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2023年08月17日 イイね!

【コラム】伊藤梓のモタスポ調査隊 Vol.13~人生の大きな財産となった初めてのK-TAI~

【コラム】伊藤梓のモタスポ調査隊 Vol.13~人生の大きな財産となった初めてのK-TAI~皆さん、こんにちは! 自動車ライターの伊藤梓です。

毎日暑くて溶けそうですが、いかがお過ごしでしょうか?
私は、この灼熱の天気の中、7月16日にモビリティリゾートもてぎで行われた「もてぎKART耐久フェスティバル(通称K-TAI)」に参加してきました。



K-TAIは、20年以上続いており、なんと7時間という長丁場の耐久レースなんです!
今年も総勢99台がエントリーして賑わいを見せていました🔥

ほぼ未経験のカートでレースに参戦したことは、もちろんとっても楽しかったのですが、私自身が一番感動したのは、参加させていただいたチームの雰囲気や体制が素晴らしかったこと。

カートレースの楽しさは、きっとみんカラスタッフのTAKASHIさんが伝えてくれると思いますので(笑)、私はレースにおいてのチームの大切さをお伝えしたいと思います😊



今回、私が参加させていただいたのは、20年以上前からレース活動をしている「Club Racing」

Club Racingは、ルマン24時間レースに監督として出場したことのある山崎憲治さんや、レースを題材とした多くの著書や本田宗一郎さんの伝記なども手がける中部博さんが中心となって発足したチームです。さらにレジェンドドライバーの高橋国光さんや津々見友彦さんも所属していた由緒あるチームでもあります✨

今年はClub Racingから3台出場するということで、「その1台に乗って欲しい」と連絡が来た時、正直、最初は「そんなにすごいチームに私が入って大丈夫なのかな……」と不安でした。でも、初めて練習に行った時から、皆さん親切で一体感があって、すぐに溶け込むことができたのです。



中部さんにお話を伺うと、このチームは「レースの楽しさを伝えたい」という思いから発足したチームなのだそう。

「チームメンバーには、サーキットでめいっぱい遊んで楽しんでもらって、『レースが面白い』って思ってもらえたらそれが一番。そして、その素直に感じた気持ちを他の誰かにも伝えてもらえたら嬉しいよね」と中部さん。

ドライバーや参加者に安心してレースを楽しんでもらうために、その周りの環境もきちんと整えようとサポートメンバーも信頼できる人ばかりで構成しているそうです。

今回、特に心強かったのは、メカニックとしてマシンの準備からメンテナンスをフルサポートしてくれた長谷川モータースの長谷川透さんと長谷川透吾くんのお二人。


右が透さん、左が透吾くん

長谷川モータースは戦前から続いている自動車工場で、透さんが3代目で、なんと透吾くんは4代目になるそう!

こんな風に4代目まで続いているのは珍しいですよね👀

普段、長谷川モータースでは、クラシックカーの修理や整備、チューニング、レースサポートまで様々な仕事を受けているそうです。

中部さんと長谷川さんは25年来のお付き合いで、25年前にヒストリックカー・レースで乗っていたMGミジェットのA型エンジンをチューニングしてもらい、「自分の人生の中で、もっとも“美味しい”エンジンだ」と思うほど感動したそうです。

その腕と人柄に感銘を受けて、Club Racingへとお誘いしたのだそう。そして、長谷川モータースで仕事をするようになって4年目の透吾くんにもその思いや技術は受け継がれています。



透吾くんは、その場にいるだけでチームを明るく和ませてくれる一方で、ひとりひとりの走りもしっかりチェック。区間タイムのばらつきを見て、頑張りすぎている人がいるなと思ったら、万が一クラッシュが起きた時のために部品交換のシミュレーションをしてすぐ対応できるようにしているそうです。

お二人だけでなく、ほかにも頼もしいスーパーメカニックさんたちがいるおかげで、私たちも最初から最後までレースに集中して走り切ることができました👨‍🔧



そして、自分のスティントが終わってピットに戻ると、仲間が迎えてくれて、休憩できる椅子や机があったり、冷え冷えの飲み物がたくさん用意されていたり、お腹が空いたら手作りの絶品カレーがあったり……本当に至れり尽せり!

