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2025年12月16日 イイね!

下田選手のファン交流イベントは大盛況! 26年はオートサロンで何か発表があるかも…?

下田選手のファン交流イベントは大盛況! 26年はオートサロンで何か発表があるかも…?みなさん、こんにちは。
スタッh……ハシモトタカシです(まだ慣れない)。


皆さんは群馬県安中市の荻野屋横川店内に併設された、下田紗弥加選手をモチーフとしたカフェ「SAYACAFE」には、もう当然足を運ばれていますよね?😈😈😈


今年5月のオープン以降、多くの方が来店し、いまでは荻野屋横川店の看板前に展示されているシルエイティと、碓氷峠の紗弥加コーナーに続く、下田選手ゆかりのドライブスポットになっています。
もはや聖地です。


11月24日には、そんな聖地ことSAYACAFEで、安中市観光機構が主催するオープン記念ファン交流会が開催されました‼️

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イベントは、第一部として下田紗弥加選手を囲むランチやトークイベント、撮影会が行われ、その後行われた第二部では「ホットウィール・ミニツーリング」と銘打ち、荻野屋から碓氷峠の熊ノ平駐車場の紗弥加コーナーまでを、下田紗弥加がシルエイティで先導するツーリングイベントが行われました👏
(ドリフトはしてないよっ!!)

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トークイベントでは、SAYACAFEの壁に飾られているイラストを手がけ、映画『新劇場版 頭文字D』の作画監督でもあるアニメーターの横山愛さんも参加され、「下田選手は寝るとき何着てる?」といったプライベートな質問がされました🫣🫣🫣

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ちなみに下田選手は寝るときTシャツらしいです😳😳😳

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この日参加者にふるまわれたのが荻野屋さんの名物、峠の釜めし「頭文字D 真子&沙雪バージョン」で、この掛け紙も横山愛さんの作品💕

会食中には、参加者の皆さんが掛け紙へ横山愛さんのサインをしてもらう列ができていました。

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ファン交流会も大盛り上がり🎉

下田選手の「神ファンサ」には毎回驚きますますが、ファンの方の「推し」っぷりがもっとすごい‼️
こちらの絵画は、なんと下田選手の愛犬メイタローちゃん🐶
ファンの方が交流会で渡すために3ヶ月の製作期間かけて準備されたそうです。
(ストーカーとか言ってロクなことしかしていない自分が恥ずかしくなってきた……😨)

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第一部の最後は、荻野屋さんの看板前で記念撮影📸






そして、イベント参加者の中から抽選で当たった30台が、下田選手を先頭に紗弥加コーナーを目指し約8kmのミニツーリング🚗💨
(ドリフトはしてないよっ!!)

台数限定となったのは、熊ノ平駐車場が30台しか止められないから😖
残念ながら抽選に外れた方は、当選者のクルマに相乗りし、結果的には多くの皆さんと一緒にツーリングをすることができました🫶


ちなみに念の為お伝えしておくと、紗弥加コーナーというのは、2024年の全日本ラリーモントレー大会で下田選手が小倉学園チームの86で碓氷峠をドリフトで爆走。
ラリー競技中にもかかわらず、盛大にブラックマークを残し観客が大盛り上がりした結果、熊ノ平駐車場前のカーブが紗弥加コーナーと名付けられちゃったのです🚗💨






そして、今年6月の全日本モントレー大会では、今度はシルエイティでドリフトパフォーマンスをサプライズ敢行。またまたお客さんは大盛り上がりでした💃🕺




紗弥加コーナーでは、皆さんご自慢の愛車と下田紗弥加選手との撮影会。
そして最後は、紗弥加コーナーの標識を前に記念撮影を行なってこの日のイベントは終了。

参加者の皆さんがすごく楽しまれていたのが印象的で、ぜひまた来年も開催して欲しいとの要望が多かったそうです🥳
これはやるしかないですね!




また今回、このイベントの様子をオーストリアの映画「DRIFTERS」(仮題)が撮影を行なっていました🎥

この映画のテーマは、⼀⾒して全く異なるものに⾒える「ドリフト」「書道」をつなぐことで、⽇本⽂化を解き明かすというハイカルチャームービー。

日々のほほんと生きている私の脳みそでは全くもって理解が追いつかないですが、昨年末から群馬県を中心にロケが行われ、下田選手が参加した6月の全日本ラリーモントレー大会でのドリフトパフォーマンスがメインコンテンツの1つとなるそうです。

また、イベントの翌日には群馬サイクルスポーツセンターでもロケが行われ、約1年に渡る撮影は無事クランクアップ。
今後公開スケジュールなどの情報が入ったらまたお知らせします!



