T・CIOZERのブログ一覧

　２０ＧＴが納車されてからもうすぐ７ヶ月。当初はクロカン四駆はおろかＳＵＶにも興味がなく（今でもそうかも知れないけど・・）、もしこの「クリーンディーゼル搭載！２０ＧＴ」というグレードが存在しなかったら、おそらく買うこともなかったであろうエクストレイルも納車されて以来、オフロードどころかダートすら、どこかの未舗装の駐車場ぐらいしか乗り入れたことがない。せっかくＳＵＶを買ったのだから、たまにはダートでも走ってみるかと、昔クロカン乗りだった頃によく行った、三保の海岸に行ってみる。
　もう８年以上振りに行ったので、「クロカンを降りて久しいが、まだあの道は残っているのかな」とか「今日みたいに前日に雨が降った日は、少し水溜りがあるのかなぁ」と、いろいろな思いをよせていた。
　いよいよ三保の海岸に到着。ウインドサーフィンを楽しむ人たちのクルマ、海を眺めに来た人たちのクルマが停まっていた。でもなんか様子が変だなあ、下の側道から見えた時は草が生い茂っていて、まるで今まで道があった所に道がないような？感じがした。
　気になったのでクルマを停めて、歩いて道の様子を確認に行ったら、予想通りに？道は閉ざされていた。写真の通り、コンクリートブロックとチェーンでガッチリ閉鎖されていた。しかも朽ちたバリケードのオマケ付き。。本来ならばこの道は海水浴場方面に抜ける道で、路面は砂利ベースの硬いダート。道幅が狭いため、すれ違いに多少苦労することを除けば難易度的にも低く、（クロカンやＳＵＶじゃなくても、セダンでも走れるくらいだもん）、程よく凹凸があって「クロカンごっこ」や「気分を味わう」にはうってつけの道、オフロード走行用ではないこのクルマを走らせるには、まさに「もってこい」といった道。しかも周辺には危険要素はなかったのに（有るとすれば、台風の時の高潮、更には地震の時の津波か）、非常に残念。。かといって、わざわざ伊豆のモビリティパークみたいなところまで行って、しかも５，０００円近くも払ってオフロード走りたいとも思わないし（昔はそうでもなかったんだけどなぁ。じゃ、いつからそういう思いが芽生えたか、それはクロカン四駆の使い勝手の悪さにホトホト愛想が尽き、「クロカン＝無駄の塊」に思えてきた頃にほぼ同じだと思う）。。。
　この三保海岸のみならず、家から２ｋｍ程南下したところの海岸も然り。昔はここの海岸から１ｋｍ程西の大浜海岸まで続くダートがあって、結構楽しめたんだが。。。それが今となっては海岸へは徒歩か、せいぜい自転車でしか入ることが出来なくなってしまった。
　海岸が駄目なら今度は河原。そこも１０年近く行ったことがなく、そこへきて場所もうろ覚えなので自信ないが、んー、どうかな？走ることが出来ればいいなと思う。

