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2026年10月23日 イイね!

【レポート】下田紗弥加選手のD1GPエビス戦。ウェットとドライの激変コンディションに体調不良まで!? 苦戦も確かな手応え!

【レポート】下田紗弥加選手のD1GPエビス戦。ウェットとドライの激変コンディションに体調不良まで!? 苦戦も確かな手応え!こんにちは!
ハシモトタカシです🚗

6月末の筑波戦から約3ヶ月。9月26日〜27日に福島県のエビスサーキット(西コース)で開催された「D1 GRAND PRIX Round 5&6」に行ってまいりました💨

もちろん、TEAM VALINO WORKSから参戦するゼッケン86番、下田紗弥加選手(Silk Blaze Sports GR86)の応援です📣



今回はウェットからドライへと目まぐるしく変わる、かなりタフなコンディションでの戦いとなりました🌧️☀️
その模様をレポートします!


■9月26日(土)Rd.5☂️



初日のラウンド5は、気温も低く終日ウェットコンディションとなる難しい路面での戦いとなりました。

今年からドライブするGR86では、まだウェット路面での走行経験が少ない下田選手。路面状況を探りながらのアタックです🚙💨

単走1本目は振り出しなどで良い走りを見せ、DOSSでは89.23ポイントを記録したものの、ゾーン不通過による3ポイントの減点が響き、最終得点は86.23ポイントに。

挽回を狙った2本目ではコースオフもあり、得点を伸ばすことができず、単走決勝を18位で終えました。

エビスでは上位24台が追走トーナメントへ進出できるため、午後からの追走で巻き返しを狙います💪



迎えたベスト24での対戦相手は、同じGR86を駆る村上満選手。

1本目の後追いでは、村上選手の懐へ勢いよく飛び込みましたが、1コーナー進入で痛恨のスピン🌀。大きなビハインドを背負う展開となってしまいます💦

2本目の先行ではミスなく走り切り、87ポイントのDOSSスコアを獲得したものの、1本目のスピンによる影響が大きく、惜しくもベスト24で敗退。総合19位で初日を終えました。




■9月27日(日)Rd.6 ☁️



前日のウェットから一転、ラウンド6は曇り空のもとドライ路面での戦いとなりました。

思い切った走りで高得点を狙いたいところでしたが、前日のウェット路面での走行イメージが残っていたこともあり、単走1本目は勢いのある振り出しを決めることができず、さらにゾーン減点1ポイントもあり94.41ポイントと伸び悩みます。

しかし、このままでは追走進出が難しいプレッシャーの中で迎えた2本目では走りを修正!

スコアを伸ばし、94.70ポイントの20位で僅差ながら追走トーナメント進出を決めました👏



ベスト24の対戦相手は、なんとチームメイトである中村直樹選手の長男・中村龍選手😳
前日のラウンド5で準優勝を果たしている勢いのある実力者との対戦です🔥

1本目の後追いでは、1コーナーで失速してしまい、相手に対するアドバンテージをほとんど取ることができず……。

入れ替えての2本目は先行でまずまずの走りを見せたものの、ゾーン不通過による3ポイントの減点。追走全体を通しての小さなミスが結果に響き、ラウンド6もベスト24で敗退となり、総合順位は21位でした。




■下田紗弥加選手のコメント🎙️

厳しい週末を戦い終えた下田選手から、コメントが届いています👇

「この週末は突然体調を崩してしまい、十分なパフォーマンスを発揮することができませんでした。また、まだ経験の少ないウェット路面にも翻弄され、自分自身が納得できる走りをお見せすることができませんでした。



応援してくださった多くのファンの皆さんに、カッコいい走りをお見せすることができず、本当に申し訳なく思っています。

今回の経験をしっかりと次につなげ、もっと強く、もっと良い走りをお見せできるように頑張ります。



マシンについては、日々チームのメカニックの皆さんが細かな部分まで仕上げてくれており、非常に良い状態をキープしてもらっています。

あとは、そのマシンが持つパフォーマンスを乗り手である自分がどこまで引き出せるかが重要になります。



ここまで6ラウンドを戦う中で、GR86の特性や自分自身のドライビングとの相性も少しずつ掴めてきました。今回のラウンド5・6で経験したウェット路面や追走での課題も、今後の戦いに必ず活かしていきたいと思います。



