DYデミオだけどDYデミオじゃないよくわからない車となりかけてますが、今回はそれに磨きをかけます(w
この記録は書き足し書き足しで書いていたので、チト内容がずれている部分があるかもしれません。実は準備から本日の完成(?)まで約4か月程かかっております…。
貨物登録関係でマツダで車検を通しにくくなった(※後述)ので、前から悩んでいたプランを実行する事に。・・・
※注意※
この方法はDY前期型で実施する場合の一つの案です。操舵装置なので真似して失敗しても責任取れません。自己責任でお願いします。
デミオ(DY~DE)のパワステは
①油圧パワステ(DY前中期)
②電動パワステ/ステアリングラック内(DY後期)
③電動パワステ/ステアリングシャフト内(DE~)
一番コスト安で施工も簡単なのは、①のパイプ切断&不要物撤去なのですが、万が一重ステに耐えられない場合戻せるようにすべての部品を保管する為中古品を用意しました。(ちなみに一部の油圧部品(ゴムホース系)は新品がありませんので作るしかない@某氏)
前からパワステ機構が付いてない綺麗な③のDE用のステアリング"ラック"を狙っていたのですが一部加工が必要でサイズが合うか不明・・・。丁度お安い電動ラックが出品されてたので取付け確実な②をモーター撤去加工したうえで使用する事に。
今回配送品は個人宅配送NGだったので初めて営業所止めの配送を利用しましたが、近所の営業所は24H稼働なので自宅より受取りやすい!。
※後日アクセラミッション受取りにココに行ったらフォークリフトで持ってこられたときはびっくりした・・・。

全体の重量は14Kg。不要なモーター部は4Kg。搭載する重量は10Kgという感じです。モーター部にはプラキャップで蓋をした後、耐熱パテで埋めてアルミテープで封印。タイロットエンドは両方状態が悪かったので新品を用意しました。
パワステポンプがなくなるので、後期用のファンベルトを用意します。(もうファンは回してないんですがね)
で、後日某車の整備性に吠える事になる某氏に手伝ってもらいながら、足交換と同時施工をしようとしたら・・・仕様変更の洗礼を受ける事に・・・。
※失敗1回目※
このボルトが邪魔で後期ベルトが通せない・・・。

万が一・・・と思ってベルトから施工したのが良くてパワステ系を何も弄ってなかったのが良くて、結局この日は足交換だけで勇気ある撤退!だったのが、足回りのボルト(DY特有のサスを締め込むボルト)をネジ山を潰してしまい移動不可能に…後日新ボルトとダイスとタップを買い(意外とお高い…)補修完了。
Dで前期と後期の部品図を見比べて付近で部品番号が変った物を発注!しかし普通使う部品では無い為納期1か月・・・。
※失敗2回目※

1か月後やっと納品したんで確認・・・合わない(w
後日よくよく調べるとカバーの品番が変っていることが判明。(写真の図ではカバーの番号は同じ。カバーは索引用のまとめ番号らしい)
その為、超低頭ボルトをネット発注!流石に特殊ボルトなのでホームセンターに在庫を望めないので・・・。
初めて"モノタロウ"使いましたが、本当に色々扱っているのですね・・・。特殊系は今後ココを使うことになりそう。
※失敗3回目※

超低頭ボルトが到着し装着。でもなんかネジがはまりにくい・・・もしかしてネジピッチが・・・ってことで確認したら1.25P。ボルトは1.5P。
ダイス使って1.25Pへボルトを変更。いやね、本当はダメなんですよ。でも超低頭ボルトに1.25P無かったからこれしか方法ないんです。(後で固めてしまうので漏れはないと思う)
で・・・ベルトをかけようと再確認したらクリアランスが無くてダメ。
Dで情報もらって止めネジ(プラグネジ)の情報をもらったので早速発注・・・。
※失敗4回目※ 
届いたので早速装着。もう流れるような作業ルーティン(w
プラグネジは良い感じで収まり、ロック材(赤)で完全封鎖。ベルトもギリギリのクリアランスで通過しているので、エンジン回して確認したらやはりクリアランスで問題が・・・。
やはりベルト幅変更が必要なようです・・・。ですが現状6山から5山への変更は同じ長さが無くてうまく行かず。まぁオートテンショナのおかげで若干の違いは吸収できそうですが。(純正は6PK1864(6山1864mm)山=幅で考えてください)
因みにネットだと6PK1870が代替え品で出てきます。
まぁ触った感じ1850mmでも行けそうな感じなので使うなら5PK1850ですか。しかし大体1万円…お高い。純正がD発注で4千円位ですからね…うむむ…。
※失敗5回目※
折角買ったDY後期用のベルト(6PK1864)が無駄になるし、はまると思われる5PK1850はお高いのでDIYすることに。
布ベルトなんだから切っちゃえば(・∀・)イイ!! っと代替え案考えながら酒飲んだら出てきました。(w

