褐色細胞腫で唯一とも言える抗がん剤治療であるCVD療法でありますが。
「CVD療法(シクロホスファミド750mg/m2とビンクリスチン硫酸塩1.4mg/m2を1日目に静脈投与し、ダカルバジン600mg/m2を1日目と2日目に静脈投与する。21日間の休薬を含めて1クールとする。)として、ビンクリスチン硫酸塩1.4mg/m2(体表面積)を静脈投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。」
↑厚生労働省のサイトより転載ですが。
去年の10月に公知申請が行われ、ようやく保険適応となり患者負担が大幅に軽減されました。
が、色々と副作用も見られます。
シクロホスファミド
骨髄抑制や吐き気・嘔吐、発熱、脱毛、出血性膀胱炎などが生じます。脱毛は治療が終わり薬の使用をやめれば自然に回復します。女性では無月経、男性では精子生産の停止が起こることもあります。
大量投与や長期投与によりめまいや動悸・息切れが生じ、骨髄抑制も増強することがあります
ビンクリスチン
便秘を起こしやすく、ひどくなると腸閉塞を引き起こす場合があります。また、神経に障害を与えやすい特性があり、手足の指のしびれや皮膚の感覚異常、重い場合には筋まひや歩行困難などが起こり、治療を中止しなければならないこともあります。
ダカルバジン
通常、注射して1~6時間後に強い吐き気、嘔吐などの症状があらわれ始め、24~36時間以上続くケースもあります。そのほか、注射部位の血管痛や静脈炎、肝機能や腎機能の検査値の上昇、脱毛、全身倦怠感、発熱などがみられることもあります。
骨髄に作用するため、細菌などから体を守る働きをしている白血球をはじめ、血小板や赤血球を減少させてしまうことがあります。その結果、感染症や出血、貧血などの症状があらわれやすくなります。また、アナフィラキシーショック、重い肝障害などが起こることが報告されています
以上、
抗がん剤と副作用からの転載です。
色々とググってみると、抗がん剤の副作用を低減させるには漢方薬も効果がありそう・・・かな?と。
「漢方がん治療」を考える」
というブログ
ここで紹介されている「十全大補湯(ジュウゼンタイホトウ)」というのが副作用低減(骨髄抑制改善機能)・抗がん剤の濃度を高める効果があるらしいです。
また、ビンクリスチンの副作用である便秘には「大建中湯(ダイケンチュウトウ)」が効果アリ。
ダカルバジンの副作用である嘔吐は・・・未だ調べきれてないです(汁
実際、色々とネット上で述べられておりますが・・・結局は「個人差がある」という事を念頭に置いて
抗がん剤治療に望むのが正解、なんでしょうね。
Posted at 2013/08/14 23:18:33 | |
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抗がん剤治療と副作用の低減方法 | 日記