• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

全国各地のサーキット情報を探せるみんカラサーキットはこちら!

みんカラユーザー主催の走行会・サーキットイベントはこちら!

みんカラYoutubeチャンネルはこちら!

みんなの自動車部♪のブログ一覧

2024年04月21日 イイね!

【コラム】みじゅのクルマ放浪記 Vol.3 〜フォーミュラE Tokyo E-Prixを初観戦!〜

【コラム】みじゅのクルマ放浪記 Vol.3 〜フォーミュラE Tokyo E-Prixを初観戦!〜こんにちは!

YouTubeにて『AUTO SOUL JAPAN(旧みじゅ【車と洗車ちゃんねる】)』というチャンネルで活動しております黒木美珠です!

2024年3月30日、日本初開催「ABB FIAフォーミュラE世界選手権」の観戦に行ってきました。

ワタシ自身「SUPER GT」は毎年観戦していますが、フォーミュラレースは初観戦!
静かなEVのレースがどのようなものなのかとても楽しみにしていました。





フォーミュラEとは、世界各地の特設サーキットで行われる電気自動車(EV)のレースシリーズで、レースは「E-Prix」と呼ばれます。

2023-24年のフォーミュラE シーズン10では、11チームが参戦し、各チーム2台のマシンと2人のドライバーで選手権を戦います。日本メーカーからは日産自動車が唯一参戦中。世界最大級の自動車メーカーや、新興EVメーカーと戦います。


※写真:日産自動車


また、サステイナビリティをメインコンセプトに掲げており、各メーカーはレース対応の新テクノロジーの開発とテストに取り組みながら、地球温暖化問題にも取り組んでいるそうです。

今回走行する、フォーミュラE車両の「Gen3」のマシンは後輪駆動で、フロントとリアにそれぞれモーターを搭載し、両方から回生エネルギーを得ています。

会場で一つ前の世代の「Gen2」のマシンを間近で見たのですが、ブレーキが「軽自動車用!?」と思うくらいとても小さくて驚きました。これは回生ブレーキでの減速を主としているからだそうです。

そして、レース中に要するエネルギーの約40%を回生ブレーキによって生成するため、世界で最もエネルギー効率の高いレーシングカーと言われているそうです。バッテリー残量などの駆け引きでも勝負が分かれるフォーミュラE。静かな熱い戦いが楽しみです。


※写真:日産自動車


会場は東京ビックサイト。同会場で開催された「ジャパン・モビリティ・ショー2023」では駐車場難民が大量発生していたので、今回も停められないことを危惧し、開場は7:00のところ6:45には会場に到着し、無事近隣駐車場に停めることができました。




いざ入場!フリードリンク用のコップをもらいました。会場の至る所に給水スポットが設置されており、自由に給水することができました。ちょっとこのシステム、日本のレースというより海外のレースみたいで新鮮に感じました。






開場したばかりということで人も少なく、屋内展示ブースをゆったり写真撮影をしたり、展示品を眺めることができました。




屋内ブースでは本格的なシミュレーターがずらりと並び、タイヤ交換のタイムアタックチャレンジが楽しめるコーナー、特設ステージでのアーティストのライブなど、レース開始までの空き時間も楽しめる工夫がたくさんありました。




その中でワタシが特に惹かれたのは会場の一角に設置された着物を着たマネキンです。こちらは東京大会開催を記念して全11チームそれぞれのイメージカラーを反映してデザインされたそうです。

日本らしいおもてなしを表現するのにぴったりの演出で感動しました!
ワタシは着物文化が好きなので、ぜひ市販化して欲しいなと思いました。




グランドスタンドへ向かう途中、特設コースに横切られ、信号としての意味をなさない信号機を見かけました。

「そうだ、ここはサーキットじゃなく公道なんだ」と公道で開催されているというのを実感する瞬間でした。なんだか不思議な感覚です。




会場にも観客が増えてきた頃、いよいよ予選開始!

フォーミュラEの予選は、まず2つのグループに分かれそれぞれ10分間のセッションでラップタイムを計測し、各グループの上位4名が「デュアル」と呼ばれる1対1のノックアウト方式でタイムを競う予選形式です。

予選から見応え抜群!

日産から出場しているローランド選手は予選グループAでトップタイムを記録し、デュエルでも順調に勝ち上がり、今季2度目のポールポジションを獲得しました!

