
うちのガレージはイナバのガレーディア(GRN-3662J)なのですが、色々問題等出てきましたので一応まとめ書きです。
(次の予定記事が天井断熱工事なので、その前説明記事になります)
まぁ、建築時に知ってましたが本格建築に比べて安いのが魅力過ぎて…。
※ガレージ詳細は
ガレージ付き住宅(7回目)の記事参照
●問題点●
①壁が薄い
まぁ鉄板一枚なので当然です。薄いので騒音や温度がダイレクトに伝わります。
②隙間が多い
鉄板の組み合わせ建築なので、接合部に隙間が生まれてしまいます。その隙間から砂埃や虫が侵入します。
特にシャッターケースをケチった場合、隙間が凄く広くなるので砂埃がひどくなります…。※設計はしっかりされてるので施工がしっかりされてれば雨水の侵入はありません。
③暑い/寒い
鉄板製ですからねぇ…。
④湿度管理が大変。
一応囲ってはいるので雨天時は野外より湿度低いのですが、囲っているので空気が動かずカビ易いです…。梅雨の時期、積載してた段ボールがふやけて上段に潰されてました…。
それに床はコンクリなので湿度が高い時の夜間(特に雨天時)にコンクリが汗かいたような状態に…。(結露ですね)
⑤セキュリティが弱い。
自宅用の鍵に比べると…。壁も鉄板一枚ですし。
⑥電波が入りにくい。
鉄の箱なので…。
⑦ジャンボは上層と下層で温度差が凄い。
建築1年目に測ったら屋根近くは日照の関係で50℃近くなってました。
換気扇入れたり扇風機で攪拌して温度差を無くすようにしては居ますが車両保管場所としては結構きつめ。南向きで日照遮るもの無しな好立地は夏つらいですね…。
次の記事に書きますが、この温度(差)でセキュリティセンサーの誤作動が多発したり、RX-8の内装破損に繋がった為緊急で屋根断熱をする事になりました。
(破損は8でよくある助手席のエアバック展開用の切れ目が広がってくる例のやつです)
※温度計写真は施工中のガレージ内温度計。ちなみに同じ時間の外は24.6℃(ガレージの裏でスイッチボット自動計測)
ちなみに日当たりの関係でパネル表面の温度も拾っていると思われます・・・。日光のパワーは凄いです…。
現在は日の当たらない面に温度計を移動&天井断熱しましたのでここまでの温度は記録しません。
⑧結露。
④と⑦に関係しますが、温度差が酷い時に夕立とかで湿度が爆上がりすると、基礎部のコンクリートが湿って結露が発生するのでコンクリ壁際の物配置は注意する必要があります。
⑨施工不良。
コンクリ(基礎)自体は建築会社でやるんですが、上の鉄部分は専門業者が1日で施工します。うちの場合は裏の倉庫も含めて1日で建ちました…。
少なくともイナバはボルト締結なので簡単に建ちはします。ですが数が膨大なので閉め忘れ(施工不良)がたまにあります。
※温度差での緩みや膨張対策の為とも考えられますが…。ユルユルまではならないはずなので施工不良としてます。(組立説明書に締付トルクの記載はないが緩ませる記述もない)
⑩空間不足一応1棟建てではイナバガレージで一番最大サイズを建てたのですがやっぱり少ない。
対策で裏に倉庫建てましたが、もう少しどうにかならないもんか・・・。後200万位積めば農業倉庫用のデカい倉庫建てれたのですが・・・。今思うともう少しローン増やしてでもデカい倉庫にすればよかった…。
●対策等●
先に言っておきますが、あくまで"簡易建物"と思っておいてください。各部に隙間は多いですし、薄鉄板1枚で隔離しているだけなので、居室の用な気密性は求めてはいけません。
①除湿機の設置
排水ホース設置可能な除湿機を設置して24H稼働させてます。
②換気扇の設置
換気扇を設置して日中に稼働させてます。
④扇風機の設置
換気だけだと不安なので攪拌&納涼用に設置してます。現在設置3台。
個人的に1台は工場扇を持っとくと良いです。家庭用にはない強さでDIYには良い味方です。
⑤エアコン/ストーブの設置
これが無いと死にます…。
200Vの結構大型(元LDK設置の中古機)ではあるのですがうちのガレージには能力不足…。断熱工事結果によりますがエアコン増設かなぁ…。
ストーブは災害対策を含めて反射式石油ストーブを設置。積雪地域ではないのでエアコンとの併用で活動できるレベルの温度は確保できます。
ただ日光の増援も無い深夜の氷点下では負けるのであくまで活動場所としては…となります。(居室のような使い方は想定してない)
⑥ガレージ用Wi-Fiの設置
携帯電波は届くのですがWi-Fi電波は無理でした。増幅器も試したのですが不安定。結局有線で引き込んでスポットを作りました。
ちなみにFM波も駄目なので電波の強い局しか入りません。
※AM波は機器対応してないので分かりません。TVも同じく。ただ車の機器だとFM受信できるのでアンテナの感度によるかと。
最近気が付いたけど、CX-5は機器が凄いのか遠方受信も強いのよねぇ…。
⑦機械警備と防犯カメラの導入
SwitchBotも導入してますが、ここは基本プロ任せです。
火災等も怖いのでセンサーをガレージと倉庫に設置して不在時でも自動通報。
ただ個人で設置できるセンサーライトや常夜灯等はDIYで設置してます。
⑧断熱工事
一応第一弾で天井の断熱を工事してます。(次回記事予定)
壁はもう配線や機器配置してるので、限りなく後回しにしたい・・・というかやりたくない。
⑨隙間にシリコン投入
気になった所へホムセンで売ってる安いシリコンを流し込んで塞いでます。ただ隙間が多すぎるので諦めるのも手。
(どうせシャッター部に隙間ができてしまうし…)
⑩遮光ネットの設置
農業用の遮光ネットを屋根に設置しました。
一応若干効果はあったのですが、屋根が熱くなるのは変わらず…。
固定の問題でVer1は屋根とネットの間に空間を設けられなかったので、Ver2は空間を空けられるように改造しネットは2重化の予定。
本当は壁にも遮光ネットを設置したいのですが景観が悪くなるので内部で対応するしかないですかねぇ…。
⑪ガレージと倉庫の連結
元々の設計では倉庫は休憩室と工作室を兼ねておりガレージはドアを対に合わせて外を経由せず簡単にアクセスさせる予定でした。
(イメージは小さい作業場に付属する事務所スタイル。一貫して映えるガレージより工場のイメージ。そもそも気密がないので映えるガレージにしても断熱しっかりしないと居室のように使えない。)
ですが、建築時に施工上のミス?で対にする事ができなくなり仕方なく外を経由する方式にしたのですが使いにくい。休憩所はロフト化してガレージ内に設置しましたが天井高の関係で使いにくい…。
時期未定で、ガレージと物置の壁をぶち抜いて連結。ロフトはもう少し高さを上げて物置に改造。
倉庫はちょっといい感じの事務所っぽい作業所兼休憩所にしたいなぁ…。日当たりの関係で冷房も聞くし・・・。
次の記事は天井断熱施工編です。
※お勧め※
IoT機器(SwitchBot)で各機器の稼働管理をしてます。
電気代削減と証跡管理にどうぞ。