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2018年09月08日

MINI原人のNew RINDO TREK 2018 (31) 北竜暑寒別・増毛中信砂

MINI原人のNew RINDO TREK 2018 (31) 北竜暑寒別・増毛中信砂 林道、それは最後のフロンティア。そこには原人の想像を絶する新しい文明、新しい生命が待ち受けているに違いない。これは原人最初の試みとして、調査旅行に飛び出した中古車 ジムニさん号の驚異に満ちた物語である。 

困難な時期を乗り越える粘り強さが北海道人にはある。毎年災害ともいえる極寒の冬を乗り越えることで「冬に比べればこれくらいなんともないさ」とへこたれないのである。原人もまた、雪とのたたかいで肝と心臓に毛皮が生えており、停電が回復した翌朝、早速RINDO TREKの任務に赴いた。

 9月5日
9月5日は未明台風21号が北海道を襲った。しかし、これは雪が横殴りに降る冬に比べれはたいしたことはないなと原人は思った。(図はおかりしました)
 9月6日
原人の携帯はガラケーである。原人が持つのにふさわしい名前だからだ。いつもは緊急警報はならないのでちょっと自慢であったが、この日はけたたましく鳴った。なんだと起きるとぐらぐらぐらっと来た。留萌は地震がない土地であるのでこんなにゆれるのは珍しい。道南で大変なことになっているとは想像だにしなかった。(図はおかりしました)
 9月6日
夜が明けてから、職場に行ってみると、残念なことに(笑)、自家発電バックアップ装置がうまく働き、暗いながらも仕事ができちゃう体制になっていた。仕事から帰ってからは原人基地も蛾やクワガタの灯火採集のために買ってあるHONDAエネポで発電、TVを見るとだんだん被害の大きさがわかってきた。
 Full of Stars
映画2001年宇宙の旅にてデービッド・ボウマン船長が”My god, it's full of stars"と叫ぶシーンがあるが、9月6日の夜、満天の星が留萌の夜空を飾っていた。電気がまったくなくなった日、本当の夜空が見えたのだ。(図はおかりしました)
 9月7日
今回の停電が、北海道電力のシステムの不備から起こったことがわかったのは9月7日になってからだ。9月7日19時25分停電から40時間、やっと暗闇から開放された。電気のありがたさが身にしみてわかったが、こんな長時間の停電になったのはなぜだろうと思う原人であった。(図はおかりしました)


そして明けて9月8日朝の仕事を終えた原人は(♪)、早速ミッション遂行のため道道94号線を南下、北竜町の暑寒別林道へ赴いた。上図は本日の行程図その1である。図中の丸数字はタイトルのそれに対応しています。
 7:28 ① 標高331m
暑寒別林道のゲートにきました。ここのゲートには入林簿があってそれにボタン式南京錠の開錠番号が書いています。
 7:30 ①
でも開錠して入るなら入林届けを出すこととのこと。事後承諾になりますが、帰ってから右のように入林届けを出しました。
 7:31 ①
それとは別に入林の人数把握のため入林簿に記載するようにとのこと。登山の4名のパーティが間違って名前を書いていますが名前はいりませんよ。原人は備考に人間でない者が入林した旨記載しました。
 7:34 ② 標高344m
なだらかな斜面をゆっくりと登ります。下草はありますが、よく整備された走りやすい林道です。
 7:41 ③ 標高397m
このような美しい林を抜ける部分もあります。特段の困難なく走行可能な林道です。
 7:48 ④ 標高423m
ここで林道は終了です。終点は広場になっていて車が数台デポできるようになっています。南暑寒別岳への登山には便利です。


少し物足りないので、先日プロの竹の子採りに遠慮して入らなかった中信砂林道の右股を探索することにしました。行程図その2です。図中の丸数字はタイトルのそれに対応しています。
 8:13 ⑤ 標高229m
ここが中信砂(53林班)林道の入り口です。こちらは増毛町にあるので、増毛町共通の番号であくダイヤル錠がついています。
 8:16 ⑥ 標高280m
比較的急な上り坂を登り高度をかせいでいきます。美しい森の林道です。
 8:20 ⑦ 標高360m
左股と右股の分岐部です。右股は 6月17日に来たときはゴムの規制線が張られていました。竹の子採りが終わった現在、遠慮なく入りましょう。
 8:22 ⑧ 標高387m
渡河です。水深は浅く、流れもゆるやかなので楽にわたれます。
 8:24 ⑨ 標高427m
このようなアップダウンを繰り返し登っていきます。急登坂が多く、ギヤはLに入れることが多くなります。
 8:26 ⑩ 標高439m
土砂崩れの跡がありますが、復旧工事が行われ通行可能となっています。
 8:28 ⑪ 標高460m
お、倒木です。調べてみましょう。
 8:28 ⑪
直径数センチの枝が数本あるのみです。のこぎり「スゴワザ」で迅速に片付けましょう。
 8:32 ⑪
道路の左側がきれいに開きました。通りましょう。
 8:38 ⑫ 標高592m
どんどん坂を上って高度をかせいでいきます。
 8:41 ⑬ 標高668m
平らな尾根に出て美しい林の中を進みます。
 8:43 ⑭ 標高679m
ついに林道終端です。
 8:44 ⑭
人のみが通れる道がついています。信砂岳登山にはこの道を行くといいでしょう。
 8:55 ⑮ 標高392m
帰り道シカさん2頭と会いました。母親と娘のようです。
 8:55 ⑮
きょとんとしていましたが、少し近づくと逃げてしまいました。
 ワープ航法
本日はあぜこしラダーを持参しましたが、道路に亀裂などなく使う機会はありませんでした。後日報告いたします。