国内メーカー唯一参戦中の日産が記念すべき初めての日本開催でポールポジション獲得し、会場のボルテージも一気に上がったように感じました。




予選が終わり、レースまで数時間ほど時間が空くのですが、その間の楽しみも充実していました。

時間帯もお昼時ということで、ワタシは今回フードトラックでランチを取ることに。

軽いものからガッツリメニューまで、おいしそうなメニューがたくさんあり目移りしましたが、チキンライスを選びました。チキンも大きくタレにパンチがあってとっても美味しい!




ボリューム満点でお腹も満たされました。フードトラックブースでも粋なおもてなしが♡
飲食用に設置された長机一つ一つに桜が活けてありました。日本開催と春開催ならではのおもてなしにキュンとしました。




お昼を食べた後も、まだレースまで時間があるので屋内ステージへ。

今回すごく楽しみにしていたステージがあります。それは日本最大級のアイドルオーディション「PRODUCE 101 Japan The Girls」に出演していた佐々木つくしさんが所属する「Fabulous Sisters(ファビュラス シスターズ)」のステージです。

Fabulous Sistersは、ダンス世界大会『WORLD OF DANCE』にて2連覇を達成し、世界的にも実力が認められたダンスグループです。

ワタシはアイドルオーディションでつくしさんのダンスに魅了され、そこからFabulous Sistersにも興味があったので生でパフォーマンスを見られるのを楽しみにしていました。




とにかく美しかった!!!(感激)


息のあったパフォーマンスが圧巻でした。なんだかダンスというよりも、「芸術」のようなパフォーマンスで感動しました。

レースの空き時間も楽しめる工夫がいっぱいです。




大変お待たせいたしました。

レース以外のコンテンツが盛りだくさんでしたが、いよいよレース開始です。
私は日本メーカーで唯一参戦中のチーム日産を応援します。ポールポジションを獲得したことでかなり期待が高まります。




15:00。ついにレーススタート。

ポールポジションを獲得した日産はレース中盤まで安定してトップを守り続けてくれました。

レースが動いたのは中盤に差し掛かった頃。

それまでトップを守り続けた日産でしたが、2位にダウンしてしまいました。ですがまだレース中盤。バッテリー残量なども加味して温存しながら走り最後は1位に返り咲いてくれると信じ応援していましたが、残念ながら惜しくも2位。

この展開にはしっかりと戦略があったようで、レース中盤の2位ダウンはバッテリー残量が厳しく、空気抵抗の大きい先頭をマセラティのギュンターに譲るためだったそう。

ですが、終盤で逆転を狙ったものの、猛追も及ばず2位でゴール。惜しかった〜〜〜〜(泣)

ちょっと悔しい結果にはなりましたが、最後まで諦めずに喰らいつく姿勢に感動をもらいました。レースって面白いですね!


※写真:日産自動車


記念すべき日本初開催のフォーミュラEを会場で観戦することができとても貴重な機会でした。

EVレースならではのバッテリー残量という制限や駆け引きがすごく面白かったです。エンジン車ならではのサウンドがなくても、EVにはEVならではの戦い方や楽しみ方があるということを知れたレースでもありました。

サスティナブルな社会に向けての取り組みをしながら、各メーカーの技術進歩、レースファンへ新たな楽しみを提供してくれるフォーミュラEに今後も注目していきたいです!




===================
alt

黒木美珠(くろき・みじゅ)
車系YouTuber / Webライター / 自動車ジャーナリスト志望 / elfアンバサダー
YouTube:AUTO SOUL JAPAN(旧みじゅ【車と洗車ちゃんねる】)
「愛車をきれいに大事に乗りたい。」という想いから洗車を研究&洗車チャンネルを始動。
2021年に愛車のホンダ「ヴェゼル」90日連続車中泊で日本一周しその模様を配信。
現在は洗車、車両紹介、カーイベントの取材など車全般を幅広く配信中。
現在の愛車はホンダ「シビックタイプR(FK8)」とスバル「フォレスターSTIスポーツ」。

【みじゅのSNS】
YouTube: https://www.youtube.com/@mijyu_kuroki/videos
Instagram: https://www.instagram.com/mijyu_official/
Twitter: https://twitter.com/mijyu_official
Threads: https://www.threads.net/@mijyu_official
Posted at 2024/04/21 09:01:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | みじゅのクルマ放浪記 | 日記
2023年11月09日 イイね!

