「駒☖得で歩が9枚とか」の修飾も素敵)・・・え!?もしかして投了(最終巻)?
と早とちりしましたが・・・どうやら続くようで、ひと安心です。
余りネタバレは宜しくないのですが、白鳥先生はこの作品の題名を「あいがかり」にしようとしていたそうで、ヒロ(リ)インは「空銀子」ではなく、2人の「あい」だというのは何となく分かっていて、銀子が少し可哀想に思っていました。
そしてこの16巻では全く登場せず、最後に夜叉神天衣に八一が「お前はほんとに天衣なのか」と聞いた時に、「青ブタ」のように量子もつれか何かで銀子が乗り移ったのかと・・・今後量子コンピューターの登場で将棋は(囲碁も)もっと変わって行くのでしょうから。もしかすると先手必勝の手が出てしまうのかも・・・
この小説を読むまでは、余り女流棋士とか興味もなく良く知らなかったのですが、今では見る将の楽しみのひとつになっています。白鳥先生ありがとうございます、引き続き素晴らしい作品をお願いします。(しらび先生の素敵なイラストも楽しみにしています♡)
Posted at 2022/07/12 22:49:47 | |
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