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CD23Cのブログ一覧

2011年03月28日 イイね!

解体屋さんで思わぬ収穫

解体屋さんで思わぬ収穫東北関東大震災で未だに不自由な生活を強いられている方も沢山おられますが、一日も早い復興をお祈りしつつ、ブログを再開したいと思います。

昨日は解体屋さんに行ってきました、なぜかというと・・赤コスモの燃料残量警告灯の修理をしようと思ったのです。

コスモの燃料残量警告灯は天井のセーフティーパネル内に装備されているわけですがこのセーフティーパネルは2種類あって前期セーフティーパネルが付いている白コスモと青コスモでは燃料が少なくなるとセンサーが空気中に露出する事で警告灯の回路が形成されてランプが点灯するのもので、これは一般的な構造です。

後期セーフティーパネルが付いている赤コスモは燃料が少なくなるとセンサーフロートが下がる事で燃料不足を感知してランプが点灯するようになっています。

なので赤コスモの場合はフロート式センサーなのですが、このセンサーの調子が悪くて燃料を入れてもランプが点灯するのでセンサーの配線をアースさせてランプが点灯しないようにしていました。

燃料計は正常に作動しているので、そのままでも別に不便はありませんから警告灯の事はすっかり忘れていたんですが、それを直してみようと思ったのです。

センサーの構造はブレーキ液の不足警告灯と同じ構造です、なので解体車からブレーキ液警告灯のセンサーを調達して加工流用するか、あるいは通常の燃料残量センサーを使えるようにするか、いずれにせよ解体車なら色んなタイプの物を探せるので、行きつけの?解体屋さんに足車のポンコツ軽自動車でトコトコと出かけました。
解体屋さんにポンコツの軽自動車で出向く・・解体車の持込と間違われたらどうしよう(笑)

しばらく走って解体屋さんに到着・・(^^)

まずは店内を見学・・この解体屋さんはヤードの他に店舗があってその中でも外した部品を販売しています。

棚に並べてある様々なテールランプを眺めていると、横長のテールランプが見えました、明らかに今の車と違う何かピンと来るものを感じました、近くで見ると・・ルーチェのテールに似てる・・荷札に書かれた型式を見るとLA4MS!やはりルーチェです!


          ベンツマスクルーチェのライトとテール一式です!


         しかも、すぐ横にはホイールカバーまでありました!

こりゃ~幸先がいいな~(^^)他にも初代プレリュードの外装品や117クーペのカウルトップパネルといったマニアックな?部品もありました^_^;

いい物を見れたな~さてと、ヤードに行ってみるか・・




ヤードはまだ雪が残っています、地面は泥でぐちゃぐちゃ・・長靴持ってくるんだった・・^_^;
歩くだけでも一苦労・・とりあえず並べてある車を適当に見て歩きます、これだけでも楽しいです(笑)

ポンコツ車は一応メーカーごとに並べてあるのでマツダ車コーナーに行ってみます。
デミオやファミリアが殆ど・・プレマシーも数台・・泥だらけの地面を苦労しながら歩いていたら・・






え!?











                      マジですか!?


                     何と!レガートが!!

まさかレガートがあるなんて・・(マツダマニアの方は御存知だと思いますがレガートの呼称は諸事情で初期の短期間のみの使用ですが、ここでは便宜上、年式に関係なくレガートと書く事にします)


            何という偶然・・驚きながらも検分してみます。


エンジンはレシプロのMA型、このエンジンも今や貴重品ですね、キャブレターやオルタネーターといった補機類は欠品、セルモーターは付いてました。


                アーシングが施されていました。


チリル式レギュレーターの代替品のIC式レギュレーターが付いています、これは買っていこう(^^)


                  室内にはゴミが・・(*_*)


メーターは外されていましたが純正のラジオとカセットデッキが残っていました、作動するかどうかは分かりませんが・・^_^;


                   外観を見ていきます。




                   腐食が酷いです・・。

           右のリヤドア・・下半分が腐り落ちてます・・。

                  足回りもサビサビ・・。

フロント左側をヒットしてます、フェンダーエプロンまでダメージがありボンネットの位置も後退しています、もしかするとこれが原因で廃車になった??


ホイールカバーは3枚だけ付いてましたが、へこんだり大きな傷はありませんでした。


            フロントガラスは傷もなく、まずまずの状態。

    
SEスーパーカスタムですね、シートベルトから推察すると昭和54年式のようです。

さて・・一通り検分したところで使えそうな部品を物色します。
コスモに使えそうなものはパワーウインドーモーター・・私の赤コスモのパワーウインドーモーターは配線が3本の後期タイプ・・後期タイプのモーターを前期(PWスイッチがサイドブレーキ横)コスモに流用する事は可能ですがPWスイッチがシフトレバー根元に移動した後期コスモに前期モーターを流用する事は出来ません、レガートは配線が3本の後期モーターなので4箇所とも全部外しました、赤コスモのPWモーターは動きが弱いのでこれは大変ありがたいです、ドアの中をバラしたついでにガラスのガイドブロックも劣化していなかったので、これもGET(^^)
ドアノブがコスモと形状が似ていたので多分同じだろうと思い、4箇所の中でメッキの状態のなるべく良い物を左右で外しました、赤コスモのドアノブはメッキの状態が良くないので・・。

それと・・AAVが付いていたのでこれも外しました、レシプロ用なので私のコスモには付きませんがこれも貴重な部品ですから仲間の誰かが困った時に備えてこれも買っておく事にしました。


一通り部品を外し、持ちきれないのでホイールカバーをトレイの代わりに・・^_^;


             PCD120の鉄ホイールも貴重ですね^_^;

外した部品をホイールカバーに載せて事務所で精算・・他のお客さんはヘッドライトやテールランプといった樹脂製部品を買っている中で私は金属ホイールカバーに載せたPWモーターやAAVといった金属製の重量感あるものばかり・・^_^;

レジのお姉さん、ICレギュレーターを見て「これは何という部品でしょうか?」と・・^_^;
確かに最近の車には別体でレギュレーターなんて付いてないしな・・と思いつつ、「電気系の部品です」と説明。
AAVを見て「この部品は?」と聞かれた時は説明に困りました(笑)排気ガス対策の部品・・といっても分からないよな・・え~い!「これはエンジンの部品です」(小学生レベルの回答になってしまったwww)

トレイ代わりのホイールカバーもついでに買いました、ガレージの中にでも飾っておきましょうか(笑)

それにしても、まさかレガートがあるとは思いませんでした、驚きましたね~^_^;


Posted at 2011/03/28 22:21:32 | コメント(11) | トラックバック(0) | 日記
2011年03月18日 イイね!

一週間

東北関東大震災の発生から今日で一週間になりますね。

被災した方々にお見舞いを申し上げると共に亡くなられた方々に心より御冥福をお祈り申し上げます。

東北地方と関東地方に甚大な被害をもたらした今回の災害・・あまりの悲惨な状況に言葉もありません。

とりあえず募金をしましたが私には微力ながらそのくらいしか出来る事がありませんので、せめて一日でも早く被災した方々に元気を取り戻してほしいと願うばかりです。








Posted at 2011/03/18 20:28:44 | コメント(6) | トラックバック(0) | 日記
2011年03月09日 イイね!

パワーバルブ

パワーバルブコスモAPの13Bロータリーエンジンのキャブレターにはパワーバルブというものが装着されています。

パワーバルブとは何か?一般的にはエンジンが濃い混合気を必要とする高回転時に余剰燃料を供給して混合気を濃くする装置です。

初期型のREAPSはサーマルリアクターの反応を確保するため濃い目の混合気を供給していましたがオイルショックの痛手でマツダは燃費改善に取り組み、REAPS-5の13Bでは従来比40%もの燃費向上を果たしました、それに貢献したのは空燃比を従来より、リーン(希薄)にセット出来た事でした。

しかしながら、そうなると従来の濃い混合気と違って状況によっては空燃比が希薄過ぎて運転性に問題が生じる事でパワーバルブが装着されました。

混合気のリーン化は排気系に熱交換器が装着されてサーマルリアクターが反応しやすくなった事で実現しましたが、13Bロータリーエンジンは熱交換器が着いたREAPS-4Eからキャブレターにパワーバルブが装着されました。



