
最近、ガソリン満タンにする回数が増えている気がします。ヘタすると毎週入れているんじゃないか?と思うほどです。ガソリン代の高い今は大体満タンにすると7000円ちょっとでしょうか。(40リッター)冷静に考えると馬鹿にならない金額を毎月支払ってしまうわけです。これだけのガソリン量を燃焼して大気に放出してしまうのですから、つくづく救えないやつです(笑)
走りを楽しめているときって不思議なもので、ガソリンが減っていくと嬉しい感覚になるときがあります。もっと走ってやる、もっと減らしてやる。と普通とは逆の思考回路に入ることがあります。それと同じくタイヤもです。減ると勿体無いなんて気持ちがなくなります。ガンガン走って減らしてやると。
MR2のようなトラクションマシンに乗るとリアタイヤの消耗具合がイメージできるようになってきます。どうゆうことかというと、例えば2速全開でコーナーを立ち上がります。空転せずにタイヤをググッと路面に押し付けながら加速するわけです。この一回の行程でリアタイヤがどれだけ減るかイメージができるのです。勿論それが正確だとは言いませんが、このときの荷重感やパワー感などでタイヤが思いっきり路面に押し付けられている感覚から「今のはタイヤ減ったな」と分かります。無駄にスライドさせてすり減らしているわけではなくて、路面に練り込んでいくイメージでしょうか。
この感覚がとにかく楽しいのです。だからドンドン減らしたくなるのですよね。こうゆう楽しい感覚は車種によって違うと思います。
コーナーで言えば、進入スピードを楽しむタイプ。旋回を楽しむタイプ。立ち上がりを楽しむタイプ。うちの車はやはり最後の立ち上がりタイプです。これほどリアタイヤ主体の車も珍しいと思います。走っている感覚はフロント1、リア9ぐらいのイメージです。重量バランスではなくてあくまでドライビングのイメージです。
よくフロントの荷重が少なくて恐くないですか?とか不安定じゃないですか?と質問されますが、実は全くそう思ったことはありません。自分の走りではとにかくリアです。駆動輪が活かせないとミッドシップのネガしかでませんから。フロント荷重抜けよりリア荷重抜けのほうが遥かに恐いですね。
ガソリンが空っぽになるまで。タイヤがツルツルになるまで。とにかく走りこむって最近していなかったことです。初心に帰ってがむしゃらに走りたい気分になりました。そこまで集中して走るこめる車とステージ。そして時には相手。そんな機会は多いようで少ない気がします。
ゆっくりとした一人ドライブや友人知人とのツーリング、またはサーキット走行。色々走り方がありますが、漆黒のワインディングを無言で試行錯誤を繰り返しながら徹底的に走りこむ。そうゆう走りが素直に一番好きです。走って走って走り倒す。ココどこだ?とか今何時だ?なんて知らない土地でふと気が付く。そんな走りが好きです。
Posted at 2013/09/23 20:32:09 | |
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