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2024年09月17日 イイね!

例年以上に大盛り上がり! 今年もWEC富士6時間レースに行ってきた!

例年以上に大盛り上がり! 今年もWEC富士6時間レースに行ってきた!皆さん、こんにちは。
スタッフTAKASHIです。

週末は待ちに待ったWEC富士6時間レースに行ってきましたよ!


WECこと世界耐久選手権は、その名の通り世界最高峰の耐久レース。ル・マン24時間レースがシリーズに組み込まれていることでも有名ですね。


そんなWECには、最高峰クラスにTOYOTA GAZOO Racing(TGR)が長年参戦していますが、一時期最高峰クラスにはTGRのみのような過疎状態となっていてイマイチ盛り上がりに欠けていたのが正直なところ……。


写真:トヨタ自動車


そんな中2021年にレギュレーションが変更となり、最高峰クラスは新たに「ハイパーカークラス(LMH)」が導入され、2023年からは北米IMSAシリーズのトップクラスが「LMDh(ル・マン・デイトナh)」となり、WECにも参戦できるようになったことで一気に参戦メーカーが増加!


今年は自動車メーカーだけで、TGR(トヨタ)、プジョー、ポルシェ、フェラーリ、BMW、ランボルギーニ、アルピーヌ、キャデラックが参戦!
クルマ好きにはたまらないラインアップとなって一気に盛り上がりを見せているんです。


\ 富士に合わせて「JOTA」が「ジョタ」になってるのカワイイ /

写真:ポルシェジャパン

今年は前年比120%の6万5800人が来場されたそうです(ほえー)


ちなみに、LMDhは4つのコンストラクター(オレカ、リジェ、マルチマティック、ダラーラ)が作ったシャシーに共通のハイブリッドをシステムを使っているのですが、エンジンは各メーカーが設計しているので、マシン毎に異なるエンジン音を奏でているのが観ていて面白いポイントです。

さらに、「LMGT3」クラスでは二輪界のレジェンドであるヴァレンティーノ・ロッシ選手がドライバーとして参戦し、会場ではVR46ロゴのグッズを纏ったファンも多数いらっしゃいました。

他にも、小林可夢偉、ニック・デ・フリース、ミック・シューマッハ、ジェンソン・バトンといったF1経験者が出場したり、アンドレ・ロッテラーやフレデリック・マコヴィッキなど日本でも活躍したドライバーが参加するなど、世界最高峰のレースだけあってドライバーも超豪華。


写真:ポルシェジャパン


当日はもちろん地元トヨタを応援する方が多かったのですが、予選ではなんと伏兵であるキャデラックがポールを獲得。

直前に発表された性能調整(BoP)の影響ももちろんあるんですが、BoPを使いどのマシンが勝つか毎戦わからないのもWECの魅力です。


写真:トヨタ自動車


決勝ではスタート直後からアクシデントでセーフティカーが導入されるなど波乱の展開に。

というか皆さん、6時間の長丁場なのにそこらじゅうでバッチバチにぶつかりながらバトルしていて「耐久レースとは?」という感じで呆気に取られます。

しかも、SUPER GTのように2クラス混走なので、ハイパーカークラスとLMGT3が絡んだバトルもまた見ものでしたよ!

そして最後の30分はマジで熱かった!


写真:ポルシェジャパン


決勝は6号車のポルシェが優勝。2位にBMW、3位にアルピーヌが入り、BMWとアルピーヌは初表彰台となりました。
(ミック・シューマッハの最後の追い上げはホント痺れた!)

ポイントランキングは、優勝した6号車が王手。よっぽどのことがない限り、次戦のバーレーンで優勝が決まりそうですが、最後まで目が離せないですね!


6時間もレースなんて見てらんねぇよ!!