そして、いよいよ2025年もあとわずか。
下田選手は2026年もいろいろと楽しい企画を計画されているそうです。
その一部が1月9日の東京オートサロンで発表されるかも…(?)
2026年の下田選手が一体どんな活躍をするのか、楽しみに待ちましょう‼️

最後は下田選手の笑顔をお届けしつつ、少し早いですが良いお年を🎍
本年もありがとうございました〜‼️





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下田紗弥加(しもだ・さやか)
プロドリフトドライバー
2022年〜D1GPシリーズ参戦
群馬県安中市観光大使
群馬県渋川市応援大使
サーキットハワイ アドバイザー
D1 NEXT10YERS広報部長
東京中日スポーツ/トーチュウモタスポアンバサダー

千葉生まれの好奇心旺盛で活発な一般家庭の普通の女子。学生時代はバレーボールに打ち込み、インターハイや全国大会に出場、プロリーグを目指していたが、怪我に悩まされドクターストップでバレーボールの道を諦める。

夢破れ腑抜けになっていた時に観たD1GPに魅了され、ドリフトに全てをかけようと決心。働きながら貯金をし、練習に打ち込む為に仕事を辞め、練習用の車を購入し、マニュアル免許を取得。そして南千葉サーキットを拠点としている、車楽人ドライビングスクールに出会う。

車楽人の佐藤謙代表(現師匠・チーム監督)には、すぐ辞めると思われてはじめは全く相手にされなかった。とにかく運転が上手くなりたくて気付いたら、サーキットに1年間で160日以上通いつめた結果、佐藤代表に「そんなに本気なら俺も本気で教える」と0からドライビングテクニックやセッティング方法を叩き込まれ、モータースポーツを始めて2年目でD1Aライセンス(ドリフト全日本大会出場権利)を獲得し、2018年からD1Lightsシリーズに参戦。

2019年、中国・北京で開催されたインターナショナルドリフトレディース大会で世界チャンピオン。2022年にD1GP初出場を果たし、D1史上女子選手初のベスト8進出(2回)、そして第8戦では女子最高位の7位と好成績を上げた。

ついこの間まで、モータースポーツに縁もゆかりも無かった素人の女子が、今ではドリフト世界最高峰のD1GPに参戦し、その頑張る姿を通して世界の人々の元気や希望を与えるべく「ドリフトエンターテイナー」として活動している。
Posted at 2025/12/16 09:01:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 下田紗弥加の可能性 | 日記
2025年12月14日 イイね!

【コラム】紗利亜の素顔 Vol.10〜25年シーズンの締めくくり! チームの空気感が最高だった〜

【コラム】紗利亜の素顔 Vol.10〜25年シーズンの締めくくり! チームの空気感が最高だった〜こんにちは!



レーシングドライバーとしてスピードを追い、歯科医として笑顔を守り、ミスユニバースジャパン2022準グランプリとして輝きを表現する“三刀流”の及川紗利亜です。



TGRラリーチャレンジ特別戦 in 豊田(11/29–30)、そして翌週のWOMEN’S RALLY in Ena 2025(12/6–7)に参戦してきました。


私にとって、ラリーを本格的に始めた一年の締めくくりとなる2大会!
どちらも 小倉学園・千明自動車ラリーチームでの参戦で、学生メカニックさん達、サービス隊、コドラの山本さん、チームメイト……
本当に多くの方に支えられながら走った一年でした。



■TGRラリーチャレンジ特別戦 in 豊田

C-2クラス 2位

豊田は“特別戦”という名前の通り、特別な大会でした😳✨




まず、セレモニアルスタートとギャラリーステージが行われた 鞍ヶ池公園は、今年の WRCラリージャパンのステージでも使われた場所。
世界のトップ選手たちと同じ舞台を、自分のラリーカーで走れるというだけで胸が高鳴りました😆👍



会場の盛り上がりもすごく、セレモニアルスタートでは、観客の方が笑顔で手を振ってくれたり、名前を呼んでくれたりして、温かい瞬間でした。




さらに今回は、普段は走ることのできない 下山テクニカルセンター内のグラベルテストコースもステージに😲!
トヨタの開発施設の一部を走れるという、まさに特別戦ならではの体験でした。



■藤川夫妻との再会

豊田では、今年の初めに参加したラリチャレ講習会の頃からご一緒している藤川夫妻にも再会できました!

