
こんにちは!
YouTubeにて
『AUTO SOUL JAPAN(旧みじゅ【車と洗車ちゃんねる】)』というチャンネルで活動しております黒木美珠です!
4月21日に富士スピードウェイで開催されたモータースポーツの祭典
「モーターファンフェスタ2024」に遊びに行ってきました!
モーターファンフェスタとは、メーカー、レースの種類問わず色々な車両を見ることができる、モータースポーツファンはもちろん車好きにはたまらないイベントです。
当日はAM8:00に会場入り。
天気予報は雨でしたが、到着時は曇り。このままなんとか持ってほしいです……!
車の祭典ということで、車好きらしい格好をしたかったので手持ちの洋服の中からホンダのパーカーとHRCのニットを着て参加^^
moussyというアパレルブランドとHRCとコラボした商品で、この春に一目惚れしたばかりのお洋服です。
モーターファンフェスタは、富士スピードウェイの広大な敷地をほぼ全て貸し切っており、パドックやピット、広場でのイベントはもちろん、駐車場で大規模なオフ会も催されていたりと、とても盛り上がっていました。広くて全部を一つ一つじっくりみていたら時間が足りないくらいのボリュームです。
それにしても、一つのイベントでこれだけジャンルの違う車を見ることができるのはとても面白いですよね。
イベント広場では朝から行列ができていました。
国産車、輸入車さまざまなメーカーの新型車や、EVが集まり試乗ができる
「新型車大試乗会・乗り比べ試乗会」が開かれており、毎年大好評とのことで朝イチにはその日の予約が埋まってしまうほどの争奪戦だそう!
確かにこれだけ多種多様なクルマを一気に見て、試乗できる機会はなかなかないですし、車好きには夢のような機会ですよね!
私も参加したかったです……!
続いて本コースストレートの地下をくぐり抜けて、P18、P19へ移動。
写真:モーターファンフェスタ2024運営委員会
こちらの写真はNSXのオフ会
「Honda SPORTSDRIVE WEB Fan Meeting」の様子です。
歴代のNSXとS2000が並ぶ姿は圧巻で大興奮!!
現行のNSX Type Sも展示されており、人だかりができていましたよ!
ワタシも生でType Sを見るのは初めてで、やっと実物を見ることができすごく嬉しかったです。
写真:モーターファンフェスタ2024運営委員会
こちらはモーターファンフェスタ恒例のルノー車のオフ会
「RENAULT/ALPINE DAY IN MFF」です。並んでいる車両は鮮やかなブルーやイエローなど、ベーシックな白黒よりもカラフルなボディカラーが多くみられました。
みなさん写真を撮ったり、ルノーオーナー同士会話を楽しんだり、思い思い過ごされおり、楽しい雰囲気が伝わってきます。
続いてはパドックに展示されている車両の中から、ワタシが気になったものをご紹介します。
こちらはホンダ 新型CR-V e:FCEVです。
みなさん、新型CR-Vに燃料電池車が登場するのをご存知でしょうか??
今回はその新型車がいち早く展示されていました。
先代モデルよりもシャープな顔つきになり、内装は最近のトレンドの水平基調なインパネ周りに。個人的にも好みのデザインになっていました。
新エネルギーとしての水素にも期待が高まりました。実際の使い勝手なども体感してみたいです。
こちらはアルピーヌA110です。
アルピーヌは今後すべての車両をEV化すると宣言していますが、こちらがおそらく最後のエンジン車となります。
私も一度乗車したことがあるのですが、
「走りの楽しさとはこういうことだ」というのを示してくれるようなドライブフィールで虜になりました。車好きにとって喜びを与えてくれるモデルなのでまた運転したいです。
今回は新型車試乗会・乗り比べ試乗会とは別に、
「カスタムカードライブ&バイ」という、実際に販売されている車を試乗することができるコーナーも設けられていました。
例えばマツダの認定中古車等がずらりと並び、実際に試乗しながらその場で購入することも可能だそうです。
その試乗ブースに、モータージャーナリストの清水和夫さんが実際に全日本ラリーに出場しているヤリスハイブリッドの試乗コーナーも設けられていました。
私自身、実際にラリーカーに乗った事はありません。
ラリーカーといえば色々と補強材がたくさん組み込まれていて、ドライバーの安全確保がより強化されたモデルだと思っていたのですが、実際に乗ってみるとその作り込みをよく感じることができました。
まず乗り込んでみると着座位置がとても低く、バケットシートも深いんです。
これによって腰回りや肩周りがすっぽりと収まってしまい、ある意味身動きが取りづらいようなシート形状になっていました。
フロアマットなどは当然無く、斜めに貼り出したステップが付いていました。このステップが高速走行時に足で踏ん張ると、かなり体が固定できるんですよね!
