
今年の夏休みも時期をずらして9月に取得。今回は前から行きたかった富山に行って来ました。このブログも自分用記録が主要目的となりつつあるので車の記録はあまりありません・・・。
当初は空路(ANA)で入って陸路(新幹線)で出る予定でしたけど、寄り道を思いついたため車で行く事に。今回は長距離の為RX-8です。
北陸方面はノーマルRX-8(しかも目立つ色合い)は少ないのかGSで色々声をかけられましたね~。地方って目立つ色合いの車って避けられてるのか、ウチの地元(仙台)も白か黒かシルバーばっかりで、今自分が保有してる目立つ色合いの車って少ないんですよねぇ…。
■1日目
○東京→横川→富山
5時頃東京を出発。燃料を満タン(ハイオク:1L/139円)にして旅スタート。
横川には8時前に到着。ちょっと次の予定まで時間があるので碓氷峠(鉄道線)の見学と言う名の散策を…
※燃料記録※ハイオク 東京1L/139円 長野県1L/157円 富山1L/148円
8は碓氷湖の駐車場に止めアプトの道へ。新幹線を現行線とするならば”旧旧線”となります。”旧線”となる信越本線は遠回りとトンネルで坂を克服し、新幹線はトンネルでズドンですからねぇ。技術革新って凄いですね~。まぁ詳しい歴史についてはググッてもらう事にして・・・。
まだ朝8時なので誰も居ません。まだ獣の時間なのか、藪の中から大きな物の動く音と唸り声が・・・。狼は絶滅してるので野犬か猪の類だとは思いますが、熊も出る地域なので自己責任で・・・。
どんどんあるいてめがね橋(碓氷第3橋梁)へ。よく下側から見る橋ですね。行きは誰も居ませんでしたが、帰りには観光ガイドさんがいらっしゃいました。
ちなみにアプト線を廃止後に使われた線路はさらに山向こうにあります。
道中で一番長いトンネルを写す・・・。良い感じのS時カーブ。
で遊歩道の終点、熊ノ平駅。
ここでアプト廃止後に使われてた線路まで出て来ました。
碓氷峠の廃止が1997年ですからもう22年経っていますので設備もかなりさび付いています・・・。この廃止された旧信越本線も歩ければよいですが、特別なツアー位でしか入れない立ち入り禁止区域。まぁ、トンネルばっかりで徒歩では面白みはないでしょうが・・・。
峠を一気に下って横川にある”碓氷峠鉄道文化むら(旧横川運転区)”へ。
体験運転を行っている関係か、現在でもレールは本線と繋がっている所があるんですね・・・。
この旧国鉄特急型ももう見なくなりましたね・・・。
まぁこれ目的で古い特急に乗るならアリですが、普段なら新型車が良いと言う矛盾を抱える雅さん。。。
子供向けの遊戯列車が多数存在してます。うちの地域は200系新幹線(とはいっても0系の塗装変更Ver)を見た事ありますが、485系(?)タイプは見た事無いですね。。。
自分車両の足回りや床下機器(基本ディーゼル車のキハ)を眺めるのが好きですね~。※台車は客車
個人的にコレが好き。でも実車は乗った事ないキハ20系・・・。既に後継のキハ40系も淘汰に進んでますしね・・・。
で見学終了時、蒸気機関車の汽笛が聞こえたので施設の展示物かと思っていたら横川駅に稼動の本物が来てました。
横川駅には転車台は無いのでELに引かれてましたが、帰りは先頭になります。
乗っていたお客さんは子ずれが多く、鉄道文化むらは一気に見学者が増えました。一部は路線バスで軽井沢に向かうようで、バス乗場にも列が。
確かに新幹線よりお安く楽しい旅行になるルートですな。
でホームでは乗客の歓迎を終えたぐんまちゃんが護送中(w
本日の昼食は峠の釜飯。次は北陸新幹線内で食べよう(え
その後何故か碓氷峠(走り屋御用達?)旧道を強烈に指定してくるナビに従い、碓氷峠を攻めたり、富山まで普通のルートはつまらないのでわざと峠ルートを選んだりとコーナリングマシンRX-8を十二分に楽しみつつ富山に到着。
■2日目
○富山(富山地方鉄道&黒部渓谷鉄道)
富山駅近くのホテルに連泊し富山観光。車はしばらくお休み。