というそこのあなた、いいんです。
レースなんて最初と最後さえ押さえておけば、あとはレーシングカーの爆音をBGMに会場をブラブラと散策したり、各チームのグッズを物色したり、ご飯を食べていたりしてまったり過ごせばいいのです。


だってレースなんて最後の30分が最も面白くなるんだから(暴言)

ハイライトだってあります(震)




(ワタクシは原稿を書いたり写真を整理したり、普通に仕事もしておりました笑)








そして、ポルシェさんのご厚意でホスピタリティブースに入れてもらいました(役得)。


写真:ポルシェジャパン


期間中はドライバーのトークショーやマンタイレーシングの日本導入プレゼンなんかもあり、こういう優雅な観戦スタイルはマジで憧れます。

\ 日本でもお馴染みのロッテラー様 /

写真:ポルシェジャパン


観客席でみんなと一緒に楽しむのも良いですが、VIPチケットを買えば入れるそうなので一味違う観戦スタイルとしてこちらも超オススメ✨
しかも今回はポルシェが優勝したので、お客さんの喜びもひとしおだったのではないでしょうか??

ワタクシもいつか911オーナーとしてドヤ顔でここに入ると心に決め、今日もお仕事がんばりますっ……。


そんなこんなであっという間の6時間、今年行けなかった方はぜひ来年行ってみてはいかがでしょうか??
お祭り気分で楽しめますよー!

ではではノシ

Posted at 2024/09/17 15:01:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 走行会・イベント情報 | 日記
2024年09月12日 イイね!

【いよいよ今週末はWEC富士6h】東京タワーで開催された直前イベントが大盛り上がりだった!

【いよいよ今週末はWEC富士6h】東京タワーで開催された直前イベントが大盛り上がりだった!みなさん、こんにちは。
スタッフTAKASHIです。

先日、モータースポーツ好きにはたまらないイベント「SHOWCASE in TOKYO TOWER」にチョゲ先輩と行ってきました。




SHOWCASE in TOKYO TOWERは東京タワーの真下で、今週末に開催される「FIA WEC富士6時間」に参戦するレーシングカーが間近で見られるというイベントです。

会場には、TOYOTA GAZOO Racingの「GR010 HYBRID」「プジョー9X8」という、まさに最先端のレーシングカーがドーンと鎮座。

普段はテレビの中やサーキットでしか見られないマシンをこんなにも近くで見られるということで、チョゲ先輩はえらく興奮しておりました!




会場は、東京タワーを見上げる絶好のロケーション。

その目の前に展示されたレーシングカーは、その迫力あるフォルムと、細部まで作り込まれたメカニカルな美しさに圧倒されます。




特に、GR010 HYBRIDの複雑な構造や、プジョー9X8の斬新なデザインは、レーシングカーというよりもまるで近未来の乗り物のよう。




さらに会場では、シミュレーター体験やマシンへの乗り込みなどWECを間近で感じられる体験が盛りだくさんでした!




しかも!
レースチケットが当たるガチャガチャもあり、こちらはかなりの当選確率だったとか!
チョゲ先輩は惜しくも当選ならず……苦笑




さらにさらに、8日(日)の夕方にはTGRチームのドライバーが実際に会場を訪れファンとの交流も! こちらは凄い人だかりとなっていましたよ。










そんなWEC富士6時間、carview!では今日から【開幕 WEC富士】特集をスタート!
レースレポートなど「現地ニュースまとめ」を随時更新しているので、こちらもぜひチェックしてみてください!


>>【開幕 WEC富士】特集はこちら!


チケットも僅かに残っているようなので、こちらもチェック!


>>チケット情報はこちら


ではではノシ

Posted at 2024/09/12 10:11:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 走行会・イベント情報 | 日記
2024年09月09日 イイね!

S耐もてぎ戦に行ってレースをほとんど見なかったのにめちゃくちゃ楽しんじゃった件について

S耐もてぎ戦に行ってレースをほとんど見なかったのにめちゃくちゃ楽しんじゃった件についてこんにちは。スタッフTAKASHIです。

9月は怒涛のレースウィークですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか??

ワタクシは週末、S耐もてぎ戦(第4戦 もてぎスーパー耐久 5時間レース)に行ってまいりました!




