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2024年10月30日 イイね!

「免許持ってるひと全員が一度は体験してほしいね」誰でもウェルカムなドライビングレッスン「TGRD」を初心者MORIが体感してきた

「免許持ってるひと全員が一度は体験してほしいね」誰でもウェルカムなドライビングレッスン「TGRD」を初心者MORIが体感してきたみなさん、こんにちは。
スタッフTAKASHIです。


先日……と言ってもだいぶ前ですが(汗)、大分県はオートポリスに行って参りました。


私のお目当ては……


湯らっくす!!

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熊本ラーメン!!

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おべんとうのヒライ!!

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ではなく、GRヤリスに新たに追加された「サーキットモード」の試乗だったのですが、詳細はcarview!でのレポートに譲るとして、同日に開催されていた「TGRD(TOYOTA GAZOO Racing Driving experience)」にスタッフMORIが参加してきましたので今回はTGRDのレポートでございます。


>>サーキットモードの詳細はこちらから!


どうでもいいのですが、オートポリスは大分県にありますが、熊本空港からのアクセスが近いということで私は前日に熊本ナイトを満喫しました(余談)。

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TGRDとは、GRが主催する車の基本操作からハイレベルなテクニックまで、参加者のレベルに合わせて受けられるドライビングレッスン。

サーキット走行(なんだったらスポーツ走行すら)初めての九州男児MORIが「楽しそう!やってみたい!」ということで受けてきたというわけです。


TGRDの特徴は、なんと言っても講師陣がめちゃくちゃ豪華なこと。

今回のオートポリスでは、ベーシッククラスではSUPER GTなどで活躍する松井孝允選手菅一乗選手、同時に開催されていたアドバンスドでは、井口卓人選手蒲生尚弥選手平良響選手という超豪華な布陣です。

そして、大分で開催される&マイカーがないMORIにとって心強いのが、参加車両をレンタルできること!

なんと当日MORIにあてがわれたのは、GRカローラでした!
(こんなスーパーマシン、いいのか!?)

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ついでにヘルメットもレンタルできるので、MORIは動きやすい服装&手袋&運動靴という休日のお父さん的ラフスタイルで参加できるので楽チンです。

案の定、久々のMT車にドキドキのMORI。顔が引き攣っております。
始まる前に駐車場で一人コソコソと練習していたのはナイショ。

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当日のスケジュールはこんな感じ。MORIは早速紙をくしゃくしゃにしておりますが、朝から夕方までみっちりと基礎を学んでいきます。

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そして、座学を終えた森がおぼつかない足取り(?)でコースに現れました!
もうクルマの動きから緊張感が伝わってきます(笑)

ちなみに、私はサーキットモードの取材で座学には参加しなかったのですが、「止まる・曲がる・走る」というドライビングの基本から、コーナリングのコツ、摩擦円といった応用までみっちりと教えてもらったそうですよ。

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コースでの講習では、まず運転する上で大切なドライビング・ポジションのお話から。

私もついなんとなく合わせてしまっていたので、改めてその重要さを痛感しました。これだけでクルマの扱いやすさが全然変わりますからね〜。

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いよいよ実践タイム!
まずはフルブレーキとスラロームからです。

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朝にコソ練したにも関わらず、初っ端見事にエンストをキメてくれたMORIですが、生まれて初めて行うフルブレーキングに驚いた様子。
「クルマってこんなに止まるんだ!」と語ってくれました。

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街中でフルブレーキをするシチュエーションに出くわしたくないですが、それでもいざという時に過去に経験しているとしていないでは大違いですからね。
意外と最初はフルで踏めないって言いますし。MORIもABSが効く瞬間を初めて体感していましたよっ。

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真剣な表情で菅選手のアドバイスを聞くMORI。ブレーキを踏むタイミングや強さなどのレクチャーを受けていました。1本走ってすぐに講師陣がアドバイスをくれるので、そりゃすぐ上達するわけだー。


続いてはスラロームです。

こちらも普段なかなかできないスラロームに最初はだいぶギクシャクしてましたが、だんだんと慣れてスムーズな動きとなっていました。やはりスラロームはクルマとの対話にピッタリですね。

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サーキット走行というとついついタイムアップの話になってしまいがちですが、TGRDのベーシッククラスはむしろ安全に正しく運転するスキルを学ぶのにピッタリではないでしょうか??

