ルノー ルーテシアRS トロフィー 型式 ABA-RM5M1
- 全長×全幅×全高 (m) 4105×1750×1435
- ホイールベース (m) 2600
- トレッド (m) 前/後 1505/1500
- 車両重量 (kg) 1290
- 最小半径(m)
- エンジン形式 M5M
- 種類 ターボチャージャー付筒内直接噴射直列4気筒DOHC16バルブ
- ボア×ストローク(mm) 79.7×81.1
- 総排気量(cc) 1618
- 最大出力(kW【PS】/rpm) 162【220】/6050
- 最大トルク(Nm【kgm】/rpm 260【26.5】/2000 ※1
- 使用燃料/タンク容量(ℓ) プレミアム/45
- JC08モード燃費(km/ℓ)
- トランスミッション形式 6速DCT(EDC:エフィシエントデュアルクラッチ)
- 変速比 ①3.916 ②2.428 ③1.435 ④1.021 ⑤0.866 ⑥3.507
- 最終減速比 3.950(1-2、5-6速) 4.388(3-4速)
- 駆動方式 FF
- パワーステアリング 電動式
- サスペンション Ⓕストラット ®トレーディングアーム
- ブレーキ Ⓕベンチレーテッドディスク ®ディスク
- タイヤサイズ 205/40/18
- タイヤ銘柄 ミシュラン・パイロットスポーツ4
- 車両本体価格 3,402,000円
- ボディカラー ジョン・シリウスM (+160,000円)
- 装備オプション ドライブレコーダー ETC ナビ(アルパイン)リアカメラ フロアマット 他
※1 オーバードブースト機能により280N‣Mまで引き上げ(4、5速使用時)
基本スペックはこんな感じです。
シャシースポール・シャシーカップ・トロフィーの順で走りに特化してきます。
トロフィーはカップに比べてレブリミットが上がり、20PSアップ。さらに車高が下がります。加えてステアリングギア比が14.5:1から13.2:1と10%ほどクイックになります。クイックなステアリングを好む自分にとってこの変更はかなり重要なポイントでした。実際乗ってみると雑な操作をすると、もろに車体が反応してしまうので、やや過敏過ぎるか?と感じるときもあるほどです。しかし、適切に操作すれば針の穴に糸と通すような緻密なドライビングが可能です。
RSの特徴の一つである、HCC(ハイドロリック コンプレッション コントロール)
ダンパーの中にもう一つダンパーが入っている構造で、バンプラバー的な役割をしますが、反力が発生しないので、乗り心地の向上や接地性変化を抑える役割をしています。
硬めの乗り味ですが、大きな段差で突き上げてこない不思議なフィーリングです。接地性能はなかなか高いですね。
ブレーキは、フロントディスクに320mm、リアには260mmディスクを採用。
先代ルーテシアRSはブレンボブレーキを装着していて、リアのブレーキ径も大きいです。当時FF最強のブレーキと言われていた先代に比べるとやや物足りないかもしれません。しかしそれでも強烈に効きます。初期制動も強く街乗りではピーキーですね。まだ慣らし中のせいか、鳴きも若干あります。フル制動時はリアがムズムズと振れます。FFの重量バランスなんで仕方ないですね。でもだらしないノーズダイブは全くありません。
後期型からブラックのスポーティーなホイールですが、如何せん洗いにくいです(笑)とりあえず最初なんでコーティングしておきました。ダストはそれなりに多いと思います。
国産のように引っ込みすぎてかっこ悪いってことはないですね。結構頑張っている見た目だと思います。
しかし、7,5Jに対して205幅のタイヤを装着しています。写真でも分かるようにかなり引っ張っていますね。215か225でもいいくらいだと思います。ガリ傷はかなり要注意ですね。
特徴の一つのリアディフューザー。かなりかっこいいです。
空力特性についてメーカーHPには特に記述はないですが、悪くないんじゃないですかね。フロントも当然アンダーカバーが付いています。
インテリア。本国では使えるRSモニターは使えません。これ残念。車両の情報が色々表示できるやつです。35GT-Rみたいな。
ですので、自分はナビを取り付けています。
インテリアデザインはまぁ、普通。プジョーのほうがかっこいいですね(笑)しかし、質感は意外と悪くない感じでした。ダッシュボードやドア周りも硬質のプラスティックではなくて、プニプニとした感触の素材でした。スイッチ類やドアノブなんかも悪くありません。
ただその他操作感は微妙です。エアコンのダイアルはちょっとクリック感に乏しく「クックック。」という感触。前愛車のアウディ・TTのように「カリカリカリ」という気持ちよさは少ないです。そして、ウインカーもやや硬く、ワンクリックの操作が難しい。ここもTTには及びません。
オーディオを操作できるサテライトスイッチというものがステアリングコラムから生えているのですが、この機能は上々。ただここもスイッチにバリが残っていて感触はややチープ。クラスの違いを感じます。
しかし、走りに関しては抜かりがありません。パドルシフトの操作性、金属の質感、フィーリングとも素晴らしいです。シフトスピードもまさに電光石火なので、とても楽しい。ですが、シフトレバーの操作は想定していないのか、こちらの操作感は最低レベルです(笑)フカフカのスコスコ。大人しくパドルシフトを使いましょうw
ステアリングはグリップ太め。少し柔らかめの本革ステアリング。径もちょうどよくいいと思います。ノーマルモードでは乗用車的な軽さで、スポーツモードにするとグッと重くなります。
ペダル配置はまずまず。全体的に少しスペースが狭く、フットレストが狭い。アクセルも吊り下げタイプ。
シートのホールド性はかなり高め。脇腹、腰、素晴らしくホールドします。しかし、座面が短く、包まれ感は薄いです。長距離は少し疲れる感じ。長距離ではTTの勝利。TTのように大きめのソファーにズボッと座るのではなく、勉強机に座ってる感じ。長時間は辛いかな?みたいな。まぁ、ドラポジはしっかり決まるので走りは問題なさそうです。
驚いたのがLEDヘッドライト。
ステアリング連動タイプじゃないし、光軸も手動調整。でもでも・・強烈に明るい。LEDはHID比べて若干暗い車種が多いなと思っていましたが、ルーテシアはいい意味で期待を裏切ってくれました。特にハイビームが凄いです。完全にデビルビームです(笑)誰もいない高速道路で使用すると看板に反射した自車の光で目がくらみます(笑)真っ暗な農道で使うと目の前が昼間になります。安全性バッチリです。ハイにするとローの照射範囲が犠牲になる車種がありますが、ルーテシアの場合ローの範囲もさらに明るくなります。強烈の一言です。対向車には絶対に浴びせないようにしましょう(笑)
ステアリングを切った方にアシストしてくれるRSビジョン。フォグやハイビーム時にもアシストしてくれます。縁の下の力持ち的な素晴らしい働きをしてくれます。
夜の峠道も安心ですね(笑)
ざっとファーストインプレッションを書き殴ってみました。もっとリアルな走行性能は慣らしが終わってからになります。
現在はファミリーカーとして大人しく過ごしておりますwそろそろ本性を知りたいですが、まだ我慢しましょう。
それではまた。
Posted at 2020/02/09 22:14:07 | |
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