T・CIOZERのブログ一覧

　日取りの決定、それはあまりに唐突だった。
　昨日の晩のこと。ディーラーさんから「明日、注文されたお車が店内入荷となります」との一報が入った。で、納車日を決める話に入って「明日は日が良く（大安）、店内入荷後、確認を済ませたらお届けにあがりたいと思いますが、いかがでしょう」ということになり、家族と相談した結果、本日夕方の納車になった。
　届けに来て頂いた方は、１２年前にステージアを届けてくれた方だった。彼にはそのとき以来お世話になっており、それはそれは長いお付き合いだ。
　クルマの操作説明を一通りして頂き、必要な手続きを済ませて納車完了。しばらくはオーナーズマニュアルとナビ付ＡＶシステムの取説とを読む日々が続きそう。
「エクストレイル２０ＧＴ」それは、我家では俺が免許を取ったばかりの頃に、良く世話になったパジェロ以来、実に１２年ぶりの「ディーゼルＭＴ車」であり、俺にとっては「問題児」（こちらはステージア以上に大食いだった。しかもハイオクをな！！）を降りてから７年ぶりのＳＵＶ。まあいずれにせよ、あの頃はＳＵＶとは言わずに「クロカン車」とか「本格的オフローダー」とか呼ばれたカテゴリーに属するクルマだったので、エクストレイルみたいな「オフロードも行けるが基本は都市型ＳＵＶ」とでも言うべきクルマは、実質的には初めてかもしれないが、とにかくこれはめぐり合せとでも言うか、「初心に帰れ」と言う神のお告げだったのかもしれない。
　この「２０ＧＴ」を買う前、実はいろいろなクルマを試乗した。同じ日産ならスカイライン（Ｒ３３の頃～現行Ｖ３６まで）やティーダとか、他にも三菱、スバル、ホンダ。しかし、どれも俺をステージアから降ろすことは出来なかった。やはりパワフルで経済的なクリーンディーゼルと６ＭＴが効いたのか。なにはともあれ、俺を最愛のステージアから引き摺り降ろしたのは、この「２０ＧＴ」だけだ。その思いを込めて、大切に付き合って行きたい。

　このマイページにてステージアとの思い出を綴ったフォトギャラリーを公開したところ、たくさんの方に訪問頂いた。この場を借りて厚く御礼を申し上げる次第である。訪問頂いた方の多くがステージアのオーナーの方で、その方たちのページを見させて頂いたが、手放してしまった立場からすれば、やっぱりオーナーの方が羨ましいと言うか、名残惜しいというか。。。そんな感じだった。今は次のクルマが納車されるまで、クルマ屋さんが出してくれたレンタカーに乗っているが、ステージアにすれ違ったり見かけたりすると「ああ、いいクルマだったな～。」と、つい声が出てしまう。
　高級感もあり走りも楽しかった。ノーマルでも全然問題ないがアフターパーツも豊富で、自分なりにカスタマイズする楽しみもこのクルマにはあった。
　燃費等、維持費の問題さえなければ。。。未練がましいようだが、それが率直な思いでもある。
　今度のクルマは「乗って（運転して）走って楽しい」という部分では、ステージアと比較しても決して引けを取らないというか、凌いでいる部分もあるのかと思う。そして何よりも嬉しいのは、低燃費でその上小型車枠に入る排気量なので「維持費が割と安い」こと。しかし「いじって楽しむ」となると、例えば外観や内装を自分好みに仕立てていくと言う楽しみ方はあっても、ステージアのように「走りのメカの部分をカスタマイズする」という部分ではクルマの性格上（割と特殊な？クルマだからなぁ）それは難しいというか、まず無理だと思う。今度のクルマはそういう楽しみ方をするようなクルマじゃないから、まあ良しとしよう。
　それよりも尽きない悩みと言うのは「納車を何時にするか」ということである。１２年前、ステージアが納車された時と同じ日というか、同じ条件の揃った日時が一番良かったのだが、残念ながらそれは叶えられなかった（今月中旬以降だからね）。一番避けたいのは、あの「問題児」が納車された時と条件が揃ってしまうこと。それだけは何が何でも避けなければならない。
納車を待つ楽しみとは裏腹に非常に悩ましい部分だが、その辺はクルマ屋さんとしっかり話し合って決めて行きたいと思う。