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大型クレーン横転事故
朝から驚きました…毎朝通勤している道なので尚更。
そしてまず思ったのが
朝礼前に荷揚げなんてありえないことです。
近隣住宅地なので朝から騒音が発生する荷揚げ作業なんて通常は行わないはずです。
そして、設置床なんですが敷鉄板が敷かれてないのでは??
設置圧に耐えられなくなって陥没なんてよくある事なので敷鉄板くらい敷くと思うんですがね?
あとはアウトリガーの張り出しが最大だったかどうか。
更には旋回半径内に駐車場って怖いですね!!
もうなんか結構かなりずさんな管理していたのではないでしょうか!?
たしか来年2月やそこらに竣工引き渡しなのでしょう。工期逆算すると本当にかなりカツカツな工期だと思います。
通過していた時に見ていたのですが、まだ鉄骨組みが終わった段階でした。
2月オープンということは1月は検査月になるので実質工事は今年一杯くらいで大体終わってなければなりません。
相当遅れていたのではないでしょうか?
最近だと働き方改革だのいって土日祝は作業をしないという現場もあるようですが、共通して言えることは
いくら土日祝休んでも納期は伸びないことです!
逆に忙しくなるんですよ。短い工期で終わらせなければならないので多くの作業員を投下しなければならないのですが、会社自体人件費をかけたくないので少ない人員で回さねばなりません。
結果どうなるかというと察しの通りだと思います。
安く早く仕上げて欲しいのはわかります。でもね、それで犠牲になることってたくさんあるんですよ。
私は安くていいモノなんて存在しないと思ってます。安かろう悪かろうです。
建設現場にも外国人労働者が入って来てますが言葉が通じないので立ち入り禁止区域に平気で入ってきたり、通常ではありえない作業も平然とやっていることもあります。
あと最終仕上げ業者に大きな負担がかかってくるんですよ。
工期が無いからと二週三週と働かされるのは日常茶飯事です。
下手したら丸々1ヶ月や3ヶ月は休みが無かったりします。
現場の人間は疲弊してるんですよ。なので結構注意散漫になっていて手抜きもするし近道行為などして怪我をしたりするんです。
脚立から落ちるなんてつまらないこともやらかしてしまうんです。
でもどんなに労働者が犠牲になっても労働者が安全に働ける環境は整備されません。
むしろ負担が増えるんです!
書く書類が無駄に増えたり、意味の無い安全対策を強制されたり(平地でも室内でも安全帯着用)、長い話を聞くだけの講習会を開催したり(費用は実費)
現場全体の労働者も孫請け、ひ孫請けだったりして賃金体系もよろしくないでしょう。日当が安いから日数を稼がなければならない。
ヒューマンエラーたるものはなんで発生するのか根本原因が全く理解されていないのです。
事故は会議室ではなく現場で起きているんです!!
そんな早朝から荷揚げしなきゃならないカツカツな現場って怖いよ。そういう現場ばっかりになっているのが現状なんです。
いずれにしても今日事故に遭われた方は気の毒としか言いようがないです。
はっきり言って通常なら起こりえない事故だと思います。
怪我をされた方も骨盤骨折などかなりの重症なので現場に復帰するのはもう無理ではないでしょうか…。
目の前で仲間が亡くなってしまったというトラウマも克服出来ないと思います。
これは偶然起きた事故ではなくヒューマンエラーによる人災ですね。
敷鉄板さえ敷いていれば…。
アウトリガーを最大まで拡げておけば…。
朝礼後に作業に取り掛かっていれば…。
たったこれだけで事故は起きないと思います。
そしてサンデー側は建築計画に無理がなかったか全く責任は無いとは言えないでしょう。間接的にですが、サンデー側にも過失があるのでは?
工事現場は本当に疲弊してるんです。
だから一般の方はむやみに近付いてはなりません。
パイプが落ちてきた事故も記憶に新しいです。
現場の職人なんて日当一万前後で働いてます。そんなに重大な責任を抱えて仕事してないでしょ…。
自分の命を守るだけで精一杯になってしまってますから!
Posted at 2019/12/18 17:39:57 | |
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