本日の遭遇危険度 クマ2つ

(1つ: ほぼ安全、2つ: やや危険、3つ: かなり危険、4つ: やばい、 5つ: そこにいます)

本記事を基に南留萌林道概説 (4) 増毛町国有林道  を改訂いたしました。

new RINDO TREK 2018
ドック整備(1)タイヤ  ドック整備(2)兵装ホルダー  ドック整備(3)生存ツール
ドック整備(4)牽引フック  ドック整備(5)腹黒塗装  ドック整備(6)艶々清掃
ドック整備(7)後退灯交換  ドック整備(8)サス交換  (1) 早春の偵察ミッション
(2) 春の南瓜クマ探索  (3) 早春の偵察ミッション2  (4) 新緑の箸別暑寒熊探索
(5) 苫前町:奥古丹林道探索  (6) 留萌市:大和田林道探索  番外編 Geographicaの活用
(7) 小平町:寧楽・七軒屋  (8) 苫前町:力昼・九重  (9) 増毛:43林班クマ糞
番外編 原人勉強中 (10) 留萌市:トーヒ沢クマ足跡 (11) 留萌市:豊岡巨木新発見
(12) 留萌ポンルル2号熊お留守 (13) 苫前:霧立へGO! その① (13) 苫前:霧立へGO! その②
(13) 苫前:霧立へGO! その③ (14) 小平:小平蘂源流の沢たち 番外編 林道概説進化中
(15) 留萌:徘徊クマを求めて (16) 潜入:留萌演習場への道 (17) 苫前:三渓へGO! その1
(17) 苫前:三渓へGO! その2 (18) 留萌:陽光の嘉一橋林道 (19) 踏糞百六号・打岩石山
(20) 小平:湖畔に舞う尾白鷲 (21) 舎熊岳:霧中の動物達 番外編 サイドシルガード
(22) 苫前:アナトロへGO!(1) (22) 苫前:アナトロへGO!(2) (23) 留萌:さくら林道 再調査
パロディ編:焼尻オンコの森 (24) 小平:小平蘂源流再調査 番外編 進撃の原人ツール
(25) 小平町北西部その1 (25) 小平町北西部その2 (26) 苫前:小川林道北部探索
(27) 小平:上記念別川林道群 (28) 小平:滝下・達布林道群 (29) 潜入!増毛山道への道
(30) 小平中の沢+新兵器構想 番外編: WARNウィンチ取付書 (31) 北竜暑寒別・増毛中信砂

南留萌林道概説
南留萌林道概説はクロカン・ドライブ・登山・自然観察・野鳥観察・化石採集・渓流釣り・昆虫採集など様々な目的のため山に入るひとたちのために作成しています。原人の実地探査などにより訂正・補遺が必要な場合、予告なくその都度改訂していき、最善のガイドとなるよう心掛けていきます。
(1) 南留萌林道の分布概観 (2) 増毛山道周辺の林道 (3) 増毛民有林道
(4) 増毛国有林道 (5) 留萌市道有林道・民有林道 (6) 留萌市国有林道 その1
(7) 留萌市国有林道 その2 (8) 留萌市国有林道 その3 (9) 小平町道有林道 その1
(10) 小平町道有林道 その2 (11) 小平町民有林道 (12) 小平町国有林道 その1
(13) 小平町国有林道 その2 (14) 小平町国有林道 その3 (15) 小平町国有林道 その4
(16) 小平町国有林道 その5 (17) 小平町国有林道 その6 (18) 小平町国有林道 その7
(19) 小平町国有林道 その8 (20) 小平町国有林道 その9 (21) 苫前町民有・道有林道 その1
(22) 苫前町道有林道 その2 (23) 苫前町国有林道 その1 (24) 苫前町国有林道 その2
(25) 苫前町国有林道 その3 (26) 苫前町国有林道 その4 (27) 苫前町国有林道 その5
(28) 苫前町国有林道 その6 (29) 苫前町国有林道 その7 (30) 苫前町国有林道 その8
総索引 増毛町・留萌市 総索引 小平町 総索引 苫前町
付録: クマ出没記  
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Posted at 2018/09/08 19:03:08

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この記事へのコメント

2018年9月8日 20:05
停電終わってすぐに林道とは、、、
被害が少ない証拠かな?っと思って、かなり安心しました。
コメントへの返答
2018年9月8日 22:23
キリン♪さん
コメントありがとうございます。
北海道北部にある留萌では実際被害はほとんどありませんでした。現在はスーパーやコンビニから商品が消えていき、補充のめどがつかないなど「がまんできる程度」のことしか起こっていません。しかし、厚真町などは死者も多く、大変な状況です。今後も二次災害の危険もあり、支援の拡大が緊急に必要です。
2018年9月9日 8:25
お早うございます‼️ ブログを拝見し被害少なしの御様子に安堵致しました!…ちゃべさんの事も心配ではありますが、物が無い‼️との事自分も震災で経験致しましたがあれは色々な意味で辛かったです。……インフラも徐々に回復している様子ですが余震まだある様なのでお気を付けて下さい!
コメントへの返答
2018年9月9日 16:58
藤十郎さん、
コメントありがとうございます。
ご丁寧なお見舞いのお言葉痛み入ります。今後も余震などに気をつけ、生活とドライブを楽しんでまいります。

プロフィール

#MINI原人謹告 新型フォレスターが当る懸賞がでているぞ。 https://www.subaru.jp/campaign/forester/#485
何シテル?   04/25 19:40
・ 北海道札幌市在住の「MINI原人」です。 ・ 学名 MINIpithecus roadsterus ssp. cooperS。絶滅危惧種です。 ・ いろ...
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