1月25~26日、今シーズン 初となる冬季運転練習に八千穂レイク 氷上走行会に行って来ました。
今年で氷上走行歴 21年になりましたが、八千穂レイクを走るのは7年目になりました。
2012年から2015年までは、「ポルシェクラブ六本木」が主催する練習会での参加でしたが、この練習会には欧州製ウインタータイヤを履いた後輪駆動車での参加車が多いため、自分も含めてスタックする車が続出。まともにクリアラップで走れることが出来なかったので、2016年と2017年はラリードライバー新井敏弘選手が代表を務める「
アライモータースポーツ(株) 」が主催する練習会に参加させてもらいました。
流石にラリー屋さんの練習会だけあって、四輪駆動車での参加率が高く、スタックする車は少ないのですが、現役GTドライバーが参加していたり、ラリースタッドレスを履いた激速の車がいたりと、ワタクシのようなスタッドレスタイヤを履いたFR車では遅すぎて周りに迷惑を掛けてしまうので、もっと走りやすい練習会はないのか?と考えていました。
そんな時、ある人から東京にお住いの某Dr.Hさんが個人で貸し切って、仲間内数人だけで開催している練習会があることを知りました。
その某Dr.Hさんとは、20年前にワタクシが中古のカプチーノでドラテク修行を始めた頃、「
D-Rights 」が開催していた『定常円千回』をいう練習会でよくご一緒したことのある知人だったので、無理を言ってワタクシもお仲間に混ぜてもらえないか?とお願いしました。
そして、実現したのが今回の走行会参加だったのです。
今週、寒波襲来とのことで、大雪による開催中止を懸念しました。
前日 24日の午後から出かけましたが、中央道の一部で渋滞あり。高速を降りたところでも強風のためホワイトアウトで一瞬1m先も見えない場面もあり、冷や冷やしながらも無事宿泊するホテルに到着。
翌朝、八千穂レイクに行ってみると、天気は晴天で、86の外気温度計によりますと
-13℃ (86はエンジンルームに熱が籠りやすいためか?実際の気温より1・2℃高く表示されることがある)。風が吹いてないため、意外に寒くありません。
この天気は午後になっても変わりなく、昼過ぎでも
-12℃ で風もなし。
湖上に積もった雪も少なく、柔らかい雪だったので天気・路面とも最高のコンディション‼。
LEXUS IS F
しばらくすると、某Dr.HさんがプロカメラマンのKさんを乗せてLEXUS IS Fで登場。某Dr.H様はポルシェ Macanで走る予定?でしたが、マカンが壊れた(壊した?)ので、IS Fで来たもよう。
まだ IS F持ってたんですね。IS Fからマカンに乗り換えたと思っていたら、993型911 カレラからの乗り換えだそうな。あら、残念。20年前に横に乗せてもらった993手放してしまったのね!
ちなみに、IS Fに履いていたタイヤは2010年製造のBLIZZAK REVO2でした。
参加台数を訊くと、まだ来ていない人もいるが、十数台ではないか?と言うご返事。昨年までは多くても5・6台だったらしく、参加費は人数割の計算のため、当初聞いていた予想金額の3分の1でいいとのこと。
安くなったことは嬉しいが、参加台数には期待外れ。(笑)
それに加え、4輪駆動車が予想より多いし、スパイクタイヤを履いた車も4・5台いるし。(悲)
(※八千穂レイクでは、スパイクタイヤの使用は原則禁止。但し、八千穂レイク管理人さんと主催者並びに参加者に信頼関係がある場合に限り使用を許可する場合もあります。この場合の信頼関係とは運転の上手い下手ではなく、マナーを守れる人か否か?言うことです。)
でも、プロカメラマンのKさんやみん友の
GT2RS さんをはじめ、顔見知りの方も何人かいて、心細い思いをせずに済んだのは嬉しい。
今回のコース設定は一周:約1.1㎞で、直線区間は一か所のみ。
初日の午前中は、まだコース上に雪が残っており、所々で路面μが一定せず、まだ慣れていない人が多いため、スタック続出で、大渋滞。
そう言うワタクシも、日頃の練習不足と1年ぶりの氷上走行で、なかなか感がもどらず、また、バックミラーに映る4輪駆動車やスパイクタイヤを履いた車が気になって、何回もスタックする始末。(悲)
午後2時過ぎくらいになると、だんだんコース上の雪も掃けてきて、また参加者の皆さんも氷上走行に慣れ平均スピードも上がってきて、走りやすくなってきました。
3時過ぎになると、路面が更に出来上がって走りやすく、失敗さえしなければ、直線区間以外はドリフトで繋げて走れるイメージが出来て良い感じで初日を終えることがきました。
翌日 集合時間になる頃の天気は曇りでしたが、やがて晴れてきて、外気温度計では
-8℃ 。
昨日より5℃も高いはずなのですが、風が強いので、かなり寒く感じます。
本日の参加台数は更に増え、20台を超え、テンション下がります 。(悲)
更に北側から二つ目のレーンではらんでコースアウトすると、外側を走ってきた車と対面衝突する危険性があるので、ここは攻めてはいけないとのご通達あり。
そこは今回のコースアウトで個人的には2番目にチャレンジングな所だったので、更にテンション下がりまっくす。⤵️
いつもはトイレ休憩するのも惜しんで走り回るのですが、コース上に走行台数が多すぎるので、しばらく見学することにしました。
湖上には軽自動車から高級SUVや911 GT3,Boxsterまで多彩な車種がいて、見ていても楽しめます。
休憩のため戻ってきた車も増えたところで、いざ出陣。
走行路面には昨日の午前と違い、雪は殆んど残っておらず、通常であればツルツル路面になるところ、スパイクタイヤの痕が程良い滑り具合を作って、天気・路面コンディションとも最高です!
ただ、走行台数が多くてクリアラップが取れません。
やがて昼食時間となり、昨日はお弁当でしたが、今日は近所のロッジで豚カツ定食。
昼食を早めに済ませ、湖上が空いている時間に走る作戦に。
作戦が成功して2.5ラップ近くクリアラップが取れました。
◇ 車載映像 右回りコース編
VIDEO
お昼過ぎになると、また混み出しましたが、時間が経つにつれ路面コンディションもさらに良くなり、皆さん上達して平均スピードが上がった様な感じで、走りやすくなりました。
3時過ぎになると、早退する参加者も増え、イイ感じで走れるようになり自分のミスも少なくなりました。
今日は一度もスタックしていなかったのですが、調子に乗っていたら、終盤にやってしまいました。(苦笑)
が、昨日・今日の縁雪は低く柔らかったので、車の形を変えることなく無事終了。
八千穂レイクを走るようになって7年目になりましたが、過去最高のコンディションで走れたので良かった。