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昼食を挟んでいよいよコーナリングの時間です。
ちなみに参加料はお弁当代も込みです(重要)。

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先ほど習ったブレーキングとハンドル操作がここで生きてくるんですね〜。MORIのペースもだんだんと上がっていくように見えます。

続いては先導走行。講師の運転する車両にドラクエな感じでついて走っていきますが、先頭を交代しながら走行ラインも学んでいきます。

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講師の方も参加者のペースに合わせてくれるので無理に飛ばしたりということがないので安心ですね。


講評を終え、さてさてお待ちかね。今回のハイライトでもあるオートポリスの本コースをMORIが走っちゃいます!

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私も同乗させてもらいました。
初めて本格的なコースを走るMORI。「超気持ちー!!」を連呼しています。

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想像以上にアップダウンがあり「レーサーはこんなところを数百キロで走っているんだ!」と感動していました。

ちなみに、TGRDはGRが主催していますが、トヨタ車以外の参加も全然ウェルカムなのもポイント!
この日もポルシェ911やアウディTT、ルノートゥインゴや三菱アウトランダー(!)まで、スポーツカーからSUVまで様々なモデルが参加されていました。

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後日MORIは「あれからサーキット走る系の動画めっちゃ見るようになった!」そうで、MTのシフトダウンの手と足さばきどうやってるんだろう? とかすごく興味出たとのこと。

自分でも楽しめたんだから、TGRD(ベーシック)はクルマの免許持ってるひと全員が一度は体験してほしいね!

だそうです(笑)

今年も残すところあと富士と筑波のみになりましたが、愛車の楽しさをより一層引き出したいと思っている方はぜひ参加してみてはいかがでしょうか??


※TGRDホームページより


興味ある方は詳細は公式さんでぜひご確認ください〜

ではではノシ

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Posted at 2024/10/30 09:01:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 走行会・イベント情報 | 日記
2024年10月29日 イイね!

【コラム】伊藤梓のモタスポ調査隊 Vol.23~K-TAI参戦記②確かな成長を実感した2年目~

【コラム】伊藤梓のモタスポ調査隊 Vol.23~K-TAI参戦記②確かな成長を実感した2年目~※スタッフTAKASHIが仕事をサボっていたため、しばらくお休みとなっており申し訳ございません(滝汗)。二週に渡り伊藤梓さんのK-TAI参戦記をお送りします🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️


>>前回のコラムはこちら!!


皆さん、こんにちは!
自動車ライターの伊藤梓です。

前回は、モビリティリゾートもてぎで行われるカートの耐久レース『もてぎKART耐久フェスティバル(通称K-TAI)』の練習風景やカートに搭載されるホンダの汎用エンジンGX270がアップデートされた話などをお送りしましたが、今回はいよいよレース本戦の模様をレポートしたいと思います🔥




まずは「K-TAIってどんなレース?」というところから簡単におさらいを🏎️

K-TAIは、モビリティリゾートもてぎで開催される7時間耐久のカートレースで、出場できるのは指定された4サイクルエンジンもしくは電気モーターを搭載した車両となります。

毎回100台近いエントリーのある大人気のカートレースで、カート初心者からベテランまで幅広い層の人たちが参加しています。




私が所属しているのは『Club Racing』という伝統あるチーム。

Club Racingは、レースの楽しさを伝えるために、ルマン24時間レースに監督として出場したことのある山崎憲治さんや、レースを題材とした多くの著書や本田宗一郎さんの伝記なども手がける中部博さんが中心となって発足されています。