(1山は犠牲になったのだ・・・)
メーカーが6山で設計している物を5山にするので切れる可能性は高まりますが、パワステなくなるし、今後ウォーターポンプもなくなる予定で多分行けるだろうと。それに一番力がかかるのはエアコン起動させた時だと思うので、季節的にしばらくは大丈夫かと・・・。
一応安全対策で予備ベルト積んでおきましょう。
コレでベルト関係は成功したのですが、まだ伏兵が控えていました。
後期用ラックと全然位置が合わない…。しかもタイロットエンド自体も前期と後期で長さが違う。

まぁ・・・DY後期と並べて比較や部品を詳細調査しておけば分かる部分ではあるのですが、Dでそこまでできませんしオクでサイズ感は分からないし…。で大体位置的に行けるだろう…で用意していたのですが、やはりダメでした。
サブフレームから流用すれば逝けそうな感じはしますが、強度の関係で色々変更がかかってる可能性がある為、今回は後期用ステアリングラックの利用は諦めました。(それに新品で用意したタイロッドエンド(前期用)が無駄になってしまうので…)
※色々試行錯誤※
結局中古の油圧パワステラック(格安品)を購入し、重ステ改造をします。
技術的な情報については先人様(他車種)を元にラックを解体して施工して行きます。日常の整備作業から外れてる部分なので手持ち工具では対処できず色々難儀しましたが、もうデミオから配管含め全てのパワステ機構外してしまったのでもう戻れません。(細かい作業については上げるかもしれない整備手帳を参照)
今後の弄り計画を考えると必要になると思われる”プレス機”や”工具”などを追加購入しほぼ完全にばらしました。(設備投資だけで相当…)
※成功(まとめ)※
・DY前期パワステラックの重ステ改造
・DY後期用ベルト(6PK1864)の5山改造
・穴止めネジ(M10×8 1.25P)2本又は現在付いてるボルトの頭削り取り
・その他工具多数
中々ステアリングラックとステアリングが締結できず(実質2日締結作業実施…)担当さんにレスキューしてもらう事もありましたが、何とか作業完了…。長かった。
正直ちと疲れたので、残作業あるのですが今日は付帯作業(タイロッドエンド交換)だけで作業取止めてこの記録を書いております。
試運転して近所を動かしてみましたが、ロックナット(アジャストカバー)の設定ミスもあるのですが、ステアリングセンターが出ていないハイグリップタイヤで20Km位の速度だとステアリングを本気で回さないと曲がりません。
まぁコレでも油圧のポンプ止め状態よりは軽いですが、元のようにお山を攻めるのはかなり難しいかなぁ。でもほんのちょっとの試運転ですがタイヤが何か踏んだのを前よりダイレクトに感じ取れるようになりました。
中古部品利用なので部品費用自体はかかってないのですが、思索とかで使えなかった部品等々や工具に設備もあるので意外とかかってます。
重量は-12Kgこれでトータル102Kg減。
パワーは工具にジャッキ等々結構積んでるので現在はわからないです。
まぁまだまだ伏兵が控えておりますが、それは追々・・・。といっても直近だけど。
※重要部品の変更でメーカーのマツダが確認している領域から外れ、安全を確保できないのでDで車検通せなくなる。(社内基準抵触)車検上の問題は無いです。
尚、このレベルを弄るとDラー入庫NGになります。
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Posted at
2021/01/09 19:06:48
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