野菜や肉を買うとき、値段の次くらいに気になるのは産地ではないだろうか。値段が安くても中国産だと手が止まったり、妙に納得したりする。肉も国産だとなんとなくおいしいんじゃないだろうか?と思ったりする。
車の場合はどうだろう。メーカーは気にする。・・だけど、生産国まで気にする人はほとんどいないと思う。国産といいつつ、国産じゃない車はいっぱいある。意外と知られていない事実。アメリカだったり、イギリスだったり、タイだったり。
さてさて、それを確かめる方法は車体番号。調べ方は勝手に調べてちょ(笑)
ということで、うちのTTを調べてみる。
ハンガリー産であーる。
TTは初代から3代目までずっとアウディ・ハンガリー・モーターKftにて生産らしい。

車が出来上がる過程はずっと見ていたいなー。
ご飯何杯でもいけそうな気がするw
車体番号を調べるきっかけになったのは、生産された年月を調べたかったから。車検の初年度登録と生産年月が必ずしも一致しないので、ちょいと調べた結果、うちのは2008年。車検証通り。
TT3,2は06年から09年までしか生産されていないはずなので、そこそこ後半の生産。初期モデルにありがちのトラブルは対策品に変わってたりするのかな?と思ってみたり。ただし最初期モデルが一番お金が掛かっているのは☆ケンタ☆調べて間違いなさそうなのである。初期型はリアのメンバーやアームがアルミ製。うちのは鉄。磁石がくっ付く(笑)まさかのサイレント修正でコストダウンw
確かブレーキも若干違うという情報もあるけど、不確かでそこはよく分からない。
もしかしたら強度や重量バランスの兼ね合いなのかもしれないけど、やっぱりアルミボディを主張しているTTとしてはアルミ率は高い方がいい。
昔、ヤフオクにアルミメンバーが出品されてて欲しかったけど、取り付けが絶対面倒だからやめた(笑)
車全般で考えると初期型が最もコストが掛かっていて、最もそのモデルのスピリットが入っているケースが多い。しょーもないユーザーの声で改悪されていないピュアなモデルだ。
ホンダ・S2000がいい例で、初期型はピーキーだが限界は最も高く、走り以外の装備は最低限。チルトもテレスコもない。なんと時計もない(笑)低速トルク完全無視の超高回転ユニットにクロスミッション。非常にピュアだ。
下手くそユーザーに忖度した結果、挙動はマイルドになり、高回転を維持できないヘタレのためにエンジンは2,2リッター化され、高回転は捨てられた。
その車の本当の姿は意外と初期型にある。工業製品としてのクオリティ、信頼性は確かに後期に連れて向上してくるだろうけど、それと同時に失うものも少なからずある。
TTだって初代が持つ独創性は3代目(現行型)にはない。2代目も3代目も初代に比べたら、お上品なスポーティーカーと言わざるを得ない。
車やメーカーのスポーツマインドを感じたかったら覚悟を持って初期モデルを選んでみてはいかがだろうか。きっと色んな意味で退屈はしないだろう(笑)

Posted at 2019/10/30 22:57:15 | |
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