関東でも屈指の規模を誇る超大型サーキットですが、今回のS耐もてぎラウンドは、9月7日(土)に予選・決勝を行う1デイ決戦。1日で予選・決勝両方楽しめるのも相まって会場は多くのお客さんで賑わっておりましたよ。


そもそも耐久レースなんて見てて飽きないの?


はい、ワタクシも良く言われます。
そこであえて言います。

耐久レースなんてぶっちゃけスタートとゴールさえ見て盛り上がればイイんです!(暴言)

自動車ジャーナリストの工藤貴宏さんがcarview!でレポートしてくれてますが、ル・マン24hレースだってみんなお祭り気分で楽しんでいるんです。


>>レースなんて誰も見てないじゃん! 大量のビール、お化け屋敷、フェス…ル・マン24hは楽しければ何でもアリなお祭りだった


しかも今回は、ピット裏に「S耐横丁」なるものが登場!




自動車メーカーやパーツメーカー、縁日や屋台(フードトラック)、オフィシャルステージなどのコンテンツが1箇所にギュッと凝縮しており、コンパクトに色々楽しむことができました。




\ ケバブ屋さんはどこにでも絶対にある説 /






真面目な日本人(?)はついついしっかり見なくちゃという心理が働いちゃいますが、私は今回レースをほぼ見ておりません!(キッパリ)

今回もちろんスタートとゴールは見ましたが、レースの合間にはそのS耐横丁でバッタリ会った知り合いと雑談したり


※快くカメラ目線をくれた知り合い。


公式イメージガールSwishのステージを楽しんだり




盆栽を愛でたり




リニューアルされた「ホンダコレクションホール」で感動したり




S耐公式YouTubeライブを楽しんだり


(家で良くね?とか言わない)


暑くてジェラートに舌鼓をうったりしておりました。




そういう意味では、モビリティリゾートもてぎはアトラクションも充実しているので、思いおもいのカタチで一日中楽しむことができちゃいます。




9月とはいえ30度を超える真夏日に。涼を楽しむオアシスエリアも用意されておりました。






もちろんF1などのスプリントレースはかじりついて観てますが、色々な楽しみ方ができるのも耐久レースの魅力!

しかもS耐は、様々な自動車メーカーが「走る実験室」として未来の技術を開発しているので、未来の市販車に想いを馳せながら見るのもまた一興。

>>“想定外”が頻発する耐久の現場。技術開発に留まらない、トヨタが水素で挑戦するワケ【S耐富士24hレース】

>>新型GR86は1.6Lターボ? 謎多きスープラの本性は!? S耐開幕戦からGRの次世代モデルを占う

ちなみにレースは終盤に大粒の雨が降り出す展開で、最後はドキドキでした(ネタバレ禁止)。


次戦は9月28日〜29日に開催される鈴鹿ラウンド!

S耐横丁も開催されるとのことなので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか??

ではでは〜ノシ

Posted at 2024/09/09 09:01:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 走行会・イベント情報 | 日記
2024年09月03日 イイね!

【コラム】そうだ、ニュルへ行こうよ! Vol.25~初めてのレースに「マツ耐」はめちゃくちゃオススメ!~

【コラム】そうだ、ニュルへ行こうよ! Vol.25~初めてのレースに「マツ耐」はめちゃくちゃオススメ!~みなさんゴキゲンよう!
モータージャーナリストの山田弘樹(やまだ・こうき)です。

千里の道も、一歩から。初心者でもクルマを目一杯楽しんで、最後の最後は「ニュルブルクリンクへ走りに行こう!」というこのコラム。

今回はTAKASHI君が「マツ耐」こと「マツダファン・エンデュランス」に参加してきたので、そのレポートです。マツ耐、初めてのレースにもとってもオススメです。

++++++++++


編集部TAKASHI(以下・TAKASHI):

マツ耐に参加してきましたッ!

山田弘樹(以下・山田):あー!! 一緒に参加しようって、言ってたのにぃ!!

