
走行中風があたりにくいドリフト界隈と一部レース界隈で投入されてる電動ウォーターポンプ(以下EWP)ですが、メモNo1に書いた通りデミオ用は存在しないので汎用品で作るほかありません。
専用コントローラもあるのですが3万もする為、自作コントローラーの作成しました。
制御はNo1に書いたので割愛しますが、アマゾンで売っているユニット部品を組み合わせて作成しました。振動が多い車で利用する為、一般的なリレーでは無く車載用の専用リレーを使用しています。リレー等の部品は秋月電子で購入しましたが、秋葉原まで出るのが面倒だったので八潮店で購入。駐車場もあるので今後電子部品が必要な場合はココを使うことになるでしょう。ただ、秋葉原店と比べると品数も営業日も少ないのが難点・・・。
部品関係はアマゾンとかで探しまくると格安品等々ありますが、海外発送とかセットで複数個買うと安いとか色々あるので普通の商品とはちょっと違う感じがします…。コロ助の影響で海外発送(主に中国)は昔より結構時間かかるらしいので今は避けてます。
今回の自作コントローラで利用した汎用ユニットは…
①温度制御ユニット
②タイマーモジュール(2セット)
その他に動作確認用のLEDランプと各動作用のリレーを3個使用し制御回路を組んだ簡単な物です。
※最初から12V用LEDを買うと楽できます。しかも部品屋で買うとエーモンとかよりお安く手に入れられます。
機能についてはNo1に書いたので割愛し単純回路&素人作成物なので回路図も割愛します。インジケータと機器取付位置は、非喫煙者の私には必要ない灰皿スペースを使って埋め込みます。
又このポンプ制御以外にクーリングファン制御リレーへ介入する強制ファンスイッチも設置しクーリングが必要な場合はマニュアル制御をできるようにします。
まぁ今回のユニットで一番の問題が水温センサーです。温度制御ユニットに付属されてるセンサーは水に沈めて使う普通のセンサーなので、配管用センサーを用意する必要があります。大体の製品は抵抗値が公表されてないのでオートゲージの交換用センサーの中身を抜いて今回のセンサーを埋め込む改造が一番手っ取り早いかと思っているのですが・・・加工でセンサー感度が変るので、指定温度の変更は必要になりますな。まぁ地味な作業なので色々思案中です。続報をまて(w
そして配置等の一番厄介な物理系…。
特に今回は効率UPをしようと色々考えてて色々調査を実行。
現在はテンショナー不要のベルトも存在し、ストレッチベルトと言うもので最近の新型車はコレを使用している物もあります。(スバルとか)
使えれば軽量化に有利なんですが、ベルトメーカーの説明で多軸レイアウトは使用不可となっているので使えないのが残念…。(テンショナー削減で軽量化)
まぁ今回のEWP化で色々効率アップと軽量化を考えており、
①機械式WPはプーリーを含め全て撤去したい。(効率UP)
②①を実現するために、配置の関係上現テンショナーは廃止する。
③テンショナーが無くなると色々問題が発生するので別のテンショナーを設置する。
で当初は加工用に確保した機械式WPを加工して完全蓋化するつもりでしたが、色々と思案していた所で、どうしてもWPのプーリー部分にベルトを回さないと色々支障が出る事がわかり、プーリーをテンショナーに置き換えてベルトルートを変更する事を計画。
ただ強度が確保できる厚さのアルミ板の入手と加工が難しく今回は業者さんに外注の方向で動いています。しかもテンショナーに置き換える関係で加工も必要ですので…。
(テンショナーはDJ3用を流用ですプーリーが樹脂化されDY用より薄くて軽量化されている)
本当は出向あけ休みにEWP化を完了させるつもりで部材を用意してましたが蓋関係をしっかりできればもっと効率化できるのでゆっくりやります~。
それに今の時代ネットで金属加工も業者に依頼できるので本格的な物を試しに作ってみたいのもあります。これで良い物ができれば今後かゆいところに手が届く物が作りやすくなるかな・・・と。
なので休暇は洗車と設計思案、不都合の微修正位で終了ですかねぇ…。
*計画とかのメモ*
①EWP化に伴いできる軽量化を実施→駆動軸の重量物削減→レスポンス向上
②EWP化時にベルトルートの短縮化とローラー削減→伝達ロスの削減
③水冷式油冷却→軽量設置と温度管理の簡易化狙い
④同時に冷却効率の向上と純正ラジエターの限界を確認。
(もっと冷やしたければまだまだ手段がある段階なので)
Posted at 2021/09/07 23:18:47 | |
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