実はこの日台風接近でこの旅行自体やばかったのですが、晴れました。
広島の時も台風接近でしたが、大丈夫だったし何か持ってると思ってる・・・。
さて朝5時ホテルを出て電鉄富山へ。
一日乗車券を買い、始発の宇奈月温泉行きへ乗車。約1時間45分の旅
徐々に明けて行く空とこれから行く黒部の山々…
富山地鉄はあいの風とやま鉄道(旧北陸本線)と並走してるのでこんな風に貨物との競争も見れます。
富山地鉄は凄い揺れる(w
それに始発電車なのでダイヤに余裕があると思うのですが、かなりガッツリ加速させるんですよね・・・。ギア比の関係かもしれませんが。
で黒部渓谷鉄道(黒部渓谷トロッコ電車)の始発駅、宇奈月(宇奈月温泉)へ到着。
こんな朝早くココに来たのは”黒部渓谷パノラマ展望ツアー”の第一便に参加する為です。本当は第二便にする予定だったのですが、空きが少なく、混雑するのも何か嫌だったので一便を選択。後にこの選択は正解だったことが明らかに。。。
受付を済ませたら列車発車まで暇なので駅舎を見学。2階には渓谷鉄道の歴史などの展示物があり結構時間潰せました。
ちなみに1階の改札口は結構近代的装備。
観光地の鉄道なのに意外と本数少ないと思いますが、元々発電所維持建設用なので一般用の列車以外に貨物列車や写真に写ってる電力会社専用列車、ゴミ運搬専用列車など意外と多数の列車が運行されています。公開してよいのか分からないので乗せませんが、ツアーの見学地にダイヤグラムが貼ってあったので見ましたが結構詰まってました(汗
さーこれに乗るためだけに今回の旅行は計画したような物なのでさくっと乗ります!。今回の乗車指定号車は機関車の次位。ブレーキ圧力計を見れる一番前を確保。
宇奈月駅発車後に見える赤い橋はダム建設で旧線となった元渓谷鉄道の鉄橋だそうで・・・。道中思いましたが、黒部渓谷は発電の為物凄い開発が行われていて今でも施設維持の為色々な工事が各所で行われています。本当に黒部全体が発電”設備”と言う感じですね。
ちなみにトンネル内は凄く涼しい!
多分この写真辺りは冬期に橋を撤去してトンネルを閉鎖して雪崩対策しているところでしょう。雪崩でコンクリの建物が山飛び越えて隣の谷に・・・という事故もあったそうなので雪崩恐い・・・。
車内の自動説明では冬期線路に併設されてる歩道で黒部の各ダムへ行くと言っていますが、ツアーの説明(関西電力側)で現在では途中までしか使ってないそうです。
欅平駅到着でココからツアーの部分。専用列車でエレベータ前まで。ちなみに歩けるくらいの距離ではありますが・・・。
ちなみにこの列車を牽引してる機関車はメモ通りなら85年物(w
物持ち良すぎですね~。同型は新幹線の新黒部駅に展示されてます。
運転席はこんな感じ・・・
ちなみに窓が曇っているのは外気温との温度差が凄いからです(w
トンネル内は冷房最強状態(w
列車はこんな感じで三両編成。
この貨車も乗せられる大型エレベータで上部専用軌道へ。
ジェットコースターのレールのようなありえない鉄道線路の上り坂を登り外へ・・・(多分ウインチで登坂させるのでしょうが、設備修繕時にしか使わないようでレールは埋まってました)
展望台まで山登りして眺望を・・・。
台風のおかげでガスの発生もなく、遠くの山々まで見える格好の山日和。ガイドさん曰く全部綺麗に見えるのは少ないそうです。
ただ・・・これから午後は麓との温度差で荒れるかもと・・・
写ってる鉄塔はヘリが無い時代に作った物で、全て人力で担ぎ上げた物だそうで・・・しかも現役。
上部トンネル内では上部専用軌道で使われている車両が発熱灯で乾燥作業中。
危険なトンネルを走行する為、落石対策が取られてる車両だとか・・・。
ちなみに上部専用軌道の駅にはこんな感じで路線図と時刻がありました。
上部専用軌道のホーム
今日の見学ルートのレール上には貨車等はありませんでしたが、通常時は見学ルートのレールには貨車が沢山止まっているそうで、見学のためにワザワザ移動して開けているそうな。