シリーズも残すところ4ラウンド。チーム、メカニック、そして応援してくださる皆様の力を胸に、さらにマシンとの一体感を高め、良い結果をご報告できるようチーム一丸となって戦ってまいります」




実は下田選手、今回37℃の熱を出しながら走行を続けたそうです🤒
下田選手は熱を言い訳にしたくないと言っていらっしゃいますが、体調不良というアクシデントを抱えながら両日ともしっかり追走に進出したのは、むしろ拍手を送れる結果だったのではないでしょうか👏

下田選手のプロ根性に脱帽です❤️‍🔥
体調が戻った次戦以降の、下田選手の爆発力に期待大ですね‼️




戦いの模様は『DRIFTING SAYAKA くるくるTUBE』にてアップされたので、ぜひチェックしてみてください🎥




シリーズも残すところあと4戦。今週末はオートポリスでラウンド7・8が行われます🏁
引き続き、みんなで下田紗弥加選手を応援していきましょう📣

ではではノシ



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下田紗弥加(しもだ・さやか)
プロドリフトドライバー
D1GP参戦(2022年、2023年、2026年)
群馬県安中市観光大使
群馬県渋川市応援大使
サーキットハワイ アドバイザー
D1 NEXT10YERS広報部長
東京中日スポーツ/トーチュウモタスポアンバサダー

千葉生まれの好奇心旺盛で活発な一般家庭の普通の女子。学生時代はバレーボールに打ち込み、インターハイや全国大会に出場、プロリーグを目指していたが、怪我に悩まされドクターストップでバレーボールの道を諦める。

夢破れ腑抜けになっていた時に観たD1GPに魅了され、ドリフトに全てをかけようと決心。働きながら貯金をし、練習に打ち込む為に仕事を辞め、練習用の車を購入し、マニュアル免許を取得。そして南千葉サーキットを拠点としている、車楽人ドライビングスクールに出会う。

車楽人の佐藤謙代表(現師匠・チーム監督)には、すぐ辞めると思われてはじめは全く相手にされなかった。とにかく運転が上手くなりたくて気付いたら、サーキットに1年間で160日以上通いつめた結果、佐藤代表に「そんなに本気なら俺も本気で教える」と0からドライビングテクニックやセッティング方法を叩き込まれ、モータースポーツを始めて2年目でD1Aライセンス(ドリフト全日本大会出場権利)を獲得し、2018年からD1Lightsシリーズに参戦。

2019年、中国・北京で開催されたインターナショナルドリフトレディース大会で世界チャンピオン。2022年にD1GP初出場を果たし、D1史上女子選手初のベスト8進出(2回)、そして第8戦では女子最高位の7位と好成績を上げた。

2026年シーズン、3年ぶりにD1GPへと復帰する。

ついこの間まで、モータースポーツに縁もゆかりも無かった素人の女子が、今ではドリフト世界最高峰のD1GPに参戦し、その頑張る姿を通して世界の人々の元気や希望を与えるべく「ドリフトエンターテイナー」として活動している。
Posted at 2026/10/23 19:51:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 下田紗弥加の可能性 | 日記
2026年09月24日 イイね!

【コラム】走れ赤パン! ハチロク日記 Vol.7 ミシュラン「Pilot Exalt PE2」に合わせて足回りを変更! やっぱりハチロクは面白い!!

【コラム】走れ赤パン! ハチロク日記 Vol.7 ミシュラン「Pilot Exalt PE2」に合わせて足回りを変更! やっぱりハチロクは面白い!!みなさん、ごきげんよう!