おふたりは今年、
全戦をドライバーとコドラを交代しながら参戦し、
さらに開催地を旅しながらラリーを楽しむ“ラリーツーリズム”を満喫された一年だったそうです。

その夫婦の楽しみ方が本当に素敵で、
ラリーを“人生の楽しみ方”として取り入れている姿に、思わず憧れてしまいます🤭





■2025年シリーズ表彰式 ― C-2クラス シリーズ3位!

そして11/29には、TGRラリーチャレンジ2025の年間表彰式が開催され
C-2クラス シリーズ3位🥉
を獲得しました!



ラリーを始めたシーズンでここまで積み上げられたのは、学生メカニックさん達の努力とサポート、そしてチームの皆さんの支えがあったからこそです😌

コドラの山本さんと一緒に、悩み、改善し、挑み続けた一年。
楽しく、そして結果として形に残せたことが本当に嬉しいです☺️



■恵那ラリーに向けて ― 小倉学園でのメンテナンス

恵那ラリーで使用する校長先生のGRヤリスを、学生メカニックさん達がメンテナンスするとのことで、私も参加してきました!



小倉学園のユニフォームを着させてもらい、下回りのチェック、オイル交換を一緒に作業✨





みんなが丁寧に教えてくれて、ラリーは本当に“チームで戦う競技”なんだと改めて感じた時間でした。



■Women’s Rally in Ena 2025

DE-1クラス女性部門 2位 & チーム戦 3位!



恵那では、
DE-1クラス女性部門 2位、チーム総合 3位でした!

コースは場所ごとに表情が大きく変わり、日が当たらない場所では霜や凍結が残っていることも多く、一見普通の路面に見えても実は滑りやすい区間がありました🥶





さらに、落ち葉が広がっていて、実質“走れるラインが一本しかない”ようなセクションも。
そのラインを外すと一気にグリップが抜けるので、
集中力とメンタルがとても試されました😵

でも、その難しさも含めて本当に楽しかったです!

走り終わって思ったのは、
来年は絶対リベンジしてクラス優勝したい!
その一言に尽きます。



■チームの空気感が最高だった2日間

恵那では、群馬県のラリーチームらしい賑やかさと一体感があふれていました。

監督の山田さんが、長年のの経験からオーダーを出してくださったり、セレモニアルスタートでは 全員サンタ帽をかぶったり🎅笑





サービスには栗きんとんがたくさん置いてあったり、午前のステージを終えて戻ると美味しいサービスご飯が待っていたり…!🤤

笑いながら、でも競技にはしっかり向き合う、この“チームの空気感”が本当にありがたかったです。





■おわりに

豊田と恵那、そして表彰式。
とても内容の濃い2週間でした!

支えてくださる小倉学園・千明自動車・学生メカニックの皆さん、チームの皆さん、応援してくださる皆さん、本当にありがとうございます。

来年ももっと強く、もっと速く、もっと成長した姿で走れるように頑張ります。
これからも応援よろしくお願いします!




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及川紗利亜(おいかわ・さりあ)
2022ミス・ユニバースジャパン準グランプリ
歯科医師
Smile Asiaブランドアンバサダー
Instagram:@sariaoikawa
X:@SariaOikawa

幼い頃、アメリカで研究を行っていた整形外科医である叔父の姿を見て、国際的に活躍できるような医療人になりたいと思い、歯科医師となる。

その後、2022ミス・ユニバースジャパンに参加し、準グランプリに輝く。

モータースポーツは、大学時代に自動車部に入部し、愛車のマツダNB型ロードスターをカスタマイズしサーキットタイムアタックや、カートレースに参加してきた。2024年から富士スピードウェイで開催される女性だけのガチンコレース「KYOJO CUP」に挑戦し、2025年はFCR-VITA(KYOJOクラス)とTGRラリーチャレンジに参戦中。
Posted at 2025/12/14 10:01:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 紗利亜の素顔 | 日記
2025年12月08日 イイね!

【コラム】そうだ、ニュルへ行こうよ! Vol.39~相変わらずセクター3が苦手!? マクラーレンのオーナー向けドライビングレッスンに参加してきた!〜

【コラム】そうだ、ニュルへ行こうよ! Vol.39~相変わらずセクター3が苦手!? マクラーレンのオーナー向けドライビングレッスンに参加してきた!〜みなさんゴキゲンよう!
モータージャーナリストの山田弘樹(やまだ・こうき)です。

千里の道も、一歩から。初心者でもクルマを目一杯楽しんで、最後の最後は「ニュルブルクリンクへ走りに行こう!」というこのコラム。

今回は、マクラーレンのオーナー向けドライビングレッスン「ピュア・マクラーレン」に参加してきたお話です。

++++++
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山田弘樹(以下 山田):はぁ……。

ハシモト タカシ(以下 タカシ):山田さん、どうしたんですか、ため息なんてついちゃって?

