
元旦に衝撃のニュースが・・・能登半島を震源とした震度7の巨大地震が北陸地方を襲いました。被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。
うちの子供達は小さい時の東日本大震災の記憶が強く残っており、下の子は早速ネットで立ち上げられた救済目的のクラウドファンディングにお年玉を募金していました。一夜明けて各地のニュースを見るにつけ悲しい気持ちになります。「1,300年の歴史がある朝市」で有名な輪島は町中大きな被害が出ているようです。
正月休み中に何かブログをアップしようかと考えていましたが、余り軽い話題を上げるのも憚(はばか)られるので、輪島朝市同様1,000年を超える悠久の歴史を持つ「将棋」ネタ、最近書いていなかった「観る将」シリーズを書初めとします。
タイトル画は山本崇一郎先生の「それでも歩は寄せてくる」からヒロインの将棋部部長「八乙女うるし」ちゃんに登場してもらいました(描いていてブタとかみさんが使っている箸は輪島塗だという事を思い出しました。隙間時間に急いで描いたので、仕上げが雑に・・・ファンの皆様ご容赦ください)。山本先生は「からかい上手の高木さん」の原作者でもあり、アニメ(漫画)のうるしちゃんの容姿は高木さんに寄せてある感じです。
と、前置きが長くなってしまいましたが、2023年は将棋界に大きなニュースが沢山ありました。トップ記事は藤井聡太さんの史上初のタイトル八冠同時制覇と出場可能な棋戦の全制覇という偉業でしょう。勿論、数々の最年少記録を更新しての達成です。2024年度は誰が最初にこの牙城を攻略するかが見所のひとつです。
次に羽生善治永世七冠の日本将棋連盟会長就任ですね、アマの段位認定状などは羽生会長と藤井八冠が署名するということで、申し込みがもの凄いことになっているようです。また本年創立100周年を迎える将棋連盟の顔として、且つ歴代最強の現役棋士会長という二つのわらじを履きこなしながらの大活躍を期待する人も沢山います。
このお二人は現在流れている「チェキ」のTVCMにも登場しており、その注目度の高さがわかります。
女流棋士の世界も西山朋佳さんの参入で俄然活気づいており、現在のところ同じく奨励会三段リーグ出身の里見香奈さん(昨年ご結婚され本年からは福間姓で活躍されるとのこと)とタイトルを四つずつ分け合う、将にがっぷり四つの状況です。お二人とも一般棋戦でも活躍されていて、また棋士編入試験に出て来られるものと思います。そうなると初の女性棋士誕生という新たな歴史の1ページが開かれます。
2023年度の順位戦も最終コーナーを立ち上がり後は直線勝負に入っており、引き続き目が離せません。
頑張ろう日本!
Posted at 2024/01/02 16:25:28 | |
トラックバック(0) |
見る将 見る碁 | 日記