非常によく考えられていました。
そしてサイドミラーはまるでバイク用のサイドミラーかのような非常にコンパクトで簡易なものに変わっていますこちらはすべて軽量化のためにわざわざチューニングしたそうです。
今回は清水和夫さんが運転する助手席で横乗りを体験。そして1往復だけ私も運転させていただきました。レーシングカーと言えばマニュアルのイメージが強いですが、こちらのヤリスはオートマです。
清水さんに
「マニュアル車とオートマ車ではラリーでの運転の仕方が違いますか」と伺ったところ、
「アクセルワークシフト操作に意識が取られることがなくハンドリングの操作だけに集中ができることがメリットだ」とおっしゃっていました。
レースに関して初心者の私にとって、マニュアル車だとレース参戦に対してハードルの高さを感じてしまいがちなのですが、オートマであればMT操作が不要なので、モータースポーツに参入するハードルが低くなったように思います。はじめてのレースには非常に入りやすいのではないかなと思いました。
富士スピードウェイ本コースに戻ると、ちょうどD1グランプリのエキシビジョンが開催されていました。モーターファンフェスタではD1グランプリも1つの名物にもなっています。
一般道ではありえないようなタイヤの角度、車体の動き、迫力のサウンド、タイヤの匂いやもくもくとした白い煙。これらが他のモータースポーツでもなかなか見られない要素で、魅力の1つだと思います。
そんな大迫力のD1グランプリを間近で、しかも無料で見れるこのモーターファンフェスタは、新たなD1ファン獲得にも貢献していそうですね。
現に私がとっても惹かれてしまい、実際にD1グランプリもシーズン追いかけたいなぁという気持ちになりました。
そして、こちらはイベント内開催ということで、普段の対戦では行わないようなデモ走行として、8の字に回ったりする演出も行われました。これも本戦ではなくモーターファンフェスタだからこそ見れる特別な機会だったように思います。
続いて
「スーパーグリッドウォーク」といわれる、レーシングカーや展示車両をグランドスタンド前ストレートコースに一気に並べてお客さんにその周りを歩いてもらうイベントが開催されました。
こちらでは車好きの方が写真を撮ったり、ドライバーの方と記念撮影したりと、非常に盛り上がりを見せていました。
皆さん富士スピードウェイの本コースストレート脇の芝生を歩いたことがありますでしょうか?
なかなかコースを歩く事はないと思うのですが、実際に歩いてみると面白いものが落ちていたりします。今回見つけたのは巨大なタイヤカスです(笑)
おそらくレースのタイヤカスだと思うのですが、長さ5〜6センチ位になる大きなタイヤが落ちています。一般道ではめったに見られない落とし物ですよね。こうやってグリッドウォーク最中に、コースの特徴などを見て回れるのもグリッドウォークの魅力の1つかなと思います。
グリッドウォーク終了後には並べられていた車両がゆっくりとパレードラン走行をしていきます。参加している車両はどれも個性豊か!
そしてジャンルが全く違うので、次はどんな車が来るんだろうとワクワクしながら見ることができます。
モーターファンフェスタを取材するのは今年で3年目。毎年新しい発見と車好きにとってたまらないイベントだなぁと実感しています。
もしかしたら、今まで興味がなかった車のジャンルも新たに好きになるきっかけになるかもしれません。ぜひ来年のモーターファンフェスタは皆さん会場に足を運んでみてはいかがでしょうか??
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黒木美珠(くろき・みじゅ)
車系YouTuber / Webライター / 自動車ジャーナリスト志望 / elfアンバサダー
YouTube:AUTO SOUL JAPAN(旧みじゅ【車と洗車ちゃんねる】)
「愛車をきれいに大事に乗りたい。」という想いから洗車を研究&洗車チャンネルを始動。
2021年に愛車のホンダ「ヴェゼル」90日連続車中泊で日本一周しその模様を配信。
現在は洗車、車両紹介、カーイベントの取材など車全般を幅広く配信中。
現在の愛車はホンダ「シビックタイプR(FK8)」とスバル「フォレスターSTIスポーツ」。
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