山田:いやー、すごい体験しちゃったなって……。

タカシ:いっつもすごい体験しているのに珍しいですね(笑)。何か特別なクルマにでも乗ったんですか?

山田:マクラーレン「アルトゥーラ」に乗ったんだけどね。

タカシ:おぉ! V6ツインターボ搭載のプラグインハイブリッドですよね?

でも山田さんなら乗ったことあるでしょ?

山田:うん。アルトゥーラには乗ったことあるんだけど、富士スピードウェイで運転する機会があってね。

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<アルトゥーラ>
パワートレイン:3.0L V6エンジン+モーター
バッテリー:リチウムイオン7.4kWh
トランスミッション:8速+E-リバースシームレスシフトギアボックス(SSG)
最高出力:700PS
最大トルク:720Nm
最高速度:330km/h
0-100km/h加速:3.0秒
0-200km/h加速:8.3秒


タカシ:うわー、いいなー!

でも試乗会だと大抵先導車付きの走行だから、山田さんにはシゲキが足りないんじゃないですか?
そんなぽかーんとするほどすごかったんですか?

山田:うん。「ピュア・マクラーレン」っていうオーナー向けのドライビングレッスンがあって、それに参加することができたんだ。

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タカシ:オーナー気分、漫喫じゃないですか! それは確かにすごい。

アルトゥーラって、やっぱり速いんですか?
ストレートで何キロ出したんですかっ!?


山田:クルマ好きのオッサンになっとるぞ。ちなみに排気量は3リッターだぞ。

タカシ:あっ…(恥。

山田:マクラーレンには「アルティメイト」「スーパースポーツ」、そして「GTS」という3つのシリーズがあって、アルトゥーラはスーパースポーツシリーズに属しているのね。

スーパースポーツの中で、速さだけでいうと一番速いのは「750S/750Sスパイダー」なんだけど、アルトゥーラは次世代のスーパースポーツなんだ。

タカシ:私も一度750Sに乗せてもらいましたが、とにかく軽くて速くてシャープでした。
でもアルトゥーラはプラグイン・ハイブリッドですもんね。

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※タカシが乗った「750S」(写真:編集部)


フェラーリで言えば「296GTS」がライバルですか?

山田:そうだね。同じV6ツインターボにダウンサイジングして、モーターでパワーをマシマシにしている感じ。

タカシ:でも純粋な速さで言ったら、V8ツインターボの750Sに敵わないんですよね?

<750S>
パワートレイン:4.0L V8エンジン
バッテリー:—
トランスミッション:7速ショートファイナルドライブ+リバースシームレスシフトギアボックス(SSG)
最高出力:750PS
最大トルク:800Nm
最高速度:332km/h
0-100km/h加速:2.8秒
0-200km/h加速:7.2秒


山田:とはいえ、アルトゥーラだって最高出力700馬力だよ。

タカシ:ひょえー!

山田:モーターとバッテリ-を搭載しているのに、車重なんてDIN規格で1498kgしかない(※)。乾燥重量だと1395kgだよ。カーボンモノコックって、やっぱり軽いよね。
※ドイツ工業規格で定めた車両重量。燃料や油脂類など走行に必要なものが全て充填されて、すぐに走り出せる状態での車輌重量。

タカシ:ぱっ、パワー・ウェイト・レシオ2.14って……。でもプリプレグを使ったカーボンモノコックじゃないんですよね?

山田:さすがF1オタク。でも、だからこそあの値段で量産できるんだよ。あまりにすごすぎて、剛性足りないなんて思わなかった。

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山田:ストレートエンドの車速は、ジャスト300km/hでした。
それは前日のイベントで試乗したときの速度で、ピュア・マクラーレンだと、連続走行するから速度規制されていたんだけどね。

タカシ:さっ、さんびゃっきろ……。とっ、止まれるんですか!?

山田:それがきちんと減速できて、ばっちりターンインできちゃうんだよ。

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タカシ:そこはさすが、マクラーレンですね! ワクワクするなぁ。
ドライビングレッスンは、どんなことをやったんですか?

