
みなさん、こんにちは。スタッフTAKASHIです。
本ブログでコラムを連載してくれているD1ドライバーの下田紗弥加選手ですが、今や押しも押されもせぬ人気No.1ドライバーの一人に!
2024年も年始から怒涛の忙しさだったようですが、先日なんと
インドネシアのドリフトシリーズに挑戦されたということで、久しぶりにお話を聞いて参りましたmm
インドネシア挑戦の発端は、下田選手が愛車のRX-7にコミックペイントを施しSNSを中心に大バズりした今年の東京オートサロン。
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【ホンモノです】頭文字D風マンガペイントのRX-7はD1女子選手の愛車だった!
東京オートサロンの会場で、
インドネシアのドリフトシリーズ(IDS)を主催する
Akbar Rais氏から
「Ms. Shimoda、インドネシアをはじめ、ドリフト新興国である東南アジアの女性ドリフターのロールモデルになってもらえないか?」
とオファーがあったそうです。
昨年は
中国のシティドリフトバトル(CDB)に参戦するなど、ドリフトの魅力を世界にもっと発信するために、海外のドリフト大会にも積極的に挑戦しようと思っていた下田選手はRais氏のオファーを快諾。
2月16日〜17日にインドネシア国際モーターショーで開催された
「IDSキックオフ大会」への出場を決めたそうです。
さらに下田選手は、今年7月に開催予定の
「D1インドネシア」への出場も計画しているそうで、そこに向けた事前調査という目的もあったんだとか。スゲー
ジャカルタに向かった下田選手は、空港に到着後 Rais氏のガレージ
「J99XAR」に直行。
ガレージで対面した、Rais氏が下田選手のために用意されていた本番用マシンは、オーナーの体格にシートポジションが固定されてしまっており、ポジションを下田選手に合わせることが不可能な仕様……。
常にカッコいいドリフトで観客を魅了したい下田選手は、本番用マシンの使用を断って、同じガレージにあった
Rais氏の練習用のBMWで走ることにしたんだそうです。
Rais氏曰く
「これ、185馬力しかないよ?」とのことだったそうですが、下田選手は意に介さず、ラッピングが宇宙を連想させるので
「ギャラクシー号」と勝手に命名し(笑)、翌日からの練習に臨んだそうです。
下田選手によると、海外の大会に出場する場合、現地でレンタルしたマシンをどう乗りこなすかが大きな課題だそうで、昨年の中国でもマシントラブにかなり苦労させられたんだそう……。
迎えたCDBキックオフ大会当日。
下田選手は
「女性ドリフターのロールモデル」という大役を担ってウィメンズ・ドリフト・チャレンジ(WDC)のプロクラスに出場。さらに、IDCプロクラスにもダブルエントリー!
そしてその結果は……
WDCプロ…Rd1 優勝(!)/Rd2 優勝(!!)
IDCプロ…Rd1 単走2位、追走ベスト4/Rd2 単走10位、追走ベスト8
35度を超える猛暑(車内はもっと暑い……)
2日間にわたるダブルエントリー
初めて駆る非力なマシン
言葉の壁
不慣れな海外特有の大会運営方法
などに悩みつつも、大いに収穫のあるインドネシア遠征になったと語ってくれました。さすが超ポジティブ。
下田選手:大の親日国であるインドネシアの方々の暖かいおもてなし、国全体を覆う若さ溢れるエネルギー、何よりもドリフトに対する熱い想いなどを感じ取ることができました!
IDCプロクラスで2日間ともに優勝し、かつてD1でも活躍したE.アマンディオ選手や、今回は審査員をされていたIDCトップドライバーのZiko選手など、かなりレベルの高いドライバーたちが走っている中、私も(出来れば自分のマシンを持ち込んで)D1インドネシアやIDSで走りたいです!
今回初のインドネシア遠征では、現地の多くの下田選手ファンが会場に足を運んでくれて、そのファンの多くはYouTubeやSNSを見て下田選手のファンになったそうです。
そして!
今回のインドネシア遠征の模様も、近々
下田選手のYouTubeチャンネルにて配信されるそうなので、公開されたら本アカウントで改めて告知します〜!
下田選手は今年、
海外での活動も積極的にチャレンジしていきたい!と意気込んでいたので、私としては、国内だけでなく海外での活躍もしっかりウォッチしていきたいと思います!(海外イキタイ)
以上、下田選手のインドネシア遠征報告でしたmm
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下田紗弥加(しもだ・さやか)
プロドリフトドライバー
2022年〜D1GPシリーズ参戦
群馬県安中市観光大使
群馬県渋川市応援大使
サーキットハワイ アドバイザー
D1 NEXT10YERS広報部長
東京中日スポーツ/トーチュウモタスポアンバサダー
千葉生まれの好奇心旺盛で活発な一般家庭の普通の女子。学生時代はバレーボールに打ち込み、インターハイや全国大会に出場、プロリーグを目指していたが、怪我に悩まされドクターストップでバレーボールの道を諦める。
夢破れ腑抜けになっていた時に観たD1GPに魅了され、ドリフトに全てをかけようと決心。働きながら貯金をし、練習に打ち込む為に仕事を辞め、練習用の車を購入し、マニュアル免許を取得。そして南千葉サーキットを拠点としている、車楽人ドライビングスクールに出会う。
車楽人の佐藤謙代表(現師匠・チーム監督)には、すぐ辞めると思われてはじめは全く相手にされなかった。とにかく運転が上手くなりたくて気付いたら、サーキットに1年間で160日以上通いつめた結果、佐藤代表に「そんなに本気なら俺も本気で教える」と0からドライビングテクニックやセッティング方法を叩き込まれ、モータースポーツを始めて2年目でD1Aライセンス(ドリフト全日本大会出場権利)を獲得し、2018年からD1Lightsシリーズに参戦。
2019年、中国・北京で開催されたインターナショナルドリフトレディース大会で世界チャンピオン。2022年にD1GP初出場を果たし、D1史上女子選手初のベスト8進出(2回)、そして第8戦では女子最高位の7位と好成績を上げた。
ついこの間まで、モータースポーツに縁もゆかりも無かった素人の女子が、今ではドリフト世界最高峰のD1GPに参戦し、その頑張る姿を通して世界の人々の元気や希望を与えるべく「ドリフトエンターテイナー」として活動している。
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下田紗弥加の可能性 | 日記
Posted at
2024/03/12 10:11:02