一世一代の大計画となった私の
申年プロジェクト。
悲喜交々の進行過程を追いかけたブログ”次なる十年の計”シリーズは、5月末の外構工事完了をもって終了しました。
そしてこのたび、新たにスタートするは・・・
“新しい隠れ家案内”シリーズ(笑)。
その主旨は、申年プロジェクトの唯一かつ最大の成果物として完成した新居(=新しいカーライフ拠点)に対し、クルマ好き・マツダ好き・レース好きの私の要望(ワガママ)を如何に詰め込んだのか、備忘録も兼ねて少しずつ披露していくというもの。
当然ながら・・・
世の中の多くの常識人、あるいは標準的なクルマ好きの方々にとっては理解の範囲を超える馬鹿げた内容も数多く含まれると思われるので、呆れられたり落胆されたりするのは承知の上でm(__)m。
で、今回はイントロ編として、個々のワガママ解説を始める前に今一度、私が"新カーライフ拠点"をどう位置付けていたのか、首謀者自身から説明しておこうと思います。
とはいっても、件の”次なる十年の計”シリーズで、初っ端に私がコンセプトシートなるものを用意した異例のプロセスや、カースペースに対する数々の無理難題な要件に関しては、十分に紹介してきたつもり。
よって、ここでは少し切り口を変え、私が新しい拠点を設けた本質的な理由について、「私が実現したい世界」との観点で言及してみましょう。
それは、次の2つの世界に集約されます。
ひとつは
「青春の情景を再現した」世界であり、
もうひとつは
「カーライフの究極形を表現した」世界。
うわ、なんだか大袈裟な(苦笑)
まずは前者から。
かのバブル絶頂期、日本企業が国内外のモータースポーツ活動に積極参画していた頃に、スポーツプロトタイプカーの耐久レースを観戦し、マツダ767Bが奏でる孤高の4ローターサウンドにすっかり心を奪われ、それ以降、熱烈なモータースポーツファンとなったのがこの私。
さすがに現在では、サーキット特有の音や匂いとはすっかり縁遠い生活となり、せいぜい週末にCS放送のレース中継番組を楽しむ程度で、青年の頃の情熱はどこへやら・・・。
でも、ふと目を閉じればあの日の情景を思い出すことができるし、それは同時にこれまでの私の人生の中でとびきりアツくて充実した時期であり、これが現在までの自身の足跡に決定的な影響を与えたといっても過言ではないのです。
ならば、いつでもあの日に正確にタイムスリップでき、若かりし頃の滾るような情熱を等身大で想起できるように、かつての4ローターサウンドに陶酔した一青年の成れの果て(爆)として、四半世紀前の憧憬を心置きなく表現したいと思ったわけですね。
そして後者。
広島から地元・周南に引っ越して10年。”昭和の”古家+縦長ロングカーポートという新環境で3台の愛車と過ごしてきた自身のカーライフを振り返り、ここでさらなる発展を期したことが発端。
賃貸マンションに月極駐車場1枠、という制約付きの環境から一変、(田舎とはいえ)車庫付きの自宅という好環境にステップアップを果たしたものの、用途別の3台体制という独自のマイカー構想を100%満足できるカタチで実現し切れなかった”無念”を晴らすために、自らがイチから積極関与した、妥協なき新拠点が必要だと判断したわけです。
よって、10年分の経験に基づき、旧拠点での美点をできるだけ継承しつつ、欠点は徹底的に潰していくというのが基本路線。3台(+1台)のマイカーが常に独立して稼働できる点や、全車・全ドアの乗降が一滴の雨にも濡れずにできる点に執着したのは、積年の課題をクリアしようとする強い姿勢の顕れですね。
こうして、各々の使命を背負ったマイカーたちを生き生きと活躍させることで、家族と愛車の双方がウンと輝いている理想的な状態を、一人のクルマ好きとしてぜひ描いてみたかったのです。
どうでしょう、2つの個性的な世界(^-^;。
これらの奇特な世界を私がどんな要素の寄せ集めで表現しようとしたのか、次回以降の本編で少しずつ紹介していきたいと思っています。
いかんせん公私ともに多忙多難な状況ゆえ(遂に「マイナス10kg」に突入しました…汗)、前作シリーズ同様、気まぐれな不定期連載となるのはほぼ確実な状況ではありますが、良くも悪くも印象に残る内容を目指しますので、気長にお付き合いいただければ嬉しい限りですm(__)m。
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隠れ家の新プロジェクト・2 | 日記
Posted at
2017/07/29 23:58:31