山田:まず朝に、参加者をバスに乗せてレーシングコースを先生がレクチャーしてくれるんだ。レーシングバスツアーだよね。アプローチが難しい最終コーナーなんて、バスから降りて路面をチェックしたりして。

タカシ:なんだか楽しそう!

山田:そしてまずは1回目の走行。途中で講師が運転する横に同乗して、走り方を体で覚える。そのあとデータでお互いの走りを見比べて、2回目の走行をするんだ。

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タカシ:いーなー! すごく本格的じゃないですか。

山田:それが終わると昼食になって、午後はスキッドパッド。低い速度でマクラーレンの挙動を覚えるんだ。

本当はスキッドパッドをやってからレーシングコースを走った方がいいと思うんだけど、今回は日本でこれからピュア・マクラーレンをやって行くテストイベントだったから、様子を見たのかも知れない。

スキッドパッドしたあとにレーシングコースを走ったら、ノリノリになっちゃうかもしれないしね(笑)。ヨーロッパで行われているメニューは、もう少し内容が本格的みたい。

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タカシ:十分本格的だと思いますけど(汗。
ところでレッスンはどうだったんですか?(ニヤニヤ

山田:先月からツッコむよねー(苦笑。
セクター2までは、とっても褒められました。Aコーナーは先生よりも速かったんだぞ!

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タカシ:おぉー。でも、セクター3が相変わらずダメだったわけですね?(ニヤニヤ。

>>セクター3が相変わらずダメだった元ネタはこちら

山田:相変わらずいうな! だってクルマはマクラーレンのアルトゥーラだよ? そんな無茶できるわけない。

タカシ:私なら、速度レンジが高いセクター2を大人しく走りますね(笑。

山田:……確かに。セクター3はね、速度も乗っててトップスピードは速いんだけど、そのあとクルマを曲げられてないと言われたよ。

タカシ:ツッコんでるのは自分じゃないですか(笑。

山田:鋭いね(汗。というより、ターンインでハンドル切るのが怖かったのね。オーバーステアが出そうで。

タカシ:ミッドシップだし、高いクルマだし、オーナーじゃないし、そりゃ緊張感高いですよね。私だったら先生に勝つなんて到底無理です……。

山田:先生いわく、「もう少し進入スピード落としていいから、手前からハンドルを切って曲げて行ってください。そこでオーバーステアが出ても3セクターの速度は低いし、トラックモードだったら制御が助けてくれますから」って。

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タカシ:なんだかちょっと想像できない……。

山田:だよね。そこはマンツーマンでアドバイスするレベルでの話だから。でも、2回目からは走りが少し変わったよ。

タカシ:オーナーだからこそ味わえる世界なんですね。

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山田:ほんと。こういう風にオーナーが、愛車と共に成長できる環境がスーパースポーツには必要だと心底思ったよ。ポルシェなんかは昔からやっているけど、マクラーレンのようなクルマこそ必要だよね。

タカシ:走ることが楽しいクルマですもんね。山田さんはマクラーレンのどんなところが魅力的ですか?

山田:誤解を恐れず言えば、「すんごいロータス」みたいなクルマ。いや、これこそがブリティッシュ・スポーツなんだろうね。足周りがすごくしなやかで、8割くらいで走るとメチャクチャ素晴らしい。

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タカシ:でもレーシングスピードで走らせると難しいわけですね?

山田:可能な限り安全を高めながらも、過保護になりすぎていないところがヨーロッパのスポーツカーだと思ったよ。あまりにパワーがあるから、タイヤはサーキット専用に、もう少しグリップレベルを上げてもいいと思うけど(笑)。

タカシ:いいなー。いいなー! 気分はノリスにピアストリじゃないですか。

山田:オーナーだけしか味わえない特権を体験させてくれたマクラーレンには、感謝だね!

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写真:マクラーレン・オートモーティブ

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山田弘樹(やまだ こうき)モータージャーナリスト
自動車雑誌「Tipo」の副編集長を経てフリーランスに。編集部在籍時代に参戦した「VW GTi CUP」からレース活動も始め、各種ワンメイクレースやスーパー耐久に参戦。
こうした経験を活かし、現在はモータージャーナリストとして執筆活動中。愛車は86年式のAE86(通称ハチロク)と、95年式の911カレラ(Type993)。
日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。
A.J.A.J.(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
2025年11月28日 イイね!

【コラム】紗利亜の素顔 Vol.9〜S耐チャレンジに出場!沢山の方にMSの楽しさを届けたい!〜

【コラム】紗利亜の素顔 Vol.9〜S耐チャレンジに出場!沢山の方にMSの楽しさを届けたい!〜こんにちは!