TAKASHI:えーと、その……まだ自分のロードスターで参加するの、ちょっと怖かったんですよ(汗。

山田:うそうそ(笑)。ロードスターは大事な愛車だもんね。

TAKASHI:はい。これを壊すと奥さんのカミナリが怖くて……(震)


※あくまでイメージです。


そうこうしてたら、以前カートを一緒に走った『CAR and DRIVER』統括編集長の山本善隆さん「だったらうちのエイト(RX-8)で一緒にマツ耐に出ない?」って誘ってくださったんです。




山田:それでチーム名が「メディア連合RX-8」なんだ。

TAKASHI:はい。今回は『CAR and DRIVER』の山本さんと『carview!/みんから』のワタクシ、あと『WEB CARTOP』の井上さんと『UOMO』の西坂さんの4名で出場しました。

紙とウェブだけでなく、ジャンルも新車情報からカーカルチャー、ファッション誌まで多様なので面白いチームになりましたね。


右から山本さん、西坂さん、井上さん(TAKASHIは6点式シートベルトに拘束され身動きができず……苦笑)


井上さんは、私や山本さんと一緒にK-TAIに出たり、西坂さんは普段からダートラをやっていたりとみんなそこそこ走れるんですが、山本さんも「もともとサーキットの練習用に買ったクルマだから、気にしないで乗って大丈夫だよ」っておっしゃってくださって。

ちなみに山本さん、最近NDロードスター(しかもNR-A)を別で買ってしまったので、エイトは絶賛里親を募集中だそうです。

欲しい方はコメント欄に一言お声がけを!(笑。




山田:でも、確かにサーキットで遊ぶ用のクルマが、仲間内で一台あるといいよね。

ただそうした場合も、事前にメンテナンス代とか、クラッシュしたときはどうするか? という話はシッカリしておくこと。

TAKASHI:はい! きちんとエントリーフィーと経費は4分割して、だいたい2.5万円/人ぐらいで出れました。今回は大丈夫でしたが、ぶつけた際は、完全にドライバーに非があるなら自腹、故障とかドライバーのせいではないものはケースバイケースで判断、みたいなルールにしました。

そういう意味でいうと、本当は万が一クラッシュしてもいい「自分のクルマ」があると一番いいんですかね?

ロータリーエンジンのモーターみたいにヒュンヒュン回る感じとか、ちゃんと4人乗れてトランクも広いのに、ワインディング走るとしっかりスポーツカーだし、20年前のクルマですが味わい深くて、山本さんからちょっと借りていたらエイト欲しくなっちゃいました(笑。
サーキット走ると、燃料とオイルもめっちゃ消費しますけど……(震。




山田:まぁクルマ好きとしては、やっぱり好きなクルマに乗りたいよね。でもサーキットを走るなら、ランニングコストやクラッシュ時のコストが安いクルマの方がいい。

なかなか両方持つことはできないから、これは永遠のテーマだよね。私の場合は、もちろんクラッシュのリスクを負って自分のクルマを走らせてます。

TAKASHI:自分なら歴史的にも貴重な「ハチロク」や「ポルシェ(993)」をサーキットで走らせちゃうなんて、とても無理です(大汗

山田:それができるくらいになるまでに、何台潰したことか……(泣。

もちろん、ある程度のマージンを持って走らせてますよ。サーキット専用車でない限り、愛車で走るときは、速さよりも楽しさが重要。

ところで肝心なマツ耐は、どうだったの?

TAKASHI:めちゃくちゃ楽しくて、次があるならすぐにでも出たい! って思いました。

実はワタクシ4輪のレースは4耐(メディア対抗ロードスター4時間耐久レース)以外では、初めてだったんです。




山田:4耐とは、どこが違った?

TAKASHI:4耐は、やっぱりJAF戦じゃないですか。実際やってることはあまり違わないんですけど、ちょっとピリピリとした雰囲気がある。同業者どうしだから逆に負けられない……みたいな(笑。

でもマツ耐は、もうちょっと穏やかな感じ。目を三角にしていないけど、ルールはしっかりしていて、本当にバランスが良いレースだと思いました。

山田:なるほどねー。その気持ち、わかるな。自分も初めて4耐に出たときは、とっても嬉しかった。そして、緊張もしたものね。

TAKASHI:プロのレーシングドライバーとか、速いジャーナリストの方たちが沢山いますしね!

