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2024年05月29日

【コラム】伊藤梓のモタスポ調査隊 Vol.20~3,4月はモタスポが激アツだった‼️~

【コラム】伊藤梓のモタスポ調査隊 Vol.20~3,4月はモタスポが激アツだった‼️~ 皆さん、こんにちは! 自動車ライターの伊藤梓です。

3月から4月にかけて、激アツのモータースポーツ期間でしたね🔥
私も生でこの期間をたっぷり楽しんできました!

まずは、今年日本で初開催されたフォーミュラE。フォーミュラEとは、「E」と名の付く通り、バッテリーとモーターで走るトップカテゴリの電気自動車のフォーミュラ選手権です。


写真:日産自動車


走行中は排気ガスが出ず、内燃機関のマシンより走行音も小さいことから、世界各国の市街地コースでレースが行われています。

日本からは日産が、海外メーカーからはポルシェジャガーDSなどが参戦しています。
そして、2025年からはヤマハ発動機が参戦を表明しており、さらに盛り上がりを見せそうです✨

日本でのフォーミュラEは初開催で、フォーミュラカーが東京の街並みを走るかと思うと始まる前からワクワクが止まりませんでした!


写真:日産自動車


今回、フォーミュラE第5戦東京E-Prixが開催されたのは、東京都江東区有明のビックサイト周辺。

会場についてみると、いつものビックサイトとはかなり様子が変わっていました。


写真:日産自動車


「ビックサイトの近くにサーキットができてる!」と、まずはその事実に驚きました。

コース付近には信号や標識や看板が設置されたままになっていて、それを見ると「東京の公道を本当にフォーミュラが走るんだ……」という実感が湧いてきました。




そして、驚いたのはサーキットだけではありません。

レース以外にも、ビッグサイト内では様々なエンターテイメントが用意されていて、グルメが楽しめたり、休憩場所も充実していました。






ライブステージでは、若年層や女性に人気のアーティストが来ていたこともあって、「モータースポーツが好きでフォーミュラEを見に来ている」という人だけではなく、「これまでモータースポーツに関心がなかった人」も、会場へ来てフォーミュラEのライブビューイングなどを見ることができるのはいいなと感じました。

それ以外にも、グランツーリスモをきちんとした筐体で遊べるeスポーツ体験コーナーがあったり、子供用の電動カートコースがあったり、タイヤ交換体験のタイムアタックイベントがあったりと、楽しみながらモータースポーツを体験できる展示がたくさん設置されていました。






これをきっかけにモータースポーツに興味を持った子供たちや大人もいるかもしれませんね👀

そして、肝心のレースもこれまで見てきたモータースポーツとはまた雰囲気が異なるものだったので驚きました。


まずは走行音が本当に静か!


当然ですが、エンジン音がないので、甲高くて未来的なモーター音だけが「キーーン」と響いてきます。


写真:日産自動車


例えば、内燃機関を持つフォーミュラであれば、エンジン音で周囲の音が聞こえなくなったりしますが、フォーミュラEでは、場内実況などもはっきり聞き取ることができたので、レース展開がとても分かりやすかったです。

そして、コースが間近にあるので、マシンが目の前を走る迫力にはワクワクしましたし、タイヤのスキール音もよく聞こえるので、新しい視点でマシンのバトルを見ることができた気がします。


写真:日産自動車


また、日本のメーカーである日産がトップ争いの激戦を繰り広げていたことにも大興奮でした!

フォーミュラEは、一時的にスピードアップするアタックモードもあるため、コース上で抜きつ抜かれつのバトルを見ることができます。

その中でも、日産のオリバー・ローランド選手マセラティのマキシミリアン・ギュンター選手のトップ争いは見応えがあり、バッテリーを最後まで振り絞った熱いバトルを見せてくれました!