レーシングドライバーとしてスピードを追い、歯科医として笑顔を守り、ミスユニバースジャパン2022準グランプリとして輝きを表現する“三刀流”の及川紗利亜です。




11月15・16日、富士スピードウェイで初開催となったS耐チャレンジに、ロードスターで出場してきました😆✨

「新しい挑戦をしたい」というチームの思いに背中を押され、挑んできました!🔥


今回のS耐チャレンジは、
“観るだけだったレースに、今度はあなたが参加する番です”
という理念から生まれた入門耐久レース。

市販車ベースのワンメイク中心で、若いメカニックさんや学生さんたちにも広く門戸が開かれたカテゴリーです。

会場に着いた瞬間から、参加者みんなのワクワクが伝わってきて、パドックではタイヤ交換の練習や最終確認で大忙し!
挑戦の空気にあふれた、とても素敵な雰囲気でした。




今回のロードスターを支えてくれたのは、小倉学園の学生メカニックさん2人と、金井チーフメカ・豊島メカ・栗原メカ👨‍🔧🧰

ピットでは学生さんたちの真剣な表情や緊張、それ以上に“挑戦する気持ち”が伝わってきて、「このレースは、みんなの挑戦が詰まっているんだ」と実感しました。

今回のS耐チャレンジでは、予選前とレース前の2回、アドバイザーの蘇武選手とロニー選手からレクチャーがありました。



「みんなで挑戦!笑顔でチェッカー!」

この理念のもと、コース上でのマナー、抜くときの姿勢、譲り方、そして“気持ちの整え方”まで、とても丁寧にレクチャーがありました!

初開催とは思えないくらい、全体の意識が高く、そのおかげで本当に全車が笑顔でチェッカーを受けることができました😊✨

今回、私はスタートドライバーを担当!
ローリングスタート方式でした。



コースインしてグリッドに並ぶ時に、チームのみんなが自分のグリッドで待っていてくれている、この瞬間が本当に大好きです。



緊張していても、みんなの顔が見えるとホッとするんですよね😳!
「いってこい!」「楽しんで!」
そんな一言が、いつも心に残ります。

レースがスタートし、最初は順位を上げることができましたが、その後はプレッシャーに焦ってしまい、シフトミスもあって3台に抜き返されてしまいました😣💦



悔しかったけれど、抜きつ抜かれつのクリーンなバトルができて、とても楽しいレースでした!



今回のレースはドライバー交代が必須。
そのピット作業を、学生メカさんたちが落ち着いてこなし、豊島メカ・栗原メカとの連携も完璧でした👏



一年間の努力と成長が本当に見えて、胸が熱くなりました!
「このメンバーで走れてよかった」そう強く思えた瞬間でした。

Aドライバーののり丸さんは今回が実車レース初挑戦!
普段はオンラインレースで一緒に走っている仲間でもあります👍



そして私たちのオンラインチームは全員“猫好き”ということで、チーム名は Catsitter Racing🐱

マシンには、メンバーの猫ちゃんや、Xで募集した猫ちゃんの写真を貼らせていただきました😆✨



パドックを見ると、他のチームのマシンはどれも速そうで、かっこよくまとまっていましたが、私たちのマシンは “Catsitter Racing” らしい唯一無二のデザイン🫶
可愛いだけじゃなく、速さへのこだわりも詰め込んだ一台です。

そんなマシンを操り、のり丸さんは落ち着いた走りでペースを守り、しっかりチェッカーへつないでくれました👏

バーチャルからリアルへの可能性を強く感じた瞬間でした!😲🌱

私も、もっとオンラインレースで経験を積んで、レースでの引き出しを増やしていきたいと思います!😤



最終的な結果は、
SC-Rクラス:9位/19台
総合:12位/42台


初開催のレースを、チーム全員で全力で楽しく走り切れたこと。
これが何よりも嬉しい結果でした。

S耐チャレンジは、「やってみたい」「挑戦したい」その想いを尊重してくれる場所。

今回の経験で、“もっと速くなりたい” という気持ちはもちろん、“もっと沢山の方にモータースポーツの楽しさを届けたい”という想いが大きくなりました。



このカテゴリーが、これから多くのドライバーやメカニックさんの“挑戦の入口”になりますように🤞

応援してくださった皆様、大会関係者の皆様、そしてチームのみんな、本当にありがとうございました!