山田:で、レースの方はどうだったの?

TAKASHI:予選はクラス1位! といっても私のクラス1台しかいなかったんですけどね(笑)。総合で7番手でした。




山田:ノーマルクラスでしょ? エイトだったらロードスターには勝って欲しかったな。

TAKASHI:いやぁ実際NDロードスターって速いんですよね。私と山本さんが筑波で一緒に追いかけっこするとだいたい同タイム。コーナーで速いロードスターにエイトがストレートで追いつく感じで。

ちなみに予選はオーナーで走行経験が多い山本さんで、本当に僅差の争いでした。


山田:決勝は?

TAKASHI:私がスタートドライバーを務めました。最初は燃費を探り探り走っていたのですが、予想より燃費計の数値がよかったので、「もうちょっとアクセル踏んでいいよ!」とか、ピットとやり取りして楽しかったですね。




そしてセカンドドライバーの井上さんまでは、とっても順調だったんですが……。

第3ドライバーの西坂さんのスティントで、燃料が半分まできたとき、だんだんエンジンが吹けなくなりだして。

山田:エイトはガスが偏るんだね。

TAKASHI:そうみたいですね。ただ、山本さんが前戦のもてぎラウンドを走らせたときは、終盤にガス欠症状が出たということだったようで。これを防ぐために今回は燃費計も2つ付けたし、当初「このペースなら2時間半を走りきれるね!」って言っていたんですが……。




アンカーの山本さんのときは、もうストレートでアクセルを踏んでもほとんど加速しなくて、クルージング状態になってしまいました。コーナーだけ頑張る! みたいな(苦笑)。

山田:フツーはコーナーで燃料が偏るんだけどね。まっ、先へ進もう。

TAKASHI:最終的にはゴールできたんですが、チェッカー受けて1コーナー曲がったらガス欠でストップ。順位は総合16番手でしたけど、劇的な幕切れだったので逆にピットは大盛り上がりでした。記事のネタ的にはオッケーみたいな(笑。




山田:でも完走したから、クラス優勝じゃん!

TAKASHI:えへへ(笑)。表彰台に登ってシャンパンファイトまでしちゃいました(笑。
※表彰式は「そのほか」でまとめられたので2位の位置でした。

山田:いやいや、完走することは大事ですよ。

TAKASHI:ですね!やっぱり耐久レースは最後本当にドキドキするので楽しいです!


この状態でパルクフェルメ保管となりました(苦笑。


山田:あと、こうやってデータを増やして行くのも、クルマを走らせる楽しさのひとつだよ。

TAKASHI:「何が起こるのかわからない」ってことも含めてレースですよね。
次は「鉄人クラス」に出てみようかな〜

山田:なにそれ?

TAKASHI:ひとりで2時間半走れるクラスがあるんですよ!

山田:なるほど、夏場はきつそうだけど、それはかなり練習になるよね!

TAKASHI:もちろんぶっ通しではなくて、3スティントで各1分間のピットストップが必要です。マツ耐は色々な楽しみ方ができて、初心者にも優しいしベテランも楽しめる奥深さもありました!




山田:でも次は、4耐だね。

TAKASHI:なんと今年は、carview!みんからチームもついに〇〇とか△△とか××とかあってですね……(笑。


※詳細は後日お知らせ!

山田:それは楽しみだね! 次回は4耐のドキドキレポートをしましょう。

TAKASHI:あー、今からキンチョーしてきましたー!!




写真:井上悠大

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山田弘樹(やまだ こうき)モータージャーナリスト
自動車雑誌「Tipo」の副編集長を経てフリーランスに。編集部在籍時代に参戦した「VW GTi CUP」からレース活動も始め、各種ワンメイクレースやスーパー耐久に参戦。
こうした経験を活かし、現在はモータージャーナリストとして執筆活動中。愛車は86年式のAE86(通称ハチロク)と、95年式の911カレラ(Type993)。
日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。
A.J.A.J.(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
2024年08月26日 イイね!