以前は、高橋国光さんや津々見友彦さんなどレジェンドドライバーも所属しており、現在は自動車メディア関連の編集者やフリーランスが多く集まっているチームです。

Club Racingは3台体制で、今年は私は95号車の「クラブレーシング・アン」から出場しました(96号車はドゥ、97号車はトロワ)。




95号車のチームメンバーは、『CAR and DRIVER』統括編集長の山本善隆さん、『WEB CARTOP』編集長の石田貴臣さん、「セキショウホンダ」の塚田大輔さん、『オートカー』編集者の小河昭太くん、そして私の5名がドライバーを勤めることになりました。

そして、サブ監督にピーコックブルー社長の瓜生洋明さんとセキショウホンダセンター長の藤井誠さんがサポーターとして入ってくれました。

山本さんと石田さんは、前回のレースや個人的に出場したカートレースで一緒だったりと馴染みのあるメンバー。




小河くんは、今年からClub Racingに参加していて大学生ながらオートカーの編集部員としても活躍しています。

塚田さんや藤井さんは、セキショウホンダに所属しており、Club Racingのスポンサーもしていただいているので、本来はお客さまなのにも関わらず、ドライバーのみならずピットボードの作業や毎ラップのタイム計測など、大変な作業も率先してやっていただき、本当に心から感謝です🙇‍♀️




昨年と比べて、今年のK-TAIで変わったのは、まずはタイヤ。

昨年まではヨコハマタイヤのカート用タイヤを使用していましたが、今年からはダンロップのカート用タイヤ「DRK-SP」に変更に。

「乗用車のタイヤは変えたらかなりフィーリングが変わるけど、カート用のタイヤはどうなのだろう」と思い、練習の時にその感覚を試してみたのですが、グリップしている感覚が分かりやすく感じました。




カートが上手な人たちは、「カートはリアを滑らせて乗るもの」と言う人もいますが、私自身は乗用車でレースをする感覚から抜けられず、「リアが滑る感覚が怖い」と思っていました。

それがダンロップのタイヤは、タイヤが新しくても、少し垂れてきても、タイヤの状態がドライバーに正確に伝わってくるので、滑り出す感覚もよく分かります。初心者はもちろん、上級者も扱いやすいのではないかと感じました。




そして、今回から95号車はキャブレターをヨシムラ製に交換しました。

Club Racingのカートに搭載されているのは、ホンダ製の「GX270」と呼ばれる空冷4ストローク単気筒OHVの汎用エンジンです。

これまで、燃費重視のセッティングだったこともあり、なかなかストレートスピードが伸びなかったため、今回パワーアップを狙ってキャブレターを交換。




前回のコラムでは、詳しいフィーリングの話をしましたが、新しいキャブレターを付けた95号車はとても調子が良く、全域で明らかに速度が上がりました。ただ、キャブレターの口径が大きくなっているので、アクセルをガバッと開けるとキャブレター内を通る空気の流速が遅くなるため、燃料が吸い上げられにくくなり、なかなか加速しなくなってしまいます。




メカニックとしてK-TAIをサポートしてくれている長谷川モータースの長谷川透さんと長谷川透吾くんにその話を聞き、キャブレターの奥深さに感動。その話をしっかり頭に入れながら、本番までには、新しいキャブレターをきちんとコントロールできるように練習しました。

本戦では、私は2番手ドライバーを任せられることに。毎回ピットアウトしてからの数周はタイムが遅くなってしまうので、最初からしっかり走ることを意識して1回目のスティントに臨みました。

天気は快晴でピットで作業している時には、暑くて常に水分を摂っていないと倒れそうなほどでしたが、カートでコース上に出ると、風が直接体に当たって涼しく、とても爽快!

「空が青くて気持ちいいなぁ」と考える余裕すら生まれるほどです。




新しいキャブレターのおかげで、コーナーの出口からしっかりパワーが出るし、最初からタイヤのグリップ感も掴めたので、スタートから思ったよりもきちんと走ることができました。

チームの目標を達成するためには、私のターゲットタイムは3分10秒前後だったのですが、予想よりも良い3分3秒〜6秒台でラップすることができました。

しかも、自分でも「上手くまとまったかな」と感じたラップでは、なんと初めて3分を切る2分58秒を記録することができたのです!