また次の挑戦に向けて、一歩ずつ、前へ進んでいきます🫡✨

📸 Special thanks:ちょもさん & Hideari Hayashi さん!


また、今月末は TGRラリーチャレンジ特別戦・豊田に小倉学園ラリーチームとして出場します!
こちらも全力で走りますので、応援してくださいね😉👍


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及川紗利亜(おいかわ・さりあ)
2022ミス・ユニバースジャパン準グランプリ
歯科医師
Smile Asiaブランドアンバサダー
Instagram:@sariaoikawa
X:@SariaOikawa

幼い頃、アメリカで研究を行っていた整形外科医である叔父の姿を見て、国際的に活躍できるような医療人になりたいと思い、歯科医師となる。

その後、2022ミス・ユニバースジャパンに参加し、準グランプリに輝く。

モータースポーツは、大学時代に自動車部に入部し、愛車のマツダNB型ロードスターをカスタマイズしサーキットタイムアタックや、カートレースに参加してきた。2024年から富士スピードウェイで開催される女性だけのガチンコレース「KYOJO CUP」に挑戦し、2025年はFCR-VITA(KYOJOクラス)とTGRラリーチャレンジに参戦中。
Posted at 2025/11/28 09:01:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 紗利亜の素顔 | 日記
2025年11月26日 イイね!

【コラム】そうだ、ニュルへ行こうよ! Vol.38~富士での初“メディア対抗レース”は散々な結果に?〜

【コラム】そうだ、ニュルへ行こうよ! Vol.38~富士での初“メディア対抗レース”は散々な結果に?〜みなさんゴキゲンよう!
モータージャーナリストの山田弘樹(やまだ・こうき)です。

千里の道も、一歩から。初心者でもクルマを目一杯楽しんで、最後の最後は「ニュルブルクリンクへ走りに行こう!」というこのコラム。

今回は、メディア対抗ロードスター耐久レース(メデタイ)のお話です。
そして、タカシ君が電撃カムバックです(笑)。

++++++



ハシモトタカシ(以下・タカシ):というわけで山田さん、タダイマッ!
ワタクシ、戻って参りました!!

山田弘樹(以下・山田):タカシ君、おかえりッ! みんカラスタッフのTAKASHI改め、フリーランスのハシモトタカシとして1年目、どうですか?

タカシ:とてもありがたいことに、こうして古巣のcarview!やみんカラからお仕事をいただけて、ほかのメディアからもお仕事いただけているので、毎日ホント充実してます!

山田:沢山のチャンスがもらえると思うから、どんどん頑張ってね。モータージャーナリスト界の若手として、盛り上げてください。

タカシ:はい! というわけで今月はマツダの「メディア対抗ロードスター耐久レース」についてお願いいたします。




山田:ずーーーーーーーん……(暗

タカシ:どっ、どうしたんデスか!!

山田:予選がさんざんでした(号泣

タカシ:なっ泣かないでください!
今年は『カーウォッチ』チームで走ったんですよね。どうだったんですか?


写真協力:カーウォッチ


山田:知ってるくせに……。予選10番手ですよ。

タカシ:今年は“メデ耐”初の富士ですし、雨がふったり止んだりのとても難しい状況だったから、大変でしたよね。




山田:それにしてもトップから2秒落ちはないよ。恥ずかしくてご飯もノドに通らないから、主食をラーメンに変えました。

タカシ:……そんだけ冗談言えれば大丈夫ですよ(笑)。
一体何がダメだったんですか?(ニヤニヤ)

山田:傷口に塩を塗るようになったね……。

NDロードスターで富士は初めてだったので、チームに目標となる「ターゲット車輌」を伝えておいたのですが、それを間違えてしまったところからつまづいちゃった(泣。




タカシ:それは災難でしたね……。

山田:自分ひとりだと、乾いているところを探すのが本当に下手くそだった。100Rは真ん中くらいから外側とか、色々やってみたけど、最後までグリップさせられなかった。

タカシ:一番イン側がグリップしたとか、色々話が盛り上がってましたよね!

山田:くっ……。Aコーナーなんかは、むしろ速かったみたいなんだけどね。100Rからヘアピンにかけてがモーレツに遅くて。内圧もちょっと高過ぎたみたい。




タカシ:ロードスターも、内容が本格化してますよね。

山田:ワンメイクレースが先鋭化してくれば、そうなるのは当然。逆に言うとあれだけローパワーなマシンでも本格的に“レーシング”できるのは、ロードスターのバランスがよいからだよね。やっぱり、名車だね。

タカシ:ほんとですよね。うん、やっぱりND買ってよかった(笑)。




山田:でも、気になるところもあったな。

タカシ:たとえばどんなところですか?