　今日は薄曇りの中、愛知県は東海市・名古屋方面まで、テストを兼ねてドライブに行った。静岡ＩＣから東名高速に入り、豊田東ＪＣＴ、伊勢湾岸道を経由して東海ＩＣに出る。道中、東名岡崎ＩＣ付近で交通集中による渋滞にはまり（ここは休日の交通情報で渋滞の常連という「難所」でもある）、予定到着時刻が大幅に遅れてしまった。。。東海ＩＣから産業道路を経由して、名古屋方面に向かう頃にお昼に入った。いつもは東海ＩＣから程近いＣｏＣｏ壱のカレーで済ませるのに、せっかく名古屋まで来たんだから名古屋めしでも食おうと思い、今日は学生時代に何かいいことがあったら必ず行っためん処に立ち寄り、名古屋名物みそ煮込み定食（写真）を食べた。麺類といえばうどんやきしめん、そうめんという小麦系よりも蕎麦の方が好きなんだが、なぜかこのみそ煮込みうどんは好き。コシの強いめんの歯ごたえに、当時から変わらぬ八丁味噌の味。とても懐かしい味で美味かった（そういえば大学生になって静岡を出て、名古屋デビューしたときも家族・親戚一同でこの店に来たんだよなぁ。あれからもう十数年、流石に歳をとったと感じてしまいました。これ以上は歳をとりたくないのですが。。）。
　めん処を後にして、このすぐ近くにあるスーパーにお目当ての「自家製焼き豚」を買い求めに行った。しかし建物はそのままなのに、経営者が代わったのかなんなのか、店名と共に店の様子も変わってしまい、お目当ての「自家製焼き豚」がなかったのには落胆。テストドライブも然ることながら、この焼き豚も目的だっただけに残念至極。。。
　気を取り直してクルマに乗り込み、来た道を寄り道しながら再び東海ＩＣ方面に向かう。　伊勢湾岸道東海ＩＣから静岡方面へクルマを走らせる。行きはそれなりにエコドライブを意識したが、帰りはエコを意識しながらも、前が空いたような所でカッ飛ばしてみる。昔のディーゼル車ではおよそ考えられないような速度に、しかもどうかすればガソリン車では排気ガスがニオうほど必死こいて回さなければならないところを（前を走る結構なガソリン車（俺の嫌いなＴ社製２８０ｐｓの２．５ＬツインターボとかＶ６・ＮＡ３．５Ｌ）がそうだった。コイツらときたら後ろからちょっかい出してきやがったもんだから、逆にコイツら追っかけ回してやった時にコイツらが吐く排気ガス。色こそ無色だが、俺が外気導入にしてたからコイツらが吐く息（＝排ガス）の臭いこと臭いこと・・・でも、そうは言っても俺だってちょっと前まではＣ３４ステージア乗り。高回転時の伸びに酔いしれて？エンジンぶん回してカッ飛んでたときは、後続車にこんな臭い排ガス嗅がせてたのかな？）、それほど回さずとも、しかも短時間で達してしまうクリーンディーゼルの圧倒的な動力性能（！！）を堪能できた。エンジンルームを開ける度に「こんなにこじんまりとしたエンジンの、どこからそんな力が沸いてくるんだよ」と思うくらいだ。
　途中、赤塚ＰＡに寄り家族と親戚の家にお土産「ヤマサのちくわ」を買い、このまま静岡ＩＣに向かっても面白くないし、もう充分クリーンディーゼルの圧倒的な走りを楽しんだからと、丁度中間地点にあたる浜松ＩＣで高速を降りる。ここから静岡まではＲ１バイパスと、この２０ＧＴを買ったときに慣らしで使った道を走る。ここからはまたエコドライブで静岡方面へ向かう。　前行程３５３ｋｍを走り、特に不具合も確認されず、無事に家に辿り着く。今日の燃費は１５．５ｋｍ／Ｌ。まずまずの燃費で、これで修理前と変わらず、調子も悪くないことが確認され、テストドライブを無事終了した。

　こんだぁだいじょーぶらぁなぁ。静岡弁で、標準語的に表現すれば、「今度は大丈夫だろうね」といったところか。１０／１６の夕方に入庫以来、５日振りに帰ってきた２０ＧＴ。今日のお昼ごろに「修理完了致しました。テストドライブもさせて頂きましたが不具合は確認されず、お客様に返せると判断致しましたので、ご都合のよろしい時間にお立ち寄りください。」との一方が入ったので、今日の会社帰りに迎えに行った。前回同様、クルマが出庫されてくるまでしばらく待っていた。今回は実車のエンジンルームを見ながらの説明となった。
　まず再発した原因について。
ＥＧＲの部分にカーボン（煤）が少し溜まり、それにセンサーが過敏に反応してしまってチェックランプが点いてしまうとのことだった。
　対策工事について。
ＥＧＲ周辺のカーボンを落とし、ＥＧＲセンサーの新替えとスロットルチャンバーの新替えをした上で、前回同様日産からのコンサルトでリセッティング。インタークーラー出入口配管等、補機類及び構成部品の検査を実施するも、異常は確認されず。尚、リコール対象車なので、その対策も併せて施工。
　テストについて。
実走行（２０ｋｍ前後）にて確認。異常のないことを確認できたので、これを以て今回の工事を終了。
わかり易く丁寧な説明には、いつもながら感心させられます。
　しかしその再発原因の部分が気になったのでちょっと訊いてみた。「そいじゃあさあ、また時間が経ってカーボン溜まったら、またおんなじこと繰り返しゃあなんないだかしん。（＝それじゃ、また時間が経ってカーボンが溜まったら、また同じことを繰り返さなければならないのかしら）」するとサービスマンは答えた。「日産からのコンサルトに、ＥＧＲセンサーがカーボンに対して過敏に反応するのを防ぐ修正プログラムが組込まれていますので、再発の心配はないものと思われます」と。
　そいじゃあ、ありがとうございましたと言って店を後にする。家に辿り着き、夕食後に一服してからスイミングに行く。最近どうも太ってしまったので（毎日のように食ってた「おでん」が効いた？もちろん「静岡おでん」ってヤツだ。こればっかりはカレーとか中華料理と一緒ぐらい、私の好物だし・・）いつもはくたびれるまで泳ぐところを、今日は早めに切り上げて２０ＧＴのテストドライブに行く。大谷～三保の海岸通り（Ｒ１５０）、往復約２５ｋｍを走ってみる。夜間でもあり交通量も少なく、片側２車線の道路はテストドライブに絶好のコース。色々と走行パターンを試したが、特に異常は確認されなかった。
今度こそ週末にロングドライブでテストが出来れば良いのだが・・・
尚、添付の写真は店を出るときの写真。リセットしたのか時計こそ実際の時間とは違っているが（確かＰＭ５：４０ちょっと前位？）距離計が８８８８ｋｍを指しており、８＝末広がり（私の好きな数字でもある）、広く、そして末永くこのクルマと付き合っていけるよう願いを込めて撮影したものを掲載した。