【コラム】みじゅのクルマ放浪記 Vol.2 〜初! 氷上カート! 初! EV カート!〜

【コラム】みじゅのクルマ放浪記 Vol.2 〜初! 氷上カート! 初! EV カート!〜洗車&クルマ系ユーチューバーとして人気急上昇中の黒木美珠(くろき・みじゅ)さんと“みんじど”こと『みんなの自動車部』がひょんなこと(?)からコラボレーション!

みじゅさんが体感したクルマ関連の情報を不定期でお届けしていきます♪

2回目となる今回は、みじゅさんが「SDGs ERK on ICE 2023」に初参戦した模様をお届けします!

※1回目のコラムはこちら>>
【初コラボ】みじゅ【車と洗車ちゃんねる】さんのニュル24h SUBARU密着レポートをお届け!

+++++++
こんにちは!

YouTubeにて『みじゅ【車と洗車ちゃんねる】』というチャンネルで活動しております黒木美珠です!

2023年9⽉某⽇。ご縁あって「SDGs ERK on ICE 2023」に初参戦してきました!!
初めてのEVカート、初めての氷上カート、という初めてだらけのドキドキの参戦レポートをお届けします。

私のカート歴は浅く、初めてカートに乗ったのが2023年5⽉。

そこから数度の練習とカート⼤会を経て、すっかり魅了され、いまではカートの虜に。


>>私の初めてのカート⼤会「K-TAI2023」動画はこちら



「SDGs ERK on ICE 2023」とは、⽇本EVクラブ主催の氷上EVカートレース⼤会。

会場は屋内のスケートリンクで、排気ガスも出ず、⾛⾏⾳もかなり静かなため室内で⾛っても問題がないんです。

alt


今回私が出場したマスタークラスは、スパイクタイヤを履いた電気レーシングカートを使⽤し、1周約100mのオーバルコースを2台で⾛⾏するというルール。2⼈1組、8チームによるトーナメント戦となっています。

マスタークラスは特殊で、1周⽬は普通にオーバルコースを1周し、2周⽬はコースの⾓に設置されたパイロンで360度ターンを2回⾏うというもの。

3ヶ⽉ぶりのカート……
初めての氷上カート……
そして氷上での360度ターン……


ちゃんと⼿応えのある⾛りができるのか不安が募ります……。

alt

最初はカート初⼼者のゲスト向けビギナークラスから⼤会がスタート。先導者に続いてコースを回り、その後レースという流れです。

続いてはエキスパートクラス。
⼤会⽤のカートを提供してくださったチームを中⼼に出走します。

エキスパートクラス出場者の中にも初めての氷上カートという⽅もいましたが、さすが圧倒的経験の豊富さ!
氷上での⾛り⽅も瞬時に習得して、安定した⾛りを披露していました。

私はぶっつけ本番を前に⾛りの勉強に!

どこでステアリングを切り始めるのか?
滑ったときはどう切り替えているのか?
カウンターはどのくらい当てているのか?
アクセル・ブレーキの踏むタイミングや踏み⽅は?


などを細かく観察しました。


そしてついに私が出場するマスタークラスの番が!

alt

まずは予選。ぶっつけ本番のため、スタートポジションにつくまでの数⼗メートルでなんとなくの⾞両感覚を掴みます……。

しかしいざ乗ってみると、ビビりながらも想像よりしっかりとタイヤがグリップしてくれて、滑ったとしてもカウンターを充てればなんとかなりそうな印象!


いよいよ1回戦⽬。
スタートポジションに着き、フラッグの合図でレース開始!

1周⽬は特に問題なくオーバルコースを周り、2周⽬はついに問題の360度ターン……!

パイロンスレスレのコンパクトな回転半径で無事にターンでき、1回戦⽬は無事勝利できました!!


そして2回戦⽬に突入!

氷上カートが想像以上に楽しく、少しでも多く乗りたいので2回戦⽬も絶対勝ちたい……!
そんな負けん気を炸裂させながらスタートします。

alt

1周⽬は対戦相⼿と互⾓、1つ⽬のパイロン360度ターンも最⼩でターン!

最後にもう1つ360度ターンを決めてゴール! というところで⼩回りを狙い過ぎたせいでパイロンと接触ギリギリに……!