これまでなかなか3分の壁を破ることができなかったので、走りながら嬉しくてニヤニヤ😊

もちろんマシンが良くなったこともありますが、みんなで自主練をしたことや、皆さんにさまざまなアドバイスをもらったことで、自分でも少しずつ安全に速く走れるようになったのかなと感慨深かったです。




チームとしては、順調にラップを重ね、ドライバーとして走るだけではなく、次に給油する燃料を計ったり、ピットウォールでタイム計測をしたり、降りてきたドライバーのケアをしたりと、昨年よりもチームのためにできることを増やすこともできました。

95号車は、それぞれ2〜3スティント走りましたが、大きなクラッシュをすることなく、全員無事に走り切ることができたことが何より嬉しかったです。




96号車と97号車は一度はクラッシュしたものの、ドライバーに大きな怪我もなかったことは安心しましたし、カートの破損をメカニックの皆さんが一丸となって修復する様子は最高にかっこよく、感動ものでした😭✨




95号車は、思ったより燃料を使ってしまったので、目標の周回数には数周及ばない121周でしたが、全体では100台中54位、クラスでは53台中27位と、なんとか参加チームの真ん中まで辿り着くことができました!




前回は走ることにいっぱいいっぱいでしたが、今回は自分の目標だったタイムを更新することができたり、走ることだけに集中するのではなく、チーム内でもっとできることを考えたり、キャブレターの仕組みを勉強したり……とても学びのある、そしてとても楽しいレースになりました。

もちろんこういった経験ができたのは、95号車のメンバー以外にも、飲み物や食べ物の管理や、チーム全体の運営とサポートを行ってくれるチームの皆さん、そして活動を応援してくださるスポンサーさんがいるからこそ!

今年もメカニックさんたちを始め、サポーターの皆さんにも心から感謝したK-TAIでした😊




●撮影:小林直樹
●協力:株式会社ホンダファイナンス/関彰商事株式会社/本田技研工業株式会社/ホンダモビリティランド株式会社/株式会社ホクビー/(有)ケイズカンパニー/株式会社ピーコックブルー


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伊藤梓(いとう・あずさ)
クルマ好きが高じて、グラフィックデザイナーからカーグラフィックの編集者へと転身。より幅広くクルマの魅力を伝えるため、2018年に独立してフリーランスに。
現在は、自動車ライターのほか、イラストレーターとしても活動中。ラジオパーソナリティを務めた経験を活かし、自動車関連の動画などにも出演している。

YouTubeチャンネル『伊藤梓の気ままな日常』ではF1を(ほぼ)毎戦、予選・決勝をYouTubeで実況生配信中!
チャンネル登録よろしくお願いします!
Posted at 2024/10/29 10:11:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 伊藤梓のモタスポ調査隊 | 日記
2024年10月23日 イイね!

【コラム】伊藤梓のモタスポ調査隊 Vol.22~K-TAI参戦記①「機械との対話」の大切さ~

【コラム】伊藤梓のモタスポ調査隊 Vol.22~K-TAI参戦記①「機械との対話」の大切さ~※スタッフTAKASHIが仕事をサボっていたため、しばらくお休みとなっており申し訳ございません(滝汗)。二週に渡り伊藤梓さんのK-TAI参戦記をお送りします🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️



みなさん、こんにちは!
自動車ライターの伊藤梓です。

愛車のロードスターが大破してからというもの、なかなか自らレース活動ができていない私……。

そんな中、昨年に引き続き今年もモビリティリゾートもてぎで行われるカートの耐久レース『もてぎKART耐久フェスティバル(通称K-TAI)』に出場させていただけることになりました!

チームも昨年と同じ『Club Racing』に所属しています。

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『Club Racing』は、ルマン24時間レースに監督として出場したことのある山崎憲治さんや、レースを題材とした多くの著書、本田宗一郎さんの伝記なども手がける中部博さんが中心となって発足したチームです。

さらにレジェンドドライバーの高橋国光さんや津々見友彦さんも所属していた由緒あるチームでもあります。『Club Racing』についての詳細は、昨年の記事にも書いてありますので、ぜひそちらもご覧くださいね💁‍♀️


>>昨年の参戦記はこちら!