私は自分一人でレースをしたことがありますが、「あれがないこれがない、あれもやらなきゃこれもやらなきゃ😭」と、レース以外にも気を張らなければいけないシーンがたくさんあり、とにかく忙しくて疲れた記憶があります。

なので、このClub Racingのホスピタリティには感謝しきりでした。



もし「これからレースをやってみたいな」と思う人は、ぜひお友達や家族を誘って、少しでも手伝ってもらうことをおすすめします。きっとみんな心に残る体験ができると思いますよ💛

私は、96号車から参戦したのですが、チームメンバーも本当に素敵な人ばかりでした。エースドライバー+マシン調整から燃費管理その他諸々までほぼ全てをやってくださった小山さん、カートップの走れる編集長の石田さん、カート場で働いていて気配り上手な大学生の長野くん、10歳の頃から出場し続けている高校生の田中くん。

全員がクラッシュしたりペナルティを受けることなく、7時間走り切ることができて本当に嬉しかったです!











悔しいのは私のレースペースが圧倒的に良くなかったこと……😭
箱車とカートの走らせ方は全く違うので、またカートに乗る時に向けてしっかり練習しようと思いました🔥

そして、なんと今回アンカーという大役まで務めさせていただきました!

ヘロヘロになりつつチェッカーを受けた時、「マシンを壊さないで7時間走り切れた……!」という安堵感が先に来たのですが、オフィシャルさんたちに手を振っている途中で、ようやく感動が。



K-TAIを振り返ると、チームを中心にたくさんの人に支えてもらい、そして、チームメンバー、メカニックさん、サポートの皆さん、ひとりひとりが頑張ってくれたからこそゴールできたんだよなぁと。チームのところへ戻って来て、全員の顔を見たら「本当に大好きな人たちばっかり!」と抱きしめたい気持ちになりました。



今思えば、最初の練習から数えると会ったのは数回ですし、時間も短期間だったはずなのに、K-TAIを通してこれまで出会えなかったような人たちと出会えたことは、これからの人生の大きな財産になるだろうと確信しています。

またどういう形でもClub Racingに関わって、皆さんとの交流を深めつつ、私自身もモータースポーツの楽しさをこれからも伝えていきたいと強く思いました🫶



撮影:クラブレーシング(森山良雄/伊藤毅/西川昇吾/井上悠大)

協力:株式会社ホンダファイナンス/関彰商事株式会社/本田技研工業株式会社/ホンダモビリティランド株式会社/株式会社ホクビー/(有)ケイズカンパニー

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伊藤梓(いとう・あずさ)
クルマ好きが高じて、グラフィックデザイナーからカーグラフィックの編集者へと転身。より幅広くクルマの魅力を伝えるため、2018年に独立してフリーランスに。
現在は、自動車ライターのほか、イラストレーターとしても活動中。ラジオパーソナリティを務めた経験を活かし、自動車関連の動画などにも出演している。

YouTubeチャンネル『伊藤梓の気ままな日常』ではF1を(ほぼ)毎戦、予選・決勝をYouTubeで実況生配信中!
チャンネル登録よろしくお願いします!
Posted at 2023/08/17 11:11:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 伊藤梓のモタスポ調査隊 | 日記
2023年08月09日 イイね!

【コラム】下田紗弥加の可能性 番外編〜ラリチャレin利府で2位を獲得!〜

【コラム】下田紗弥加の可能性 番外編〜ラリチャレin利府で2位を獲得!〜みなさん、こんにちは。

下田紗弥加選手がお忙しいので、今回もスタッフTAKASHIがお届けします。
陰でストーカーとも言われています。

そんな私、先日は宮城県は利府町まで足を運んできました!



何を隠そう、宮城は私のホームタウンです。
親への顔向けよりも下田選手の応援の方が大切です(爆)

サクッとご当地料理を味わいつつ……




(何気に満喫w)

向かったのはグランディ21!