赤パンの普段履き用タイヤとしてテスト中の、ミシュラン「Pilot Exalt PE2」(パイロット・エグザルト ピー・イー・ツー)。

これが予想以上にハチロクと相性が良く、ビビッ!と来ちゃったので、今月はテイン本社まで行って来ました。
赤パンに装着している「スペシャライズドダンパー」との、マッチングを図るためです。

※こちらも合わせてチェック!
【コラム】走れ赤パン! ハチロク日記 Vol.6 ミシュラン「Pilot Exalt PE2」を試したら、最高のハチロクが誕生しちゃうかも!?


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ということで赤パンの足周りをいまいちどおさらいすると、これは文字通りの“スペシャライズド”(=フルオーダーメイド)されたダンパーです。

ダンパー形式は、前後共にレスポンス重視の単筒式。
フロントには倒立/全長調整式の「MONO FLEX」(モノフレックス)、リアには正立/非全長調整式の「COMFORT SPORT」(コンフォート スポーツ)を装着しています。

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モノフレックスは現在販売していないモデルで、その後継モデルとしてテインは「MONO RACING」(モノ レーシング)をラインナップしています。なのに敢えて開発チーフである渡邊(宏尚)さんがモノフレックスを投入したのは、トータルパフォーマンスが高いから。

ケースを三重構造としたモノレーシングは横剛性が高く、ストラット形状のフロントサスにはうってつけのモデル。
ダンパーが正立式となることで、ダンパートップで減衰力調整も可能になるし、「EDFC5」(電子制御式減衰力コントローラー)のステップモーターも上部マウントできるから、雨水や泥から部品を守ることができます。

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対してモノフレックスは、単筒式ダンパーにケースを付けて、ひっくり返しした倒立式。
ケース同士が主に応力を受け、ダンパーが自由に伸縮できるモノレーシングに対して、二重構造(+全長調整ケース)のモノフレックスは確かに剛性面で劣るけど、それでも単なる成立式と較べれば、ダンパーロッドには応力が掛かりにくくなります。……ちょっと難しいかな?

ケースがひとつ少ない分だけ軽く作れるし、ピストン/シリンダー径が大きく取れるから、減衰力がきめ細やかに調整できます。もちろんオイル量も確保できます。

赤パンは軽量だから(車重は980kgぐらい)ダンパー感度が高いし、タイヤもグリップ重視じゃなくてインフォメーション重視。
だからモノフレックスの方が質感を高められると、渡邊チーフは考えたわけです。さっすがー。

ちなみにテインでは、オーダーがあればモノフレックスでダンパーを作ってくれます。

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リアに装着したコンフォートスポーツは、乗り心地を重視するセダン用に開発されたダンパーです。
ダンパーに車高調整機能や全長調整機能は付いていないけれど、それはハチロクのスプリングが別体式だから。
その代わりスプリングに「ハイトアジャスター」システムを付けて、前後の車高バランスが取れるようになっています。

別体式スプリングの車高調整は大変だから、個人的には「フロントだけでいいのに」と思ったけれど(笑)、そこはテインの本気ということで。

つまり渡邊チーフは今回スペックを追い求めるのではなく、そのクルマと目的に合ったダンパーチョイスをしたわけです。こうした「トータルパフォーマンス」を高める考え方って、実はミシュランと同じなんですよね。

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ということで、ここからは渡邊チーフの試乗です。
あまり先入観を持って欲しくなかったので、説明もほどほどに運転開始。街中からワインディングまで、まんべんなく乗ってもらいました。

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そしてエグザルトPE2の印象をたずねると、「インフォメーションがとても豊なタイヤですね!」という答えが返ってきました。
転がり抵抗が少ないのに、荷重を掛けたときのたわみ方や、面圧の増え方が、操舵フィールや挙動からわかる。
どこかひとつが突出してるのではない、ごくごく“フツー”なバランス感覚。「でもそのレベル自体が、かなり高いと思います」とコメントしてくれました。
そう、そこなのよ! 私がエグザルトPE2に、ビビッと来たポイントは。

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そして現状だと足周りが硬すぎて、タイやの良さを引き出しきれていないというのも同意見でした。
具体的にはスプリングレートが高すぎて(F:8kg-mm/R:6kgーmm)、荷重が一気に掛かってしまう。サイドウォールがしなやかだから、「減衰力が立ち上がる前に、タイヤを潰してしまっている」という見立てでした。

