
2022年11月某日。
はい、こちら3か月前の話です。
昨年末に
フォレスターSTI Sportの記事を出してから約1か月ちょっと。
決して! 断じて決してサボっていたわけではないのですが、ようやくワークスチューニング合同試乗会
【NISMO編】に辿り着くことができました。
その間に公開されたスタッフGさんの
TRDや
無限の記事も楽しんでいただけましたでしょうか。
デザートレース仕様のハイラックスとC-HR、大迫力でしたね!
無限フレーバー満載のステップワゴンとフィットも、バチくそイケメン&かっこよかったですね!
今回はそんなワークスチューニングレポシリーズの
最終章です。
\NISMO仕様のフェアレディZとエクストレイルに乗ってきた!/
NISMO仕様のRZ34に興奮と感動を隠せないMT
何を隠そう私ことスタッフMT。
Zは子供の頃から憧れのクルマで、古くは初代のS30、2代目S130などを、父親が運転する117クーペの助手席から眺めては興奮し、高校生のころには
「免許を取ったらZ31を買うのだ!(中古で!)」と息巻いたものでした。
そして1989年に登場した
衝撃のZ32。
超イカついワルメンとフォルムがインパクト大で、
「ひとめぼれ」とはまさにこのこと。
写真:日産自動車
初めて見たときの「絶対に乗りたい」という衝動を抑えられず、ついに父親を
だまくら…スーパー説得して、ノンターボモデルながら念願のZデビューを果たしたのでした。
それくらいのZ愛があるんだぜ、というしょうもない前置きです。
\フェアレディZ/
はい、かっこいい。
ご尊顔的にはZ32が「ワルメン」なら、こちらのRZ34はシブさとシャープさと年輪(歴史)が加わった「イケオジ」といったところでしょうか。
※あくまで個人的な感想なのでノークレームでオネシャス
Z32オマージュと言われているデザインだけに、テールランプあたりを見るとグッとしたものが込み上げますね。
乗る前から期待しかなかっただけに、超タイトなコクピットに腰を沈めると高揚感がハンパないです。
メーターディスプレイ見ただけでもテンション爆上がり。
「フェアレディZ Version ST [9M-ATx](2WD)」をベースにしたNISMO仕様には、よりスポーツ志向の高いユーザー向けのアップグレードパーツを装着しています。
そう、モデル名からも分かるように、
この試乗車ATなんです。
事前の説明でAT車でも十分楽しいという話は聞いていたんですが、実際に乗ってみるとその通り。
今回の目玉ともいえるコンピューターのチューニングメニュー
「スポーツリセッティング TYPE-2」によって、リミッターは欧州仕様に合わせた
250km/hに変更されています。
なのに、
最高出力もトルクも市販モデルと同じなんだそうで、あくまで「リセッティング」。
低速〜中速域でのブースト圧アップや高速領域での点火時期変更を行うことで、エンジン出力特性の向上と全回転域でのフラットトルク化を実現。
それほど高速域までは回せない試乗コースということもあって、まさに
低速〜中速域でのトルク&加速感の楽しさを十分に味わえました。
ちょっとアクセルを踏んだだけで、低回転からでもぐんぐん伸びていく感じ。
ハンドリングも、思った通りクイック&キビキビ反応してくれます。
これちょっとやみつきになるな…。
高速でも走らせてみたかったな〜。
「あのZ32が進化すると、このステージに到達するのか」と思うと、勝手に感慨深い気持ちになりました。
もうひとつ目を引いたのが
アルミホイール。
計7kg軽量化されたという
マットブラックの5本スポーク、めちゃくちゃシブかっこよくないですか?
これは
GT-Rでも知られる定番ホイール「LM-GT4」で、スポーク部にはマシニング加工が施されたNISMOロゴが刻まれています。
軽量・高剛性・高強度の鋳造1ピースで作られた逸品で、自分がZ乗りだったら
これ履くしかない!というくらい、ほれぼれするホイールでした。
その他にもスポーツマフラー、ブレーキパッド、カーボンドアミラーカバーなど、目では見えにくい細部にもNISMO魂が注入されています。
今回の試乗車でいいから360回ローンとかで買えないかしら…。
\エクストレイル/
昨年登場した新型エクストレイル。
実は取材で一度乗ったことがあるんですが、
非常にいいクルマです。
VCターボ×e-4ORCEがもたらす最上級の走りと安定感は、SUVとは思えない
刺激的かつスポーティなもの。
そんな、そもそもの完成度の高さもあってなのか、今回のNISMO仕様は
ドレスアップ系を中心としたスタイルでした。
まず目を奪われるのは、やっぱり
フロントのリップスポイラー。
なんかもう
これ付けるだけでNISMOじゃね?という存在感です。
世界最強の闘牛とバトルしても天空にすくい飛ばしそうなエグさがありますよね!(語彙不足ですがほめてます)。
これだけ目立って存在感のあるリップスポイラーが4万8000円なら、付けない手はないと思うんですけどいかがですかね。
わたしなら確実に付けます。
このリップ、当然見た目だけじゃなく緻密な設計でダウンフォースを高めているため、高速走行時にもしっかり性能を発揮するんだそうです。
日本だとなかなかポテンシャルを発揮できる場所はないかもしれませんが、
「付けてるだけで勝った感」は確実にあります。
もうひとつ目を引くポイントはZ同様
アルミホイール!
新型エクストレイル用に設定された新サイズ(19インチ)の「LMX6S」シリーズで、リム部には鮮やかなNISMOロゴが刻印されています。
カラーはZがマットブラックだったのに対し、こちらは
NISMOブラック×ダイヤモンドカット。美しい。
Zと同じ鋳造1ピースタイプですが、艶感やスポーク形状などZとはまた違った存在感で、新型エクストレイルの足元にピッタリですね。
あと
NISMOの意地というか、強いこだわりを垣間見たのがスポーツマフラー。
新型エクストレイルはe-POWER搭載車(走行時はモーター)なので本来的にスポーツマフラーは必要ないのですが、
「サウンドによる高揚感を大事にしたい」という信念からe-POWER車両初のスポーツマフラーを開発したそうです。
やっぱり
クルマ好きにとってエキゾーストノートは大事な要素。
こういうこだわりとか信念、クルマ好きおっさんズにとってはたまらんのですよ!
このNISMO仕様エクストレイルに乗ってたら、自分が走ってるクルマが映る街中のショーウインドウとか見て
「オレのエクストレイルかっけぇ〜」とかナル男になっちゃいそう。
※脇見運転ダメ、ゼッタイ
というわけで、今回のNISMO仕様Zとエクストレイルを見て&乗ってみて、
改めて日産乗りにとってNISMOのチューニングやパーツは特別なんだなあと感じました。
近年のクルマはいろいろなものがコンピューターで制御・管理されるようになり、自分でイジれる範囲が昔より少なくなってしまいましたが、
やっぱり愛車には「自分らしさ」とか「こだわり」「主張」を入れたいですよね。
今回のワークスチューニング合同試乗会で、改めて自分なりのカスタム道を突き進んでカーライフを楽しむぞ、と心に決めたスタッフMTでした。
クルマ最高!
カスタム最高!
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Posted at
2023/02/17 12:01:13