日韓W杯や東京オリンピック(サッカー)が開催されたグランディ21を中心に「Toyota Gazoo Rzcing ラリーチャレンジ in 利府」が初開催されたのはが昨年。

今年は、下田選手が「小倉学園 86 サヤカ SPL」として出場するということで応援に駆けつけたわけです。
もはや取材だと言い訳しなくなったよ☆



小倉学園チームは3台体制の大所帯。



下田選手の右隣が小倉学園の小倉基宏校長先生です。ちなみに生徒さん大募集中だそうですよ!



当日も生徒さんがテキパキとメンテナンスをしていた姿が印象的でした。
スピードを求められるモータースポーツのリアルな現場を体感できるのは大きな財産になりそうですね!



なぜ宮城の地でラリチャレが開催されたかと言うと、実は東北もトヨタ自動車のお膝元の1つだから。

東日本大震災の被害を受けた東北に、雇用の創出と持続的な発展を生み出すために、当時の社長である豊田章男氏がこの地にトヨタ自動車東日本を設立したわけですね。


今年もモリゾウさんがいらっしゃっていましたよ(震)

トヨタ自動車東日本では、今回のラリチャレでも走っていた「アクア」や「ヤリス」などを製造しているので、車種によっては里帰りラリーです(?)。



ちなみに豊田章男氏は以前インタビューでWRCを東北で開催したいと話していたとか。東北人にとっては胸熱。


さてさて、そんなラリチャレ利府ラウンドですが、下田選手は前戦の伊香保ラウンドを残念ながら怪我のため欠場。今シーズン最初のラリーとなりました。





車両は昨年のGRヤリスから乗り慣れたFRである86へとスイッチ。どんな走りを披露してくれるか期待が高まります。





ギャラリーステージでもあるSS1では、グラベル路に苦戦する選手も多い中、D1で磨き上げた華麗なスライドコントロールを披露!





午後のスタート時に「崖落ちしたら助けに来てね♪」と言い残し颯爽走り去って行きましたが(ある意味カッケェっす)、見事SS4でクラストップのタイムを記録していましたよ!さすが!

大会を終え、下田選手とコドライバーの木村選手からコメントをいただきました!感謝!

下田選手:
昨年私がTGRラリーチャレンジで駆ったGRヤリスで苦戦した点は、セッティングでした。

今年はマシンを86に変えてもらい、FRなのでドリ車寄りにセットを変えて、リアでどんどん向きを変えていけるマシン仕様にしました!

去年までマシンがコントロール下に無くて不安しかなかったラリーも、今年は『もっと走りを詰めていこう!』というところまで到達……笑

まだまだラリーは初心の気持ちで、とにかく1つでも多く学べることを探して糧にさせて頂こうと試行錯誤の途中です。




木村選手:
下田さんのコドライバーとして、コンビ4戦目。今シーズンは初めてです。

昨年のGRヤリスから86へスイッチし、無事完走。グラベル(未舗装路)セクションのSSではクラスベストを取ることもでき、最終リザルトはクラス2位を獲得することができました。

下田さんにとっては、ラリーでの初表彰台でした。やはり、下田さんはFRで走るのがお似合いですね。




ラリーでの今後の活躍も楽しみですね!
そんな下田選手の次戦は、8月26日〜27日にドリフトの聖地・エビスで開催されるD1GP!

昨年のリベンジ(伝説の再現?)なるか、下田選手の戦いに注目です!

サヤカ世界チャンプをぶっちぎる!!斎藤太吾 vs 下田紗弥加 【D1GP エビス西 ドリフト 2022 ドキュメンタリー 】




下田紗弥加 出場予定大会日程:

<D1GPシリーズ>
チーム:Mercury 車楽人VALINO
マシン:S15シルビア


第1戦&第2戦:5月13日~14日 奥伊吹モーターパーク(滋賀県)
第3戦&第4戦:6月24日~25日 筑波サーキット(茨城県)
第5戦&第6戦:8月26日~27日 エビスサーキット(福島県)
第7戦&第8戦:10月28日~29日 オートポリス(大分県)
第9戦&第10戦:11月11日~12日 お台場特設会場(東京都)