バネが硬いのはわかっていたけれど、減衰力も立ち上がっていなかったのか。
だからダンパーを柔らかくしたり硬くしても、いまひとつ反応が変わらなかったわけですな。

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となるとスプリングレートは、どのくらいになるのかな。
うーんと唸りながらふたりでイメージしたのは、「F:6kg-mm/R:4kg-mm」。
いやいや「F:3kg-mm/R:1kg-mm」ぐらいでもいいかもね。

って、ひっ、ひくぅ!
それだとあのシャープなフロントの切れ味とか、ブレーキングで瞬時に立ち上がる減速Gとか、なくなっちゃうんじゃない? 16段の調整幅を使えば、できるのか?

なんて悩んでいたら渡邊さんが「まずは、ガス圧下げてみますか!」と提案してくれました。

単筒式のモノフレックス/コンフォートスポーツには、それぞれ定められた規定値でガスが封入されているわけですが、赤パン用は専用で減衰力を設定したので、まだ0.5MPaほどガス圧を下げる余裕があるというのです。ガス圧半力にすると100Nほど。
それってキロ換算だと約10kgだから、バンプ側はかなりしなやかになるとのこと。

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そっ、そんなことできるの? 「できるんですよ、スペシャライズドなので」と渡邊さん。

ハチロクは車重が軽く、赤パンは街乗り主体なので、減衰力の設定値がそもそも低め。だから既製品のガス圧規定値より、少し下げられるというのです。またもやちょっと、難しいかな?
そしてスペシャライズドダンパーなら、こうした細かい仕様に対応できるのです。

ダンパーにあるバルブにニードルを刺して、ガス圧を調整。こうした作業はレースやラリーの現場でも行っているそうですが、それは驚きのスピーディさでした。

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果たしてその乗り味はというと……明らかに乗り心地が良くなった!
初期のタッチが、断然しなやかになりました。

もしかして、このまま行けちゃうんじゃない? 
いやいやそこは焦らずに、まずは走り込んでみます。

その間にスプリングレートを考えてもらって、こちらもきっちりテストします。
とっても楽しくなってきたぞ。

やっぱりハチロク、面白いなぁ!


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山田弘樹(やまだ こうき)モータージャーナリスト
自動車雑誌「Tipo」の副編集長を経てフリーランスに。編集部在籍時代に参戦した「VW GTi CUP」からレース活動も始め、各種ワンメイクレースやスーパー耐久に参戦。
こうした経験を活かし、現在はモータージャーナリストとして執筆活動中。愛車は86年式のAE86(通称ハチロク)と、95年式の911カレラ(Type993)。
日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。
A.J.A.J.(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
関連情報URL : https://www.tein.co.jp/
2026年08月25日 イイね!

【コラム】走れ赤パン! ハチロク日記 Vol.6 ミシュラン「Pilot Exalt PE2」を試したら、最高のハチロクが誕生しちゃうかも!?

【コラム】走れ赤パン! ハチロク日記 Vol.6 ミシュラン「Pilot Exalt PE2」を試したら、最高のハチロクが誕生しちゃうかも!?みなさん、ごきげんよう!

ということでさっそくミシュラン「Pilot Exalt PE2」を、履いてみましたッ。

※こちらも合わせてチェック!
>>【コラム】走れ赤パン! ハチロク日記 Vol.5 続・ハチロクの「タイヤ選び」。快適に気持ちよく普段使いするための14インチ


早いでしょ? 打てば響くでしょ?
そのコンセプトを理解してくれた日本ミシュランのクラシックタイヤチームが、テストさせてくれたんです(感謝!)。
でもね、手は抜かないよ。履くからには、きっちりインプレします。

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前回でもちょっと触れましたがこのパイロット・エクザルト PE2は、90年代~2000年代のヤングタイマーに向けて作られた復刻タイヤです。
当時このタイヤを標準装着していたヨーロッパ車たちが、いまでも大事にされて元気に走ってる。その状況を踏まえてミシュランは、パイロット・エグザルト PE2を復刻させました。