『Club Racing』では、単純にK-TAIに出場するだけではなく、自分らの手でマシンを触って学び、レースに関わるもののひとつひとつを自分たちで覚えていくことに意味があるチームです。

昨年は、自分がドライバーとして出場するだけでいっぱいいっぱいになっていましたが、「今年はもっと自らが学ぶことに意味がある!」と思い、より深い視点を持って参加してみることにしました。

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その中でも、「昨年きちんと見ていなかったな」と思ったのがエンジンのこと。
K-TAIの車両規定では、出場できるのは指定された4サイクルエンジンもしくは電気モーターを搭載した車両に限定されています。

『Club Racing』のカートに搭載されているのは、ホンダ製の「GX270」と呼ばれる空冷4ストローク単気筒OHVの汎用エンジンで、農業や作業用機械として使用されることも多いそう。

今思えば、私は自動車のために専用設計されたエンジンのクルマにしか乗ったことがないので、草刈機なども動かすエンジンでマシンを走らせると考えるだけでも新鮮です。

でも、カートを動かすには、「さぞかしこのエンジンをいじらなければいけないのだろうな……」と思っていたのですが、K-TAIのレギュレーションで吸排気以外のパーツのチューニングは禁止されているとのこと。

『Club Racing』のエンジンは、吸気と排気のみ普段汎用エンジンには使わない領域に合わせてチューニングされていて、エンジンオイルをレース用に交換しているそうです。そして、今回から私たちのマシンには、ヨシムラ製の新しいキャブレターが搭載されて、さらにパワーアップしています。

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まず、新しいキャブレターに交換して気づいたのは、「アクセル開けても思ったより進まない!」ということでした。

これまではコーナーをクリアしたらガバッとアクセルを開けていたのですが、交換後に同じ乗り方をしてもなかなか初速が伸びないのです。これにはキャブレターの特性が関わっているそう。

キャブレターを搭載するエンジンは、吸気から入ってきた空気の流れによってキャブレターから燃料が吸い出され、空気と混ざり合って混合気となり、それがエンジンに入っていく仕組みになっています。この時、空気が細い通路を通るほど、その流速が速くなり、燃料もきちんと吸い出されます。

今回の新しいキャブレターは、口径が大きくなったことでさらに空気が入るようになり燃焼効率が上がりましたが、アクセルをガバッと開けてバルブを大きく開いてしまうと、空気の流速は遅くなってしまい、燃料がすぐに吸い出せない状態になってしまうそうなのです。

つまり、その構造をイメージしながら、少しずつバルブを開くようにアクセルを開けなければきちんとトルクが出ない、というわけです!

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これまでキャブレターをきちんと理解していなかった私は、まずその構造に感動してしまいました✨

普段乗っているインジェクションのクルマでは、何も考えずにアクセルを全開にしていましたが、このカートでキャブレターのクルマに乗って初めて、機械と少しだけ会話できたような気になったのです。

メカニックの長谷川さんが「ペダルはスイッチじゃ無いんだよ」と教えてくれた言葉にはハッとしました。

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左手前がメカニック長の長谷川透さん


カートで速く走ることも大切かもしれませんが、こうやってマシンに向き合って、その声を聞いてあげることもすごく大切なことなのだと実感しました。

次回はいよいよK-TAIの本戦!しっかり自分の仕事を全うして走り切りつつ、また新しい気づきを見つけてきたいと思います🔥

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●撮影:小林直樹
●協力:株式会社ホンダファイナンス/関彰商事株式会社/本田技研工業株式会社/ホンダモビリティランド株式会社/株式会社ホクビー/(有)ケイズカンパニー/株式会社ピーコックブルー


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伊藤梓(いとう・あずさ)
クルマ好きが高じて、グラフィックデザイナーからカーグラフィックの編集者へと転身。より幅広くクルマの魅力を伝えるため、2018年に独立してフリーランスに。
現在は、自動車ライターのほか、イラストレーターとしても活動中。ラジオパーソナリティを務めた経験を活かし、自動車関連の動画などにも出演している。

YouTubeチャンネル『伊藤梓の気ままな日常』ではF1を(ほぼ)毎戦、予選・決勝をYouTubeで実況生配信中!
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Posted at 2024/10/23 10:31:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | 伊藤梓のモタスポ調査隊 | 日記
2024年10月22日 イイね!

