
息子お勧めのアニメーションフィルムをまたまた見て来ました。
「僕が愛したすべての君へ」(僕愛)
そして
「君を愛したひとりの僕へ」(君愛)
二本立て、とは云わないな・・・料金は二回分だから・・・
見る順番で印象が変わる、ということで、どちらを先に見るか悩む映画です。
タイトル画像の通り、ブタは「僕愛」を先に見ました。
本格的なSF小説(早川文庫)が原作なので、一瞬で過ぎ去る映像だと情報を読み込み演算する暇が無いと言うか、話を繋げるのが難しいですが、見終わった後は「ああでもないこうでもない」と語り合える作品であることは間違いありません。
息子は「小説を買う」と云っていますので(買うのは結局私なのですが)、アニメ化の相乗効果は間違いなくあるはずです。
ネタバレするといけないので、余り細々(こまごま)とは書きませんが、「人が生きていることと、亡くなることの間にある差は何か」、「選択肢を分ける、僅かな差(心)は何を生むのか」、「記憶、経験といった物は未来にどういう変化をもたらすのか(パラレルワールドがどれほど近づいても、通って来た過去が違うから一つに収束する事はないと断じていたような)」、座標を示す為の存在しない「虚数」に似た何かの存在を感じさせる空想科学アニメ?です。
興味が湧いた方はぜひ劇場へ・・・
Posted at 2022/10/17 20:44:51 | |
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