web CGの鈴木真人氏のエッセイを読んで、俄然興味が沸き観に行った次第であるが、個人的にはツボにははまった作品だった
何と言っても出てる役者さん達の演技がお見事。主演女優の二人は勿論、脇を固める伊藤沙莉やでんでん、黒田大輔などいい味出してるし、南果歩なんてホンマ茨城の田舎のおばちゃんを完璧に演じてたわ
主演女優の一人、シム・ウンギョンは映画『新聞記者』での演技もとっても印象に残ってるけど、拙い日本語が本作の後輩キャラにとてもマッチしてたし、夏帆の吐く毒セリフがまたいい味出してる。おじさん世代にはリハウスガールのイメージとのギャップがまた愉しくもあり
物語は夏帆とシム・ウンギョンの二人を中心に展開してくのだけど、この二人の掛け合いがとっても自然で、この辺の演出は女性監督ならではだな~と感じ入った次第
でもって、もうひとつの主役が劇中で使用されてる初代FIAT Panda後期型セレクタのキャンバストップ。20年前の車両とは思えないほどのコンディションで、車内でシム・ウンギョンの口ずさむ『15の夜』に思わず拍手喝采
初代Pandaと言えば映画『旅猫リポート』でも使われてたけど、映画の方は正直イマニな出来やった(有川浩の原作はおもろかったけど)
福士君の着ていたバラクータG9ジャンパーが妙に印象に残ってたりして
銀幕の中の日本の田園風景にも映える初代Panda。ジウジアーロはやっぱり凄いよね!
免許を取って一番最初に欲しかった車が実はPanda。スポンサーである親に猛反対され結局国産車にしたけど、一度は乗ってみたかったな・・・
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2019/10/26 09:42:49