
日曜日は、お友達のヴイエイト330さんと夕張市で行われた旧車イベントを見学してきました。
天気も良く、いいドライブ日和です、今回はヴイエイト330さんの愛車の51年式セドリックに同乗させて頂きました(^^)
ヴイエイト330さんのセドリックは電子制御インジェクションなので気温に関係なくエンジンはキーを捻るだけで一発始動です、当時はまだ高価で少数だったインジェクションですが40年近く経った今でも正常に機能していますから素晴らしいですね(^^)
エアコンも効くし、さすが高級車だけあって乗り心地も良いです、快適に田舎道を走っていると何やら怪しいものが・・。

60系マークⅡの草ヒロを発見。

前期のハードトップです。

ウレタンの4本スポークのハンドルに手巻きウインドーなのでグレードは4気筒エンジンのGRあたりだろう・・と勝手に思い込んでいたのですが・・。

ん?ヘッドランプウォッシャーが付いています、GRにヘッドランプウォッシャーの設定なんてあったかな??その時は気が付かなかったんですが後でよくよく画像を見てみるとタコメーターのレッドゾーンが7000回転からになっています、これ・・もしかして18R-GEU搭載のGTではないか?
グレード名のエンブレムは外されていて、ボンネットの隙間からエンジンルームを覗いて見るとエンジンは抜かれていました、もしGTならエンジンが抜かれているのも納得です、だとしたら、なかなかレアな草ヒロです^^;
走り続けて夕張市に入りました。

こんな古いバスがありました、有志が保存しているようで車内の紙に書かれた情報によると昭和42年頃のバスのようです。

これはフロントサスペンション・・エアサスですね、今のバスのフロントサスペンションは独立懸架ですが、これはアクスルビームにエアサスのベローズを取り付けているので板バネはありませんからトルクロッドでアクスルの位置決めをしています、それとオートグリス(自動グリス供給装置・・と言っても装置を作動させるのはスイッチによる手動ですが)のチューブが付いています、今では当たり前の装備ですがこの当時からあったんですね。

イベント会場に到着、カペラオーナーのNさんが来られていました(^^)それにしても綺麗なカペラです、極上ですね(^o^)内装もダッシュ割れやシートの破れもなくコンデションは抜群で、エンジンもとても調子が良いそうです(´▽`)
イベント会場を後にして次に向かったのは・・。

ここです、77年の映画「幸せの黄色いハンカチ」のロケ現場です、当時の建物がそのまま資料館になっています、ここに来た理由は・・。

これです!劇中に登場したファミリアAPが建物の中に展示されているのです、今回のドライブはイベントよりもこちらが主目的?^^;
ここで映画からちょっと画像を・・。

武田鉄矢さん演じる花田欣也は失恋のショックで勤めていた工場を辞めて退職金で新車のファミリアを買い、北海道に失恋旅行に出かけるのですが・・まぁ映画のストーリーは省略しますが、この場面はファミリアを買うシーン・・ディーラーには発売されたばかりのコスモLのポスター・・この映画は77年秋の公開で、コスモLは77年7月のデビューですから、この撮影時はまさに出たばかりの最新モデルだったわけですね(^^)

ディーラーのショールームのガラスの文字はコスモAPですね、良く見ると矢印の所にシルバーのコスモが見えます、この当時は新車で売られていた頃ですからね(゚∀゚)

北海道に上陸したファミリア・・周囲の車が懐かしいですね、斜め後ろの初代アコードは76年デビューですから当時は最新ですね。

当時の北見ナンバーがいいですね、しかもこのセリカ、純正OPのリヤスポイラー付きワンテールで今となっては、なかなかレアな仕様かと・・^^;

さて、現在のファミリアを観察してみましょう♪

何と、クーラー付きなんですね。

ボディーは全塗装されていてボディー下部のストライプもファミリアの文字はなく、ただの黒いストライプになっています。

車体は浮かして保存されています。

テールレンズの表面に凸模様があります、普通は逆ですよね、初めて知りました^^;

左のフェンダーミラーはなぜか破損したらしく、誰かに提供されたものが付いていました(ミラーに提供者の名前と日付が書いてありました)形状が似た他車のミラーです。

77年のデビュー時は砲弾型のミラーでしたが翌78年にはタルボ型ミラーに変更されています。

大衆車ですから昔はそれなりに走っていたはずですからきっと私も当時は見ているのは確かなんですがあんまり印象に残っていない・・なので今回初めて実車を見るような気分です^^;

説明によると、2台のファミリアが使われ、1台はスタッフに払下げられ、もう1台がここに寄贈されたとなっています。

メーターを見ると走行距離は6万km台で車検ステッカーを見ると昭和56年まで動いていたようです、そうなると52年式ですから4年で6万km以上走った事になります、結構使われてたんですね?

Cピラーの両サイドにはこんな穴が・・。

これは推測なんですが、カメラを固定するために穴を開けたのではないでしょうか?こういうカットを撮るために・・以前にスタッドレスタイヤのCM撮影に使われた車を見た事がありますが走行中のタイヤ表面のアップを撮るのでカメラを取り付ける為にフロアやタイヤハウスが大きくカットされていました、その時は撮影って結構手荒い扱いするんだな~と思いましたね(゜o゜)
ファミリアは屋内保管なので大きな腐食はないもののルーフはなぜかボコボコで塗装も良くないので画像ではそこそこ綺麗に見えますが程度はそれなりです、でもこうして保存され続けている事はマツダファンの私としては嬉しい事です(´▽`)

ファミリアを見学したあとは近くにある別の施設の劇用車の見学・・映画関係の物を展示している施設だったそうですが残念ながら閉鎖されてしまったようです、でもガラス越しに見る事が出来ました、私は良く分かりませんが、このパトカーは「西部警察」で破壊される予定だったらしいとか?
帰りはヴイエイト330さんの御厚意で少しセドリックを運転させて頂きました、ちょっと緊張・・^^;

帰り道の途中の中古車店で販売されていたコロナ・・5代目100系コロナのセダンって前期も後期も意外とイベントで見かけないような気がする・・。
というわけで楽しい1日でした、ファミリアを見学出来た事は収穫でしたね、ヴイエイト330さん、お付き合い頂き、ありがとうございました(´▽`)
GW以来、コスモに乗っていないので今度はコスモで何処かに出かけたいと思います(^^)
Posted at 2014/05/29 00:55:03 | |
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