
ここ最近は暖かい日が続いて北海道もようやく桜が開花を始めました(^^)
今日も暖かくて、外で作業をするには丁度良い気温です、そこで白コスモの防錆処理を行ないました。
2006年に入手した白コスモですが、これといった防錆処理もせずに今まで乗って来ました、錆が皆無だったわけではないんですが、どう処理しようかとか、何処から手を付けていいものかと考えたりしているうちに結局何もせず乗っていたわけで・・^_^;
白コスモは未再生車で板金塗装歴がないのですが、その代わりに小さな凹みは多々ありまして、錆も多少見受けられる状態です、全塗装してしまえば綺麗になる事は間違いないのですが、経済的な事情もありますし(笑)自分で塗装してもいいんですが私は凝り性なので自分でやると拘り過ぎて、なかなか完成しないと思うので・・^_^;2010年の里帰り直前に補修塗装をしたのは多数の飛び石傷が見苦しかった事と、この程度ならばと自分で塗装をしましたが拘るとキリがないので、程々で妥協しました。
せっかくの新車時からの塗装がまだ生きていますからそれを出来るだけ残したいと思うのと多少のヤレがあっても貴重な未再生車を出来るだけ当時の姿で残したいので補修は必要最低限に留めました。
錆に関してはどう対策しようと考えつつ、天気が良ければどうしても乗ってしまうので錆対策は手付かずでした、でもまぁ、そんな事をいつまでも考えていても仕方ないので取りあえずはオーソドックスに防錆ワックスの吹き付けを行なう事に^_^;
車体をジャッキUPしてウマを掛けて錆の状況を観察・・。

これはリヤのタイヤハウス内・・軽く錆が浮いている状況。

リヤのサスアーム取り付け部・・ここも錆が浮いてますが、この程度なら大した事はありません。

カウルトップパネルも外して内部の状況を確認・・ここは水が溜まって錆び易い部分です。
錆の確認をしたら防錆処理を開始します、先ず錆びている個所にリン酸系の錆取り剤をスプレーします、そして少し時間を置いてコイン洗車場に行って錆取り剤を水で洗い流し、少し走り回って水分を飛ばします、今日は気温が高いのですぐに乾きました。
リン酸系の錆取り剤は錆の除去能力は正直、それほど高くありませんが鉄板の表面に不動態皮膜が出来るので防錆能力が期待出来ます、リン酸系の錆取り剤を使ったのは錆取りというよりこの不動態皮膜の形成が目的です。

カウルトップパネルを外して内部をリン酸系錆取り剤で処理した状態・・画像中央のパネル接合部分が灰白色になっているのが分かるでしょうか?これが不動態皮膜が形成された状態です(ちなみにこの画像はリン酸処理をしてから防錆ワックスを吹き付けた後のものなのでワックスで濡れた状態になっています)。
では、いよいよ防錆ワックスを吹き付けます、使用したのは防錆では有名なノックスドールです(゚∀゚)
防錆塗料は色々な種類がありますが発錆を防止、あるいは錆の進行を食い止めるには空気中の酸素や水分を遮断する事が有効な事は周知ですね、防錆ワックスは乾燥しても柔軟性があるため酸素や水分の遮断能力が高く、浸透性もあるのでパネル合わせ面の防錆に最適ですので防錆ワックスを使用する事にしました。
下回りから処理を始めました、フレームの穴と言う穴から付属の延長ノズルを使って徹底的に防錆ワックスを吹き込みます、浸透性が高いので内部の錆にも有効です。
サイドシルのゴム栓を外して同様に内部に防錆ワックスを吹き込みます、中空部分は念入りに処理します、拡散タイプのノズルなので防錆ワックスが四方八方に行き渡りますから内部が見えない中空部分でも余すところ無く塗布出来るようになっています。
防錆で肝心なのは内部です、外観は塗装すればいくらでも綺麗になりますが内部から腐って来たら外観をいくら綺麗に塗装しても無意味になってしまいますから・・。

トランク内からクォーターパネルの接合部分にも吹き付けます、内部の防錆を重視しています。

こうして見ると何の不具合もなさそうですが・・。

裏側はこんなに錆びています、このように見えない個所の防錆が非常に重要です、防錆ワックスは錆の上からでも効果がありますから、この錆にも防錆ワックスをたっぷりと塗布しておきました。

中空部分の処理が済んだらアンダーボディー用の防錆塗料を塗布します、今日はリヤ周りを塗装したところで塗料がなくなったのでフロント周りは後日に塗布する事にします。
あとは電子防錆装置を付けておけば取り敢えず防錆対策はOKかと・・(^^)ここまでやって今の使用状況なら大きく腐食するような事は先ずないと思います、まぁ腐ったら直せばいいのです^_^;
これからは出先で雨が降られてもちょっと安心?(笑)
Posted at 2014/04/28 00:20:10 | |
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