結果的に、マキシミリアン選手が優勝し、日産は母国E-Prixで勝利することはできませんでしたが、会場はそのバトルに熱狂していました🔥


写真:日産自動車


フォーミュラEは、サーキットとは違い、市街地コースのためアクセスしやすいことや、レース以外にも楽しめるコンテンツが色々と用意されていたりと、モータースポーツファンじゃない人たちにも、好きになってもらうきっかけが詰まった新しいモータースポーツの形だと感じました。

ぜひこれからも日本でも開催してほしいですね!



そして、フォーミュラEの翌週に鈴鹿サーキットで行われたのが、わたくし伊藤がもっとも好きなF1です🏎️🔥




いつもなら10月に開催されている日本GPですが、今年は初の4月開催となりました。

しかもF1開催期間中、なんと鈴鹿サーキットの桜は偶然にも満開🌸
F1と桜のコントラストがとても美しくて素敵でした。

サーキット内に用意されているフォトスポットも桜を絡めたものが多く、たくさんの人がそこで写真を撮っていました(もちろん私も)。




昨年の日本GPは、別の仕事があって現地観戦できなかったこともあって、今年は金曜のフリー走行から楽しむために木曜から前泊して挑みました!

あいにくの雨予報でしたが、結局雨が降ったのは金曜日のフリー走行のみ。それ以外の日程は、曇りの日がありながらも決勝は暑いくらいの晴れになりました。

私はいつも逆バンク手前のアウトレットのD席のチケットを取っています。




この席はモニターも見えますし、マシンが走っているのをかなり近くで見られるにも関わらず、他のエリアよりもちょっとリーズナブルな価格なのです。

しかし、逆バンクは基本的にオーバーテイクがほとんどないコーナーなので、レースが始まったら走り抜けるマシンを見送るだけ……のはずなのですが、今年の逆バンクは一味違いました!👀

なぜか今年は決定的なオーバーテイクを逆バンクでたくさん見ることができました✨

特にすごかったのは、RBチームの日本人ドライバーである角田裕毅選手が逆バンクで2度のオーバーテイクを成功させて、最終的にはポイント圏内の10位に入賞したことです🏆




日本のファンは、様々なチームやドライバーを応援していますが、現地では鈴鹿サーキットにいる誰もが角田選手を応援していて、角田選手がオーバーテイクするとサーキット中から歓声が上がっていたのが印象的でした。

レースの結果としては、現在2年連続チャンピオンを獲得しているレッドブルのマックス・フェルスタッペン選手とセルジオ・ペレス選手が圧倒的な差をつけての1-2フィニッシュでしたが、現地では角田選手の活躍や他のドライバーたちの熱いバトルを身近に見ることができて本当に楽しかったです。

レース以外の時間は、せっかくなのでコースウォークをしたり、選手の姿がラッピングされた観覧車に乗ったりと、レース以外のコンテンツも色々と楽しむことができました。




現地観戦は、サーキットの盛り上がっている空気感を肌で感じることができますし、マシンの力強い走行音を聞いたり、その圧倒的なスピードを自分の目で見ることができるので、やはりF1ファンになったら一度は現地観戦してみてほしいです🏎️🔥

私はと言えば、またこの興奮を体験したいがために、今年もシンガポールGPの現地観戦を決めました(笑)。皆さん、ぜひ現地でお会いしましょう🌟


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伊藤梓(いとう・あずさ)
クルマ好きが高じて、グラフィックデザイナーからカーグラフィックの編集者へと転身。より幅広くクルマの魅力を伝えるため、2018年に独立してフリーランスに。
現在は、自動車ライターのほか、イラストレーターとしても活動中。ラジオパーソナリティを務めた経験を活かし、自動車関連の動画などにも出演している。

YouTubeチャンネル『伊藤梓の気ままな日常』ではF1を(ほぼ)毎戦、予選・決勝をYouTubeで実況生配信中!
チャンネル登録よろしくお願いします!
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Posted at 2024/05/29 09:01:03

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