
みなさん、ゴキゲンよう!
さて今月は、
「ハチロクのタイヤ選び」です🛞
ちなみに赤パンが現在履いているのは、ブリヂストンの
「ポテンザ Adrenalin RE004」。
って、
もうアドレナリンは「RE005」に代替わりしてるじゃん!
そうなんですが、ワタクシ去年から
RE004を履いていたんですよ。もちろん
RE005が登場することも知っていました。
▼山田さんが使用する「ポテンザ Adrenalin RE004」
写真:ブリヂストン
赤パンに
RE004を選んだ理由は、とってもシンプル。
もっと運転がうまくなりたい! からです。
それまでは同じポテンザでも、
「REー71 RS」を履いていました。これも現在は「RZ」に代変わりしている、先代のフラグシップモデルですね。
そしてホームコースの筑波コース1000では、目標だった41秒台が出せたので、初心に帰って運転を見つめ直そうと思ったのです。
▼こちらはポテンザのフラッグシップ「ポテンザ REー71 RZ」
写真:ブリヂストン
みんカラのみなさんならご存じだと思いますが、アドレナリンはロードスターの
「パーティーレース」でも使われているタイヤです。
そのコンセプトはずばり、
アマチュアがコントロールを学べること。そして
経済的にも、負担が少ないことのふたつです。
というわけでワタシも昨年末に(古い話でごめんね!)、RE004で筑波コース1000を走ってきたわけですが、それは、まさに狙い通りのタイヤだったのでした。
RE004がよいのは、とにもかくにも
グリップレベルが“フツー”なこと。
RE-71 RSに較べたら、ブレーキングポイントは遙か手前になるし、コーナリング中だって、アクセルコントロールが必要になります。
でも限界が低い分だけ、滑ってからのコントロール幅は広い。また滑り出しも穏やかだから、失敗してもリカバリーしやすいんですね。
ちなみにタイヤって、わずかに滑っているときが、一番速いといわれています。その少し滑りながらも前に進んでいる状態を体験したり、キープし続ける練習って、ハイグリップタイヤだと難し過ぎるんですよね。
そしてこうした運転は、とにかく楽しいわけです。
いっぽうハイグリップラジアルでタイムを追うと、クルマも走りもトガッていきます。
タイヤの能力を引き出すために、足周りは硬くなって行くし、タイヤも一番オイシイところを使ってしまったら、正直お役目終了という感じ。アタックする時期だって、寒いときにシーズンが限定されます。
もちろん一番オイシイところが減ってしまっても、最後までタイヤは使うでしょう。またそうやってストイックにアタックへと臨むのも、とっても刺激的ではあるんですけれど……。ちょっと上級者向きですよね。
それと較べてアドレナリン(レベルのスポーツタイヤ)は、長く楽しめます。
一番なのは、沢山走ってもタイムが安定していること。だからアマチュアであれば走れば走るほど、うまくなれるしタイムも出せるようになるはずです。
タイヤが頑丈なのも、すごくよいところ。滑らせてもブロック飛びしないから、ガンガン練習できます。
さらにタイヤが減るほどに、ブロック剛性が上がって、タイムが出ます。だから最後まで、使い倒すことができるわけですね。
速いタイムを出すのは気持ちがいいけれど、大切なのはどれだけ
「自分のタイム」を上げられるか。そして、うまくなれるか。
「走るの楽しい!」って思えるかです。
アドレナリンは、そこに寄り添ってくれるタイヤなのです。
ちなみに筑波コース1000を走らせたタイムは、ベストが43秒361でした。RE-71 RSのベストと較べると、約1.5秒落ち。
赤パンはエンジンが5.5AGだからということもあるけれど、AE86のタイムとして考えると、割とフツーでしょ?
うまい人なら42秒台に入るだろうから、そしたらなかなかのタイムだと思います。
ちなみに今年の2月に行われたブリヂストンの試乗会では、RE-71 RZと、RE005を試すことができました。
RZはさらなる進化を果たしていて、速さだけでなくコントロール性の良さもバージョンアップしていたから、
「もしかしたらこれ、40秒台入るのでは……」とまた誘惑に駆られましたが、それは置いといてっ。
肝心なRE005は、特設コースと一般道だけの試乗となったのですが、そのレベルでもハンドリングが一段良くなっているのがわかりました。
具体的には
剛性レベルが上がっていて、ハンドルを切ったときの
応答性がグッとスポーティに。
リアタイヤの追従性も良くなっていて、とても曲がりやすくなっていました。
そのぶん乗り心地は、さらに硬めになってましたけど(笑)。
▼2026年2月に発売された最新の「ポテンザ Adrenalin RE005」
写真:ブリヂストン
また開発陣いわく、RE004ではちょっと頼りなかった
ウエットグリップも、かなり良くなったとのこと。
自分はまだまだRE004を使い倒すつもりですが、いまから買うならRE005を試すのはアリです。
ちなみにRE004は在庫限りとのことなので、
コストを優先するならいまのうちですよ。
ということで今年は、初心に帰って赤パンで運転を楽しみます❗️
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山田弘樹(やまだ こうき)モータージャーナリスト
自動車雑誌「Tipo」の副編集長を経てフリーランスに。編集部在籍時代に参戦した「VW GTi CUP」からレース活動も始め、各種ワンメイクレースやスーパー耐久に参戦。
こうした経験を活かし、現在はモータージャーナリストとして執筆活動中。愛車は86年式のAE86(通称ハチロク)と、95年式の911カレラ(Type993)。
日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。
A.J.A.J.(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。