旧車に乗るに当たって面倒なのは、まず適切なタイヤサイズがないこと。それは前回でもお伝えしましたね。

そして仮にサイズが合ったとしても、用途に合うとは限らないのが難しいところ。

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昔なら人気のタイヤサイズには、様々な用途のタイヤが用意されていたでしょう。
でもクルマが大きくなって、それが汎用的なサイズでなくなれば、ラインナップが減ってしまうのは当然だと言えます。

そして185/60R14というタイヤサイズを見渡すと、そこには極端にベーシックか、極端にスポーティなタイヤしかないわけです。

ハチロクを愛するオッサンとしては、普段は「ハード・コアなスポーツタイヤ」ではなく、スポーティなタイヤを履きたい。快適にドライブを愉しみたいわけです。

ということで、履いてみました「パイロット・エクザルト PE2」。

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はたしてその第一印象はというと、「シッカリ感がすごい!」でした。

もっとしなやかなタイヤだと想像してたんだけど、結構スポーティ(汗。
ということは、普段履きには向かない?

それがちょっと違うから、このタイヤ抜群に面白いんですよ。
結論から言ってしまうとワタクシ、「パイロット・エグザルト PE2に合わせて足周りを作りたい!」とすら思いました。

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それって、どういうこと?
具体的なインプレとしては、まずタイヤがよく転がります。

ミシュランはもともと真円度の高いタイヤですが、それに加えてパイロット・エクザルト PE2は、転がり抵抗も少なく感じます。

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このスムーズな転がり感は、現代の技術でゴムが作られているからですね。
そしてトレッドパターンこそ昔のままだけどその構造にも、現代の技術が盛り込まれているのだと思います。
ヤングタイマーたちのボディ剛性に気を遣いながら、環境性能的には現代化を果たしているわけです。

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ちなみにパイロット・エグザルト PE2はクラシックカー用の輸入タイヤなので、日本の低燃費ラベリング制度を取得していません。
でも欧州基準で見ると、185/60R14サイズは「D」を獲得しています。

これって日本のラベリングではBレベル相当なはずで、スポーツタイヤだと結構いい数値なんですよ。

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そして、ウェットグリップのレベルが高い!
「ミシュランがウェットに強い」というのはもはや常識なんですけど、それにしたってウェットハンドリングが素晴らしい。
調べればその性能ラベルも、欧州基準で「A」を獲得してました。

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まとめるとその乗り味は、しっかり感が高くてスーッと転がる。
コンパウンドのグリップレベルはそれほど高くないのですが、そこはヤングタイマーたちのボディをいたわるコンセプト通り。
そして構造がシッカリしているから、ハンドルを切ればレスポンス良く曲がってくれます。
というか、足周りを入れた赤パンだと曲がり過ぎちゃうくらい。

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驚いたのは、足周りを引き締めた赤パン(フロント8kg-mm/リア6kg-mm)のサスペンション剛性にもトレッド面が負けず、タイヤが入力を弾き返してくること。
言い換えるとパイロット・エグザルト PE2の硬さは、「張りの良さ」なんです。

トレッドの下にあるベルトと、ビード回りの剛性が、非常に高い。だからよく転がるし、ハンドリングがいいわけです。

対してサイドウォールは、とってもしなやか。交換するときに触ってみたけど、手で曲げられるほど柔らかいんですよ。

そしてこれを空気でピン! と張るから、反発はしても不快な突き上げを感じないわけです。
ちなみにサイドウォールが薄いと放熱性も高まって、性能が落ちにくい。エネルギーロスが少ないから燃費も良くなります。

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これに対して赤パンのバネ&ダンパーは、縮み始めが少し硬すぎます。
もう少しだけタイヤからの初期入力をしなやかに受け入れた方が、お互い反発しない。
そしてこの入力を、ダンパーでしなやかに減衰させたら、かなりいいんじゃない!? と思ったワケです。
おそらく純正の足周りを装着したヤングタイマーなら、どんぴしゃにハマると思います。

