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MINI原人のブログ一覧

2018年02月27日 イイね!

MINI原人謹告: Get a Jaguar E-PACE, cool SUV

MINI原人謹告: Get a Jaguar E-PACE, cool SUV懸賞生活にJaguar E-PACEが当たる懸賞が出ているゾ。








E-PACEは都会派のコンパクトSUVだ。



クイズにこたえねばならない。ヒントを示します。



答はこれかな。





とても魅力的な車だ。原人も応募するぞ。

直接応募したい方はこちら。締切は今年4月30日です。
Posted at 2018/02/27 18:21:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2018年02月22日 イイね!

MINI原人告白: Volvoさん極秘入院してました(てへ;)

MINI原人告白: Volvoさん極秘入院してました(てへ;)実は、MINI原人のVolvoさん、V40 crosscountryは2月6日から本日2月22日まで長期入院していたのです。原人は皆様に心配をおかけしないよう、本日まで入院のことは極秘にしておりました。本日快癒し、晴れて退院の運びとなりましたのでここにご報告申し上げます。




 激突
あの痛恨の出来事は、ちゃべさんがお腹をこわし、1月13日、はしばトントンクリニックに御高診を仰ぎにいったときにおこったのです。ちゃべさんのことで頭がいっぱいだった原人はクリニックの帰りにろくにバックモニターも見ず、アラームが鳴っているのにも気づかず、このとても目立つトラのシマシマの電柱にボルボさんの左後ろをゴンとぶつけてしまったのです。
 げっ傷!
ぶつけたときはバンパーにかすり傷がついたくらいだろうと思ったのですが、降りてみてみると立派な傷がついているではありませんか。
 エグレ(TT)
その傷は深くバンパーの塗装をえぐっておりました。ちゃべさんの健康問題に加え、原人のショックはすさまじいものだったのです。ディーラーさんに写真を送って電話をかけると「だいじょうぶ、完璧になおしますよ~」と軽い返事。少し安心いたしました。
 きれい
そして本日2月22日2週間の入院ののち、Volvoさんはシャバに戻ったのです。ディーラーさんのいうとおり、傷はまったくなくなりました。
 完璧
どこからみても傷があったとはまったくわかりません。まさに完璧とはこのことであります。
 笑顔
ひさしぶりに車庫に戻ったVolvoさんもほれこの通り、笑顔で輝いています。

Posted at 2018/02/22 20:03:47 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2018年02月18日 イイね!

MINI原人のNew RINDO TREK 番外編: 南留萌林道概説(30)

MINI原人のNew RINDO TREK 番外編: 南留萌林道概説(30)林道、それは最後のフロンティア。そこには原人の想像を絶する新しい文明、新しい生命が待ち受けているに違いない。これは原人最初の試みとして、調査旅行に飛び出した中古車 ジムニさん号の驚異に満ちた物語である。 

現在留萌地域の林道は雪で覆われ、RINDO TREKは不可能だ。全国のオフローダー・ジムニストのために留萌南部(苫前町・小平町・留萌市・増毛町)の林道について概説するこのシリーズ。最終回第30回目は苫前町のチェボツナイ川流域の小川林道について述べる。 


南留萌林道概説 第4章 苫前町 第2節 国有林道 その8

 図1

今回概説するのは古丹別川の三毛別川と並ぶ支流チエボツナイ川沿いに展開する小川林道とその支線・近接林道群である。チエボツナイの語源はチ(我ら)・エ(食う)・プ(もの)・オツ(群来する)・川であり、魚が多くとれたと考えられる。

 図2a

概説する林道は図2の小川林道とチェボツナイ川に北側から注ぐ複数の沢に沿って敷設された林業用林道群、それに道道741号上遠別霧立線(民有道路1/2)を含む若干の民有林道である。

 図2b

小川林道をタツノオトシゴに例えて、頭部( 北小川ダム周辺部分)、胸部(工事中止道道741号線)、背部(林業用棘状林道群)、尾部(シイタケ沢・白頭沢林道)に分けて解説しよう。

 クマさん出没注意
なお、苫前町にはヒグマが多数生息する。林道奥深くでは遭遇の可能性も高い。スタックリカバリーの道具や対ヒグマ用武器を携行しない車は単独行は避けるべきである。危険な林道に入る場合、行動計画を家族や友人に知らせておくことをお勧めします。
ちなみにこのディスプレイは苫前郷土資料館にある三毛別ヒグマ事件の状況再現である。