バックギアがないのでハンドリングで避けるしかない中、⾝動きを取ったらパイロンに当たるというスレスレの位置で停⽌……。

パイロンをなぎ倒してゴールというやんちゃなことをする勇気もなく(パイロン薙ぎ倒しは反則失格)2回戦⽬はリタイア。

残念、悔しい!!
悔しすぎる結果に、ぜひ来年はこの雪辱を晴らしたい!



今回の「SDGs ERK on ICE」を機に、今後より⼀層モータースポーツにも積極的に挑戦していきたいと改めて感じました。

そして「SDGs ERK on ICE」は全国開催を⽬標に活動しているので、来年以降はもっと多くの⽅に参加いただき、⼤会⾃体も規模拡⼤、そしてぜひ一人でも多くの⽅に氷上カートの楽しさを感じてもらいたいです。

alt

私のYouTubeチャンネル『みじゅ【⾞と洗⾞ちゃんねる】』でも参戦レポート動画をアップしています。もしよろしければ、ぜひぜひご覧ください!



以上、みじゅ【車と洗車ちゃんねる】の黒木美珠でした!

===================
alt

黒木美珠(くろき・みじゅ)
車系YouTuber / Webライター / 自動車ジャーナリスト志望 / elfアンバサダー
YouTube:みじゅ【車と洗車ちゃんねる】
「愛車をきれいに大事に乗りたい。」という想いから洗車を研究&洗車チャンネルを始動。
2021年に愛車のホンダ「ヴェゼル」90日連続車中泊で日本一周しその模様を配信。
現在は洗車、車両紹介、カーイベントの取材など車全般を幅広く配信中。
現在の愛車はホンダ「シビックタイプR(FK8)」とスバル「フォレスターSTIスポーツ」。

【みじゅのSNS】
YouTube: https://www.youtube.com/@mijyu_kuroki/videos
Instagram: https://www.instagram.com/mijyu_official/
Twitter: https://twitter.com/mijyu_official
Threads: https://www.threads.net/@mijyu_official
Posted at 2023/11/09 11:01:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | みじゅのクルマ放浪記 | 日記
2023年07月27日 イイね!

【初コラボ】みじゅ【車と洗車ちゃんねる】さんのニュル24h SUBARU密着レポートをお届け!

【初コラボ】みじゅ【車と洗車ちゃんねる】さんのニュル24h SUBARU密着レポートをお届け!洗車&クルマ系ユーチューバーとして人気急上昇中の黒木美珠(くろき・みじゅ)さんと“みんじど”こと『みんなの自動車部』がひょんなこと(?)から初コラボ!

みじゅさんが体感したクルマ関連の情報を不定期でお届けしていきます♪

第1回目となる今回は、SUBARUオーナーでもある黒木さんクルマ好きの聖地・ニュルブルクリンクで開催された24時間レースのSUBARU密着レポートをお届けします!

+++++++

こんにちは!

YouTubeにて『みじゅ【車と洗車ちゃんねる】』というチャンネルで活動しております、黒木美珠です!

今回は『みんなの自動車部』にて初めてブログ記事を書かせて頂きます! 記念すべき初投稿は5月中頃に開催された「ニュルブルクリンク24時間レース」観戦レポート! 私自身初めてのドイツでドキドキの旅。ぜひみなさんも記事を通して旅気分を味わって頂ければ嬉しいです。


今回は個人渡航ではなく、スバル興産さまが企画・運営する「ニュルブルクリンク24時間レース応援ツアー」で行ってきました。

alt

海外のレース観戦となると、自分で、「航空券」「ホテル」「レースチケット」「レンタカー手配」など結構ハードルが高そうなイメージですが、今回はツアーの為、手続きなど全部お任せできたので初めてのドイツでも安心でした。


alt

往復の飛行機はドイツの航空会社「ルフトハンザ」の直行便を利用。ロシア上空は諸事情により通れないため、アラスカ北極経由の計14時間フライトでした。

ドイツに到着したのは夜の20時を回っていましたがこの時期のドイツの日没は21時。そのためきれいな夕日が出迎えてくれて旅のいいスタートが切れましたよ。


alt

翌朝ホテルを出発し、メルセデス・ベンツの大型バスで片道3時間弱かけてニュルブルクリンクへ。道中はアウトバーンを利用。驚いたことに通行料は無料なんですね。

遅い車はキープライト(ドイツは右側通行なので一番右側が走行車線になります)が徹底されており、日本のような“追越車線が混み合う”といったおかしな渋滞も起きず、ストレスなく走れることにとても感動しました。