【コラム】そうだ、ニュルへ行こうよ! Vol.24~ポルシェが欲しいならマストで参加したい「Gフォースプログラム」を体験してきた!~

【コラム】そうだ、ニュルへ行こうよ! Vol.24~ポルシェが欲しいならマストで参加したい「Gフォースプログラム」を体験してきた!~みなさんゴキゲンよう!
モータージャーナリストの山田弘樹(やまだ・こうき)です。

千里の道も、一歩から。初心者でもクルマを目一杯楽しんで、最後の最後は「ニュルブルクリンクへ走りに行こう!」というこのコラム。

今回はTAKASHI君と「ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京」で「Gフォース プログラム」を体験してきたお話です。

このプログラム、ポルシェを買いたいと思っている人にこそ、超オススメです。帰りにディーラー直行、間違いなしです(笑)。

++++++++++



山田弘樹(以下・山田):なんと今月は、「ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京」やってきています!

編集部TAKASHI(以下・TAKASHI):またハードルあげちゃいましたね!?汗

山田:そんなことないよ。

今回体験させてもらうのは「Gフォースプログラム」なんだけど、クルマは911カレラ(385PS)911カレラS(450PS)、そして911カレラGTS(480PS)の3種類から選べて、その価格も8万円/10万円/11万5000円




TAKASHI:庶民派の私には十分高いんですが(汗。

山田:いやいや、よーく考えたらこれは破格だよ。TAKASHI君、「一度はポルシェに乗りたい!」って思ってるでしょ?

TAKASHI:もっちろんです! 私もいつか山田さんみたいにポルシェオーナーになるのが目標です(鼻息

山田:本気でそう思っているに人こそ、思い切ってこのプログラムを体験して欲しいと私は思うんだ。
だって仕事では動かしたことあっても、ポルシェでスポーツドライビングしたことないでしょ?




TAKASHI:撮影で運転はしますけど、思い切り走らせたことはないです。キズでもつけたら………(滝汗。

山田:僕が「いつか絶対911に乗る!」って思えたのは、思い切り走らせるチャンスが得られたからなんだよね。
おっかなビックリ走らせても凄さはわかるんだけど、きちんと走らせると本当の良さがわかるんだ。

TAKASHI:それが安全なコースで、メンテナンス代も含まれた状態で走れるのは確かにチャンスですね。

山田:うん。さらにインストラクターまで付いてくれるから。

TAKASHI:本気で欲しいと思っているなら憧れているだけじゃなくて乗ってみろ! と。

山田:実際に走らせて「あぁ、違った」って思うならそれもよし。ただ悶々と憧れているよりずっといいと思うんだよね。

でも、もっと好きになっちゃうと思うけどね(笑)。

そういう意味で言うと、本当はTAKASHI君が体験した方が、よかったプログラムかも……(汗。




TAKASHI:失敗しました~(泣。

ということで「Gフォース プログラム」ですが、今年の6月に始まったばかりの新メニューなんですよね?

山田:そう。PECのドライビングプログラムは全部で5つのピラミッドから成り立っていて、Gフォース プログラムは上から2番目。




1番上には、マスタークラスの「ポルシェ アクセラレート プログラム」があります。これは2.1kmのクローズドコースを走って、インストラクターがデータを解析しながらアドバイスして行く、なんと4時間(!)のプログラム。

対してGフォース プログラムは

・スキッドパッド
・キックプレートでの360度スピン体験
・低μ路ハンドリング
・180度ターン体験
・コース走行

の5つ。これを90分枠のなかで時間いっぱい、好きなだけ楽しめます。



TAKASHI:盛りだくさんですね! 一番面白かったのは、何ですか?

山田:もちろんスキッドパッド!

定常円旋回は普通のドラビングエクスペリエンスにも盛り込まれているメニューなんだけど、Gフォース版はパイロンとパイロンの間をドリフトしながら通り抜けなきゃいけないんだ。

しかもそのパイロンが、定常円の内側と外側に配置してある。
これがとっても難しいんだ。




TAKASHI:でもインストラクターの方が「うまい!」って褒めてましたよ?