あと数年後、この上部軌道を一般開放する予定で工事中らしいので、現状登山家と工事関係者以外行き止まりの黒部渓谷鉄道を使って黒部湖まで行ける新アルペンルートができます。
で下に戻ったらツアーとしては解散。実は1便は10人位でだったのですが、2便は50人以上3便も同じレベルだそうで、ガイドさん曰く人数少ないから予定より余裕のある工程だったそうで・・・
もし選ぶなら1便がよいかと思います。朝早いけど・・・
乗車列車まで時間があるので駅周辺を散策。
ちなみに台風一過で富山は気温が上昇!34度を記録したそうですが、トンネル内は13度ほどだったので一日で20度差オーバーとは・・・。
一旦電鉄富山まで特急で戻りました。車両は東急で走ってた中古車両ですが、同じ線路なのに乗り心地はこっちが良かった・・・。座席は固いんですが、足回りが良いのか揺れはそこまで大きくない・・・。技術革新なのですかねぇ。
この後は一日乗車券を有効活用という事で、立山黒部アルペンルートの入り口まで行くことに。立山線だけでも良いのですが、わざと支線の不二越・上滝線を経由して先発した立山線の列車に追いつくというダイナミック乗換えを実施。
もう遅い時間なので立山駅は人気が無く・・・。まぁもう貫通できる時間ではないので仕方がないですがね~
ちなみに立山まで来たのはコレ(立山砂防軌道)を見に来たんですよね~。本当は砂防博物館も見るつもりが閉館間際だったので今回は設備見学(外から見るだけ)に。
帰りは特急(指定席)で優雅に帰る!
駅で座席指定したのですが、進行方向逆側席しか空いてないとのことで逆側を指定したのですが、窓口で"多分キャンセル出るので乗車後移動してかまいません"と言われました。
指定席はこのダブルデッカー車。指定料金は220円。
発車してから車掌さんが車内検札しにきたら、全席キャンセルなので何処でもご利用くださとの事。結局終点までこの車両貸切でした(w
多分台風の関係で旅行をキャンセルした人が多いのでしょう。当初見込みだと大荒れでしたからねぇ・・・。
夕方、やはり山の方は天気悪化で怪しい雲が・・・。
電鉄富山駅では最近はあまり見ない行き先板が展示兼格納されてました。
富山地鉄バスの塗装が昔の都営バスの塗装にそっくりだなぁ・・・と思いつつ、何故にライン上には”と”しか書いてないのかなぁ・・・と悩む(w
今日は一杯移動&寝坊できない予定で飲まなかったので今日は飲む!
(連休で地元の店大半お休みで店選び大変でした)
■3日目
○富山→東京
ホテルで路面電車割引券もらったのでチェックアウト後車を一旦コインパーキングに移動させて富山ライトレールに乗車。
折角なので台風で荒れた(w)日本海を見に。
(実際にはもう荒れてませんでしたが)
風が強かった為不思議な模様ができてました。
富山駅に戻ってお昼を食べに移動。
乗車したのは日本の路面電車らしい電車でした。
本日の昼飯は富山ブラックラーメン。
味濃いけど、東北人である雅さん、濃いのは得意(w
あー同時に食べるご飯がうまい。
折角なのでお隣のガラス美術館の建物だけ見学。確か新国立競技場と設計者が同じ人みたい。
東京より富山のほうが未来的に感じる現実。
実際、富山市の方針でこういう設備投資ができているのでこれから変わってゆく街なのでしょうかね(詳細まで知らないのでこれ以上コメントしない)
近い内にライトレールと地鉄の路面電車は接続されて行き来できやすくなるんですね~。
この後最短ルートで東京までまで戻りました。
大体13時に出て途中仮眠して23時には到着という感じでした。
■4日目~
○東京→仙台→東京
東京に帰った翌日、仙台まで新幹線で移動!
新幹線楽っすわ~
地元で観光やら旅行~
という感じで2019年夏休み完了しました。
また富山行きたいですが、車じゃなくて飛行機か新幹線で行きたいですかね~。
最近いろいろあって車の移動も良いけど、公共交通機関での移動も良いかなぁ・・・と思う今日この頃。