結局実家のヒビの修繕や屋根裏点検とかの作業があり、GWは10連休を取得できたので仙台の実家に帰郷してました。
東北道は地震でかなりの距離が50~80Kmの速度制限がかかっているのですが、地震が大きかった地域より遠方の那須~福島辺りが応急修理の箇所が多かったように見えます。(盛土工法で作っているからかもしれませんが・・・)
本当に”応急修理”なので場所によってはかなりの段差が出来ていて速度出すと何処かに飛んでゆくか底打ちする可能性が高く、物理的に速度が出せない状況でした。
ウチのRX-8は全く足回り弄ってないタイプSなんですが、段差を通過する度に腰にガッツりと振動が・・・タイヤの空気圧を燃費仕様で普段より高めの2.3(通常は1.8)にしているのもあるのですがあんなに乗り心地が悪いとは・・・。
結局帰郷してからは陥没や段差が物凄く多いので、RX-8は使わず実家のフィットをメインで使用していました。
ノーマル車高のRX-8でも亀になりそうなくらいの段差が普通にあったり住宅街の中でも土砂崩れで通れない道があったりするので、普段より注意しないといけない状況でした。
(地盤沈下等で埋設物の形が路面に浮き出てきたり、マンホールが上がってしまい徐行しないと危ない道とか色々)
震災からもう少しで2ヶ月になりますが、未だに被災したまま営業が再開できていない店も意外と多い状況です。近所のイオンやヨークタウンは食品関連だけの営業で、ホームセンターは写真のように天井材が多数落下してますが、修理しつつ開店という感じでしょうか。
物資不足というよりは余震が多すぎて今直しても・・・という感じもしますが、完全復旧までには相当な時間がかかりそうです。
実家の方は盛土なのに地盤沈下せず、擁壁や階段・地下車庫等のコンクリ関連にはヒビが入ってないという”建設会社のしっかりした仕事”のおかげで建物の外壁に軽微なヒビだけで済みました。
お隣さんは別の建設会社が造成した土地なんですが、今回の震災で擁壁が若干倒れて家が傾斜してしまってまして・・・。本当に土地の造成は建設会社のレベルが重要だと思いましたね。(実家は岩や粘土質の山土で固めた造成地で、傾いた家は砂利や普通の土で固めた造成地らしい)
あとバブル後に造成した地域は擁壁をケチったらしく見事にヒビがいっぱい入っていたり、家自体に大きな亀裂が入っていたり・・・。ちと見えない所にも疑問を持っていかないと駄目かなと思ったりしてました。
また、作ったばっかりのコンクリートブロック積みの国道の擁壁は繋ぎ目関係なしに一直線に破断してました。やはり擁壁は一体の方が強いみたいですね~。
うちの家系には沿岸部に住んでいる人は居なかったので津波の地域へは行かなかったので平野部分の事をつらつら書いて見ました。
PS:こんな状況ですが、オール電化や一部電化(給湯機を電化)の勧誘電話が多かったですね。災害時電気が一番復旧が早いのは間違いでは無いですが、今の電力状況を考えると電化には疑問符が付いてしまいますが・・・。
Posted at 2011/05/09 23:33:24 | |
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