　会社からの帰り道、橋を越えて信号待ちしていると、またしてもエンジン警告灯が点灯した。幸い発生場所からディーラーまでは近かったので、ディーラーに直行‥
再度エンジン警告灯が点いたことを伝え、点検してもらった。暫く待っていると「今回、原因と思わしき部分を外して各パーツ単体を検査、場合によっては新替えする方向で作業を進めます。併せてリコールの内容も施工していきます。」と、サービスマンから説明が有った。
　今日も会社の休み時間や手が空いた時「明日は休み。テストドライブは何処行こうかなぁ」と考えていた矢先のことだけに、ショックだった。そういう思いとは裏腹に「保証の効くうちに、不具合が出尽くしてくれた方が良い、さもないと・・・」とも思った。どういうことか？それは昨日ＵＰしたブログにも出てきた、ある輸入車ディーラーで買った「問題児」とは同じ轍を踏みたくない、あるいは２０ＧＴには踏ませたくないという思いが、ふと頭の中を過ったからだ。（そう、俺がクルマ貧乏になったことと、あの当時ＳＵＶも含めて四駆に興味を失ったのは、源を辿ればすべてコイツ（＝問題児）に行き着く・・・）
　神のお告げか腐れ縁か、とにかく何かの縁有って再会した「ＤＥターボ+Ｍ／Ｔ+四駆（ＳＵＶ？）」、クリーンＤＥはちょっと未完成かな？それにルノーが入ってるとはいえ、こういうことはまず無いのかもしれないけど、まかり間違ってエンジン周りの電装がアチラさんだったらどうしよう・・（ルノーはフランスだから無いかもしれないが、英国車に良く使われる「ルー○ス」。あそこの製品は最悪だぞ！！）とか内心は思っていたが、買ってしまった以上は付き合っていくしかないし、付き合っていこうと思う。今は幸いネットという環境も発達していて、同じクルマに乗っておられる方の生の声や、不具合も調べることも出来る。今後もそういった情報をフルに活用して、クルマと付き合っていこうと思う。

　昨日の夕方、修正も無事に終わったとディーラーから一報が入ったので、会社帰りに２０ＧＴを迎えに行った。仕上げの洗車を待っている間、サービスマンから大まかな説明を受ける。「ＥＧＲセンサーとエンジン警告システムとが上手く噛み合ってなかったのが原因で起こった、プログラム上の不具合です。なので今回、日産からコンサルトを取り寄せてからの作業となりました。時間が欲しいと言ったのはこのためです。また、心配しておられました機械的な部分についても点検致しましたが、こちらについては何等異常は認められませんでした」とのことだった。これは余談ですが、この日産ディーラとはもう十数年のお付き合いですが、懇切丁寧な対応には行く度に感心させられます。車は直せないわ、そのくせ客に対する態度は横柄だわ・・みたいなどこかの輸入車ディーラー（当時居たそんな輩は、店舗移転の際に一人残らず店を追われたみたいだけどね。。。まあ当然の報いというか、どうやらジャッジメントが降ったみたいだな。。。！！）とは、まるで天地の差の如し。
　ディーラからの帰り道、家まではまともに帰れば２ｋｍ有るか無いか位の近距離なので、少し遠回りをしてテストしてみた。特に異常も無く家に着く。
　そして今日、通勤で使用してみても異常は無し（ただ私の場合、家から会社までは７ｋｍ弱、時間にして１５分～２０分程と近いので・・・）。
　今度の週末、久々にテストを兼ねてロングドライブにでも行ってみるつもりです。