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テインが赤パンに8kg-mm/6kg-mmを推奨したのは、たとえばRE-71RZのようなハイグリップタイヤを履かせても、きっちり使いこなせるレートにしたかったから。
そして普段はダンパーで、快適な乗り心地を出そうとしてくれたわけです。

でもね、ワタクシビビッ! と来ちゃったんですよ。
このタイヤに合わせてアシを作ったら、最高のハチロクになりそうだって。
そしてテインのダンパーなら逆に、少しくらいソフトなスプリングでも、ハイグリップなタイヤをサーキットで使いこなせると、経験上思ったワケですね。

というわけで今度は、テインに行って見ようと思います。
開発チーフにこのタイヤを体験してもらったら、わかってくれるんじゃないかなぁ!

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山田弘樹(やまだ こうき)モータージャーナリスト
自動車雑誌「Tipo」の副編集長を経てフリーランスに。編集部在籍時代に参戦した「VW GTi CUP」からレース活動も始め、各種ワンメイクレースやスーパー耐久に参戦。
こうした経験を活かし、現在はモータージャーナリストとして執筆活動中。愛車は86年式のAE86(通称ハチロク)と、95年式の911カレラ(Type993)。
日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。
A.J.A.J.(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
2026年07月27日 イイね!

【コラム】走れ赤パン! ハチロク日記 Vol.5 続・ハチロクの「タイヤ選び」。快適に気持ちよく普段使いするための14インチ

【コラム】走れ赤パン! ハチロク日記 Vol.5 続・ハチロクの「タイヤ選び」。快適に気持ちよく普段使いするための14インチみなさん、ごきげんよう!

さて今月は、ハチロクにまつわるタイヤのお話です。

ん? 前回もその話してましたけど……?

>>【コラム】走れ赤パン! ハチロク日記 Vol.4 初心に帰って運転を楽しむための「タイヤ選び」

いえいえ今回は、「185/60R14」サイズのタイヤ選びです。
細かッ!

というのもこのサイズ、私の若い頃はハチロクの定番でした(遠い目。

今でもそうだと思うんだけどな。どうなんでしょ?

185/60R14って、見た目も走りも乗り心地も、全てにおいてバランスの取れた、一番いいサイズだと思うんですよね。

これがもう少し上の世代になると「ハチロクは13インチでいーんだよ!」なんて声もあるかもしれないけれど、さすがにねー。

13インチはタイヤもホイールも、さらに選択肢がありません。
マイナーツーリングクラスのスリックタイヤくらいじゃないかしら。


話を戻して。

なんでいまさら14インチ? 15インチ持ってるんだから、そっちの方がいーじゃん!

と思うでしょう。若いあなたは(笑)。

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いやいや、オッサン普段もハチロクに乗りたいのよ。しかも快適に。そして気持ちよく。

いま履いてるポテンザRE004アドレナリン(195/55R15)は、サーキット用のタイヤ。決して普段乗りできないわけじゃはないけれど、言うてもそこはスポーツタイヤですから。

本当は50扁平がいいんだけど、ラインナップがないのよね。

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ゴムのグリップ力はそこそこだとしても(だから練習になるわけね)、タイヤそのものはしっかりしていて、剛性感も高いわけです。少しだけど、扁平率も上がっているしね。

だから普段乗りには、14インチでしなやかなタイヤを履きたいわけですよ。ホイールもまだ1セット余ってるしね! オッさん、楽させてください。

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というわけで、久しぶりに185/60R14サイズのタイヤを探してみたわけですが。
これが、なかなか面白いんですよ。

マイルールとしては、スポーツタイヤ以外。

まずブリヂストンでいうと、「ニューノ」。これはベーシックなタイヤなんだけど、私は好き。

ダンロップだと話題のオールシーズンタイヤ「シンクロウェザー」は、残念ながらサイズなし(泣)。
ディレッツァ系はNGだから…おぉ、ルマンV+があるぜよ! ってこちらもカーッ! 惜しい!!
微妙にサイズが合わない!

