こんにちは、スタッフKKです。
私もJAIAネタがあるので投下します。
ちなみにJAIAと書いて「ジャイア」と呼びます。
「Japan Automobile Importers Association」でジャイアです。
日本自動車輸入組合が取りまとめるメディア向け輸入車試乗会なのであります。
毎年、2月頭ごろに開催されます。今年は第41回目。今回は無論感染対策に最大限に気を配りながらの開催となりました。そのため、いつもより枠数(試乗数)が少なくなっていました。
そんなこんなでご紹介するクルマがこちら。
「ジープ グランドチェロキー」です。
かっこえええええええぇぇ

先にお伝えしておきます。私はアメ車びいきです。ですのでまぁまぁ傾いたレビューになると思います。ご了承ください。
10年ぶりのモデルチェンジを果たしたグランドチェロキー。日本では2月19日から販売開始されます。
トピックです。
・日本に導入されるのはロングボディの「L」のみ
・グレードは「Limited(リミテッド)」(7人乗り)と「Summit Reserve(サミット リザーブ)」(6人乗り)の2種類
・いずれも3.6L V6エンジンと8速ATの組み合わせ
奇をてらったところがなく、安心して見ていられるデザイン&プロポーション。
かつての「ワゴニア」からインスピレーションを得たというエクステリアデザイン。フロントフェイスにはジープシリーズ伝統の「セブンスロットグリル」が鎮座しています。エアインテークにはパワートレインの冷却状況に応じて開口部のフラップを自動制御するアクティブグリルシャッターを新たに採用。実用燃費の向上を図っています。
ちなみに本国には「グランドワゴニア」という、このグランドチェロキーよりさらに大きい進撃の巨人のでっかいやつ(大きさの例え)みたいなのがいます。
ボディサイズは全長5200mm(!)×全幅1980mm(!)×全高1815mm(リミテッド、リザーブ サミットは1795mm)とビッグサイズ。全幅はマイケル・ジョーダン、ジョーダンがわからない人はチャールズ・バークレーを横にしたら、だいたい同じです。
つまり、都内の古い町中の道とか入りこんだら手汗びしょびしょになるサイズです。恵比寿駅周辺のコインパとかまず無理です。良い悪いとかではなくそういうクルマです。
試乗車は上級グレードとなる「サミット リザーブ」でした。タイヤサイズは275/45R21で3シーズンタイヤを装着。
3.6L V6DOHCエンジンを搭載し。最高出力286ps、最大トルクは344Nmを発揮。数値的には強力だぜ? というものではないですが、十分にパワフルな加速感が味わえます。
乗り味は細かな振動は多少伝わってくるものの、全体的にゆったりたっぷりのーんびり。飛ばす気になりません。高い静粛性とマッキントッシュの音の組み合わせによって多幸感を味わえます。
正直なところで言えばまぁまぁな「ふわふわ感」があるので、乗り物酔いしやすい人はちょっと気になるかも?
欧州車とはあきらかに違うアメ車ならではインテリア。ウッドの使い方とかメリケンのセンスにキュンキュンします。
見た目は開放感がありますが運転席はコクピット感があり、すぽっと収まったような感じがして、それはそれで居心地が良いです。また視界も良好。サイズは大きいですが運転はしやすいです。
ジープは日本での販売に力を入れていて、このグランドチェロキーも右ハンドル設定なのがうれしいですね。
フルカラー10.25インチマルチビューディスプレイは全グレード標準装備。
ナイトビションはサミット リザーブに標準装備。
8速ATのセレクターはジープ初のロータリーシフト。ギアが切り替わったことが指先に伝わるフィードバック機能がついていて、慣れれば結構使いやすいかも。ロータリーシフトの両脇には、路面状況に合わせて車両設定を切り替えられるセレクテレインや、車高調整機能が設置されています。
キーはこんな感じ。
サミット リザーブにはマッキントッシュ製(Appleじゃないですよ念の為)プレミアムサウンドシステムを標準装備。スピーカー18基、サブウーハー1基を設置。ちなみにリミテッドにはアルパイン製プレミアムサウンドシステムとなり、スピーカー9基、サブウーハー1基を設置しています。
思いの外? フィット感高めの運転席シート。しかしいい色だなぁ…。
サミット リザーブは2列目がキャプテンシートの6人乗り。前席と違ってホールド感薄め。広さはいわゆるLサイズミニバンのような広さは無いですが、それでも十分な居住空間が確保されています。
ということで新型「グラチェロ」チョイ乗りでしたが、アメ車の世界観をしっかり味わせてくれるそんなクルマでした。
最後に一点だけ気になるところが。それが「価格」です。
先進安全装備が充実し、また全体の質感が向上するなど、価格が上がるのは理解できるものの、リミテッドが788万円、サミット リザーブは999万円という価格設定は、先代が500~600万円強(標準モデル)だったことを考えると、なかなか遠いところに行ってしまった感が否めません。
独自の世界観を持つ個性的なクルマだけに、買える人が買うクルマになったのかなと勝手に理解して消化することにします(悲)。
※みんカラの愛車登録がほとんどないので購入された方ぜひ登録してください。そしてクルマレビューの投稿をお願いします。感想聞きたい。
おしまい
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Posted at
2022/02/14 11:31:02