頭文字D好きは11月19日は富士に集合! 下田選手も来場する『MR.HIRO JDM WORLD PARTY』がムネアツすぎる!!

頭文字D好きは11月19日は富士に集合! 下田選手も来場する『MR.HIRO JDM WORLD PARTY』がムネアツすぎる!!皆さま、こんにちは。スタッフTAKASHIです。

10月に入ったというのに、まだまだ暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか??

秋といえばワタクシは「食欲の秋」ですが、季節がいいので「イベントの秋」でもありますよね!

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そんな中、我らが(?)下田紗弥加選手が11月19日に富士スピードウェイで開かれる『MR.HIRO JDM WORLD PARTY』という『頭文字D』にインスピレーションを受けたイベントに参加されるということで、主催者でMR.HIROの取締役である秋本明氏と、ゲストで参加する下田選手、MAXORIDOこと織戸学選手とその娘さんである茉彩選手にお話を聞いてきました!
(※茉彩選手は残念ながらイベントへの参加ができないとのこと(涙))

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まずイベントを主催する「MR.HIRO CAR STUDIO(以下、MR.HIRO)」さんは、大阪でレンタカードライビングシミュレーター洗車カフェなどが併設されたスタジオを営む会社さん。

元々秋本さんの愛車のAE86に乗りたい・写真を撮りたいという海外の友達向けに、2018年にレンタカー屋さんとしてスタートしたそうで、現在は外国人旅行者に日本のJDMカルチャーを発信する基地としての役割も果たしているんだとか!

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※MR.HIROさんのホームページより


特に海外では、頭文字Dに登場するような日本の旧車に憧れている方も多く、秋本さんも「彼らの夢を実現してあげたい!」と熱く語っていらっしゃいました。

ちなみに、先日NBAのスーパースターやサッカーの超有名選手がお忍びで来店し日本の旧車を楽しんでいったとか(スゴー)。

そんなMR.HIROさんのイメージキャラクターに就任したのが、インパクトブルーコンビとしても知られている下田紗弥加選手と織戸茉彩選手。

秋本さんによると「もっともっと日本のJDM文化を世界に発信していきたいと」いうことで、お二方へ就任を要請したそうですよ。




下田選手に就任した意気込みを聞くと「MR.HIROさんには色々面白いクルマがたくさんあるので、それらでドリフトしまくって全世界にその様子を発信していきたいと思いますっ!」と鼻息荒く語ってくれました(笑)。

海外留学の経験もある織戸茉彩選手は「海外にはJDMのクルマに乗りたいという方がたくさんいるのを知っているので、MR.HIROさんのような場所があるということを下田選手と一緒に世界へ発信していきたいです」とのこと。

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織戸学選手といえば、日本のチューニング業界でもスーパースター。秋本さんも「織戸さんや土屋さん、谷口さんのビデオからクルマの知識を学んだ。織戸さんたちがその魅力を発信していなかったら、私たちみたいな後輩は生まれていなかった」と語ってくれました。

織戸選手も「僕らが当たり前のようにやってきたクルマ遊び、日本者の文化が世界に発信され、JDMという形になっている。僕らももっともっと日本のクルマ遊びを楽しんでいきたい」と話してくれました。

そんな日本のクルマ文化を思いっきり楽しめるのが、冒頭でご紹介した『MR.HIRO JDM WORLD PARTY』

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※MR.HIROさんのホームページより


当日は、織戸学選手や下田選手のほか、チューニングカー雑誌『Option』の創設者である稲田大二郎氏や、ドリフトからSUPER GT、タイムアタックまで活躍する谷口信輝選手、D1GPやFDJで活躍するトップドリフトドライバーである日比野哲也選手も来場予定!

さらに! 映画『ワイルド・スピード』シリーズで一世を風靡したVeilSideの横幕宏尚氏RE雨宮の雨宮勇美氏TOP SECRETのスモーキー永田氏など、錚々たるメンバーが集まります!

しかもしかも! 会場を盛り上げるのは、D1GPの実況でお馴染みのマナピーこと鈴木学氏や、今ではインフルエンサーとして活躍中の深田えいみさんがDJとして来場! 会場を熱く盛り上げます!

中学時代からOptionを愛読し、深田さんには何度もお世話になったワタクシ(え?)には超ムネアツなイベント

サーキット走行やランチパーティ、富士モータースポーツミュージアムを貸し切った特別ツアーなどコンテンツも盛りだくさんなので、11月19日は富士スピードウェイに集合するっきゃないですね!

イベントの詳細は公式さんでご確認ください!

ではでは〜

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Posted at 2024/10/22 09:01:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 走行会・イベント情報 | 日記
2024年10月11日 イイね!

CX-60でジムカーナ!?『マツダ・スピリット・レーシング・ジムカーナ・エクスペリエンス(長い)』はモータースポーツ初心者の入り口に超オススメだった

CX-60でジムカーナ!?『マツダ・スピリット・レーシング・ジムカーナ・エクスペリエンス(長い)』はモータースポーツ初心者の入り口に超オススメだった皆さん、こんにちは。スタッフTAKASHIです。

メディア4耐の予選で撃沈したワタクシ、さらなるレベルアップを......と考えていたら、初心者向けのジムカーナ体験会があるとのことで筑波サーキットに行ってきましたよっ。


>>ワタクシのメディア4耐参戦記はこちら(宣伝)


参加したのはこちら!

『MAZDA SPIRIT RACING GYMKHANA EXPERIENCE』

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ジムカーナや走行会を長年開催されているズミーレーシングファミリーさんが主催で、マツダの名の通りマツダさんが協賛しています。

マツダの名が付いていますが、当日はマツダ車だけじゃなく様々なクルマが参加されていました(後述)。

大会ではなく、あくまでも「エクスペリエンス」なので、まだモータースポーツを体感したことがない方にその間口を広めるのがその目的。しかも、4割ほどの方がほぼ初めてのジムカーナだそうです。これなら安心だー。

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皆さんご存知、ジムカーナはクルマの走る・曲がる・止まるといったクルマのコントロールの基礎を学ぶのに最適。

でもワタクシなんぞの初心者(コミュ障)がいきなり大会に出るのもなーと思っていましたが、エクスペリエンスなので大丈夫だろうということで参加してきました!

こちらが当日のスケジュール(くしゃくしゃですみませぬ)。体験走行を3本、その後本番を3本と丸一日走れるので超お得。

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朝はこんな感じでみんなで完熟歩行。準備運動にもよき。

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しかも!エクスペリエンスなのに講師までいらっしゃって、その講師陣が豪華すぎる。

ジムカーナのレジェンド、山野哲也選手や、全日本チャンピオンでSUPER GTにも参戦する柴田優作選手、こちらも全日本チャンピオンで当日は軽妙な実況で会場を盛り上げていらっしゃった河本晃一選手

当日は練習走行のほか、講師の方が実際に参加者の愛車を運転して横に乗せてくれる同乗走行も!

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ワタクシも山野選手の横に乗せて頂き、そりゃもう超感激でした!

山野選手曰く、まずはしっかりコースを覚えること。

そして、アクセルとブレーキでクルマをコントロールして、コーナリング速度を上げるではなくしっかり減速して加速するメリハリを意識してみて、だそうです。もうこのアドバイスだけでお腹がいっぱいです(涙)。

そしてその走りが凄かった……。溝がだいぶ減ったタイヤで参加し、自分では全然グリップしないなーと思いながら走っていたのですが、同じタイヤ!? と思うほど荷重移動を使ってグイグイ車が曲がっていく。さすがレジェンド。


講師陣が外から走りを見てアドバイスする時間もあり、河本選手はワタクシがサーキットを走っているのをすぐに見抜きつつ、1速を使うのはジムカーナ特有。1速でもじわーっとアクセルを踏んでクルマを曲げてみて! とのことでした。

サーキットで1速を使うことなんてほぼないので、ここの動きがギクシャクしてしまうのですが、さすがプロ。ワタクシの苦手なところをすぐに見抜いてピンポイントでアドバイスしてくださいました(プロってすげー)。

1台1台丁寧にアドバイスしてくれてありがたや〜

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肝心の本番は、初心者向けということでコース設定も優しくめちゃくちゃ楽しかった!
一応取材ということで参加させてもらったのですが、素で楽しませてもらっちゃいました(笑)

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当日午前中は会場脇に基礎練広場があったり、フードトラックもあったりとホスピタリティも万全。

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飯テロ☆
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エクスペリエンスですが、上位にはトロフィーがあったり記念品をもらえたりとこれは嬉しい! また次回も参加したくなりました。

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ジムカーナ始めてみたいけど、始め方がわからないという方は、まだ最終戦が残っている公式サイトをチェックしてみてはいかがでしょうか??

なんとお値段、¥10,500(税込)!!!

しかも! 今ならなんとレディース割やマツダ割なども!!!

お電話が鳴り止みません!!!(テレビショッピング風) 


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※ホームページより拝借mm

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>>申込などの詳細は公式さんへ!


さてさてお待ちかね(?)
ここからはワタクシの独断と偏見で参加マシンをチェック!
いやーヘンタイがいっぱいいましたよ(褒めてます)。

当日はロードスターやデミオ、RX-7やRX-8など人馬一体系マツダ車が半分くらいですが、BRZやBMW3シリーズなど走る歓び&駆け抜ける歓びに溢れたクルマや、コペンやS660、AZ-1といった軽スポーツも多数参加されてました。

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友人同士でクルマをシェアして参加している方もいたり、ここで参加者どうしで仲良くなって一緒に走るようになったりなど、クルマ好きの交流の場にもなっていました。



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極め付けはSUVなどのS&Bクラス。香辛料のような名前ですが、フォレスターやアウトランダーPHEV、フリードといったファミリーカーがタイヤをギャーギャー言わせながら重量級ボディをガリガリ曲げていく姿は大迫力。

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アウトランダーPHEVは、静かなのに電子制御4WDの怒涛の旋回加速がすごかった(語彙力)

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いいんです、楽しければ。どんなクルマでも楽しんだもん勝ちです。

デモランでは山野選手がCX-60で疾走する場面も。CXオーナーの皆さん、ジムカーナとかいかがです??




こちらのフリード、主催に気を遣ってか、しっかりマツダ製になっていましたよっ!

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養生テープってのがまた洒落が効いていて最高にクール☆

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しかも、過去にみんカラのドレコン受賞した経験もあり、ステッカーを大事に使っててくださり涙がちょちょぎれそうでした(涙)。これからもよろしくお願いします!

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こちらはGRスープラ……ではなくサバンナスープラ。

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しかもオーナーは元アリスト乗りの見目麗しい女性の方でした。6発のフィーリング、たまりませんよねー……あぁっ!!

タイヤが3〜4ヶ月で無くなるのが悩みと仰っていました(白目)。

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マツダさんのジムカーナなのにマツダ成分少なめのブログになってしまいましたが(滝汗)、マツダさんの担当者も「まずは裾野を広げて皆さんに楽しんでもらうのが大事!」と仰っていましたので、マツダ乗りでもなく、スポーツカーに乗っていなくても、ジムカーナに興味のある方や、一度は愛車を思いっきり走らせたい(フルブレーキしたい)という方は参加されてみてはいかがでしょうか??

ヘルメット(二輪用でも可)と手袋、運動靴と長袖・長ズボンで参加できる敷居の低さも魅力ですよ〜

ではでは。

>>申込などの詳細は公式さんへ!(再掲)
Posted at 2024/10/11 09:01:02 | コメント(1) | トラックバック(1) | 走行会・イベント情報 | 日記

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