山道では、遅い車は路側帯に一旦退避し後続車を先に行かせてあげるなど、当たり前の交通マナーが隅々まで浸透している印象。こういった交通マナーや道路事情が整っているドイツだからこそ、素晴らしいドイツ車が長年生み出されてきたのでしょうか。

また、アウトバーン上のPAは基本的にトイレが有料でした。今回の旅で2箇所立ち寄りましたが、1箇所目は1回1ユーロ。コインまたはVISA等のタッチ決済です。

もう1箇所はトイレ利用後に出入り口にいるおばちゃんに50セント手渡しするシステムです(笑)

羽田空港で両替して紙幣は持ってきましたが、コインは両替対応がなく、最低が5ユーロ紙幣です。そのためドイツ国内のSAでトイレに行かれる際は、トイレ利用前に売店で水など買ってコインを作るのがおすすめです。

alt

alt


約2時間強のバス移動でいよいよニュルブルクリンクに到着!

alt

ニュルブルクリンクは全長約25kmの大型コースのため、サーキットの敷地内に入ってからメインスタンドへ向かう道中だけでも敷地内渋滞で30分ほどかかります。

alt

観戦スポットは各所にあり、オートキャンプサイトも設けられています。泊まり込みでキャンプをしながら観戦するのがツウだそうです。

alt


サーキットに到着後、ツアーメンバーはSUBARUのパドックへ。

パドックでは今回走行するWRX S4現地のSUBARUファンの方々、辰巳監督や井口卓人選手が出迎えてくれて記念撮影!

alt

alt

車両を間近で見学したり、辰巳監督からレースに対しての意気込みを聞くこともできる豪華な体験でした。ツアー特典が豪華でファンにとってとても嬉しいですよね。

alt

今回走るWRX S4は、レース車両とはいえ“市販車ベースを崩しすぎていない”という点が魅力です。

空力処理やタワーバー等の車両装備は、今後特別仕様車STIのアフターパーツとして販売することも想定して開発されており、レースと市販車の結びつきが深いんだなと改めて感じました。

内装などは最低限ですが、使用しているプラットフォームは市販車と同じ「スバルグローバルプラットフォーム」で、市販車からかけ離れすぎていないのでオーナーの方も「自分の愛車がニュルブルクリンクを走っている!」というような喜びを得られるのではないでしょうか?

alt

パドックでは、ドイツのSUBARUファンの方と交流できました!

彼らのSUBARU愛はかなり熱く、毎年SUPER GTを観戦するために来日する方や、SUBARU車を3台持ちしている方、「スバル360」をレストアしている方、OEMになる前の水平対向エンジン搭載のサンバートラックの納車待ちの方など、想像の(斜め?)上を行くSUBARU愛をお持ちでした。

海外でもこれだけ熱狂的なファンを持つSUBARUとSTIは改めて凄い!

現地ファンの方々は、私が帰国してからもInstagramでいいねやコメントをくれる素敵な方々で、このツアーで新たなご縁ができたことがとても嬉しかったです!

来年のSUPER GTも観戦に来られるとおっしゃっていたので再会できる日が楽しみです♪

alt


レース開始時間まで余裕があったため、サーキットに併設されているニュルブルクリンクミュージアムへ行きました。€11.50なので日本円で約1700円ほどです。

貴重な展示品だけでなく体験型アトラクションやシアターも併設されており、かなり見応えがある施設でした。

ミュージアムの建物からはジェットコースターのレールが飛び出ていますが、実は一度も運行されたことがないそうです(笑)

alt

レールは完成したものの、コースターの振動で建物のガラスが割れてしまうことが判明し、今はニュルブルクリンクの遺産的な立ち位置でジェットコースターのレールだけ見ることができます。ニュルの名物にもなっているそうなのでお越しの際はぜひ探してみてくださいね。

他にもニュルブルクリンクには、移動式観覧車ニュルブルクリンク城(通称ニュル城)など面白い名物があります。

移動式観覧車は、コーヒーカップのようなゴンドラで、上半分はガラスもなく剥き出しです。風の強さによって速度が若干変わっているような……今回は乗車するのは遠慮しておきました(笑)

そしてニュル城には都市伝説があり、レース開始前にニュル城の中に立ち入ってしまうと応援しているチームがリタイアするというものです。真相は分かりませんが、こちらも念の為数キロ離れた場所から眺める程度にしておきました……。

alt


レーススタートの瞬間はピットの屋上から見学。グランドスタンドも入場できるチケットでしたが、レース開始1時間前から満席で入場できなくなってしまい、ピットの屋上からの見学でした。

グランドスタンドに入れないのは残念でしたが、屋上は上からコース全体を見渡せて見やすく撮影もしやすく、意外と穴場かもしれません!