山田:いやいや、教え方がものすごく丁寧なんだよ。ちなみにこのメニューのインストラクターは、10人しかいない精鋭ぞろいなんだ。

TAKASHI:インストラクターさん、運転もトークもすごく上手でしたもんね。

山田:乗り込むときにドアを開けてシートベルトをスッと差し出してくれるところなんか、完璧ですよ。

TAKASHI:私もそんなジェントルマンになりたい(震)

ところでやっぱり、リアエンジン・リアドライブのドリフトって難しいんですか?

山田:フロントエンジン・リアドライブのクルマと比べるとトラクションの掛かり方が強いから、ちょっと独特だよね。

低速だとフロント荷重も少ないから、急にハンドルを切るとアンダーステアになっちゃうし。でもアクセルを一気に踏みすぎてもスピンしちゃうから、滑り出させるまでが大変。そしてドリフトアングルをオジするのは、もっと大変(笑)。




TAKASHI:インストラクターさんは、1速でかなり高回転キープしてましたね。

山田:盛大に空転させるけど、車体のピッチングは少なく。
ほんとうに惚れぼれするほど上手だよね。そしてそのコツを、出し惜しみせず教えてくれるんだ。もう一日中、これだけやってたいと思った。好きなセクションでずっと走っていてもいいんだけど、さすがに最後は「他のも体験しましょう!」って言われちゃった(笑)。

TAKASHI:「キックプレート」とか「180度ターン」は面白いメニューですよね。

山田:キックプレートは通り過ぎると床がバーン! って動いてスピンモードに入るのね。そこからアクセルを踏んで1回転して元に戻るんだけど、難しくてできなかった。

「180度ターン」はバックスピンターンだよね。30km/hくらいで走ってハンドルをグイッ! と切ると、180度クルマの向きが変わる。そこからすぐドライブレンジに入れて、颯爽と走り出す。

「これ、緊急回避とかに役立つんですか?」って聞いたら「楽しんで頂くメニューです!」だって(笑)。
まじめ一辺倒じゃないところも、息抜きになって楽しかったよ。



TAKASHI:最初の説明で「デートでヤバいことが起きた時に使うテクニック」って説明がありましたもんね(笑)

コースはニュルブルクリンクを模した「カルーセル」や、ラグナセカの「コークスクリュー」が再現されているんですよね!?




山田:前半のS字セクションなんて、911カレラGTSで走っているとちょっと速すぎて怖いくらい。アップダウンもあるし、最終コーナーはブラインドだから、思わず尻込みしちゃったよ。コースを知り尽くすほど走ったら、面白そうだよね。

ヘルメットもいらないし、サーキットで全開走行するのとは違うけど、インストラクターさんが911の走らせ方をここでも丁寧に教えてくれます。

サーキットで本格的に走りたいなら「ポルシェ トラック エクスペリエンス」だけど、これは自分のポルシェで参加するプログラム。




TAKASHI:つまり楽しみながら、「ポルシェって実はどーなん?」というのを体感するのがGフォースのメニューなんですね。

山田:そういうこと。本気でポルシェが欲しい! いつかはなんとしても買う! って思っているなら、まず体験して欲しいプログラムだね。

私は今回911カレラGTSに乗せて頂いたけど、911カレラで十分だと思う。むしろ「ベーシックな911でも、こんなに素敵なのかッ!」って思えるはずだよ。

TAKASHI:やっぱり僕が乗ればよかったです(白目)




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山田弘樹(やまだ こうき)モータージャーナリスト
自動車雑誌「Tipo」の副編集長を経てフリーランスに。編集部在籍時代に参戦した「VW GTi CUP」からレース活動も始め、各種ワンメイクレースやスーパー耐久に参戦。
こうした経験を活かし、現在はモータージャーナリストとして執筆活動中。愛車は86年式のAE86(通称ハチロク)と、95年式の911カレラ(Type993)。
日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。
A.J.A.J.(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。

プロフィール

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