<TGRラリーチャレンジ>
チーム:群馬自動車大学校
マシン:86 ZN6型後期
クラス:E2クラス
コドライバー:木村悟士さん(2022年全日本ラリーチャンピオン)


第5戦:7月1日〜2日 渋川 伊香保(群馬県)
第6戦:7月22日〜23日 利府(宮城県)
第11戦:11月25日〜26日 豐田(愛知県)



ラリチャレのおまけ。
会場ではオフ会があったり、ご当地料理があったり、働くクルマやランクルのオフロード体験ができたりと、暑い中ビッグリするくらいの人出でした!
















ラリチャレはコペンやロッキーなどのダイハツ車や、ハイエースなども参加しており、観ているだけでも楽しいですし、イベントも充実していて一日楽しめましたよ〜♪







最初チームのサービスカーだとマジで間違えました。でもほら、走ってるんです。



次戦のラリチャレは佐賀県の唐津!
遠方の方も、観光ついでにラリー観戦なんてどうでしょう??

現場からスタッフTAKASHIがお送りしました。
ではではノシ

Instagram:http://instagram.com/sayaka419
Twitter:http://twitter.com/@sayaka_krkr
YouTube:https://youtube.com/channel/UCJY_S7-OCeTcQ1oYpKalJ9Q
ホームページ:https://drifting-sayaka.jp

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下田紗弥加(しもだ・さやか)
プロドリフトドライバー
2022年、D1GP、D1Lightsシリーズ参戦
群馬県安中市観光大使
群馬県渋川市応援大使
サーキットハワイ アドバイザー
D1 NEXT10YERS広報部長
東京中日スポーツ/トーチュウモタスポアンバサダー

千葉生まれの好奇心旺盛で活発な一般家庭の普通の女子。学生時代はバレーボールに打ち込み、インターハイや全国大会に出場、プロリーグを目指していたが、怪我に悩まされドクターストップでバレーボールの道を諦める。

夢破れ腑抜けになっていた時に観たD1GPに魅了され、ドリフトに全てをかけようと決心。働きながら貯金をし、練習に打ち込む為に仕事を辞め、練習用の車を購入し、マニュアル免許を取得。そして南千葉サーキットを拠点としている、車楽人ドライビングスクールに出会う。

車楽人の佐藤謙代表(現師匠・チーム監督)には、すぐ辞めると思われてはじめは全く相手にされなかった。とにかく運転が上手くなりたくて気付いたら、サーキットに1年間で160日以上通いつめた結果、佐藤代表に「そんなに本気なら俺も本気で教える」と0からドライビングテクニックやセッティング方法を叩き込まれ、モータースポーツを始めて2年目でD1Aライセンス(ドリフト全日本大会出場権利)を獲得し、2018年からD1Lightsシリーズに参戦。

2019年、中国・北京で開催されたインターナショナルドリフトレディース大会で世界チャンピオン。2022年にD1GP初出場を果たし、D1史上女子選手初のベスト8進出(2回)、そして第8戦では女子最高位の7位と好成績を上げた。

ついこの間まで、モータースポーツに縁もゆかりも無かった素人の女子が、今ではドリフト世界最高峰のD1GPに参戦し、その頑張る姿を通して世界の人々の元気や希望を与えるべく「ドリフトエンターテイナー」として活動している。
Posted at 2023/08/09 18:01:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | 下田紗弥加の可能性 | 日記

プロフィール

「\下田選手がデモラン/ 4/29(月)@取手緑地公園で行われる「こども天国」で、D1ドライバーの下田紗弥加選手がドリフトパフォーマンスを披露するそうです🚗💨 しかも今回、コミックペイントのRX-7を走らせるとのこと‼️ お近くの方はぜひお越しください〜🙌 #下田紗弥加
何シテル?   04/23 19:43
2021年夏、「ピットイン」改め『みんなの自動車部♪- みんカラスタッフブログ・スピンオフ!』始めました! Facebookグループ(https://ww...
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