山田:マツダ渾身の「DSC-TRACK」が、思った以上に機能しなかった。

タカシ:確かに、滑りましたよね。私も予選では、コカコーラコーナーや100Rで真横向きました(怖。

筑波では雨が降ってもすごく安全だったのに、どうしてなんですかね?




山田:路面や雨量、そしてタイヤの性能が関係しているから一概にDSCーTRACKのせいにはできないんだけど、富士のように広くてコーナリングスピードが速いと、滑り出してもそれが感知できないか、うまく制御できないんじゃないかな。

タカシ:たしかに、より低速な第3セクターの方が助けられた気がします。

山田:DSC-TRACKの目的は、タイヤのグリップが発散して、ドライバーがなんとかできないくらいオーバーステアが出たときに助けること。滑り出してもコントロールできていれば、DSCの介入はしない方向性なんだよね。

でも富士の100Rや300Rみたいな高速コーナーだと、カウンターが当たらないまますごく滑っている状況は起こるからね。

タカシ:高速で走るとスピンモードに入るのも速いですし、スピン認定が遅くなっちゃうんですかね?




山田:理由はわからない。でも実際にはかなりトリッキーなコンディションだったし、予選では残念ながら一台クラッシュしちゃったからね。

モータースポーツだからそれは仕方ないことだけど、タイヤも含めて高速コースだと、特に低温のウェット路面は改善の余地がありそう。制御レベルを、もっと細かくパラメーターで段階的に上げられるようにするとかね。

ところでさ、タカシ君はどうだったの?




タカシ:今年も予選をやらせてもらいました。
結果は12位だったんですが、初めての富士、しかもウェットで、DSCーTRACKに助けられながら自分なりにはがんばったんですけど、やはり経験値の少なさが出ましたね……。コースにとどまるのが精一杯でした。

富士のような高速コースのウエットレースは初めてだったので、もうクラッシュしなかっただけで御の字です。

でも決勝は、『ラブカーズTV』で走っていたシムレーサーの大谷選手についていったのですけど、それが木下(隆之)選手直伝のウェットラインだったようで、グリップ感が全然違うなど色々と発見もありました!




山田:そうやって少しずつ学べるのもロードスターのよいところだね。

タカシ:はい。でも今年も、モータージャーナリストの西川省吾さんやカー・アンド・ドライバーの山本善隆統括編集長には負けてしまいました……。

でも師匠である山田さんの1秒以内だから、ちょっとは成長したかな!?(ニヤニヤ)

山田:またそうやって塩を塗る(号泣

タカシ:冗談ですよ!!

山田:決勝は?

タカシ:残り30分のところで、メカニカルトラブルでリタイアになってしまいました(※原因は調査中)。

チャレンジプログラム1期生の吉田君と私で最後追い上げるタイミングだったから、とっても残念です。だから悔しくて、「マツダ・スピリット・レーシング ロードスター12R」の抽選に申し込みました(そしてハズレました)。




山田さんは決勝どうでした?

山田:自分は最終スティントを走ったんだけど、そこまでにもう入賞圏内から大きく外れてしまったから、完走マストの燃費走行で走りました。明らかにライバルたちはエンジンを回していたから、フラストレーションたまったなぁ。

タカシ:今回はいいとこなかった感じですね!(ニヤニヤ)

山田:フリーになって、変わったね……。


写真協力:カーウォッチ


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山田弘樹(やまだ こうき)モータージャーナリスト
自動車雑誌「Tipo」の副編集長を経てフリーランスに。編集部在籍時代に参戦した「VW GTi CUP」からレース活動も始め、各種ワンメイクレースやスーパー耐久に参戦。
こうした経験を活かし、現在はモータージャーナリストとして執筆活動中。愛車は86年式のAE86(通称ハチロク)と、95年式の911カレラ(Type993)。
日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。
A.J.A.J.(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。

プロフィール

「最新の「25式GRヤリス」に乗ったら“速く走るためにはブレーキングが大事”ということに気付かされた話~ 【コラム】そうだ、ニュルへ行こうよ! Vol.37~ http://cvw.jp/b/3269083/48729466/
何シテル?   10/28 17:55
2021年夏、「ピットイン」改め『みんなの自動車部♪- みんカラスタッフブログ・スピンオフ!』始めました! Facebookグループ(https://ww...
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