WRX S4が出場するのはSP4Tクラス。スタートは混雑していて見逃しましたが周回2周目で走行する姿を見つけることができました。

スタート後は現地ファンの方はほとんどレースを見ずに、ケータリングカーでビールやフードを買って食事をしたり、各々自由に楽しんでいてお祭りのようなレースイベントでした。



今回のツアーは17時に一旦バスに乗り、別の観戦ポイントに立ち寄ってからホテルに帰るプランでしたが、私たちはそのバスには乗らずに夜の21時まで現地で観戦。

20時過ぎくらいから夕日がすごく綺麗で、コースの脇では夜間走行に備えて気球のライトアップ準備などが進められています。きっと夜間の観戦も昼とは違った魅力があるんだろうなぁ。

alt


レース二日目。朝方まで114号車WRX S4はクラス1位を走行していましたが、6時過ぎごろにマシントラブルが発生! ピットにてエンジンの載せ替え作業が行われました。

エンジニアの方達の諦めない姿勢がかっこよかった……。ピットでの作業は4時間強で無事に終わり、私たちがサーキットに到着したとほぼ同時に再スタートしていきました。

alt

その後はトラブル等もなく、最終的には24時間で総周回114周を走り切り、結果は総合77位、SP4Tクラス2位で完走!

レース終了後にピットへ伺うと、チームメンバーの安堵した表情や喜びを分かち合っている姿を間近で見ることができ、より感動的でした。

alt

現地で見るからこそ、現場の温度感雰囲気を直に感じることができ、よりレースにのめり込んで応援することができました!

今回はツアーということで、普段は入れないようなピットやパドック、グリッドウォーク、選手との記念撮影などの特典もあり魅力満載!

alt

私のチャンネルでも『観戦ツアーVLOG』や再生リスト内の限定公開動画で『選手インタビュー動画』なども公開しています。ツアーの参加気分を味わっていただければ嬉しいです♪

>>【海外レポ】ドイツ初上陸!車好きが一度は憧れるニュルへ行ってきたvlog【ニュルブルクリンク24時間耐久レース スバル / STI 応援ツアー】スバル STI WRX S4 スバリスト


以上、みじゅ【車と洗車ちゃんねる】の黒木美珠でした!

===================


黒木美珠(くろき・みじゅ)
車系YouTuber / Webライター / 自動車ジャーナリスト志望 / elfアンバサダー
YouTube:みじゅ【車と洗車ちゃんねる】
「愛車をきれいに大事に乗りたい。」という想いから洗車を研究&洗車チャンネルを始動。
2021年に愛車のホンダ「ヴェゼル」90日連続車中泊で日本一周しその模様を配信。
現在は洗車、車両紹介、カーイベントの取材など車全般を幅広く配信中。
現在の愛車はホンダ「シビックタイプR(FK8)」とスバル「フォレスターSTIスポーツ」。

【みじゅのSNS】
YouTube: https://www.youtube.com/@mijyu_kuroki/videos
Instagram: https://www.instagram.com/mijyu_official/
Twitter: https://twitter.com/mijyu_official
Threads: https://www.threads.net/@mijyu_official
Posted at 2023/07/27 17:31:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | みじゅのクルマ放浪記 | 日記

プロフィール

「\下田選手がデモラン/ 4/29(月)@取手緑地公園で行われる「こども天国」で、D1ドライバーの下田紗弥加選手がドリフトパフォーマンスを披露するそうです🚗💨 しかも今回、コミックペイントのRX-7を走らせるとのこと‼️ お近くの方はぜひお越しください〜🙌 #下田紗弥加
何シテル?   04/23 19:43
2021年夏、「ピットイン」改め『みんなの自動車部♪- みんカラスタッフブログ・スピンオフ!』始めました! Facebookグループ(https://ww...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2024/5 >>

   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 

過去のブログ

2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation