
7月はほぼ毎週イベント三昧でしたが今日は雨でしたので家でおとなしく?している事にしました(笑)
でも何もしないのも勿体無い・・そこで今日は白コスモのメンテナンスをする事に・・^_^;
メンテナンスの内容は点火系の整備・・要はポイントの交換と調整です、しばらく点火系のメンテナンスをしていなかったので丁度良い機会です、天気が良いとついドライブをしたくなってしまうので・・(笑)
それでは作業にかかりましょう、ボディーカバーをはぐってボンネットを開けて準備OK(^^)

これを交換します

作業手順は以前に整備手帳にも書いているので詳細は省略します、まずデスビのキャップを外し、遅れ点火用のポイントベースを外して・・

ポイントを交換してドエルアングルを調整、エンジンをかけたまま調整出来るのはロータリーエンジンの特権?ですね。
ちなみに今回は遅れ点火用のポイントは交換していません、チョークを全引きしている時しか通電しないポイントですし、白コスモは冬はエンジンをかけないのでチョークを全引きする機会は殆どありませんから遅れ点火用ポイントは劣化も少ないし・・^_^;ケチと言われればそれまでですが貴重な部品を出来るだけ長く使いたいですからね(笑)

一見すると、ポイントの調整をしているかのように見えるのですが、これはL側の点火時期を調整しているところです。
白コスモはREAPS-5のロータリーエンジンなのでT側の点火時期は普通にデスビを回して調整ですがL側の点火時期はデスビ内で調整します、点火系統がL側とT側の2つに分かれているロータリーならではの光景です、ちなみにREAPS-5Eからはデスビを開けなくてもL側とT側の点火時期が調整出来るようになってサービス性が向上しています。

ついでにエアクリーナーも掃除、更に点火プラグも交換しました(^^)

キャブを調整・・旧車を維持してる感じするなぁ~(笑)エンジンも失火が無くブレずに安定してアイドリングしています

排気ガスも匂わず正常です、REAPSが正常に機能して調整が正しければ排気ガスは全然匂いません(^^)

今回交換した部品です、消耗品なので交換はしましたが応急としては、まだ十分使えますから捨てずに保存しておきます
さて今回のメンテナンスはまだ終わりではありません!?

こんなモノを用意しました

これは目視出来ない個所を見るためのファイバースコープです、車用の胃カメラ?(笑)これをサイドシルのゴム栓を外した穴から入れてサイドシル内部のサビの状態を確認しようというわけです^_^;

ちょっと分かりにくいですがサイドシル内部のサビです、これはセンターウインドーの下部周辺だと思います、センターウインドーは開閉式ですから、構造上どうしても水が入り込むのでしょうね^_^;
旧車ですから、このように内部にサビが発生している事は全然不思議ではないので驚きもガッカリもしません、想定内です、これ以外の部分は思ったよりサビは少なかったですね。
これはパネルの内側がサビているわけですから外観をどんなに綺麗にしてもこのサビが進行してパネルの表に達すれば塗膜をブクブクと浮き上がらせます、その塗膜を突くと「ズボッ!」と貫通して穴が開くというお決まりの?パターンになるわけですね^_^;
なので大事なのは外側ではなく内側なのです、外側は塗装を直せばいくらでも綺麗に出来ますが内側から腐って来たらどんなに塗装をしても無駄ですからね・・そこまでいったら切開して切り継ぎするしかありません、つまりレストアですね^_^;
そうなると多大な費用が掛かるので内側の防錆処理をしっかりとやっておく必要があります、そのために先ずはサビの状態を確認しておきたかったのです。
それで・・サビているものは仕方ありません、サビの除去は物理的に削り落とすのが一番ですがサイドシル内部のように袋構造ではそれも出来ません。
ケミカル品でサビを落すのも難しい・・切開しないで出来る防錆処理・・私は浸透性の高い防錆ワックスが効果的だと考えています。
外気の遮断性の高い防錆ワックスならサビの上に塗布しても効果的でサビの進行を抑制してくれると考えています、PORのように高性能な防錆塗料もありますがパネルの隙間の中までは塗布出来ませんから、袋構造の部分にはパネルの隙間にも浸透する高性能の防錆ワックスが現時点で私が考えるベストな方法だと思うのですが、どうでしょうね?
そこで白コスモにはノックスドールを施工しようと考えています、ノックスドールはかつてFD3Sの板金修理個所の防錆に使用した事がありますが(板金個所は溶接等、熱を加えるとサビ易くなる)サビの発生がなく非常に具合が良かったので信頼しています、ボルボに純正で採用されているだけありますね。
それでもサビが出たらその時に直せばいいのです、サビ恐怖症の私・・昔だったらこんなサビを発見したら相当落ち込んだと思います(笑)でも少しずつ悟りを開いて?今では悩んでも仕方ないと、開き直りではないですが必要以上に神経質になるのは車への愛情が薄らぐ危険もあるので(ちなみに2台目の愛車のAE86は外装のボロさに嫌気がさしたので降りました^_^;)サビ対策をしつつもダメになったらその時に何とかすればいいという風に肩の力を抜いて接する事にしています。
旧車にサビは付き物・・分かってはいてもサビは嫌ですね(笑)
Posted at 2012/08/05 23:13:14 | |
トラックバック(0) | 日記