ヨコハマは、まず「BluEarth-Es ES32」。コンパウンドはしなやか系で、ウェットがいい印象のタイヤです。
ネオクラシックカー用に復刻された「ADVAN HF TypeD」、実はこれいま履いてます。

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ただタイプDは往年のトレッドパターンを復刻している分だけ、ちょっとコツコツしてて、ロードノイズも大きいんだよね。

いーんです。このタイヤは、かっこいいことが正義だから!

コンパウンドは(たしか)ブルーアースと同じでウェットも悪くないし、ボディを労わりたいネオヒスに履かせるなら、バッチリのおめかしタイヤ。しかも減らないんだ、これが。

だからイベントなんかに行くときは、ADVAN A3Aとセットで履いて行きます。

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そんな中でちょっと興味があるのは「エグザルト」。

って何? どこのタイヤ?
名前を聞いただけで「やるねー!」と思ったあなた、相当なタイヤ好き。そう、これはミシュランのクラシックレンジタイヤなんです。

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写真:日本ミシュランタイヤ


正式名称は、「Pilot Exalt PE2」。これは、世界的なネオクラ/ヤングタイマー人気を受けてミシュランが復刻した夏タイヤです。

ホームページの謳い文句には「左右非対称」「鋭いコーナリングに呼応する、強力なグリップ」なんて書いてありますけど、そこはミシュランですから。

恐らく乗り心地はきちんとしているし、何よりウェット性能が高いはず。

当時のパターンや構造を使っているとしても、ゴムは現代の技術で作られたものを使っているはずですし。

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写真:日本ミシュランタイヤ


ということでさっそく「みんカラ」のレビューを見てみると(ミシュランのホームページからも連動してますよ!)、「エナジーセイバーで185/60R14がなくなっちゃったのでこちらに」とか、「滑かでしっとり」とか、思った通りの感想が沢山書いてあるんですよ!

>>MICHELIN(ミシュラン) PILOT EXALTO PE2の評価・評判・口コミはこちら!


正直エクザルトが現役だった頃、私はこのタイヤをまったく知りませんでした。

編集部でプジョーやルノーを借りるたびに「ミシュランって、いいタイヤだなー。自分では履かんけど」と思ってたんですよね。
だってタイヤはだいたいセンパイからもらうもので、なけなしの小遣いはたいて買うなら、絶対ハイグリップ! って思ってましたからね(笑)。

いやー、エクザルト、いいじゃないですか。
履いてみたいわー。

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写真:日本ミシュランタイヤ


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山田弘樹(やまだ こうき)モータージャーナリスト
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こうした経験を活かし、現在はモータージャーナリストとして執筆活動中。愛車は86年式のAE86(通称ハチロク)と、95年式の911カレラ(Type993)。
日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。
A.J.A.J.(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
2026年07月23日 イイね!

【レポート】下田紗弥加選手のD1GP筑波戦はダブル台風が直撃。天気に翻弄されたのはひょっとしてワタクシのせい…!?

【レポート】下田紗弥加選手のD1GP筑波戦はダブル台風が直撃。天気に翻弄されたのはひょっとしてワタクシのせい…!?こんにちは!
ハシモトタカシです🚗

5月のD1GPラウンド1&2から1ヶ月。6月末に筑波で開催されたD1GPラウンド3&4に行ってまいりました💨

もちろん下田紗弥加選手の応援です📣

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はじめにお伝えしておきます。
今回下田選手の結果は全て私のせいでございます🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️


というのも、今回の筑波ラウンドは、台風7号と台風8号のダブル台風が直撃。
天候が目まぐるしく変わる中で、天気予報も雨雲レーダーもあてにならないような難コンディションとなりました。

■6月27日(土)Round 3 ☂️☁️🌪️

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今シーズンからマシンをGR86へとスイッチした下田選手。
本格的なウエットコンディションでの走行は初めてということで、チームメイトの中村直樹選手からアドバイスを受けながらセッティングを調整します🌧️

しかし私が現地に到着することには雨は止み、まさかの路面はほとんどドライに……。
そうなんです。ワタクシ、この業界でも有名なほど晴れ男なんです☀️
ダブル台風だって防いじゃうくらい……😤

