今日は車の話ではありません。
基本的にバディ男のブログは「車」ネタを中心にお届けすることをモットーとしていますが、あまりに懐かしい話なので語ってみようかと。
(車にしか興味のない方はスルー推奨)
8/23、音楽メーカのKORGからiPad/iPhone用の「Mono/Poly」というシンセサイザーのエミュレータが発売されました。
これは語るしかないかと!
もう、何十年も前の話ですがバディ男はバンドマンでした。
(アマチュア無線もやったんですけど、バンドは余興ですね)
担当パートは、ドラム。ギターとかも弾けるのですが少しだけ吹奏楽部に在籍しティンパニーを担当してたことが理由で打楽器担当になってしまいました。
最初にバンドでコピーしたのが「オフコース」w
バンド全体のスキルが低くてこれしかできなかったのが理由ですねw
その後、バンドメンバを入れ替えながら「Y.M.O」のコピーバンドに変更。
あのテクノミュージックですよ。
キーボード担当だったメンバが超ボンボンで、当時高価だったシンセサイザーをたくさん持っていたことが理由です。
誰も真似できないのでテクノをやるしかないって感じでしたね。
ピアノとか鍵盤楽器は指が88本あるなら88和音が出せますよね。
当時の電子鍵盤は同時発音数が普通に「1」だったんですよ。いわゆる主旋律しか演奏できないものでした。
そこに登場したのが「Prophet-5」。音色(設定データ)が保存可能で5和音が出せる初のポリフォニックシンセが登場します。
日本には3台(Y.M.O、小田和正、喜太郎)しかありませんでした。
値段は知りませんが100万以上だと思います。
ところが1981年に衝撃が走るんです。KORGから「Polysix」という6和音のシンセが出ます。24万円で。Prophetが5和音だったので衝撃でした。
これ、バンドメンバのボンボンが即買いましたw
すでにYAMAHAのDS-20M(21万円)というリードシンセは持っていたので、2台目でしたが、驚くことに「ベースパートもシンセが必要」ってことでしばらく後にKORGの「MS-20」と「MONO/POLY」を同時購入w
さすがボンボン!
(さらに後にPolysix売ってRolandのJUNO-6まで購入w)
この噂はあっという間に市内に伝わりました。購入先の楽器店がリークしてましたからね。
今でこそシンセ間の同期や自動演奏はコンピュータがやりますが、当時は自動演奏対応のシンセが高かったこともあり楽器が増えたらバンドメンバも増えるという「オーケストラ」状態でしたね。
バンド練習は私の自宅。仏間が広かったこともあり終日、仏間にシンセがセットアップされた状態でした。
学校が終わると集まって練習。
御先祖様、ごめんなさいですよ。シンセだけでなくアンプとかエッフェクターとかケーブルだらけだったのでお祈りなどできませんw
位牌も爆音で何度も落下しましたし。ブレーカーも飛びまくりw
夏場はエアコン付けるとブレーカーが飛ぶので窓開け練習でしたが近所の人はたまったものではなかったと思います。
練習が終わると、これらの珍しいシンセは触り放題。技術的好奇心に勝てるわけもなく毎日触っていました。ピアノは弾けませんけどね。
当時のアナログシンセは、原音となる音をオシュレータで作成し波形をいじって音色を作るという感じです。
このオシュレータの数が和音数を決めます。VCOとかいうやつですね。
シンセにはいっぱいスイッチやらツマミが付いてるのですが、左から右に原音決めて波形いじって効果を追加すると言う流れでツマミを触るだけなので意外に難しくありません。
バディ男はMS-20とPolysixのエミュレータはすでに持っています。ついにMONO/POLYのエミュレータを手に入れれば当時の音を懐かしむことが出来るのですよ。ピアノ弾けないけどw
MONO/POLYは1VCF、1VCAながら4VCOだったことと「オシュレータシンク」「クロスモジュレーション」という画期的な機能をもっていたので分厚いシンセサウンドに加えて「きぃーん」と鳴る倍音サウンドも出せました。このビリビリくる音が懐かしいんですよ。
なお、その2年後、YAMAHAからDX-7という時代を替えるシンセが登場します。
本当に時代が変わりました。バンドやってた人なら本当に衝撃でしたから。
キラキラサウンドの登場ですね。バンドブームの到来でもあります。
ちなみにDX-7は16和音。和音数もすごいんですけど音の作り方が全く変わってしましました。「倍音」という概念が持ち込まれてFM音源と言うやつです。
しかも初期のMIDIに対応。FM音源はコンピュータミュージックの始まりでしたね。プロも挙って使用したので「DX-7があればプロと同じ音色が奏でれる」ということもあってコピーバンドの必須アイテムに。
さらに数年後、KORGのM1という名器が出てくるまでKORG暗黒時代の始まりでした。
いけませんね。なんか専門用語が飛び出し始めました。車のブログなのにいけません。
しかも記事が長いw
YMOは今でもたまに聞きます。今聞くと「ふーん」って感じですけど、シンセサウンドが無かった時代のテクノ音楽なのでそれを考えると衝撃ですよ。
それを学生風情がコピーしてただけでも衝撃です。
まぁ、妬みの対象ではあったと思います。「へたくそ」とはよく言われましたし。実際、装備以外はヘタでしたしね。
学園祭にエントリーした際も「セッティングに時間が掛かる」「装備が学生らしくない」とかの理由で落選しました。
でも「音を合わせる」というユニゾン感覚は楽しい思い出しかありません。
(真剣にバンドにのめり込むのはもう少し後です)