T・CIOZERのブログ一覧

　今回は「マツダ デミオＸＤ Ｔｏｕｒｉｎｇ ６ＥＣ‐ＡＴ」に試乗しました。デビューからまもなくして「日本カー・オブ・ザ・イヤー２０１４」に輝いたのは、記憶に新しいところでしょうか？
　試乗車を準備して頂いた時、まずはディーゼル車とは思えない位、車外のエンジン音の静かさに驚き！乗用車用ディーゼルとして世に出された筈の、ワタシの２０ＧＴに搭載の「Ｍ９Ｒエンジン」が（コレだってディーゼルにしちゃぁ静かな方だけんね。年数経ってもそんねんうるさかぁなんないし）、まるでトラック用エンジンかと錯覚する位です。運転席に乗り込み、営業マン殿の説明を受けますと、エンジンＯＮで起動する「アクティブ・ドライビング・ディスプレイ」にビックリです。
　それでは試乗にＧＯ！走行中の車内も静かで、スムーズに車速を上げて行きます。気になる走りの実力は如何か？これがまた素晴しい！当に「小さな車体に大きなエンジンを載せたクルマ」みたいな感じで、１５００ｃｃ近辺のＮＡガソリンエンジンを積んだこのクラスのクルマではまず味わえない余裕、前が空いたときに加速する楽しさ、或いは登り坂に差掛ったときの優越感がタップリ味わえます。かといって決してオーバースペック感も感じず、この辺のバランスも絶妙！およそディーゼル車に乗っているとは思えない位の感覚は、他の「ＭＡＺＤＡ　ＳＫＹ‐Ｄ搭載車」に通ずるところでしょうか（まあこの辺は昔のディーゼル車しか知らない、或いは最近のクリーンディーゼル車に乗ったことがなければ判らない感覚。「気になったら乗ってみる」コレが一番では？まして試乗はタダでさせてくれるだもんでね・・）。
　試乗から戻り、今度は後部座席の居住性を主に中身をチェック。５ナンバーサイズながら上出来でしたが、後部座席の頭上の空間が・・・ココは唯一「惜しい」ところです。クルマを通勤や趣味の足としては勿論、ある時は家族揃っての遠出、またある時は家族／親族の送迎、そしてまたある時は荷物の運搬に・・とクルマを使う身としては、正直もう少し大きなクルマのほうがいいかな？　今のワタシの相棒でもある「エクストレイル　２０ＧＴ」は、そんな私の使い勝手に割とハマってて、耐え難い不満がある訳でもないので「今すぐに買い換える」ことはないでしょう。その一方で「欲しいクルマ」或いは「余裕があれば買い換えたいクルマ」があるのも確かですが。。。（例えば「アテンザ　ＸＤ」とかね♪でもそんなときは、ココに記した最後の段落部分のようなことを思い出してます。要するに、十数年ぶりに「ディーゼル＋ＭＴの四駆」に再会したら、「ＳＵＶ」と呼称こそ変ったものの、格段に進化していたことに思わず感動！！（まるで同窓会とかで、当時はそれ程でもないっけけん、大人んなったらバッカ美人になってた女性にでも会ったときみたいですねf(^_^;。）みたいなことでしょうか？）
　　ただ、ワタシがもし今の段階で、このクラスの「コンパクトカー」に乗換えるとすれば、間違いなく「デミオＸＤシリーズ」は筆頭候補でしょうね。その位の出来映えでした。マツダさん、素晴しいモノ出しましたね♪
　最後にカタログをもらいたかったですが、人気車種だもんでかカタログは品切れってことであえなく断念。。。(-_-;)後日改めてもらうこととしました。
　今回の試乗で、今までは然程興味のなかったこのセグメントにも興味／関心を抱き、これからも各社の動向（但し８０点主義の某社除く（笑））から目が離せなくなるのかな～とも感じました。