パワーバルブが作動していない時は電磁弁のニードルが引っ込んでいて負圧通路を塞いでいないのでセカンダリースロットルバルブ下の負圧通路から画像の赤い線のようにインテークマニホールドの負圧がパワーピストン上部に作用してピストンロッドを上に引っ張っています。

電磁弁に電源が入力されニードルが負圧通路を塞ぐとパワーピストンには引っ張られる力は作用しなくなるのでピストンスプリングの力でピストンロッドは下側に押されます、するとピストンロッドがパワーバルブの頭を押す事でパワージェットが開いてその穴で計量された燃料がメーン系統に供給され混合気を濃くするのです。

REAPS-5の13Bロータリーエンジンはこの電磁弁(パワーバルブ制御ソレノイド)によってパワーバルブを作動させていてMT車では4000回転以上になるとこの電磁弁に通電されるので強制的にパワーバルブが作動する事になります。

一般的なキャブではセカンダリースロットルバルブが開いて負圧が小さくなりパワーピストンが引っ張られなくなる事でパワーバルブが作動するのですが、そうなるにはセカンダリースロットルバルブが大きく開いている状態でなければならいので高回転時しかパワーバルブが作動しないわけですがREAPS-5ではコントロールユニットからの制御でソレノイドをONにし強制的にパワーバルブを作動させる事で高回転時だけでなく混合気の希薄化によって運転性に影響のある回転領域の運転性の低下を防ぐ意味合いがあるようです、パワーバルブ作動時は空燃比がリッチ(濃い)なのでNox排出量の低下にもなります(Noxは理論空燃比付近に最も発生する)

ちなみに私の白コスモは制御ソレノイドがショートしているので端子を抜いています、つまり高回転時しかパワーバルブが作動しない状態ですが(一般的なキャブの状態ですね)乗っていて特に不具合は感じませんね^_^;ちなみにREAPS-5Eではパワーバルブ制御ソレノイドは廃止されています(つまり私の白コスモの状態と同じ)でも53年規制ではパワーバルブ制御ソレノイドは復活しています、53年規制はNoxの排出量規制が51年規制より厳しくなったためかな?

それにしても、こんな部品ひとつを見ても車の開発って大変なんだな~と改めて思いましたね^_^;





Posted at 2011/03/09 23:20:52 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記
2011年03月08日 イイね!

アンメーター

アンメーター先日、赤コスモのエンジンを始動した時の事です。

エンジンが無事に始動して何気なくアンメーターを見ると・・あれ?指針が動いていない・・。
現代の車にはアンメーター(電流計)なんて付いてませんが電装系の信頼性が低かった?昔の車にはアンメーターが付いている車種が結構ありました。

例えばエアコンやヘッドライト、熱線、ワイパー等の電装品をフルに使ってなおかつ発電量の少ないアイドリング状態だとすれば発電機の発電量だけでは追いつかずバッテリーに蓄えられている電気を使う事になりアンメーターの指針は放電側に振れる事になりますが、電装品の使用をやめて走り出せば今度は発電量も増え、電気が消費される事がないので放電されたバッテリーが充電され、そうなるとアンメーターの指針は充電側に振れる・・。

アンメーターはこのようにバッテリーの充放電の状態が分かるという便利なものですが現代の車は電装系の性能が良くなったのでアンメーターは過去の遺物と化してしまった感があります^_^;

さて、コスモのアンメーターが動かない・・エンジン始動後は指針が充電側に振れるはずですが指針が全然動かない・・それなら放電側はどうか・・エンジンを止めてヘッドライトを点灯するも指針は殆ど動かず・・元々それほど大きく指針が振れる性質のメーターではありませんが、今回は明らかに作動していない。。

う~ん・・まずはヒューズを点検・・単なるヒューズ切れなら簡単ですが世の中そんなに甘くない?ヒューズは異常なし。

大昔の車は室内の電流計に全ての電装品の電流を流していましたが、メーターが故障すれば全ての電装品が作動しなくなるし、車室内に数十アンペアもの電流が通るのは危険なので、やがて分流式といって電源回路から微小な電流を取り出して作動させるアンメーターが出てきました。
分流式ならメーターが故障しても電装品の作動には影響が出ませんしメーター本体にも微小な電流しか流れませんから安全です。