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下田選手によると、走りのベースの評価は高く、十分に追走に駒を進められる内容だったものの、コースオフやゾーン不通過が減点に……。

1本目のセクター4では満点となる20ポイントを上回る高評価を獲得するなど、GR86を乗りこなしはじめていることを感じさせる走りだっただけに、惜しくも28位(92.03点)で決勝進出はなりませんでした😢

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■6月28日(日)Round 4 ☂️☁️🌪️

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翌日も、台風の影響で路面状況が刻々と変わる難しいコンディションに……。

前日得られたデータも活用しながらセッティングを煮詰めた下田選手。1本目はピットウォールギリギリまで大胆に攻めた迫力ある走りを披露しますが、角度がつきすぎてスピン判定に🌀

2本目は、1コーナーで惜しくもゾーン不通過の判定。24位(89.36点)で残念ながら決勝トーナメント進出とはなりませんでした。

ワタクシが台風とケンカをしなければ、ここまで難しいコンディションにならなかったのでは…?と思うほど、降っては止み、降っては乾きの難コンディション。本当にごめんなさい🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️

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■下田紗弥加選手のコメント🎙️

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台風の影響で各地に警報や注意報が発令されるような悪天候の中、会場まで足を運び応援してくださったファンの皆様に、期待に応える走りをお見せできなかったことが心残りです……。
今回の悔しさを必ず次戦につなげ、成長した姿をお見せできるようがんばりまぁぁぁぁあああす!!!!!
。

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今回は結果に結びつかなかったですが、このコンディションで得られたデータや知見は、きっとこの先の戦いに生きてくるハズ!

戦いの模様は『DRIFTING SAYAKA くるくるTUBE』にてアップされたので、ぜひチェックしてみてください🎥





次戦は9月26〜27日に福島県のエビスサーキットで開催されるRd5&6戦‼️
マシンの熟成も、下田選手の慣れも進んでくると思うので、ぜひその戦いに期待しましょう💪

え、ひょっとしてワタクシは出禁……?💦

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下田紗弥加(しもだ・さやか)
プロドリフトドライバー
D1GP参戦(2022年、2023年、2026年)
群馬県安中市観光大使
群馬県渋川市応援大使
サーキットハワイ アドバイザー
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東京中日スポーツ/トーチュウモタスポアンバサダー

千葉生まれの好奇心旺盛で活発な一般家庭の普通の女子。学生時代はバレーボールに打ち込み、インターハイや全国大会に出場、プロリーグを目指していたが、怪我に悩まされドクターストップでバレーボールの道を諦める。

夢破れ腑抜けになっていた時に観たD1GPに魅了され、ドリフトに全てをかけようと決心。働きながら貯金をし、練習に打ち込む為に仕事を辞め、練習用の車を購入し、マニュアル免許を取得。そして南千葉サーキットを拠点としている、車楽人ドライビングスクールに出会う。

車楽人の佐藤謙代表(現師匠・チーム監督)には、すぐ辞めると思われてはじめは全く相手にされなかった。とにかく運転が上手くなりたくて気付いたら、サーキットに1年間で160日以上通いつめた結果、佐藤代表に「そんなに本気なら俺も本気で教える」と0からドライビングテクニックやセッティング方法を叩き込まれ、モータースポーツを始めて2年目でD1Aライセンス(ドリフト全日本大会出場権利)を獲得し、2018年からD1Lightsシリーズに参戦。

2019年、中国・北京で開催されたインターナショナルドリフトレディース大会で世界チャンピオン。2022年にD1GP初出場を果たし、D1史上女子選手初のベスト8進出(2回)、そして第8戦では女子最高位の7位と好成績を上げた。

2026年シーズン、3年ぶりにD1GPへと復帰する。

ついこの間まで、モータースポーツに縁もゆかりも無かった素人の女子が、今ではドリフト世界最高峰のD1GPに参戦し、その頑張る姿を通して世界の人々の元気や希望を与えるべく「ドリフトエンターテイナー」として活動している。
Posted at 2026/07/23 13:01:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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