苫前町の国有林道にはほとんどゲートがあり、4桁のダイヤル錠で施錠されている。その鍵番号は留萌南部森林管理署(tel. 0164-42-2515)に連絡し、入林許可をもらえば教えてもらえる。番号は単純で「1234」から関係を崩さず1つずつ回していくとどこかで開いちゃうが(笑)、ちゃんと許可をとったほうがいいでしょう。管理署の皆さんはとても親切です。鍵をあけたらちゃんと元にもどしましょう。ましてやゲートを壊すなどは決してしてはいけません。

(1) 小川林道 北小川ダム周辺部分
 図3

小川林道は道道1063号小川古丹別線から続く上小川ダム管理道(クリーム色)に接続する林道である。古くからある湖畔ルートの他、最近山岳ルートも増設された。最近新設された林道として朗音内ろうねない林道がある。ロウネナイの語源はラゥネ(細く深い谷の)・ナイ(川)である。札幌市豊平区にも月寒川の支流としてラウネナイ川がある。

 朗音内林道お仕事中
朗音内林道は小川林道の支線で平成30年に敷設された林業専用林道です。2019年10月19日、木材の搬出作業が行われているところにお邪魔して探索してみました。
 分岐部
山岳ルート(左)と湖畔ルート(右)の分岐部。
 ダム管理道
小川林道湖畔ルートはダム管理道の奥にあり、北側からはゲート閉鎖にて入れない。
通行規制情報
(1)管理道ゲート位置
(2)種別:シリンダー錠 ABLOY
 小川林道湖畔ルート・上小川ダム管理道
山岳ルートを分岐した後、上小川ダムの湖畔を通り上小川ダム管理道へつながる湖畔ルートです。2019年10月19日、上小川ダム管理道のゲートが開いており、管理道も探索できました。
 山岳ルート
小川林道山岳ルートの始まり部分である。
 小川林道山岳ルート
崖崩れのため路肩の大部分が決壊し、ブッシュ越しに深い谷底が見えます。
通行止情報
(3)通行止位置
(4)理由:崖崩れによる路肩決壊
(5)最終確認:2018.08.18
 小川林道山岳ルート
小川林道本幹側から入り山岳ルートを探索しました。途中崖崩れのため通行止めです。
通行止情報
(3)通行止位置
(4)理由:崖崩れ
(5)最終確認:2019.10.19

小川林道はほぼ全線が2020年9月1日まで林道改良工事予定であり、確認が必要。


(2) 小川林道 工事中止道道周辺部分
 図4

 地理院地図スーパーインポーズ
上図4と同じ角度、縮尺でみた地理院地図。Google Earthに地理院地図KMLデータ(標準地図)を重ねて作成。
 林班図
留萌南部森林管理署の林班図にて道道741号をしめす。道道が作られた部分は道有地となっている。
 道道741号上遠別霧立線
この道は今でも整備されている。 中間あたりに「霧立トンネル」というトンネルがあり、その手前で閉鎖されている。
通行止情報
(3)通行止位置 
(4)理由:トンネル内通行禁止
(5)最終確認:2018.07.07
 道道741号苫前側終点
小川林道を横切るように走る道道741号上遠別霧立線は工事が途中で中止された道道です。小川林道から北に延びる道道741号線を走行しました。
 道道741号霧立トンネルの謎
小川林道を横切るように走る未完の道道741号線。小川林道から南へ下る道道を走ってみました。霧立トンネルはいまも林業用のバイパス路として使用されているようです。
 丸山林道[未踏]
道道741号の近くには丸山林道と呼ばれる林業専用道が発達している。また、小川林道からはおそらくアイヌ沢林道[未踏]と呼ばれる林業専用道がアイヌ沢川に沿って伸びている。上流には愛奴山あいぬやま(268m)がある。
 丸山林道
丸山林道の語源は、近くに丸い山があり、丸山橋と名付けられた橋もあるからである。
 丸山
これがぽっこり丸い丸山である。


(3) 小川林道 背部棘状林道群
 図5

この部分ではほぼ等間隔に沢と尾根が交互にならんでおり、そこに短い林道が設置されている。実際に車で入れるかどうかは不明であるが、各沢へのアプローチ路として重要であり、化石の調査などに有用であろうと思われる。

 小川林道
小川林道本線は非常によく整備され幅員も広く走りやすい。
 下平沢林道
棘状林道群の1つの例として下平沢を示す。林道は草ボウボウの状態で、道路はなんとか判別できるが通行は困難だろう。
 下平沢林道
下平沢という道路名票があります。トゲトゲは林道としてはあるものの長年使用されないため、荒廃し、草ボウボウ閉鎖となっていたのです。
 霧立側ゲート
小川林道の霧立側のゲートです。
通行規制情報
(1)林道ゲート位置
(2)種別:ダイヤル錠
 秋の小川林道(前半)
小川林道の国道239号線の入り口から道道741号上遠別霧立線との交点までの走行の様子です。


(4) シイタケ沢・白頭沢林道
 図6

小川林道の尾部にあたるシイタケ沢林道白頭沢林道[未踏]は、白頭山からの源流を集めてシイタケ沢川と白頭沢川となり、チエボツナイ川の始まりとなるところに位置する。これらの林道は白頭山への好適なアプローチ路となるだろう。林業用の158林班林道[未踏]は現在は廃道となっている。

 地理院地図スーパーインポーズ
上図6と同じ角度、縮尺でみた地理院地図。Google Earthに地理院地図KMLデータ(標準地図)を重ねて作成。
 二股分岐
直進方向はシイタケ沢林道。右への白頭沢は道路が決壊、通行止めとなっている。
通行止情報
(3)通行止位置
(4)理由:伏流による道路決壊
(5)最終確認:2019.07.06
 シイタケ沢林道
シイタケ沢林道はここで草ボウボウのため行き止まりです。
通行止情報
(1)通行止位置
(2)理由:草ボウボウ
(3)最終確認:2019.7.6
 智保内山
智保内山ちえぼつないやまは白頭沢とキッコウ沢の水源となっている山である。「ちほない」と読むのが正式名称かもしれないが、多くの登山家は「ちえぼつない」と呼んでおりそれに従っておく。
 白頭山
中国と北朝鮮の境界にある白頭山と同じ名称であるがもちろん関係はない。白頭山の大部分は苫前町に属するが、山頂は羽幌町に属している。冬山スキーで山頂を目指す人は多いが、夏はクマさんがいるので登山をするのはやめたほうがいい。


KMLファイル: (30) 小川林道.kml

改訂記録:
2018.06.09 小改訂: 索引リンク
2019.07.07 中改定: 図変更、追加。
2019.10.20 中改定: 動画追加。

南留萌林道概説目次
南留萌林道概説はクロカン・ドライブ・登山・自然観察・野鳥観察・化石採集・渓流釣り・昆虫採集など様々な目的のため山に入るひとたちのために作成しています。原人の実地探査などにより訂正・補遺が必要な場合、予告なくその都度改訂していき、最善のガイドとなるよう心掛けていきます。
(1) 南留萌林道の分布概観 (2) 増毛山道周辺の林道 (3a) 増毛民有林道 その1
(3b) 増毛民有林道 その2 (4) 増毛国有林道 (5a) 留萌市道有林道
(5b) 留萌市民有林道 (6) 留萌市国有林道 その1 (7) 留萌市国有林道 その2
(8a) 留萌市国有林道その3 (8b) 留萌市国有林道その4 (9) 小平町道有林道 その1
(10) 小平町道有林道 その2 (11) 小平町民有林道 (12) 小平町国有林道 その1
(13) 小平町国有林道 その2 (14) 小平町国有林道 その3 (15) 小平町国有林道 その4
(16) 小平町国有林道 その5 (17) 小平町国有林道 その6 (18) 小平町国有林道 その7
(19) 小平町国有林道 その8 (20) 小平町国有林道 その9 (21) 苫前町民有・道有林道 その1
(22) 苫前町道有林道 その2 (23) 苫前町国有林道 その1 (24) 苫前町国有林道 その2
(25) 苫前町国有林道 その3 (26) 苫前町国有林道 その4 (27) 苫前町国有林道 その5
(28) 苫前町国有林道 その6 (29) 苫前町国有林道 その7 (30) 苫前町国有林道 その8
総索引 増毛町 総索引 留萌市 総索引 小平町
総索引 苫前町 付録: クマ出没記 
Posted at 2018/02/18 06:38:13 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2018年02月17日 イイね!

MINI原人のNew RINDO TREK 番外編: 南留萌林道概説(29)

MINI原人のNew RINDO TREK 番外編: 南留萌林道概説(29)林道、それは最後のフロンティア。そこには原人の想像を絶する新しい文明、新しい生命が待ち受けているに違いない。これは原人最初の試みとして、調査旅行に飛び出した中古車 ジムニさん号の驚異に満ちた物語である。 

現在留萌地域の林道は雪で覆われ、RINDO TREKは不可能だ。全国のオフローダー・ジムニストのために留萌南部(苫前町・小平町・留萌市・増毛町)の林道について概説するこのシリーズ。第29回目は苫前町の国有林のうち奥古丹(下古丹)の林道について述べる。 


南留萌林道概説 第4章 苫前町 第2節 国有林道 その7

 図1

今回概説するのは苫前町の最深部、奥古丹の林道群である。苫前町の形を恐竜に例えるなら、尻尾の部分にある。

 図2

留萌南部森林管理署の工事用森林・林道地図で示す。概説する林道は、古丹別山・奥古丹林道、二股幌立ふたまたほろたち林道、上大曲沢うえおおまがりさわ林道である。

 クマさん出没注意
なお、苫前町にはヒグマが多数生息する。林道奥深くでは遭遇の可能性も高い。スタックリカバリーの道具や対ヒグマ用武器を携行しない車は単独行は避けるべきである。危険な林道に入る場合、行動計画を家族や友人に知らせておくことをお勧めします。
ちなみにこのクマさんの写真は苫前町郷土資料館にある北海太郎くん(体重500kg)に原人愛用の帽子をかぶってもらったものだ。


苫前町の国有林道にはほとんどゲートがあり、4桁のダイヤル錠で施錠されている。その鍵番号は留萌南部森林管理署(tel. 0164-42-2515)に連絡し、入林許可をもらえば教えてもらえる。番号は単純で「1234」から関係を崩さず1つずつ回していくとどこかで開いちゃうが(笑)、ちゃんと許可をとったほうがいいでしょう。管理署の皆さんはとても親切です。鍵をあけたらちゃんと元にもどしましょう。ましてやゲートを壊すなどは決してしてはいけません。

(1) 古丹別山・奥古丹林道
 図3

古丹別山林道[未踏]は国道239号線から分岐し、古丹別川に沿って東進する林道である。古丹別川が奥二股沢を分岐するところで奥二股沢を渡り、2本の林道に分岐するが、古丹別川に沿う林道を奥古丹林道[未踏]、奥二股沢に沿う林道を古丹別山林道と称する。古丹別山林道は2136・2137林班境界付近で後述する二股幌立林道と合流する(図2参照)。

 地理院地図スーパーインポーズ
上図3と同じ角度、縮尺でみた地理院地図。Google Earthに地理院地図KMLデータ(標準地図)を重ねて作成。
林道ゲート位置を地理院地図で表示
 道路決壊
古丹別山林道は入って間もなく道路決壊のため通行不能となっている。
通行止情報
(3)通行止位置 
(4)理由:路面崩壊
(5)最終確認:2018.06.02


(2) 二股幌立林道
 図4

二股幌立林道は古丹別川が幌立沢と矢口沢に分かれる二股のところから出るため、二股の名を幌立につけている。幌立沢の語源はこの川のアイヌ名がオロウエンベツ=オロ(その中)・ウエン(悪い)・ベツ(川)であるためオロがホロに転じたと思われる。立(たち)は霧立からの転用であろう。この林道は全長7.9kmの比較的長い林道で、古丹別山林道と接続し、循環林道を形成する。

 地理院地図スーパーインポーズ
上図4と同じ角度、縮尺でみた地理院地図。Google Earthに地理院地図KMLデータ(標準地図)を重ねて作成。
 適当?
国土地理院の地図はこの辺の地名、河川名についてかなりいい加減である。訂正しておきます。国土地理院のコメント:「国土地理院では、山名などの自然地名につきましては、地元自治体に確認のうえ、地図に表記しています。(間違いについては)関係する自治体の確認がとれれば地図の表記を訂正することになります。」。自治体が出している「苫前町史」には正しい地名がある。
 霧立2号線
二股幌立林道は幌立沢川が矢口沢と合流するところから出るが河川をまたぐ2つの橋をバイパスする霧立2号線というU字道路があり、林道はそこから出る。
 U字道路
二股幌立林道に入るところには上記のU字バイパスがあって、その入口には大きな土嚢が置いてあり、大型車の通行を妨げている。大きすぎて横をすりぬけちゃいます(笑)。
 二股幌立林道入口
ゲートがありますが、ここも横をすり抜けるスペースがあります。しかし、ちゃんと許可をとって解錠番号を教えてもらい入りましょう。
通行規制情報
(1)林道ゲート位置
(2)種別:ダイヤル錠
 白樺林
二股幌立林道は美しい林道である。
 地すべり
地すべりにより立木ごと道路が埋まっており通行できない箇所がある。
通行止情報
(3)通行止位置 
(4)理由:土砂崩れ
(5)最終確認:2018.06.02


(3) 上大曲沢林道[未踏]
 図5

下古丹別山(388.5m)から源流を得る大曲沢が、S字状の尾根をぐるりと回って流れることから大曲と呼ばれるようになったと考えられるが、上大曲沢林道は大曲沢とともにぐるりとJ字カーブを描く林道である。いくつかの林業用支線を出す。

 地理院地図スーパーインポーズ
上図5と同じ角度、縮尺でみた地理院地図。Google Earthに地理院地図KMLデータ(標準地図)を重ねて作成。
林道ゲート位置を地理院地図で表示
 化石の宝庫
小平町もそうであるがこの辺奥古丹の山地は白亜紀化石の宝庫である。しかし、この奥まで化石採集に来るひとは少ないのではと思う。結構命がけですからね。
 路肩崩壊
上大曲沢林道は入って間もなく河川の崖崩れのため道路の半分以上がなくなり、通行は危険である。
通行止情報
(3)通行止位置 
(4)理由:路肩崩壊
(5)最終確認:2018.06.02
 通行止め箇所
上記3林道の通行止め箇所を示します。


(4) 上古丹別林道

上古丹別林道は、国道239号が古丹別山林道を分岐後、霧立峠に至るまでのほぼ中間地点から起始し、上古丹別山(512m)に向かって北上する林道である。

 林道ゲート
林道ゲートは入り口のすぐ近くにあります。ゲートの錆び具合から、この林道はやや古いものと推定されます。
通行規制情報
(1)林道ゲート位置
(2)種別:ダイヤル錠
 上古丹別林道
上古丹別林道は疎林の中を走る林道で光と影が交錯する道です。
 進入困難
下り坂の手前で草ボウボウとなり進入困難な状況。
通行止情報
(3)通行止位置
(4)理由:草ボウボウ
(5)最終確認:2018.09.15


KMLファイル: (29) 奥古丹林道群.kml

改訂記録:
2018.06.03 中改訂: 図の追加
2018.06.09 小改訂: 索引リンク
2018.09.30 中改訂: 図の追加

南留萌林道概説目次
南留萌林道概説はクロカン・ドライブ・登山・自然観察・野鳥観察・化石採集・渓流釣り・昆虫採集など様々な目的のため山に入るひとたちのために作成しています。原人の実地探査などにより訂正・補遺が必要な場合、予告なくその都度改訂していき、最善のガイドとなるよう心掛けていきます。
(1) 南留萌林道の分布概観 (2) 増毛山道周辺の林道 (3a) 増毛民有林道 その1
(3b) 増毛民有林道 その2 (4) 増毛国有林道 (5a) 留萌市道有林道
(5b) 留萌市民有林道 (6) 留萌市国有林道 その1 (7) 留萌市国有林道 その2
(8a) 留萌市国有林道その3 (8b) 留萌市国有林道その4 (9) 小平町道有林道 その1
(10) 小平町道有林道 その2 (11) 小平町民有林道 (12) 小平町国有林道 その1
(13) 小平町国有林道 その2 (14) 小平町国有林道 その3 (15) 小平町国有林道 その4
(16) 小平町国有林道 その5 (17) 小平町国有林道 その6 (18) 小平町国有林道 その7
(19) 小平町国有林道 その8 (20) 小平町国有林道 その9 (21) 苫前町民有・道有林道 その1
(22) 苫前町道有林道 その2 (23) 苫前町国有林道 その1 (24) 苫前町国有林道 その2
(25) 苫前町国有林道 その3 (26) 苫前町国有林道 その4 (27) 苫前町国有林道 その5
(28) 苫前町国有林道 その6 (29) 苫前町国有林道 その7 (30) 苫前町国有林道 その8
総索引 増毛町 総索引 留萌市 総索引 小平町
総索引 苫前町 付録: クマ出没記 
Posted at 2018/02/17 11:36:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2018年02月16日 イイね!

MINI原人のNew RINDO TREK 番外編: 南留萌林道概説(28)

MINI原人のNew RINDO TREK 番外編: 南留萌林道概説(28)林道、それは最後のフロンティア。そこには原人の想像を絶する新しい文明、新しい生命が待ち受けているに違いない。これは原人最初の試みとして、調査旅行に飛び出した中古車 ジムニさん号の驚異に満ちた物語である。 

現在留萌地域の林道は雪で覆われ、RINDO TREKは不可能だ。全国のオフローダー・ジムニストのために留萌南部(苫前町・小平町・留萌市・増毛町)の林道について概説するこのシリーズ。第28回目は苫前町の国有林のうち霧立地区の林道について述べる。 


南留萌林道概説 第4章 苫前町 第2節 国有林道 その6

 図1

今回概説するのは苫前町の霧立地区の林道群である。霧立の語源は錐立山きりたちやまがあることと、山奥で霧が立ち込めることによる。交通不便のため開拓がはじめられたのは昭和8年(1933年)である。1942年に古丹別から森林軌道が開通、1965年には国道239号線も開通して交通の便は良くなったが、次第に離農、現在は錐立山より東の地域は無人地帯となっている。国道沿線にはコンビニやGSはないので注意が必要だ。

 図2a

概説する林道は下霧立しもきりたち・ナタノ沢林道、ばんの沢・ウグイス沢林道、霧立沼・小平越・下小平越林道、智保内ちえぼつない沢・キッコウ林道、オンコの沢林道、上の沢林道である。。

 図2b

各林道と著明な山との関係を示す。

 クマさん出没注意
なお、苫前町にはヒグマが多数生息する。林道奥深くでは遭遇の可能性も高い。スタックリカバリーの道具や対ヒグマ用武器を携行しない車は単独行は避けるべきである。危険な林道に入る場合、行動計画を家族や友人に知らせておくことをお勧めします。
ちなみにこのクマさんは三毛別ヒグマ事件再現現場に飾られた模型である。


苫前町の国有林道にはほとんどゲートがあり、4桁のダイヤル錠で施錠されている。その鍵番号は留萌南部森林管理署(tel. 0164-42-2515)に連絡し、入林許可をもらえば教えてもらえる。番号は単純で「1234」から関係を崩さず1つずつ回していくとどこかで開いちゃうが(笑)、ちゃんと許可をとったほうがいいでしょう。管理署の皆さんはとても親切です。鍵をあけたらちゃんと元にもどしましょう。ましてやゲートを壊すなどは決してしてはいけません。

(1) 下霧立・ナタノ沢林道
 図3

下霧立林道は霧立地区の入口にあたる部分で、以前に集落や霧立小学校のあった場所に古丹別川に沿う森の北縁に設置された林道である。下霧立林道からは、ヤシコワンナイ沢に沿ってナタノ沢林道が出ている。ヤシコワンナイとはヤシ(すくい網)・コ(そこに)・アン(ある)・ナイ(川)であり、アイヌが網漁を行っていた川なのだろう。ナタノ沢はヤシコワンナイの別称であろうか。

 下霧立林道
下霧立林道は2018年に訪れたときには土砂崩れの復旧作業中で通行できませんでした。2020年6月27日、途中の道路決壊の場所まではなんとか通行できました。この林道の名は錐立山の裾野を走るからだと思われます。
 下霧立林道
2020年6月27日、林道はここで道路決壊のため通行止めでした。。
通行規制情報
(1)林道ゲート位置
(2)種別:ダイヤル錠
通行止情報
(3)通行止位置
(4)理由:道路決壊
(5)最終確認:2020.06.27
 錐立山
標高307.1mの低い山であるが、先端が錐のようにとがっているのが山名の由来と思われる。
 ナタノ沢林道
ナタノ沢林道は下霧立林道からヤシコワンナイ川に沿って別れる支線林道です。2020年6月27日、この支線も探索、イタドリの張り出し以外、比較的走りやすい林道ですが、途中で道路決壊のため通行止めです。
 ナタノ沢林道
2020年6月27日、林道はここで道路決壊のため通行止めでした。
通行止情報
(3)通行止位置
(4)理由:道路決壊
(5)最終確認:2020.06.27


(2) 盤の沢・ウグイス沢林道
 図4

磐の沢林道雛の沢林道ともいう)は霧立橋の近くで起始し、古丹別川筋にそって走り、ウグイス沢林道を出したあと、ニセイウンナイ沢に沿って南下する林道である。ニセイウンナイとはニセイ(断崖)・ウン(ある)・ナイ(沢)である。ウグイス沢林道[未踏]は盤の沢から別れ、一旦川筋に沿って北上、ヘアピンカーブを描き、尾根筋に沿って西に走る林道である。

 ニセイウンナイ
崖のある沢という意味のニセイウンナイ沢。確かに崖がせまっている沢である。盤の沢というのも元は「いわお」を意味する磐であったのかもしれない。
 盤の沢林道ゲート
盤の沢林道の入り口ゲート部です。
通行規制情報
(1)林道ゲート位置
(2)種別:ダイヤル錠
 土砂崩れ
2018年7月7日大雨のため盤の沢林道には土砂崩れがおき、通行困難でしたが復旧工事が行われ現在は通行可能となっています。
通行止情報
(3)通行止位置
(4)理由:土砂崩れ→復旧
(5)最終確認:2020.06.27
 盤の沢林道
盤の沢(雛の沢)林道は2019年前回探訪時にも走行可能でしたが、2020年6月22日も林道終端まで走行可能でした。途中崖崩れや、路肩が掘れていてハマると厄介な箇所はありましたが、大きな困難はありませんでした。
 分岐部
右がウグイス沢林道、左が盤の沢林道です。ウグイス沢林道は幅員が狭く、草ボウボウです。


(3) 霧立沼・小平越・下小平越林道
 図5

小平越林道[未踏]は滝の下橋の近くで分岐し、小平越沢沿いに南下する全長6.2kmの比較的長い林道である。滝とは霧立沼から出る霧立の滝をいうが、これについてはKITANOTAKI.NETによる霧立の滝/霧立沼の滝を参照されたい。起始から400mで霧立沼沢沿いの霧立沼林道を分岐し、そこから800mで古丹別川沿いに東進する下小平越林道[未踏]を分岐する。

 地理院地図スーパーインポーズ
上図5と同じ角度、縮尺でみた地理院地図。Google Earthに地理院地図KMLデータ(標準地図)を重ねて作成。

通行規制情報
(1)林道ゲート位置
(2)種別:ダイヤル錠
 小平越
小平越沢の分水嶺を越えると小平蘂川水系のアカノ沢に出る。
 小平越林道
霧立沼林道分岐後、下小平越林道分岐前の中間地点で路肩崩れのため通行止めである
通行止情報
(3)通行止位置
(4)理由:路肩決壊
(5)最終確認:2020.06.27
 霧立沼林道
霧立沼へ上がる沢は草ボウボウ、道はない。
通行止情報
(3)通行止位置 
(4)理由:林道終端
(5)最終確認:2018.07.07


(4) 智保内沢・キッコウ林道

 図6

智保内山は「ちほないさん」と読むとおもわれるが、登山家の間ではアイヌ語源のとおり、「ちえぼつないやま」と読むならわしになっており、本稿では後者に従っておく。智保内ちえぼつない沢林道、キッコウ林道はともに智保内ちえぼつない山の山すその広くなだらかな斜面を林業に利用するため、後述する小川林道の林業用支線を補う形でつくられたものであろう。Google Earthの画像をみると、タイル状に伐採・植林を行った痕がみられる。キッコウ林道の名称はキッコウ沢に由来する。キッコウ沢は別名「下ノ沢」とも呼ばれる。

 地理院地図スーパーインポーズ
上図6と同じ角度、縮尺でみた地理院地図。Google Earthに地理院地図KMLデータ(標準地図)を重ねて作成。
林道ゲート位置を地理院地図で表示
 林道入り口
智保内ちえぼつない沢林道とキッコウ林道の入り口である。
 分岐部
左が智保内ちえぼつない沢林道、右がキッコウ林道です。2019年7月6日の調査では両林道とも終端まで通行可能でした。


(5) オンコの沢林道
 図7

オンコの沢林道は熊追橋の近く、国道239号線に道道742号線が合流する直前から起始し、古丹別川に沿って林縁を走り、オンコの沢とともに南下する全長4.8kmほどの林道である。オンコの沢川移行の部分は2117林班林道となる。途中林業用支線林道を出す。オンコの沢の名の由来は不明である。オンコとは木のイチイのことなので、イチイの木が多い森なのであろうか。

 オンコの沢林道
2018年入口部の橋のたもとが決壊し通行止めでしたが、現在は復旧してます。
通行規制情報
(1)林道ゲート位置
(2)種別:ダイヤル錠
通行止情報
(3)通行止位置
(4)理由:橋決壊→復旧
(5)最終確認:2019.07.06
 オンコの沢林道
橋から奥に入って間もなく、道路崩壊のため通行止めです。
(3)通行止位置
(4)理由:道路決壊→復旧
(5)最終確認:2020.06.27(この部分はは2019年10月~2020年2月に改良工事が行われました)
 オンコの沢
オンコの沢林道はこれまで土砂崩れ、道路決壊により入り口近くで通行止めになっていました。2019年度、災害復旧工事が行われ立派に復旧されましたが、その後の林道は草ボウボウでまもなく通行不可能となります。


(6) 上の沢林道
 図8

上の沢林道は上述のオンコの沢林道の反対側の山林、熊の沢川(別名上ノ沢川)沿いに走る林道である。熊の沢川(上の沢)は白頭山の南麓の水を集め古丹別川に注ぐ渓流である。熊の沢、熊追橋と熊を冠した名称が多いのはこの付近が熊が多かったことを示している。

 地理院地図スーパーインポーズ
上図8と同じ角度、縮尺でみた地理院地図。Google Earthに地理院地図KMLデータ(標準地図)を重ねて作成。
 上の沢林道
ゲート部分である。この奥は草ボウボウで通行困難となる。
通行規制情報
(1)林道ゲート位置
(2)種別:ダイヤル錠
通行止情報
(3)通行止位置
(4)理由:草ボウボウ
(5)最終確認:2019.07.06
 2155林班作業道
上の沢林道のすぐ近くにこの林業専用道があります。本当は2154林班にあるので2154林班作業道と名付けるべきところ、原人が間違って名前をつけたところ、北海道森林管理局もその名を採用したみたいです(笑)。
 2155林班作業道
この短い作業道の走行の様子です。Google Earthでみるとラリアット部分があるように見えますが2020年6月27日、実際はありませんでした。

KMLファイル: (28) 霧立地区林道群.kml

改訂記録:
2018.06.09 小改訂 索引リンク
2018.07.19 中改訂 図追加
2018.07.31 小改訂 通行規制・通行止情報
2019.07.07 中改訂 図追加・変更
2019.09.11 中改訂 図追加
2020.07.01 大改訂 図・動画追加

南留萌林道概説目次
南留萌林道概説はクロカン・ドライブ・登山・自然観察・野鳥観察・化石採集・渓流釣り・昆虫採集など様々な目的のため山に入るひとたちのために作成しています。原人の実地探査などにより訂正・補遺が必要な場合、予告なくその都度改訂していき、最善のガイドとなるよう心掛けていきます。
(1) 南留萌林道の分布概観 (2) 増毛山道周辺の林道 (3a) 増毛民有林道 その1
(3b) 増毛民有林道 その2 (4) 増毛国有林道 (5a) 留萌市道有林道
(5b) 留萌市民有林道 (6) 留萌市国有林道 その1 (7) 留萌市国有林道 その2
(8a) 留萌市国有林道その3 (8b) 留萌市国有林道その4 (9) 小平町道有林道 その1
(10) 小平町道有林道 その2 (11) 小平町民有林道 (12) 小平町国有林道 その1
(13) 小平町国有林道 その2 (14) 小平町国有林道 その3 (15) 小平町国有林道 その4
(16) 小平町国有林道 その5 (17) 小平町国有林道 その6 (18) 小平町国有林道 その7
(19) 小平町国有林道 その8 (20) 小平町国有林道 その9 (21) 苫前町民有・道有林道 その1
(22) 苫前町道有林道 その2 (23) 苫前町国有林道 その1 (24) 苫前町国有林道 その2
(25) 苫前町国有林道 その3 (26) 苫前町国有林道 その4 (27) 苫前町国有林道 その5
(28) 苫前町国有林道 その6 (29) 苫前町国有林道 その7 (30) 苫前町国有林道 その8
総索引 増毛町 総索引 留萌市 総索引 小平町
総索引 苫前町 付録: クマ出没記 付録:続クマ出没記
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Posted at 2018/02/16 07:22:32 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

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「@藤十郎 さん、はい、子供みたいに毎日進捗状況をみております。」
何シテル?   08/12 12:29
・ 北海道札幌市在住の「MINI原人」です。 ・ 学名 MINIpithecus roadsterus ssp. cooperS。絶滅危惧種です。 ・ いろ...
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