コスモの場合はこの分流式アンメーターなのでメーター本体に大電流が流れる事はないので、そうそう壊れるものでもないですが一応点検してみました、結果は異常なし。

ならば配線か・・面倒だな・・でも調べてみるしかありません^_^;

エンジンルーム内のハーネスのテープを剥がして配線のチェック・・断線もないし一見すると異常はないように見えます。

そこで思いついたのは配線の接続箇所の抵抗・・微小電流で作動するだけに僅かな抵抗があっても作動しなくなるのでは・・そう思い、アンメーターの配線の接続箇所の端子を磨いたらアンメーターが正常に作動するようになりました、なかなかシビアなものですね・・^_^;




Posted at 2011/03/08 00:13:12 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2011年03月06日 イイね!

久しぶりのエンジン始動

久しぶりのエンジン始動北海道も3月になって日中は暖かい日が多くなり雪解けも少しづつ進んでいます。
ツラかった冬もあと少し・・春はすぐ先まで来ていると思うとちょっと嬉しいですね(^^)

3月といえば卒業シーズン・・私が高校生の頃は3月の半ばが卒業式でした。
私は4月に大学に進学が決まっていたので卒業式から4月まで約2週間くらい自由な時間がありました。

私は高校を卒業する時には既に免許を持っていましたが自分の車はまだ持っていなかったので当時の家の車だったマークⅡを運転したり、離ればなれになる地元の友人と遊んだり、中古車店を見て回ったり・・ようやく車を運転できるようになった嬉しさと、これから一人暮らしをするという解放感がありましたね。

4月になっていよいよ一人暮らしが始まる当日、アパートから両親が乗る車のテールランプが遠ざかっていくのを見送っていたらなぜか急に寂しい気持ちになりました、それまでは自由気ままな一人暮らしが出来るという嬉しさがあったのに寂しさを感じたのは自分でも予想外でした、そして家族のありがたさを初めて実感した瞬間でもありました、この時期になるとそんな事を思い出します。

さて・・内容が本題から逸れてしまいましたが(笑)今日は久しぶりに白コスモのエンジンを始動しました。
昨年は広島まで自走するという大役を見事に成功させた白コスモ(^^)約4ヶ月ぶりのエンジン始動です。


久しぶりにカバーをめくって・・いつ見てもこの顔つきが好きです(^^)


昨年に部分塗装した塗装面をチェック・・塗装は下地の処理が悪かったり塗装時のエアコンプレッサーのエアの水分除去をきちんとしないとブリスタという不具合が発生します、これは気温が高くなると塗膜下の水分が膨張して塗膜を押し上げる他、氷点下でも水分の体積増加で塗膜を押し上げるというもので鳥肌のように塗装面にブツブツが出来ます、下地が悪くて錆が出ても同じ状態になります。
私はコンプレッサーの水分除去装置を3重に装着して念を入れてますが塗ってから初めての越冬なので(氷点下の気温になるので問題があればブリスタが出る)エンジンを始動するより先に塗装面を点検しました、結果は全く異常なしで大丈夫でした。


では、いよいよエンジン始動・・まずは室内に乗り込んでダッシュボードをチェック・・何せ越冬してますので・・(笑)これも大丈夫でした。

赤コスモのバッテリーを拝借して装着し、キーをONに・・コトコトと聞きなれた電磁ポンプの音・・そしてセルを回す・・ん?反応なし・・バッテリー上がってるな・・^_^;

足車の軽のバッテリーを外してジャンプしセルを回す・・今度はちゃんとクランキング、そして一発始動でした。
この車はホントにエンジンの調子が良くてありがたい事です、今年もこの車で大いにドライブを楽しめそうです(^^♪
Posted at 2011/03/06 23:47:21 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「初始動 http://cvw.jp/b/293527/48382128/
何シテル?   04/20 16:59
はじめまして、CD23Cと申します。 子供の頃から車が大好きで現在はコスモAPを所有しております。 車バカな私ですが宜しくお願いします。
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