
先日
やっとGetした、MX-30 EVモデルのカタログ。
エンジン搭載モデルと比べると厚みはざっと約3分の1、内容も全体的に薄味で、ちょっと期待外れな感じでした。
果たして、このカタログを手にしたお客さんが、500万円もの高額商品の購入に踏み切る気分が高まるかというと、大いに疑問だったりして^^;。
先進安全技術の紹介頁がモノクロというのは…両モデル共通なので仕方ないとしても、MX-30特有のお洒落さのアピール頁がバッサリ端折られているし、何より、今このご時世に
このスペックのEVを国内に投入する意義や考え方がしっかり語られてないのは、心底ガッカリしたところ。
(誰とは言いませんが)仮に熱心なファンが、大枚叩いてマツダを応援しようにも、これでは購入前も納車後も、自らの選択の正当性を自信満々に周囲に主張できないのでは?と心配になってしまいますね…。
そんなEVモデルのカタログで目新しかったのは・・・
「充電設備の設置工事サポート」の頁。
別に、工事に関する詳細説明があるわけでもなく、要は「販売会社とよく相談してね」とのアドバイスなのですが、少なくとも私のマツダ車カタログコレクションの中では初登場のコーナーです(笑)。
その"おすすめ商品"の紹介に見覚えのある充電器があってビックリ。
そう、うちのガレージには200V用が当初から設置してあるのですよ。
「内燃機関を極めるマツダのファンですから、それ要らないですよ」
新宅の設計時、施主のおバカな発言をテキトーに聞き流した設計士さんが、良識に基づく適切な判断をしてくれた結果なのですが、当時の私は、建物の引渡し時にこの充電器の存在に気付き、思わず固まってしまったものです(笑)。
まさか、4年間でここまで世間の空気が一変するとはねぇ…
恥ずかしながら、世の中の常識に
やっと意識が追い付いた感じ。
自分自身の読みの甘さも含め、かの設計士さんには全く頭が上がりませんなぁ^^;。
やっとといえば・・・
昨年の発売から半年以上も経過して、MX-30(エンジン搭載モデル)の試乗が叶いました(^^)。
この間、マイカーの車検等で頻繁にディーラーには出入りしていたものの、担当セールス氏やデモカーの状況とことごとく折り合わず、外内装の観察を毎回ただ繰り返すだけで、一度もクルマを動かす機会に恵まれなかったのです。
で、肝心の印象はというと・・・特段の感動はなかったという感じ^^;。
あ、誤解のないようにいえば、インテリアのセンスの良さは店頭で十二分に堪能していたし、マイルドハイブリッド機構はマイカーのMazda3(X)に搭載済みだったので、大きな感動を呼び起こすような要素が少なかったのですよ。
たしかに、「SKYACTIV-G 」と「 ISGモーター」が織りなす独特の駆動感覚は、MX-30が従来のマツダ車と一味異なると思わせる要素かもしれませんが、足回りやボディの印象も含めて、少なくとも10分間の街中試乗では他車との顕著な差は感じなかった、というのが正直なところでした。
よって、現在のCX-3の代替候補になるかといえば「Yes」とは言い難い感触ですね。
「次のマイカーは従来型のパワートレインにはしません」
今から3年前、CX-3(20S)の購入直後に担当セールス氏にこう宣言した我が家(というか、ワタシ 笑)。
最新のSKYACTIV-G,SKYACTIV-Dに加え、旧世代のMZRやREまで混在するマイカーのラインアップを踏まえた将来展望であり、昨年のMazda3(X)の衝動的購入も、いわば"有言実行"の既定路線。
よってお次は電気モーターとくるわけで・・・
ただ、様々な内外の事情から、次に判子を押すまでの時間的な猶予はかなりありそう(苦笑)。
実は我が家、パワーソースのバラエティが豊かに見えて、5台中3台が同じ「レシプロガソリン車」だったりもするので、今後はマイカーの思い切った統廃合も視野に入れながら、かねてから(勝手に)提唱し続けている「用途別の○台体制」をしっかり維持・発展していかねばと思っています(^^)。
Posted at 2021/05/16 11:30:46 | |
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